Kゲームとは?正しいやり方5ステップとルールについて

人材育成

Kゲームとは

Kゲームという研修ゲームをご存知でしょうか。こちらのゲームは、会社の研修などで使える便利で役立つゲームです。会社などの研修で実施することができるゲームには、さまざまな種類があります。

その中でもKゲームは、コミュニケーション能力において効果を発揮するゲームだといわれています。こちらでは、Kゲームの正しいやり方や5ステップについてご紹介していきます。

コミュニケーション研修で行うもの

Kゲームは、コミュニケーション研修として行われます。コミュニケーション研修は、研修を通して参加者のコミュニケーション能力を育てる目的があります。正しいやり方でKゲームを行うことで、効果的な研修を行うことができるでしょう。

コミュニケーション研修を適切に行うことで、それぞれが仕事をスムーズに進めることができるようになるでしょう。

Kゲームの正しいやり方5ステップ

ここからは、Kゲームの正しいやり方5ステップをご紹介していきます。5つのステップをしっかりと意識して行うことで、効果的な研修になるでしょう。

会社の研修などでコミュニケーション能力を育てることができるゲームの一つとして、効果的な研修をしたい方はぜひ役立ててみてはいかがでしょうか。

ステップ1:5人1組のチームを作る

まず、始めに5人1組のチームを作りましょう。こちらのチーム分けは席次順でもいいですし、独自のルールに基づいても決めても構いません。場合によっては、くじ引きで決めてもいいでしょう。

5人1組のチームを作ったら、この中からそれぞれ役割を決めていきます。それぞれに重要な役割があります。

ステップ2:役職を決める

5人1組のチームを作ることができたら、役職を決めていきます。ここで決める役職とは「リーダー」「マネージャー」「メンバー」です。リーダーは1名、マネージャーは2名、メンバーは2名です。

リーダーはマネージャーとだけ、コミュニケーションをとることが可能です。メンバーは、自分のマネージャーとだけコミュニケーションをとることが可能です。

ステップ3:メンバーにカードを配る

5人1組のチームでそれぞれ役職を決めることができたら、メンバーにカードを4枚配っていきます。その他にも「指示書」と「メモ」を配布します。メモは30枚用意しましょう。

メモ用紙を使って、筆談でコミュニケーションをとります。メンバーに配られる4枚のカードは、全部で5種類のカードとなっています。Kゲームは、それぞれのメンバーが同じカードを4枚集めることを目的としています。

ステップ4:筆談でコミュニケーションをとる

Kゲームは、筆談でコミュニケーションをとっていきます。コミュニケーションは筆談でのみ許可されています。そのため、口頭で情報を伝えることはできません。

筆談でどれだけコミニュケーションをとることができるかというのが、Kゲームの醍醐味です。筆談でのコミュニケーション慣れることで、仕事の電話中に重要な要件をメモで伝える練習にもなるでしょう。

ステップ5:同種類のカードを4枚揃える

Kゲームは、参加者それぞれが同種類のカードを4枚揃える必要があります。カードの交換はコミュニケーションが許可されている参加者とだけ行えます。また、カードは同じ枚数で交換しなければなりません。

メンバーに配られる4枚のカードは、全部で5種類のカードとなっています。5種類のカードは役職名でもいいですし、アルファベットのA~Eを使ってゲームを行うこともできます。

Kゲームのルール

ここからは、Kゲームのルールをご紹介していきます。特に重要なポイントとなりますのでルールをしっかりと理解した上で行いましょう。

筆談でのコミュニケーションが許可されている参加者を理解する必要があります。また、うっかり口頭で情報を伝えるとルール違反となりますので注意が必要です。

リーダーはマネージャーとしか筆談できない

Kゲームは、筆談であればチーム内の誰とでもコミュニケーションがとれるというわけではありません。リーダーはマネージャーとしか筆談することができません。リーダーはメンバーとはコミュニケーションをとることができません。

マネージャーがパイプ役となります。また、マネージャーはリーダーの他に特定のメンバーとしかコミュニケーションをとることができません。

メンバーはマネージャーとしか筆談できない

メンバーは特定のマネージャーとしか筆談できません。メンバーとマネージャーは、それぞれ2名ずつ選出されます。メンバー1とマネージャー1はコミュニケーションが可能です。

また、メンバー2とマネージャー2はコミュニケーションが可能です。しかし、メンバー1とマネージャー2がコミュニケーションをとることは許可されていません。

口頭での情報伝達は不可

Kゲームは、口頭での情報伝達はできません。筆談でのコミュニケーションに慣れていないと、つい口頭での情報伝達をしてしまいそうになります。しかし、口頭での情報伝達はルール違反となりますので注意しましょう。

業務のシチュエーションによっては、音声で話せない状況で重要なことを伝えなければならないこともあるでしょう。そんな時に、筆談でのコミュニケーションに慣れておくと非常に便利です。

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Kゲームを行う目的

ここからは、Kゲームを行う目的についてご紹介していきます。Kゲームは報連相の練習や情報共有の重要度を体験することができます。また、目的の共有やゲームを通じた社員同士のコミュニケーションを高めることができます。

目的を理解した上でKゲームを行うことによって、より効果的に研修を行うことができるでしょう。それぞれの特徴を具体的にご紹介していきます。

報連相の練習

Kゲームは、報連相の練習になります。報連相は、「報告」「連絡」「相談」という仕事をする上で欠かすことのできないコミュニケーションのことです。

Kゲームを行うことで、報連相の練習をすることができます。社員同士が仕事をスムーズに進めることができるでしょう。また、トラブルを事前に回避することにも繋がります。

情報共有の重要度を体験する

Kゲームを行うことで、情報共有の重要度を体験することができます。情報共有は非常に重要です。仕事上での適切な情報共有は、それぞれの仕事を可視化することにも繋がります。

お互いに取り組んでいる内容を把握することができるため、トラブルを未然に防ぐことができるなどのメリットがあります。自然と助け合いが可能な状況を作り出せます。

目的の共有

Kゲームを行うことで目的の共有も可能となります。目的を共有することは、チームで仕事をする上で非常に重要です。Kゲームを通して、目的の共有の大切さを知ることができるでしょう。

目的を共有することによって、仕事の流れを俯瞰して見ることができるようになります。それぞれが全体を俯瞰して見ることができると、業務の効率はとても良くなるでしょう。

ゲームを通じた社員同士のコミュニケーション

研修の一環としてKゲームを行うことで、ゲームを通じて社員同士がコミュニケーションをとることができます。コミュニケーション能力とは、相手との意思疎通をスムーズにする能力だといわれています。

コミュニケーションがしっかりとれていないと、業務以外の人間関係で悩む社員が出てきます。研修にKゲームを取り入れることで、社員同士がコミュニケーションをとるきっかけとなるでしょう。

Kゲームで社員育成をしながら組織の風通しを良くしよう

いかがでしたか。Kゲームは、研修ゲームの中でもコミュニケーションのきっかけとなるゲームだということがわかりました。Kゲームを通して、コミュニケーションの重要性に気づくことができるでしょう。

Kゲームによって社員育成をすることができます。組織の風通しを良くするためにも効果的な研修ゲームを取り入れてみましょう。

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