新人教育を行う上でのポイント10選|研修を行う上でのポイント3選

人材育成
  1. 新人教育としての研修とは?
    1. 新人教育としての研修を行う目的
  2. 新人教育を行う上でのポイント10選
    1. 新人教育を行う上でのポイント1:現在のスキルを把握する
    2. 新人教育を行う上でのポイント2:目標を定める
    3. 新人教育を行う上でのポイント3:カリキュラムをつくる
    4. 新人教育を行う上でのポイント4:教える側も成長するのだと意識する
    5. 新人教育を行う上でのポイント5:教える側から声をかける
    6. 新人教育を行う上でのポイント6:具体的な指示を出す
    7. 新人教育を行う上でのポイント7:理由も含めて説明する
    8. 新人教育を行う上でのポイント8:マニュアルを作成する
    9. 新人教育を行う上でのポイント9:上手な教え方を学ぶ
    10. 新人教育を行う上でのポイント10:うまく褒めてうまく叱る
  3. 研修を行う上でのポイント3選
    1. 研修を行う上でのポイント1:動機づけをする
    2. 研修を行う上でのポイント2:基本行動を教育する
    3. 研修を行う上でのポイント3:サポート体制を整える
    4. あなたの会社に仕事の生産性をあげる「働き方改革」を起こしませんか?
  4. 新人教育の内容例4選
    1. 新人教育の内容例1:企業文化
    2. 新人教育の内容例2:ビジネスマナー
    3. 新人教育の内容例3:コミュニケーションスキル
    4. 新人教育の内容例4:専門業務スキル
  5. 新人教育としての研修を成功させよう

新人教育としての研修とは?

企業に新卒で入社した場合によくあるのが新人教育としての研修で、新人を対象としていることから「新人研修」とも呼ばれています。

その企業に入ったばかりの新入社員に対して新人教育を行っている企業がほとんどで、基本的には「集合研修」と呼ばれる研修の形をとっていることが多いです。

この集合研修では実際の業務を行う場所から離れたところで、多くの新人たちを相手に新人教育を行うという形になっています。

新人教育としての研修を行う目的

入社したばかりの新人教育を研修として行う主な目的は、これまで学生だった新人たちの意識を社会人としてのものに変える、というところにあります。

新卒で入社してくる新人たちはついこの間まで学生だったため、社会人としての意識はほとんどありません。多くの企業が新人教育としての研修で社会人としての自覚を芽生えさせ、ある程度のビジネスマナーやコミュニケーションを研修で教え込むために新人教育を行っています。

新人教育を行う上でのポイント10選

ただ新人教育を行うだけでなく、より効果的な教育とするために気をつけておきたいポイントを押さえておきましょう。

現在の新人たちの状況をちゃんと把握することから、研修を行う側も気をつけておきたいポイント、新人教育を進めていく上での注意点などがありますので確認してみてください。

新人教育を行う上でのポイント1:現在のスキルを把握する

新人教育を行う上でのポイント1つ目は、まず新人たちが現在どのようなスキルを持っているのか、どんな能力が欠けているのかを客観的な目線で把握しておくことです。

新人と会話を交わすことでその意識にどんな問題があるのか、業務態度などから不足していることはないかチェックしておきます。どこに重点を置いて新人教育を行うかに影響を与えますので、新人の現状を把握しておくことは重要です。

新人教育を行う上でのポイント2:目標を定める

新人教育を行う上でのポイント2つ目は、新人たちに現状に即した目標を定めさせることですが、大事なポイントは頑張れば達成できそうなレベルの目標から初めていくことです。

ここであまりにかけ離れた目標や難しい目標を定めてしまうと、最初から無理だと投げやりになったり目標を達成できず落ち込んでしまったりなど、逆効果になってしまうことがあります。目標を達成できる、という感覚を新人に覚えさせることが大切です。

新人教育を行う上でのポイント3:カリキュラムをつくる

新人教育を行う上でカリキュラムを作りますが、この時のポイントは最も重要な内容をどのタイミングでより効果的に行えるかを考えて作成することです。

新人教育には集合研修として行う方法と、実際に業務をしながら教育を行うOJT研修があります。どちらの研修方式をとった方が効果的なのか、どういった順番で行うと理解させやすいのかなどを検討しながらカリキュラムを作っていくことになります。

新人教育を行う上でのポイント4:教える側も成長するのだと意識する

新人教育を行う上でのポイントの4つ目は、教える側もまた新人への研修を行うことで成長することができる、というメリットです。

人にものを教えるということは、相手に分かりやすく教えるために自ら理解を深めることに繋がりやすいです。

新人に対して改めて業務内容などを教えることによって、新たな視点からその業務を見直すこともできます。新人教育はけして、教える側には負担しかないといったことはありません。

新人教育を行う上でのポイント5:教える側から声をかける

新人教育を行う上でのポイント5つ目は、教える側から積極的に新人に対して声をかけることを心がける、ということです。

新人教育を受ける新人たちは、まだ何も分かっていない状態です。質問を待っていたのでは、なかなか声をかけづらくなってしまうこともあります。

教える側から親しく声をかけることで相談しやすい空気を作り、新人たちのサポートをしやすくするというメリットがありますので積極的に声をかけましょう。

新人教育を行う上でのポイント6:具体的な指示を出す

新人教育を行う上でのポイント6つ目は、新人に対して依頼をするときにはより具体的な指示を出すようにする、ということです。

新人は基本的に、業務に必要なことも把握できていないと考えておきましょう。そのため依頼するときの指示が具体的でないと迷ってしまったり、時に失敗することもあります。

指示は具体的に、正確に出すことで何を求められているのかを新人にも分かりやすく理解させることができます。

新人教育を行う上でのポイント7:理由も含めて説明する

新人教育を行う上でのポイント7つ目は、6つ目の具体的な指示を出すことと関係しており、指示を出すときにはその理由も含めて説明しておいた方がよい、ということです。

具体的な指示を出せば確かに新人でもきちんと業務を行いますが、どうしてそのような指示を出したのか理由を説明しておくことで、より理解度が深まります。そうすることで新人のミスを減らし、新たな視点から改善点を見つけてくることもあるでしょう。

新人教育を行う上でのポイント8:マニュアルを作成する

新人教育を行う上でのポイント8つ目は、新人が業務を行いやすいようにマニュアルを作成しておくということ、マニュアルの改善を怠りなく続けていくことです。

新人といっても分からないことがあるとすぐに聞く、というのでは本人にとっても教える側にとっても負担になります。マニュアルを作成しておくことで聞く手間を減らし、新人はマニュアルにそって業務を行うのである程度の品質を担保することができます。

新人教育を行う上でのポイント9:上手な教え方を学ぶ

新人教育を行う上でのポイント9つ目は、教える側も新人に対して上手な教え方ができるよう、学んでおくということです。

すでに教育を担当したことがあり成果を出した人ならともかく、教育や研修を行うのが初めてである場合は指導するための技術を習得する必要があります。

指導をした経験はマネジメント経験となりますので、教える側も自分が学ぶつもりでしっかりと上手な教え方を勉強しておきましょう。

新人教育を行う上でのポイント10:うまく褒めてうまく叱る

新人教育を行う上でのポイント10の上手く褒めてうまく叱るは、新人に対してだけでなく部下を成長させる手段としても有効なので、ぜひポイントを押さえておきましょう。

うまく褒めてうまく叱るこどて、新人のやる気を引き出します。何かあればそのたびに褒めること、とくに成果が上がればより大きく褒めるようにしましょう。叱るときは内向型か外向型かを見極めて、成長を促すようにその人にあった叱り方をするのがポイントです。

研修を行う上でのポイント3選

ここからは、新人教育などで研修を行う上でのポイントについて3つほど紹介いたします。

研修には新人教育でよく行われているような集合研修と、業務とを行いながら必要なことを学んでいくOJT研修があります。3つのポイントをきちんと押さえて研修を行っていきましょう。

研修を行う上でのポイント1:動機づけをする

研修を行う上でのポイント1つ目は、その研修を行うことに対する動機づけをしっかりしておく、ということです。

研修を行う企業の側は「どうして研修を行うのか」、「研修を行う目的は何か」を明確に示しましょう。

研修を受ける側の社員も、「研修を受けてどうなりたいのか」や「どう仕事に生かしていくか」などを動機づけします。この動機づけがあるかどうかで、研修に対するやる気が変わってくることでしょう。

研修を行う上でのポイント2:基本行動を教育する

研修を行う上でのポイント2つ目は基本行動を教育するですが、ここで言う基本行動とはビジネスで最低限必要なビジネスマナーのことを指しています。

新人教育としての研修では顧客に対する態度や言葉遣いといったものから、上司や先輩への接し方について基本的なマナーを研修します。報告・連絡・相談といった、業務を行う上で必須となる基本的な内容を教育しましょう。

研修を行う上でのポイント3:サポート体制を整える

研修を行う上でのポイント3つ目は、新人たちへのサポート体制を整えることです。

新人教育としてのサポートではメンター制度などがあります。社会人として動きだしたばかりの新人は、まだ新しい生活に慣れるのに必死な時期でもあります。適切に気軽に相談できる相手を用意して体制を整え、新人たちへのサポートを行っていきましょう。

新人の離職率は高いですが、こうしたサポート体制の構築にはある程度効果があります。

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新人教育の内容例4選

実際に新人に対して行う新人教育には、企業に馴染みやすくするための企業文化を教える・最低限のビジネスマナーを身に着けさせる・コミュニケーション力を磨く・専門的な業務のスキルを学ばせるといった主に4つの内容があります。

新人教育の内容例1:企業文化

企業にはそれぞれの歴史や特色・経営方針がありますが、新人教育の内容としてこうした企業文化・企業風土といったものを教え、新入社員たちにも継承させていきます。

こうした新人教育を行うことで、新人たちの企業への理解を深めさせ、愛着を持たせることに繋がっていきます。業務を行う上でも、企業文化を理解していた方がより効果的に行えます。

新人教育の内容例2:ビジネスマナー

とくに新卒で入ってくる新入社員たちはついこの間まで学生だったため、最低限必要なビジネスマナーも身に着けていないことが多いので、新人教育を行って身につけさせていくことになります。

ビジネスマナーは言葉遣いからあいさつの仕方、名刺交換のやり方など基本的なものになります。すでにビジネスマナーができている人もいる可能性がありますので、企業にあったやり方になっているかどうかの確認を行っておきましょう。

新人教育の内容例3:コミュニケーションスキル

社会人として働く上では「報告・連絡・相談」のいわゆる「報・連・相」は大切なことなので、きちんとコミュニケーションをとれるようにするという内容です。

コミュニケーションスキルは研修を行うことで身に着けることのできるスキルと言われているため、新人教育として研修を行っている企業が多いです。

新人教育の内容例4:専門業務スキル

新人教育でも集合研修ではなく、職場内研修とも呼ばれるOJT研修ではその業務に必要な専門的なスキルを身に着けさせることも行っています。

実際に業務を行いながら必要な知識を覚えさせていく方法がありますが、専門家の研修に参加させるといった方法もあります。

新人教育としての研修を成功させよう

新人教育を行う上でのポイントや、研修を行うポイントについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか。研修や教育は行えばよいというものではなく、効率的に効果的に行うためにポイントを押さえて行うことが大切です。

新人教育や研修は、3年以内の離職率が高いとされている新人の離職を防ぐためにも効果的なので、企業としてもしっかりと行っていくことが重要でしょう。

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