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2019年05月27日

越境学習のメリットを「企業」「従業員」側から見る|越境学習の注意点2つ

近年、労働環境の変化とともに注目を集めている越境学習ですが、最近では、企業の取り組みとして越境学習取り入れているケースも増えてきているようです。では、越境学習とはどのようなものなのでしょうか。今回は、そのメリットや注意点も併せてご紹介していきます。

越境学習のメリットを「企業」「従業員」側から見る|越境学習の注意点2つ

越境学習とは?

越境学習のメリットを「企業」「従業員」側から見る|越境学習の注意点2つ
最近注目を集めている越境学習ですが、そもそも越境学習とはどのようなものなのかわからない人は多いのではないでしょうか。

まずは越境学習の意味や、注目を集めている理由などについて知っておきましょう。

越境学習の意味

越境学習とは、働いている人が所属している会社・組織の枠を自発的に越えて、新しい活動に取り組むことで学ぶ機会を得ることを指します。

社内研修や自宅での個人学習とは違い、新鮮な環境に入ることで新たな交流を生み出すことができるのが越境学習の特徴です。

越境学習の具体的な例として、社会人大学やビジネススクールに通うことや社外の勉強会、ワークショップ、NPO法人への参加などがあげられます。

越境学習が注目される理由

越境学習が注目され始めた理由として、近年の労働環境が「モノづくり」から「サービスや知識」を重視する傾向になっていることが挙げられます。こうした状況下では一人一人の知識や創造力が企業の発展に必要となります。

しかし、1つの企業の中で仕事を行うだけでは、学びや成長も限定的で偏ってしまうでしょう。普段とは違う環境で新たな体験ができる越境学習では、今までとは違う視点や能力を得ることも可能です。

ミドル・シニアのキャリア開発

越境学習のメリットを「企業」「従業員」側から見る|越境学習の注意点2つ
ミドル・シニアになると、現状の仕事に対する経験が豊富なため、業務も難なくこなせるようになります。しかし、そうした状況では、変化に対応できなくなる、高い目標に主体的に挑戦しなくなるという可能性があります。

自分にとって楽な状況に居続けることで、学びや成長が阻害されてしまうということです。ミドル・シニアの学びや成長を促すことを目的として、異なる環境に身を置く越境学習が求められているという側面もあります。

越境学習の企業側のメリット3つ

越境学習のメリットを「企業」「従業員」側から見る|越境学習の注意点2つ
上項では越境学習についての基本的な内容についてご説明しました。では次に、越境学習にはどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。

以下では企業側から見た越境学習のメリットを紹介します。

越境学習の企業側のメリット1:効率的に情報を得る

越境学習のメリットを「企業」「従業員」側から見る|越境学習の注意点2つ
同じ職場や従業員だけの狭いコミュニティで過ごしていると、自然と視野が狭まってしまいます。そういった状態では、新しいサービスやイノベーションに必要なアイデアは生まれません。

しかし、越境学習では、外に出ることで多様な価値観や新しい情報に触れることが可能です。すると、本来の自分の職場を客観的に見ることができ、強みや課題などを知ることができます。

越境学習の企業側のメリット2:従業員の離職を防ぐ

従業員のキャリアを確立するうえで、社外での活動は大きく役に立つものでしょう。しかし、個人にキャリアの形成を任せた場合、転職など人材の流出につながりかねません。

企業の取り組みとして越境学習を人材の育成に取り入れることで、優秀な人材を自社に留まらせたままキャリアの確立を行っていくことができます。

越境学習の企業側のメリット3:リーダー育成に繋がる

越境学習のメリットを「企業」「従業員」側から見る|越境学習の注意点2つ
大きな組織の中では若いうちからプロジェクトのリーダーや、ゼロから事業を立ち上げる経験を得るのは難しいことです。しかし、越境学習であればリーダーシップが試されるような経験をすることも可能です。

越境学習によって、普段とは異なる環境で成果を出すといった経験を積むことで、それが自信となり次世代のリーダーを育てることができます。

越境学習の従業員側のメリット3つ

越境学習のメリットを「企業」「従業員」側から見る|越境学習の注意点2つ
企業の取り組みとして越境学習を行うことには多くのメリットがありますが、従業員側にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

以下では従業員側から見た越境学習を行うメリットを紹介します。

越境学習の従業員側のメリット1:新しい挑戦ができる

個人で越境学習を行う場合、本業の業務時間外に行わなければいけません。そのような場合、経験してみたい仕事があったとしても、時間をつくれなかったり、本業とのバランスを考えるのが難しくなってきて転職をしなければいけないこともあるでしょう。

企業に越境学習の制度があった場合、転職をすることなく希望の業務を行うこともできます。

越境学習の従業員側のメリット2:普段の業務を再考する

越境学習のメリットを「企業」「従業員」側から見る|越境学習の注意点2つ
越境学習では、プロジェクトのリーダーや社会問題の解決に向けた活動など、普段では体験のできない活動を行うことが可能です。そのような活動の中では、自分の仕事が社会にどのように貢献しているのかを知ることもできるでしょう。

社会に貢献していることを身近に感じることで、自社が社会に与える影響の価値をイメージすることができるようになり、働く意味や組織の在り方についてを考える機会となります。

越境学習の従業員側のメリット3:自分のスキルや企業文化を再認識する

越境学習で社外に出て、今まで自社で培ってきたスキルが認められることで、自分の強みを客観的に認識することができます。

また、社外の情報を知ることで自社との比較が可能となり、それまでは当たり前のように考えていた自社の企業文化を再認識することができるでしょう。

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越境学習の注意点2つ

越境学習のメリットを「企業」「従業員」側から見る|越境学習の注意点2つ
越境学習には企業・従業員ともに多くのメリットがあります。しかし、実際に越境学習を行うのであれば、注意しなければいけない点もあります。

では、どのような点に注意する必要があるのかをご紹介していきます。

越境学習の注意点1:成果を求める

普段とは違う環境で活動する際、明確な目的を持つことが大切です。

目的を持たずに越境学習を行うと、ただの異文化体験で終わってしまう可能性があります。また、目的を明確にすることによってその成果がわかりやすくなります。

越境学習を成功させるために従業員のフォローと進捗の確認をしましょう。「新しい環境でのアウェーな雰囲気」や「成果を出す必要があるプレッシャー」と向き合うことが、従業員の成長につながります。

越境学習の注意点2:参加理由を見極める

越境学習はだれが行っても成果が出るとは限りません。キャリア形成を行うために越境学習を利用したい従業員と、今の仕事や環境から逃避したいと考える従業員では、同じ越境学習を行ったとしてもその成果には大きな差が生まれるでしょう。

そのため、越境学習を希望している従業員の希望動機を、面談や勤務態度からしっかりと見極めることが重要です。

越境学習の意味を理解しよう

越境学習のメリットを「企業」「従業員」側から見る|越境学習の注意点2つ
優秀な人材の流出を防ぎながら従業員のキャリア育成を行いたい企業と、自身のスキルや業務などを見つめなおし、スキルアップやキャリアの確立をしたい従業員がいます。越境学習はこれらを同時に解決することができるでしょう。

ただし、越境学習を行う際は成果を求めることや越境学習を行う人材の選定をすることが大切です。越境学習は単なる異文化交流ではないという点を理解し、キャリアの確立を目的として行うようにしましょう。

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