年収1,700万円の人の基本情報を解説!
年収が1,700万円の人は一体どんな生活を送っているのか気になっている人もいるでしょう。年収1,700万円は、日本ではかなり高いレベルと言えます。年収1,700万円の人の暮らしぶりを知りたくても、手取りや家賃などは直接聞きにくい質問です。
この記事では、年収1,700万円でどんな生活が送れるのか紐解いていきます。年収に夢を抱いている人や、結婚相手に年収を重視している人はぜひ参考にしてみてください。
年収1,700万円の職業とは?
年収1,700万円と言っても、若くしてそこに到達する人もいれば、退職間近で1,700万円になる人もいます。年収1700万円になれる可能性がある職業をご紹介しますが、全員が当てはまるわけではありませんので参考程度に見てみてください。
年収1,700万円の職業は、医者や弁護士、パイロット、社長などです。医者は、開業や専門によって年収に開きがあります。また一般的に美容整形外科は年収が高いと言われています。
年収1,700万円の場合の生活基本情報7選
年収1,700万円の人の給料や手取りなど、基本的な生活情報をご説明します。これを見れば、1,700万円の中から、どういった割合で家賃や税金が支払われているのか理解できることでしょう。気になる月給や家賃、自宅購入金額などをご紹介しています。
全員がそういった生活をしているわけではなく、あくまでも平均値として見てみてください。
年収1,700万円の場合の生活基本情報1:給料
年収1,700万円の人の月収は、だいたい95万円です。月収95万円あれば、かなりゆとりのある生活ができます。結婚したり子どもができたりした場合も、安心して暮らせるレベルです。
ただし、娯楽などに散在するタイプの人は気を付けなければなりません。
年収1,700万円の場合の生活基本情報2:手取り
年収1700万円の人の手取りは、だいたい1,100万円です。年収が1,700万円と高いだけに、手取りが1,100万円と聞くとかなり引かれている気がすることでしょう。日本では引かれた分の600万円に年収が届かない人もたくさんいます。
給料が高いため、それだけ税金も高くなることを覚えておきましょう。手取りが1,100万円だとしても、良い車や家を購入するとローンでもっと減ってしまいます。
年収1,700万円の場合の生活基本情報3:割合
毎月の生活に必要な費用の割合は、家賃が有数であることが多いです。年収1,700万円ともなると、土地条件の良い所に家を建てたりタワーマンションの上層階に住んだりする事があるためです。その他食費や衣料費に掛ける割合も高くなっています。
給料が低い人も必然的に食費の割合が高くなりがちですが、給料が高くても食事に満足度を求めるため高くなりがちです。忙し過ぎて、家での食事より外食がほとんどという人もいます。
年収1,700万円の場合の生活基本情報4:家賃平均
年収1,700万円の家賃は、家族の人数によっても変わってきます。一人暮らしの場合はだいたい25万円で、夫婦暮らしや子どもがいる場合は20万円くらいです。一人暮らしの方が自由に使えるお金が多く、子どもがいる家庭では教育費も考えて家賃を決める必要があります。
とは言え、良い場所やタワーマンションに住むことも可能で、娯楽や貯金も余裕があります。年収1,700万円というだけで、借りるときの信用度も高いです。
年収1,700万円の場合の生活基本情報5:税金
給料の高い低いに関わらず、誰もが頭を悩ませてしまうのが税金の支払いです。仕方がないこととは言え、給料の高い人は給料の低い人に比べるとかなり多くの税金を払わなければなりません。一般的な給料の人から見ると、年収1,700万円の人の税金の高さに驚くことでしょう。
ここでは、年収1,700万円の人の所得税、住民税、個人事業税の3つについて簡単にご説明します。税金の意味も併せてご確認ください。
所得税
所得税とは、所得に対して課せられる税のことです。所得があれば全員引かれるわけではなく、年収が低い場合は所得税を課せられないケースもあります。人によっても差がありますが、年収1,700万円の人の所得税は1年でだいたい250万円です。
250万円と聞いて驚く人も多いことでしょう。頑張って働いても所得税で大きく引かれてしまいます。
住民税
住民税とはそこに住んでいることで引かれる税のことです。都道府県民と市町村民税を合わせて住民税と言います。年収1,700万円の人の住民税は、だいたい120万円です。所得税と住民税を合わせると、すごい額になってしまいます。
年収が高い人は羨ましがられることが多いのですが、所得税や住民税もそれだけ多く納めているということです。
個人事業税
個人事業税とは、個人事業主に課せられる税金のことです。 年収1,700万円の人の個人事業税は、だいたい500万円です。会社に勤めている人に比べて、個人事業主の方が税金は高くなりますので、不公平感を持っている人もいます。
年収1,700万円の場合の生活基本情報6:自宅購入金額
自宅購入金額は人によってかなり差がありますが、だいたい6,000万円から8,000万円です。土地の価格は住む場所によってかなり違い、都会と地方では同じ金額でも家のスケールが大きく違います。
8,000万円より高い家を購入する人もたくさんいますが、自宅購入金額はそこそこにして、車などにお金を掛けるケースもあります。また今現在結婚していなくても、将来結婚することを考慮して大きな家を購入する人もいます。
年収1,700万円の場合の生活基本情報7:住宅ローン
年収1,700万円の人の住宅ローンは、だいたい7,000万円です。もう少し借りることは可能なのですが、住宅ローンはその後のことをよく考えて組まなければなりません。言われるがままに借りてしまうと、生活が圧迫される危険性大です。
住宅だけでなく、車のローンや子どもの教育資金、老後の積み立てもあります。無理をして住宅ローンを高額にし過ぎますと、給料や生活環境が変わったときに払えなくなる可能性があります。
【世帯別】年収1,700万円の場合の暮らし方
年収1,700万円が一体どんな暮らし方をしているのか、いくつか例をご紹介します。年収が同じであっても、何に重きをおくかで暮らし方は随分変わってきます。ここでご紹介する暮らし方は、一つの例として見てみてください。
一人暮らし、夫婦暮らし、子どもがいる3つのパターンでご紹介しています。どのパターンでも豪華な旅行などにお金を使う人が多く、娯楽を大切にしていることが伺えます。
一人暮らしの場合
年収1,700万円で一人暮らしの人は、自分の好きなことにたっぷりお金を使うことができます。車の他に高いバイクを買ったり、ゴルフなど自分の好きな趣味を楽しんだりする人が多いです。働きに出ている場合、その間光熱費などが掛からないのもポイントです。
たっぷり貯金したとしても、海外旅行などに行く余裕があります。また普段の食事は質素にして、仕事関係や知り合いとの食事にお金を使うケースも少なくありません。
夫婦の場合
夫婦二人暮らしの場合は、一人に比べると光熱費や通信費は高くなりますが、それでもまだまだ余裕の暮らしができます。夫婦で毎週行きつけのレストランに行くなど、ちょっとリッチな食生活を楽しんでいる人が多いです。
貯金に30万円くらい回したとしても、夫婦それぞれの趣味も十分楽しむことができます。また月々の貯金をしっかりしておいて、ボーナスで豪華な旅行を楽しんだりしています。
家族世帯の場合
家族世帯の場合は、子どもの人数によって暮らしぶりは随分変わってきます。子どもが1人の場合は、習い事などの教育費にお金が掛かりますが、それでも年に2回くらい豪華な旅行が可能です。毎年家族で海外旅行に行くのが趣味という人もいます。
子どもが2人、3人と増えてくると、教育費や食費の負担がかなり増えてきます。全員での豪華な旅行は1年に1回くらいです。趣味などに掛けるお金は減りますが、それでも満足度高めです。
年収1700万円の人の貯金額
年収1,700万円の人がどれくらい貯金しているのか、気になっている人も多いでしょう。年収1,700の人と結婚したい人も、自分が1,700万円もらっている人も、人の貯金額は気になります。ここでは、一人暮らしの場合、夫婦の場合、家族世帯の3パターンを覗いてみましょう。
もちろんここでご紹介しているのは一例で、年齢によってもかなり違いがあります。趣味に掛けるお金が高過ぎる人は貯金も少ない傾向にあります。
一人暮らしの場合
年収1,700万円の一人暮らしの場合は、毎月の貯金額は平均45万円です。たくさん遊べそうですが、年収が1,700万円あっても、将来のためにきちんと貯金しています。貯金額が45万円というのはかなり凄いことで、日本では月給が45万円に届かない人も多いです。
ただ、貯金しても余裕をもって趣味に使えるのが良い点です。お金の掛かる趣味を持っている人の中には、将来結婚したくないというケースも少なくありません。
夫婦の場合
年収1,700万円の夫婦暮らしの場合は、毎月の貯金額は平均40万円です。一人暮らしのときに比べると若干少なくなりますが、それでも余裕のある貯金額です。
夫婦の場合は、貯金と共にさまざまな保険に入っていることがあります。年金保険などの中には将来増えるタイプのものもあり、そういったものにお金を入れておいて、将来得しようという考えもあります。入れる金額が多ければ、それだけ戻ってくるものも多くなります。
家族世帯の場合
年収1,700万円の家族世帯の場合は、毎月の貯金額は平均35万円です。毎月の費用が多くなりますので、一人暮らしや夫婦暮らしのときに比べると当然貯金額は少な目になります。しかしそれでも貯金35万円と、一般的な家庭と比べると高額です。
子どもが将来大学まで進学することを考え、学資保険を多めに掛けている人もいます。子どもが増えていくと相当なお金が必要になるため、あえて貯金を多めにするケースもあります。
年収1,700万円の人の平均レベルを知っておこう
今回の記事では、年収1,700万円の人の生活状況をご説明しました。日本ではなかなか年収1,700万円もらうのは難しいのですが、職業によっては不可能ではありません。自分の年収がそこまでいっていなくても、結婚して2人の年収を合わせると1,700万円になることもあります。
年収1,700万円を目標に就職先を決めても良いでしょう。年収1,700万円の生活レベルを知って、希望や夢をもって生活していきましょう。