Search

検索したいワードを入力してください

2019年12月04日

OJTって何?進め方やメリット・デメリット10個を詳しく解説!

「OJTって何?進め方やメリット・デメリット10個を詳しく解説!」について解説します。多くの企業でも取り入れらえているOJTは、アメリカ発祥と言われており、現在でも世界各国で採用されています。うまく人材育成をできる企業は、長く継承できること間違いなしです。

OJTって何?進め方やメリット・デメリット10個を詳しく解説!

OJTとは?

OJTとは、On-the-Job Training(オンザジョブトレーニング)の略称であり、日本語に訳すと現任訓練と言います。

OJTは職場で実際に実務を行いながら指導や教育を行う方法であり、現在の企業では多く採用されている教育方法です。

仕事を教える際に、作業手順書が用意されてもそれを読むだけでは不明な点も多いですが、OJTは実際に業務につくため、早く仕事を覚え即戦力になれます。

OJTの目的

OJTを取り入れる企業は、従来の教育方法では実現できなかった目的を持っています。

目的としては、なるべく早く仕事を覚え即戦力になれることや、教える側にとっても指導者としての訓練になること等があげられます。

仕事の説明や体験談などを口頭で説明するよりも、OJTは見て感じて学ぶ事ができるため、仕事が早く身につきます。

初めての業務に取り組む際にも、仕事を早く覚え会社に貢献できる人材作りを目的としています。

OJTの成り立ち

OJTはアメリカから始まったと言われており、造船所での大量に人材を増員した際にあみ出された方法です。

アメリカの造船所では、4段階職業指導法を取り入れており、その4種類の教育方法が現在のOJTと呼ばれています。

以前は集団で人材育成に取り組んでいましたが、集団での育成は1人の1人の習得にばらつきがある他、時間もかかっていました。しかし、OJTを用いる事で人材育成の所要時間をカットすることができました。

OJTとOFFJT違い

OFFJTとはOff The Job Training(オフザジョブトレーニング)の略称です。一般的には、OJTの反対語のように使われています。

OJTが、職場で実践的に実務を覚えていくに対して、OFFJTは、セミナーに行ったり、研修を受ける事で教育を受けます。

職場から離れ、社外で教育を受ける事により、新たな知識を取り入れたり学ぶ事ができると、OFFJTを取り入れる企業も日本国外共に増加傾向にあります。

OJTの進め方4つ

OJTを進めるにあたり、大切な4種類の実践方法をご紹介します。これから、OJTを取り入れようとしている企業にも、OJTを取り入れ見直しをされる方にも、必見です。

OJTは基本的な部分を理解しておけば、すぐにでも始められます。ポイントを押さえて、効率的な教育方法を実践してみましょう。

また、OJTで指導する側も、指導を受ける側もOJTの仕組みを理解しておくことはとても大切なポイントになります。

OJTの進め方1:Show(やってみせる)

OJTを進めるなかで、指導者は実際にトレーニーに業務を行い見せることが多いです。

例えば、電話対応の場合、電話をとって受け答えしているところを横で聞かせて、どのように対応しているかを見せることで、トレーニーに見てイメージをすることができます。

お手本のように業務を見せることは、業務手順書よりもわかりやすく、より早く業務を身に付けることができます。

OJTの進め方2:Tell(説明・解説する)

OJTを進めるにあたり、実際に業務をしながら説明することで、トレーニーの仕事の理解も早くなります。

説明や解説をせずに、教えたり、業務をさせてしまうと、なぜその業務を行っているのか、どういう事に気を付けなければいけないのかがわからず不適合事項を起こす可能性があります。

OJTのなかで、どういうことに気を付けるべきか、何を目的に仕事に取り組んでいるのかなど説明し、理解した上で業務をすることは大切です。

OJTの進め方3:Do(やらせてみる)

OJTのベースとして、やってみることが大切です。聞く、見るだけでなく、実際にやってみることで、スキルや知識を身に付け、業務を習得します。

そのため、指導者がトレーニーについて、研修中の段階より、業務を一緒に行うことが多いです。研修期間中は座学をメインとする教育方法とは大きく異なります。

実際にトレーニーが実践をする中で、指導者はきちんとフォローできるような体制を整えておきましょう。

OJTの進め方4:Check(評価・追加指導を行う)

OJTで業務を指導する際に、実際にトレーニーが業務をする中で、評価をすることが大切です。間違っていることには、タイムリーに指導をしていきましょう。

OJTはダイレクトに指導をするため、評価をしながら業務を進められるので、誤った仕事を覚えることが少ないです。

成功したり、きちんと仕事ができたときには、良い評価を与えることもトレーニーの仕事のモチベーションを向上させるため重要です。

OJT導入のメリット5つ

OJTの教育方法を取り入れる企業が増えているということは、多くのメリットがあるからですが、それらのメリットをご紹介しますので、ぜひともご参考にしてください。

社員がより会社で活躍できるように、OJTは指導する側にも教える側にもメリットがあります。

教育方法は多くの企業でも課題となっており、より有効で人材を育成できる方法を目指して、仕事ができる社員を育てていきましょう。

OJT導入のメリット1:個人に合った内容とスピードで育成可能になる

OJTを採用するメリットの1つが、個人にあったスピードで育てることができることです。社員育成をする際に、個人の実力に差がある事はよくあります。

集団での育成は、後れを取る社員もでてきますが、OJTは個人にあった内容とスピードで教えられるためわからない所がないように指導ができます。

また、苦手なことや得意な事などを見定めることもできるため、業務を与える際にも、OJTは適格に指導ができるようになります。

OJT導入のメリット2:教える側のスキルアップにつながる

OJTは教える側のスキルアップにもつながるというメリットがあります。教えるということを学ぶ機会は業務のなかでもとても少なく、指導することで自分のためにもなります。

仕事ができていても教えられないと人材育成ができず会社の継承ができなくなります。教えることを学ぶことはとても大切なことであり、指導者のキャリアアップにもなるので、一石二鳥になります。

OJT導入のメリット3:実務を通して育成できるため即戦力になる

指導するために別途時間を割いていると、業務が進まなくなったり、周囲にも迷惑がかかる可能性があります。

しかし、OJTで指導する際は、実際に実務を行いながら育成していくため、業務の支障もわずかですみ、トレーニーが即戦力になるというメリットがあります。

企業に対して大きく貢献をするには経験値も求められ、OJTはより多くの業務を学ぶにも適しており、即戦力になれることが期待されています。

OJT導入のメリット4:職場の人間関係が築ける

OJTは実践で教えていくため、それだけ指導者と教えてもらう側の間にコミュニケーションがうまれ、人間関係を築く為にも適しています。

業務をするなかで、人間関係の構築やコミュニケーションを取る事は、減少傾向にあり、上司と部下の関係性も変化しつつあると言われています。

しかし、OJTを取り入れることで、多かれ少なかれ業務を通してお互いの事を話す機会も増え、結果的に信頼関係を得る事ができる可能性があります。

OJT導入のメリット5:コストを抑えられる

OJTでの人材育成には、コストを抑えられるというメリットもあり、教育の中でもコストパフォーマンスが高いと言われています。

教育を行う上で、研修やセミナーなどを用意すると、研修費や講師への費用など別途料金が発生してしまいます。

しかし、OJTでは特に別途費用がかかることなく普段の業務中で人材育成ができます。

OJT導入のデメリット5つ

OJTを採用する企業は増えていますが、職種や業種によってはOJTでの人材育成はデメリットになる可能性もあります。OJTを採用する前に、デメリットに関しても事前に確認しておきましょう。

また、個人の才覚など様々な理由でデメリットになりうる可能性もありますので、OJTを始める際には、きちんと見極める必要があります。

OJT導入のデメリット1:教える側・教わる側の相性が合わない可能性がある

OJTで指導を行う際に、指導者とトレーニーの愛称があわない場合があります。愛称があわないと仕事をうまく引き継げない可能性も考えられ、人間関係の構築もうまくできないことも考えられます。

相性がよくない要因としては、年齢や職種にも異なり、原因がわかりにくいことも多く、解決策を編み出すことが困難になります。

OJT導入のデメリット2:教える側のスキルで習熟度にばらつきが出る

OJTを行う際に、指導者によってトレーニーの仕事の習熟度が異なる可能性が考えられます。指導者のスキルやノウハウによって、トレーニーに達成度もかわってくるため、結果的にOJTを行うことで、個人の力量がかわるという可能性もあります。

個人差がでてしまうことはやむを得ませんが、差が大きくなりすぎると見直しが必要になるでしょう。教える人の選定にも注意が必要なので、基準を設けきちんと選びましょう。

OJT導入のデメリット3:知識や能力の習得には向かない場合がある

OJTを行う場合、知識や能力の習得目的には向かない場合があります。人材育成といよりかはスキルアップ目的などの場合、OJTよりもOFFJTである研修を受けたり、講習に参加した方が向いているケースがあります。

OJTでは補え切れない事項にもかかわらず、OJTを実行しても、望んでいた結果が得られず、時間だけ費やしデメリットと感じることもあります。特に、管理職などの上級のポジションにOJTは向きません。

OJT導入のデメリット4:実務が滞る可能性がある

OJTは教えながら業務をするために、実務に後れを取るケースがあります。そうならないためにも、計画を立てて、仕事に支障がない程度で進めるようにしましょう。

また、OJTを行う上で、仕事の飲み込みも個人差があるため、仕事に遅れが生じるからといって急いで教えればよういというわけでもありません。できるだけ短時間で、時間を費やしすぎず、仕事が遅れないように工夫しましょう。

OJT導入のデメリット5:OJTに向かない業務がある

OJTを取り入れる際に、デメリットになる理由は、OJTに向かない職種や業種があるということです。

職種によっては、実務で取り組む前に、きちんと研修を受けるべき内容もあり、OJTがふさわしいか見極める必要があります。

座学で学ぶ方が全体を捉えやすく、習得が早いこともあったり、個人差がでては困る職業など、ケースバイケースで対応しましょう。

OJT教育での注意点

OJTでの教育を行う際に、注意点を確認していおきましょう。社員教育を実施して、社員のスキルアップにつなげるためにも、事前の打ち合わせと対策はとても大切です。

OJTの注意点を確認することで、OJTに向いている職種であるかも一緒に考えることもできます。
教育は会社の業績アップにもつながります。

OFFJTと組み合わせる場合もある

OJTを取り入れる際に、OJTのみで行わず、OFFJTと組み合わせてベストな方法を選びましょう。仕事を教えるなかで、OJTとOFFJTを内容によって使い分けることで、より知識やノウハウを補えることもあります。

どちらか一方にこだわるのではなく、都度ベストウェイを選ぶことが大切です。OJTは特に中途採用時に導入されているケースが多いですが、新入社員にはベーシックな事を学ばせるため研修もおすすめです。

事前の計画が重要

OJTを行う際に、無計画に教育を行うのではく、事前に計画を立てることはとても大切です。スケジューリングを行い、どのぐらいで教育を終え、仕事が身に付けられるかという見込みを算出しましょう。

教育する時間は短ければ短い程、即戦力として会社に貢献できる人材作りができる為、計画を立てる際に意識するとよいでしょう。ビジネスシーンで利便性が高いOJTですが、目の前の仕事を教えるというだけではないという事です。

担当者の事前研修を行う

OJTを行う際に、担当者によって教育の達成度がかわってしまう可能性があります。そのため、担当者の事前の研修などを行うなどをして、指導者の指導をする必要があります。

担当者が指導をしたことがない場合には、教えるときの目的やなぜそれをしないといけないのか、しないとどのようなことが起きるのかなど、仕事の必要性を伝えることも研修に含めることをおすすめします。そして、新入社員をフォローしましょう。

習熟度を都度確認する

OJTを行うなかで、とても大切な注意点は、トレーニーの習得度合いを確認することです。指導者の自己満足にならないように、きちんと理解しているかどうかを確かめる事は重要です。

指導者だけがチェックするのではなく、第三者が確認するなどして、部署全体で協力する事も大切です。その際に、トレーニーの苦手な部分なども含め確認することで、仕事を早く覚えてもらえるように、指導方法を試行錯誤してかえることもあります。

OJTについて正しく理解しよう

OJTについてのご紹介はいかがでしたか。OJTを行う際にはきちんと正しい知識を理解した上で実行しましょう。

ただ教えるというのではなく、モチベーションをキープさせながら、仕事に取り組ませることも大切です。将来、活躍できる人材育成をすることは、会社にとってとても重要なことです。

OJTは人材育成のための1つの方法であり、特に新入社員や若手社員に対して採用されている傾向が強いです。

Related