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2019年08月07日

人材育成の国家資格がある?キャリアコンサルタントの試験情報5つ

キャリアコンサルタントとは、2016年4月より創設された国家資格です。個人の適性や職業経験を基にした職業設計をして職業選択や能力開発を行うための専門家です。キャリアコンサルタントの国家資格やその内容を中心に、認定試験の手順や情報についてをご紹介します。

人材育成の国家資格がある?キャリアコンサルタントの試験情報5つ

いま人材育成のプロが求められつつある

どのような仕事を選んで就くべきかは重要な要素です。ある人の仕事の適性や望ましい進路を決定させるため、人材育成を目的にしたキャリアコンサルティングの業務が注目されています。

キャリアコンサルティングは、職業選択やキャリア開発を支援するプロセスにて、 個人と職業・業種のマッチングを考えて就職や転職のサポートをします。人生経験などを積極的に考慮しその人に相応しい内容を推奨して支援するための仕事です。

人材育成の国家資格化

日本では、2002年に厚生労働省が「キャリア・コンサルタント5万人計画」という人材育成プロジェクトを確立しました。民間資格でのキャリア・コンサルタント資格講座や認定試験も開始されています。

今現在に至るまでに人材派遣会社やコンサルティング会社、専門学校、カウンセラー養成講座などを実施している各種団体も、厚生労働省の認可を受けながら養成講座や認定試験を通じて人材育成を図っています。

キャリアコンサルタント国家資格とは?

2016年4月にキャリアコンサルタント国家資格が創設され、キャリアや人材育成を主とした者で無資格者が同類の名称では業務できなくなりました。また国家資格化以前に標準レベルキャリア・コンサルタントを取得していれば、登録申請が行えます。

現在は、「特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会」「日本キャリア開発協会」の2団体による「国家資格キャリアコンサルタント試験」に合格し登録する必要があります。

期待される役割と具体的な活躍場面

人材育成を目指すキャリア・コンサルタントの国家資格を所持すると、ある一定の活躍場所が期待できます。

ハローワーク、早期就職支援センター、高齢者就職支援センターなどが多く、他にも公共職業能力開発促進センター、職業能力開発校、中高大および大学院、専門学校といった卒業後の進路に就職がある学校全般です。

一般企業でも、人材派遣会社、民間職業紹介会社、地域若者サポートステーション、NPO法人などがあげられます。

国家資格キャリアコンサルタントの試験情報5つ

人材育成に役立つ国家資格キャリアコンサルタントを取得するためには、学科試験、実技試験の両方に合格することと、キャリアコンサルタント名簿への登録が必要です。学科試験は「特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会」と共同による共通問題を通じて行います。

また、キャリアコンサルタント資格取得後、5年ごとの更新もする義務があり、最新の知識や技能を身につけ人材育成に役立てていきます。

国家資格キャリアコンサルタントの試験情報1:出願から合格発表までの試験日程

年4回実施されているキャリアコンサルタント試験を受けることになります。出願のための受験申請方法は、Web申請と郵送申請の2種類があります。ただし実務経験3年以上の場合は、郵送申請でしか受験申請を受理しないという注意があります。

試験内容は、学科。実技、面接の3つを基準以上クリアすることになります。まずは学科試験をおこない、その1週間前後で実技試験、面接試験を実施、合否結果は一ヶ月後くらいです。

国家資格キャリアコンサルタントの試験情報2:受験資格・出願手続き

人材育成に役立つキャリアコンサルタント試験の受験資格条件は幾つかあり、以下のいずれかに該当する場合です。

厚生労働大臣認定講習課程修了者、職業生活設計や能力開発などの相談に3年以上の経験者、技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験または実技試験の合格者、平成28年3月までに実施された「キャリア・コンサルタント能力評価試験」の受験資格である養成講座修了者です。

国家資格キャリアコンサルタントの試験情報3:受験科目・試験範囲・試験形式

人材育成に役立つ国家資格キャリアコンサルタント、その試験の形式は、マークシートによる筆記試験を行い、後日、実務試験を行います。実務は論述試験と面接試験の2つを受講することになります。

論述試験では、逐語記録を読んで設問に解答する形式、面接試験は、実際のコンサルティングを想定したロールプレイを行って評価します。試験範囲はキャリアコンサルティング理論や実地のポイントなど、幅広い知識を要求されます。

国家資格キャリアコンサルタントの試験情報4:受験者数・合格者数・合格率

人材育成のための国家資格キャリアコンサルタントの受験は毎回向上しています。受験者数も3000人以上を越える人気資格です。合格者数も徐々に伸びてきてはいますが、それは受験者が増えた相乗効果であり、実際の合格率となると違ってきます。

合格率は筆記試験で約70%前後の解答をすればいいので意外と高めですが、実技試験での合格率は平均して15%前後となり、実技試験によって大きく合否が開けてしまう現状です。

国家資格キャリアコンサルタントの試験情報5:他の試験と比較した難易度

人材育成のための国家資格キャリアコンサルタントの資格は、他の資格試験と比較するとやや難易度が高めです。司法試験や医師免許クラスとまではいかなくとも、合格率はトータルで30%前後にしか満たないので、しっかりとした計画を持って受験勉強などに充てることが大切です。

一番良い方法は、養成講座などに参加するということです。特にロールプレイを行う実技試験が最大の関門となるため、そのための対策にもなります。

キャリアコンサルタント国家資格を取得したい人におすすめのテキスト3選

国家資格キャリアコンサルタントを受験したい方へおすすめするテキストについてです。テキストは色々な出版社で発売されているため、一概には言い切れない部分もありますが、まずは手にとって自分にピンと来たものを一冊徹底してやってみることをおすすめします。

その参考の意味で、以下の3冊をご紹介します。

おすすめテキスト1:キャリアコンサルティング 理論と実際 5訂版

人材育成のためのキャリアコンサルティングを目指す人にとって必読書とも言われている、ロングセラーの書籍の5訂版です。広範にわたった理論の解説と、実践具体例の詳説が掲載されている2部構成です。

全体の把握にも効果的で、丁寧かつ分かりやすい内容で親しまれています。初心者から入れるテキストでもあり、実際の試験でもここから出題されたことがあるとされています。

 キャリアコンサルタントの学科試験の問題は、この本の中からけっこう出題されます。
 問題の選択肢の文章と本書の文章を比較すると、ピタリと一致するところがたくさんあるので、明らかにこの本から出題されていると分かります。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1JBO2PNWKX8... |

おすすめテキスト2:国家資格キャリアコンサルタント試験合格 1日1問キャリコンドリル

人材育成に役立つ国家資格キャリアコンサルタント、その試験と同じ形式や項目、レベルで4肢択一模擬問題50問を掲載しているテキストです。過去問を分析しオリジナル問題の中から最適なものをピックアップしています。

2018年最新データを基礎に作成し以降の試験に対応できる手順が組めます。しかも使い易くて軽量化されているので持ち歩きにも便利です。

解答が裏面にあり、他の問題集と違うタイプと思いますが、意外と使い勝手が良いと思います。キャリアの青本、赤本とともに11月まで徹底的に繰り返し学ぶ予定です。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R13TN0GJLQRO... |

おすすめテキスト3:国家資格キャリアコンサルタント 学科試験 要点テキスト&一問一答問題集

人材育成のための国家資格キャリアコンサルタント試験、その学科のための試験対策問題集です。四肢択一問題50題出題のうち70%に正解すれば筆記は合格となります。

本書では、選択肢ひとつずつを一問一答形式で1200以上が掲載されています。筆記試験対策はこの一冊を徹底的に行うことをおすすめします。

この本だけをやって、第11回キャリアコンサルティング学科試験の自己採点で合格ラインに届きました。
問題数も十分で、コスパは非常にいいと思います。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R28JZJQJRKN4... |

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キャリアコンサルティング技能士とは?

国家資格キャリアコンサルタント試験と名称が類似しているのが、「キャリアコンサルティング技能検定」と呼ばれている資格です。この二つには一体どのような違いがあるのでしょうか。

ここでは、人材育成のための国家資格キャリアコンサルタントと、キャリアコンサル技能士との違いを中心にご紹介します。

キャリアコンサルタント国家資格との違い

キャリアコンサルティング技能検定は、通常の国家資格キャリアコンサルタント試験の能力水準にて上位に位置づけられた内容などを把握した人物に適しています。

キャリアコンサルティング技能士の場合、1級と2級に分けられ、1級所持者は指導レベル、2級所持者は熟練レベルのポテンシャルがあると認定されます。

国家資格と国家検定の違い

人材育成を目的としたキャリアコンサルタント試験は国家資格として認定されていますが、キャリアコンサルティング技能検定の場合は、技能と知識の熟練度をさらに追及している国家技能検定とされています。つまりは国家資格よりもさらにハイレベルだということです。

キャリアコンサルタント試験合格後、実務経験を積んだ上で次のステップへとチャレンジするのがキャリアコンサルティング技能検定です。

人材育成を通じて人々の自己実現の手助けが出来る資格を取得しよう

以上、国家資格キャリアコンサルタント試験の概要についてご紹介してきました。人材育成についての資格で、就職や転職のための適切なサポートを促すことを主旨にしている業務に携わる方々への、一つのレベルアップに繋がる試験です。

人材育成に興味があるというだけではなく、人々への貢献や献身な態度も要求されるので、特に実技試験は厳しめの内容です。養成講座などに通ってみることをおすすめします。

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