スローガンにおすすめの四字熟語28選|格好いい四字熟語5選

人材育成
  1. 四字熟語とは
    1. 何故四字熟語はスローガンにおすすめなのか?
  2. スローガンにおすすめの四字熟語28選
    1. 1:意気軒昂(いきけんこう)
    2. 2:一味同心(いちみどうしん)
    3. 3:一心同体(いっしんどうたい)
    4. 4:竜騰虎闘(りゅうとうことう)
    5. 5:戮力協心(りくりょくきょうしん)
    6. 6:獅子奮迅(ししふんじん)
    7. 7:不撓不屈(ふとうふくつ)
    8. 8:切磋琢磨(せっさたくま)
    9. 9:真実一路(しんじついちろ)
    10. 10:七転八倒(しちてんばっとう)
    11. 11:精神一到(せいしんいっとう)
    12. 12:十人十色(じゅうにんといろ)
    13. 13:遮二無二(しゃにむに)
    14. 14:初志貫徹(しょしかんてつ)
    15. 15:未来永劫(みらいえいごう)
    16. 16:一致団結(いっちだんけつ)
    17. 17:意気揚々(いきようよう)
    18. 18:気炎万丈(きえんばんじょう)
    19. 19:才気煥発(さいきかんぱつ)
    20. 20:青雲之志(せいうんのこころざし)
    21. 21:一意専心(いちいせんしん)
    22. 22:意気衝天(いきしょうてん)
    23. 23:回山倒海(かいざんとうかい)
    24. 24:風林火山(ふうりんかざん)
    25. 25:好機到来(こうきとうらい)
    26. 26:直往邁進(ちょくおうまいしん)
    27. 27:勇猛果敢(ゆうもうかかん)
    28. 28:緊褌一番(きんこんいちばん)
  3. 座右の銘に使えるかっこいい四字熟語5選
    1. 1:一心一意(いっしんいちい)
    2. 2:大器晩成(たいきばんせい)
    3. 3:駑馬十駕(とばじゅうが)
    4. 4:勇往邁進(ゆうおうまいしん)
    5. 5:有言実行(ゆうげんじっこう)
  4. 四字熟語でスローガンを立てよう!

四字熟語とは

四字熟語とは、四つの漢字で表される熟語です。四字熟語には、古の中国で語られたあらゆる教訓が込められています。21世紀になってもなお四字熟語が愛用されるのは、それだけ訴えかけるものがあるからです。

何故四字熟語はスローガンにおすすめなのか?

人の世がどれだけ変わっても、根本のところは変わりません。四字熟語がスローガンとして広く活用される理由は、四字熟語がシンプルかつ根強い人間の性を表すからです。 共感を呼ぶので、スローガンとして受け入れやすく、また励みになります。四文字なのでよりダイレクトにスローガンの意図が伝わることも一因です。

スローガンにおすすめの四字熟語28選

スローガンに必要なのは、やる気にさせる文言です。聞いただけで皆と一緒にやっていける、そんな気持ちにさせる四字熟語を見ていきましょう。

会社を立ち上げる、何かの責任者となって皆を引っ張っていくことになった際の参考にしてください。全体だけではなく、個人のスローガンとしてもおすすめの四字熟語ばかりです。

1:意気軒昂(いきけんこう)

意気軒高とは、きわめて元気な状態を示します。類義語には元気一杯などがあり、気力を感じさせる四字熟語です。

「乾坤一擲の勝負をかけて、商談を成立させよう」といった具合に使います。

何か事を成す時にはエネルギー満タンの状態でなくてはなりません。また、意欲も必要です。意気軒高の意気にはやる気と元気の意味が込められており、スローガンに向いた言葉です。

前向きに頑張りたい時に、この言葉をスローガンにしてください。

2:一味同心(いちみどうしん)

一味同心とは、共通の目的を持ち、心を同じくすることです。一味という言葉はよく一つの集団として使われます。そう考えると、この四字熟語の意味も分かってくるでしょう。

まずは心を一つにすることで同じ目的に突き進めます。体育祭や起業の際のスローガンとしておすすめです。 「一味同心でプロジェクトを成功させよう」といった風に使います。

3:一心同体(いっしんどうたい)

一心同体とは、一人の人間であるかのごとく強い団結力を持つことを意味します。複数名が同じ目的に向かいまい進するためのスローガンに使える四字熟語です。

「一心同体の動きで優勝を勝ち取った」といった使い方をします。はっきりとした目標があればそれこそ一つの体を共有するように動けるので、分かりやすいスローガンとなるでしょう。

4:竜騰虎闘(りゅうとうことう)

竜騰虎闘とは、同じくらいの力を持った二者が全力でぶつかり合うことを言います。竜と虎は相まみえる強者として古くから強さのシンボルとされてきました。言ってみればライバル同士の戦いを制するためのスローガンです。

「あの二人はともに優秀で、わが社に竜騰虎闘の活躍を見せている」といった具合に使われます。

ビジネスや運動会などのスローガンで、この四字熟語は使われることが多いです。

5:戮力協心(りくりょくきょうしん)

戮力協心とは、皆の力を合わせることを言います。意味としては一致団結と同じです。戮(りく)とは合わせると言った意味を持ちます。つまり、戮力で「力を合わせる」です。難しい字ではありますが、それだけに目を引きます。協心は志を同じにして、調和を合わせると言う意味です。

「戮力協心でこの苦難を乗り切ってきた」といった風に使います。とても力強く、スローガンとしては心強い四字熟語と言えるでしょう。

6:獅子奮迅(ししふんじん)

獅子奮迅とは、激しく猛烈な勢いで行動することを言います。獅子とはライオンのことです。奮迅は猛り奮い立つさまを示します。

「獅子奮迅の勢いでライバル会社に差をつけろ」といった具合に使います。ここ一番の戦いを控えている時におすすめの四字熟語です。

7:不撓不屈(ふとうふくつ)

不撓不屈とは、くじけることなく頑張ることを意味する四字熟語です。撓というのは、曲がるもしくはたわむという意味で、これを打ち消すということは決して折れないことを表します。

何事も諦めずに行けばいつか成功するとよく言われますので、スローガンとしても人気です。字面も不の字が二つあることから人目を引きます。だからこそ、決して負けないとの意義も高まることでしょう。

8:切磋琢磨(せっさたくま)

切磋琢磨とは、仲間やライバルがお互いに励まし合い、共に高め合うことを意味する四字熟語です。元々は学問や人間としての徳を磨く言葉でした。切、磋、琢、磨はいずれも動物の角を切る、それを石で磨くと言った意味を持ちます。使われる漢字の意味を知ればより一層意味も浸透しやすいでしょう。

ライバルがいればやる気が出ます。その人をお手本に頑張り続けることで見える景色もあるので、まさしく切磋琢磨で頑張ってください。

9:真実一路(しんじついちろ)

真実一路とは、嘘偽りのない真心で突き進み信念を通すことを意味する四字熟語です。自分にとっての真実とは何か、何かを成し遂げるにはまず自分を見つめる所から始まります。一路とはまっすぐという意味です。

嘘偽りのない信念を見つけたら真実一路のスローガンと共に、それを大事に持って突き進んでください。大変なことですがそれだけにやりがいはあります。意味も響き文字もカッコよく、見栄えするスローガンです。

10:七転八倒(しちてんばっとう)

七転八倒とは、何度転んでも起き上がる意味の四字熟語です。苦しくて七転八倒するとの意味にも使われますが、何度逆境にあってもめげずに立ち上がるという意味で、よくスローガンに起用されます。

転ばない方がいい、と思われがちですが失敗をした分人は打たれ強くなるので、転倒や失敗を恐れずに立ち上がってください。

11:精神一到(せいしんいっとう)

精神一到とは、精神を集中すれば何でも成し遂げることができるとの意味を持つ四字熟語です。

精神論はしばし時代遅れととられがちですが、集中をすることで何をすべきかといった課題が見えてきます。何かしらの気づきもあるでしょう。

精神一到というストイックな字面と響きが並々ならぬ覚悟を持たせ、集中することの意義を見い出させてくれます。

12:十人十色(じゅうにんといろ)

十人十色とは、十人いれば十人分の色々な考え方や能力があるといった意味の四字熟語です。ビジネスにしろ学校の行事にしろ、全く同じ人間というものは存在しません。

違った能力や個性を持つ者たちで助け合うことで、すばらしいものが生まれることもあります。どんな能力でも個性でも認め合う、そんな意味合いでスローガンに使える言葉です。

13:遮二無二(しゃにむに)

遮二無二とは、がむしゃらに突き進むことを示す四字熟語です。同じ意味合いの言葉に我武者羅があります。

ウジウジ考えている間に先手を打たれて手柄や大きなビジネスチャンスを先取りされてしまうことも少なくありません。思考も大事ですが、時には何も考えずに突き進むことも大事です。策は何かしら後からついてくることもあります。あれこれ悩むのが嫌い、もしくは苦手な方におすすめのスローガンです。

14:初志貫徹(しょしかんてつ)

初志貫徹は、最初の目標を最後までやり通すことを意味する四字熟語です。「初志貫徹で、このプロジェクトを遂行した」といった風に使います。

力強い響きや意味、字面により、スローガンとしても人気の高い言葉です。目標が定まらないと何もできないので、まずは目標を決め、それを最後まで貫きましょう。

15:未来永劫(みらいえいごう)

未来永劫とは、長きにわたる年月を意味する四字熟語で、元は仏教用語です。「未来永劫残り続ける作品」といった風に使います。

ビジネスでは先を見通すことが重要です。未来永劫、長きにわたり通用するアイディアやプランを持って行動しましょう。長期戦略に有効な四字熟語です。

16:一致団結(いっちだんけつ)

一致団結とは、志を同じとする者たちが心を一つにして助け合いながら目的に向かうという意味の四字熟語です。「一致団結で事に当たろう」といったように、よく使われる言葉でもあり、スローガンとしての使用率も高いです。

一人ではできないことも、皆で補い合えば目的を達成できる、そんな意味合いも含まれています。集団で何かを成す場合、皆の心がまとまっていなければ何もできません。まずは心を一つにしましょう。

17:意気揚々(いきようよう)

意気揚々とは、元気で威勢が良く、誇らしげなさまを表す四字熟語です。意気が気象や元気という意味で、揚々が誇らしげという意味になります。別の言い方をすれば、勝ち誇るといったところです。

もうすでにことが終わったかのような言葉ですが、誇らしげであるということは自分に自信があり、余裕があるということでもあります。自信と余裕があれば大抵のことはうまくいくので、意気揚々とことを運んでください。

18:気炎万丈(きえんばんじょう)

気炎万丈とは、燃え上がる程に強い意気込みを意味する四字熟語です。万丈というのは高さを示します。

非常にやる気のある状態で、スローガンや座右の銘としておくといいでしょう。やる気のある人材は好まれます。ビジネスのみならず、運動会などでも気炎万丈というスローガンは有効です。

他者に負けない、目的を成すとの燃えるような意志を感じさせる四字熟語です。

19:才気煥発(さいきかんぱつ)

才気煥発とは、優れた知恵、才能があふれ出すことを意味する四字熟語です。優れた知恵や才能を才気、あふれ出すことを渙発と言います。

「彼女を見てごらん。才気煥発だからこそ皆が付いていくんだよ」と言った風に使います。スローガンとしてもよく使われる人気の四字熟語です。うぬぼれではなく、他者の才能を見込み、認め合った状態でのスローガンであり、互いを高め合うことにも有効と言えるでしょう。

20:青雲之志(せいうんのこころざし)

青雲之志とは、徳を磨くことで立派な人物となること、もしくは出世を目指すことを意味する四字熟語です。

ここでいう青い空とは、高い地位と立派な心を表します。学を修め、人の道を究めれば人としての価値が上がり、まさに青く広い空のようになる、と言った意味です。

地位を高めることはできても、品性が伴っていなくては陰で馬鹿にされることもあります。青雲之志をスローガンとし、精神をよく磨くことを目指しましょう。

21:一意専心(いちいせんしん)

一意専心とは、誰にも何にもとらわれず、一つのことに集中することを表す四字熟語です。簡単そうで意外と難しい状況と言えます。何かしら誘惑や迷いがあるからです。

迷いは混乱を生み、場合によっては目的から大きくそれてしまいます。そうしたことのないように、しっかりと集中することが大事です。一意専心はそう言った意味で、スローガンもしくは座右の銘として非常に適しています。

22:意気衝天(いきしょうてん)

意気衝天とは、天を衝くほどに盛んな意気込みを言います。積極性や元気で活発なさまも意味するので、スローガンとしてはおすすめの四字熟語です。

「応援団も選手団も意気衝天の勢いで試合に没頭し、相手チームを圧倒した」といった具合に使われます。勢い盛んな状態で点に届くほどの活躍をしたい時などにお使いください。

23:回山倒海(かいざんとうかい)

回山倒海とは、勢いが盛んな状態を示す四字熟語です。山を引き回し、海がひっくり返るという字面からして既に勢いを感じさせます。しかし、単なる闇雲な勢いではなく、ちゃんと状況を見極めてから然るべき勢いでことに望みましょう。

「回山倒海の勢いで他社と差をつけた」といった具合に使います。ビジネスや運動会のスローガンに使うとかなり気合の入るできる四字熟語です。

24:風林火山(ふうりんかざん)

風林火山は、かの武田信玄も使用したスローガンとして知られ現代でも盛んに愛用される四字熟語です。風のように速く、林のように静かに、攻める時は火の勢いを持ち、時には山のように動かない。そんな臨機応変さを持ちなさいとの意味です。

一つの方法にこだわっていては何事もなせません。起こりうる、ありとあらゆるできごとに対応できるようにしましょう。

25:好機到来(こうきとうらい)

好機到来とは、いい機会が巡ってくることを言いますが、ただその時を待つのではいけません。

この四字熟語における「好機」とはいい機会タイミングですが、厳密には「行動する時」を意味します。行動するためには準備が必要です。あらゆる準備を万全に行ったうえで、初めて好機をものにできます。

この四字熟語をスローガンにするのはいいですが、込められた意図をちゃんと理解しましょう。

26:直往邁進(ちょくおうまいしん)

直往邁進とは、ためらうことなくまっすぐに進むことを示す四字熟語です。ためらわず、怖れずに突き進むことを邁進と言います。ちょっとした躊躇が元で取り返しのつかないことにもなりかねません。どんな苦難があったとしても立ち向かわなければ何も開けない、と言った意味合いもあります。

「周りから色々言われたが、直往邁進で猛練習を続けた結果コンクールで優勝した」と言った風に使います。

27:勇猛果敢(ゆうもうかかん)

勇猛果敢とは、強く勇ましく、決断力を持って行動することを意味する四字熟語です。かじ取り一つで取り返しのつかないことになるのがビジネスの世界です。とはいえ、状況によってはすぐに決めなくてはなりません。

そこで重要なのが決断力です。人生においてはあらゆる選択が要されますが、スパッとした決断力はビジネスや土壇場で特に重要視されます。「どっちでもいい」ではなく覚悟を持った決断は何かに繋がるでしょう。

28:緊褌一番(きんこんいちばん)

緊褌一番とは、気を引き締めて覚悟を持ち、物事に当たることを言います。企業や受験、資格試験取得のスローガンにおすすめです。緊褌とはふんどしを引き締めるとの意味になります。一番とはまさにここ一番で勝負をかける時です。

「緊褌一番で取引に当たる」と言った風に使います。気合いを入れる時のスローガンとしてはよく適した四字熟語と言えるでしょう。

座右の銘に使えるかっこいい四字熟語5選

四字熟語は、時に人生のスローガンとも言える座右の銘にも使えます。ここで、座右の銘にも使える四字熟語をご紹介します。字面も響きもかっこいいですが、意味を知るとさらに気が引き締まることでしょう。

1:一心一意(いっしんいちい)

一心一意は、脇目も振らずに集中して物事に当たることを言います。意味としては一心不乱と同じです。字面はシンプルですが、確かな決意と覚悟がこの四字熟語には込められています。

物事を成功させるにはダラダラ行うよりも集中した方が効率としてはいいでしょう。他者に与える印象も良くなります。「一心一意で取り組む」と言った風に使いますが、これは真剣に行うとの意味です。スローガンとしてうってつけです。

2:大器晩成(たいきばんせい)

大器晩成とは、偉大な才能や能力が遅くに目覚め、大成することを意味します。若くして才能が開花し、活躍する人もいますがそれは稀です。

能力というものは人生経験と共に磨いて熟成させることで素晴らしいものへとなります。今はまだ何の力がなくとも、いずれ大きな大輪の花を咲かせるとの意思を持って努力するためのスローガンにいいでしょう。

3:駑馬十駕(とばじゅうが)

駑馬十駕とは、才能がない分努力で補うことで才能を持つ者と並べるといった意味です。難しい字面ですが、意味を知ればなるほどと納得します。

駑馬というのは脚が遅い馬のことです。駿馬(足の速い馬)は一度に千里駆けます。これを天才とすると駑馬は凡人です。それでも走り続ければ、駿馬に追いつける、との意味になります。

自分の才能に自信がない人向けのスローガンですが、努力は人を裏切らないともされるので頑張りましょう。

4:勇往邁進(ゆうおうまいしん)

勇往邁進とは、夢や目標に向かってひるむことなく突き進むことを意味します。夢に突き進むというのは思った以上に大変です。まず第一歩を踏み出す勇気を持たなくてはなりません。実現させるまでにはさまざまな苦難もあるでしょう。

それでも恐れずに突き進むのが勇往邁進です。この言葉をスローガンにしておけば、くじけそうな時にも頑張れるでしょう。「優勝できたのは、皆で勇往邁進したからだ」といった風に使います。

5:有言実行(ゆうげんじっこう)

有言実行とは、口に出したことを必ず実行するという意味を持った四字熟語です。「作家になって有名な賞をとる」「音楽で大成する」など夢を語る人が多いですが、実際に行うのは難しいです。

それでも自分を鼓舞するために人は夢を語ります。有言実行をスローガンとし、ことを行えば何かしらの成長は望めるでしょう。それなりの高みを目指せば、それなりの結果や恩恵がついてきます。有言実行を繰り返せば信頼度も増すでしょう。

四字熟語でスローガンを立てよう!

四字熟語は古来より伝わる人生の縮図であり、教訓だからスローガンになり得ます。ビジネス、学校行事、それらもまた人生の一部です。

感銘を受けた四字熟語があったなら座右の銘にするのもいいでしょう。何かくじけそうなことがあっても、四字熟語のスローガンが支えてくれます。四字熟語とは、それほどまでに強い説得力をもったワードであり、無駄のない洗練された教訓です。

タイトルとURLをコピーしました