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2019年10月03日

研修参加者のモチベーションを向上させるポイント12選|研修実施の注意点は?

あらゆる企業や団体にて、研修は日常的に行われています。しかし研修は正直言って身が入らない場所でもあります。研修参加者のモチベーションを向上させるためにはどのような点を配慮すべきか、そんなポイントを12選しました。他にも、研修実施の注意点について言及します。

研修参加者のモチベーションを向上させるポイント12選|研修実施の注意点は?

モチベーション研修とは

概ねでは、毎年4月の始め、新入社員が入る頃の企業などを中心に行われるのが研修です。中でもモチベーション研修と呼ばれる内容が主流となります。

これは新入社員に限らず、一般社員にも参加を向けられ、文字どおりモチベーションを向上させる研修です。他にも管理職へ向けた参加を促す研修や、チームメンバーのビルドアップを目的とする研修などもあります。

目的

研修の目的を考える前に、モチベーションが何かに着目する必要性があります。モチベーションとは、人が行動を起こす動機づけ、もしくは目的意識を意味します。つまりモチベーションは動機やきっかけそのものです。

社内でやる気を起こさせる、あるいは個人のパフォーマンスや生産性をよい方向へ変える、仕事の成果を上げることがモチベーション研修の目的です。

主な内容例

モチベーション研修を行う際の主な内容は、その講師のカリキュラムによってバラバラですし、特に決まりごとがあるわけではありません。しかし一般的には幾つかに区分ができるようになっています。

「セルフモチベーション研修」は、自分を振り返りながらキャリアの棚おろしをしながら思考パターン分析をします。「管理職研修」は、部下への接し方や仕事をしやすい職場環境作りのコツ、リーダーとしてのスキルを学びます。他にもチームワークを向上させる研修などが代表的です。

【シチュエーション別】研修参加者のモチベーションを向上させるポイント12選

研修と聞かされてしまうと、ちょっと疎ましく思ってしまいがちですが、できることならば、研修で本当にモチベーションが向上できるポイントを、押さえておきたいのが本音です。では具体的に研修でのモチベーション向上の工夫とはどのような内容があるのでしょうか。

研修参加前

普通なら研修は参加してから何かを学ぼうと思うのですが、本来は研修を行う事前の心構えや準備についても考慮が必要です。モチベーションが向上するか否かは参加前にも関わりがあります。

モチベーション向上のポイント1:研修で得られるメリットを説明

研修に参加することでモチベーションを向上させるためには、その研修で一体何が得られるのかを明確に示すことが重要です。

自分の目的とその研修内容とが合致すると、自然とモチベーションが向上し参加意欲も湧いていきます。始めに研修内容を示唆しない限り、普通は積極的に研修を受け入れないものです。

モチベーション向上のポイント2:研修を受けないことでの損失を説明

また、その研修に参加しなかった場合、どれだけ損失やデメリットがあるのかについても、あらかじめ言及しておくほうが、参加者のモチベーションも変わっていきます。

もちろん研修を受けなくては駄目だという大げさな言い方ではなく、あくまでもこれだけのことに得があるという具体性を示すと、参加者は意欲を持って取り組めるはずです。

モチベーション向上のポイント3:フォロー体制

その研修へ参加をした後には、どのような変化が生じるのかも参加者にとっては興味深いところです。

いい方向に向かうことが一番の目的ですが、もし何かしらの問題点などが浮上した際、研修を企画主催した以上は、どこまでのフォロー体制が整っているのかも明白にしておくと良いでしょう。できることとできないことははっきりと区別し、できることでのフォロー体制は万全にすべきです。

モチベーション向上のポイント4:従業員へのアンケート

普通はアンケートと聞くと何かを行った後の感想を集めるのが主流です。しかし研修参加以前のアンケートというのは、参加者の現行でのモチベーション状況を把握するといった意味で活用されます。

現状での満足感や不満、会社や組織への関わり方などを明らかにし、全体でも属性ごとにでも、参加者の現段階の状況を把握します。そのことにより信頼性を勝ち取ることができます。

研修参加中

では、実際に研修へ参加中の人々がモチベーション向上できるために、どのような点を配慮したらいいのでしょうか。ここでは研修参加中のモチベーション向上についての方法、そのポイントをご紹介いたします。

モチベーション向上のポイント1:教育訓練法の組み合わせ

モチベーションを向上させる意味では、今所属している企業や団体などの組織でのルールや方法とも関連性があります。まずその場所での仕事への取り組み方のルールや決まりがどのようになっているのかを把握しておかなくてはなりません。

その上で良い部分を上手に取り入れながら、教育訓練の一貫としても取り組む姿勢が大切です。万が一、研修内容とそこでの教育訓練とでの違いが著しい個所があれば、そこにはあえて触れないほうが無難です。

モチベーション向上のポイント2:研修全体の流れにリズムを付ける

今までに研修などに参加をした経験がある方は分かると思いますが、一定の制限時間の中で、ずっとモチベーションを高い位置でキープすることは、意外と難しいはずです。例えばお昼を挟んで午後最初にもなると睡魔が襲ってくることは自然です。

そこで研修実施者は、参加者が飽きたり気持ちが散らないような工夫をしなくてはなりません。講義の流れも抑揚をつけたり、必ず途中で休憩を入れるなどをして、気分転換できる時間も考慮していきましょう。

モチベーション向上のポイント3:グループ討議を行う

研修は大概の場合、講師が一人で登壇したりしながら話を進めていくというのが基本です。本当に内容を理解できたか否か位について、いちいち参加者への逐一確認ができないデメリットがあります。そこで取り入れると効果が期待できる方法はグループ討議をするということです。

参加者をグループごとに分け、その中で各人がテーマについて意見を交わし合い、グループ単位でまとめた内容を報告し合うという時間を持つと、より全員の参加意識が高まります。

モチベーション向上のポイント4:ゲーム形式にする

研修をさらに理解度を深めさせ、かつ楽しみながら終えるために導入するといいのが、ワークセッションです。そこではなるべくゲーム性の高いことを考えて取り入れてみましょう。

前述したチームでの対抗戦でもいいでしょうし、参加者各人が手軽にできるワーク形式でゲームをしながら理解を深めるようにすれば、モチベーションが向上し次の回も楽しみだという参加者が増える可能性が高まります。

研修参加後

研修は参加してそれで終わりということではなく、その後いかにして内容を活用できているのかが重要ポイントになります。実践できなければ全く意味がないからです。ここでは研修参加後に、どのようにしてモチベーションを維持させればいいのかについて、幾つかの事例をご紹介します。

モチベーション向上のポイント1:職場での実践活動

研修を終えた後でのモチベーションの維持で、最もチェックしておきたいことは、日々の実践についてです。

毎日のルーティーンの中で、実際に研修で習ったことを試しているのか、些細なことでも絶えずやり続けているのか、もしその中で実用性に結びつかない個所があれば、どのように改善を図っているのかなどを、できるだけ定期的に決めてチェックする機構や方法を決めてもらうということです。

モチベーション向上のポイント2:上司への研修内容の確認

研修した内容を実際に行っているかどうかを指し図るための仕組みとして、参加者の上司への報告業務を取り入れるというのも方法の一つです。できれば、その報告を受けた上司も義務的に聞くだけではなく、内容に準じたフィードバックをしてあげるように指示することでモチベーションが上がっていきます。

ただしあくまでもそれは社内の慣習や雰囲気によって判断します。強制的に仕事として押し付けてしまうような劣悪な環境の職場では、逆効果になる可能性があります。

モチベーション向上のポイント3:実践した内容のレポート提出

研修を受けた内容について本当にしっかり把握しているのかどうか。しかもそれを後日も続けて実行しているのかをチェックすることが、モチベーションの向上と維持に必要です。

チェックするためのシステムとして、日々の内容をレポートにして提出してもらうようにするといいでしょう。どのような内容を実践しどう結果が出たのかを、具体的に示してもらうようにします。

モチベーション向上のポイント4:社内掲示板で議論させる

スタッフ個人がモチベーション向上に成功しているのであれば、できればそのコツやポイントを他のメンバーにも伝えられるような仕組みを作ることも良いでしょう。

マイクロソフト社などでは、社内コミュニケーションの一貫として社内掲示板などを作って活用しているとされています。時にはその中で自身の考えなどを議論できるような環境を整えると、より一層モチベーションの維持に役立ちます。

研修を行う際の注意点4つ

研修を運営企画するような機会があった場合、実際の現場ではどのような注意点に気をつけておくべきでしょうか。ここでは、研修を実施する際に注意しておきたい点をいくつかご紹介します。

研修を行う際の注意点1:プログラム構成

研修の内容については、実際の現場のほうからの希望に沿っているのか否かは大事です。あらかじめ主旨を確認し、目的を明確にしながらプログラム構成を考えておく必要があります。

例えば、新入社員への習慣形成の研修を希望されているはずなのに、リーダーシップについての研修を行ってしまうと、全くの的外れになってしまいます。

研修を行う際の注意点2:日程

研修を行う際の日程を決めは奥が深い部分があります。特に平日がいいのか、それとも土日祝日がいいのかという選択です。ある人にとっては平日の仕事が終わった夜がいいという場合もあれば、平日は身動きが取れないので土日がいいという声もあります。

すべての希望を叶えることは難しいので、その時のタイミングで考えて決定させること、そして決めた以上は、特別な理由がない限り変更をしないと潔く心得ておくほうが無難です。

研修を行う際の注意点3:開催場所

研修を開催する場所を決める際の注意点は、どのくらいの人数と規模で行う予定なのかが目測されていて、それに見合った会場を選んでおくということです。社内研修などであれば問題はありませんが、規模によっては別に場所を借りるということが考えられます。

主な研修場所としてよくあるのが、貸し会議室、セミナールーム、ホテルの大広間などで、各々にメリットやデメリットがあります。

研修を行う際の注意点4:費用

研修を行う際の注意点で、その研修費用の決定にも心得があります。内容や規模、その他の諸費用なども考慮し、最低どれくらいの金額が良いのかを決定させます。実質的内容にもよりますが、高額過ぎる設定では参加者が見込めませんし過剰な期待をされてしまいます。

一方、低額過ぎては逆に足元を見られてしまいますので、適切な金額を決めるということを心掛けておきましょう。

研修の意欲や効果を高めるために工夫をこらそう

以上、研修への参加者へ、そのモチベーション向上についての特集でお送りしました。研修の目的は、有意義に過ごせて結果が出せるか否かです。ただし結果とは、身につけたノウハウを実践しなくては出てきません。

いい話を聞いた、ためになった、いつかそのうちやろうという考えの方は、ほぼやらずじまいになると思われます。まずは研修参加者が意欲的になる工夫が大切です。

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