Search

検索したいワードを入力してください

2019年12月05日

代替え出勤とは?振替休日と代休との違い・考え方とポイント7つ

営業など、仕事内容によっては代替出勤がある仕事もあります。代替出勤の時に押さえておきたいのが代休や振り替え休日の違いです。社員の方はもちろんですが企業にとっても、2つの休暇の違いは押さえておきたいものです。そこで、代替出勤時に取得できる休暇をまとめました。

代替え出勤とは?振替休日と代休との違い・考え方とポイント7つ

代替え出勤とは

代替出勤とは、本来休みだった時に出勤することを指します。

仕事内容などによっては、本来休みとされる土曜日や日曜日に、出勤をする必要があるケースもあります。具体例を挙げると、営業の方が展示会などで土曜日や、日曜日に開催される所に本来休みであっても代替出勤をする形になります。

平日のどこかで休むという形をとるケースが多いです。本来休みだったにもかからわらず、事情により出勤をすることを代替え出勤といいます。

休日出勤時の振替休日と代休との違い

休日出勤をした時に、休みを取る方法として振替休日と代休の2種類があります。

どちらも変わらないのではないかと考えられる傾向にありますが、大きく違います。この振替休日と代休の違いは働く人はもちろんのこと、企業側もしっかりと押さえておく必要があります。

代替出勤時に、この二つの休みの違いを知っておくことで、損をすることなくすみます。さっそくこの2つの休みの違いを押さえましょう。

休日出勤時の振替休日と代休との違い1:法定休日

基本的に労働者の方は、週に1回は必ず休むということを指定されていますが、週に1回休むことを法定休日と呼びます。

労働基準法第35条で定められており、1日8時間、週40時間以内かつ、週1回休みということが法律で決まっています。その一方で例外的な処置もありますので、代替出勤が多い仕事であれば特にご自身の職種や企業がどうなっているのかは確認しましょう。

休日出勤時の振替休日と代休との違い2:振替休日

休日出勤時に振替休日を取るということは、あらかじめ休日出勤を決めた時に休日を決めておくことを指します。

振替休日を取るということは、すでに休む日を決めており、休日出勤と定められていても休日出勤のような割増給与を支払わなくても良いことになっています。休日出勤は「35%以上の割増賃金」支払いを義務付けられています。

代替出勤がある方は特に、振替休日と代休の違いを押さえておきましょう。

休日出勤時の振替休日と代休との違い3:代休

代休は休日出勤時には休む時を決めておらず、休日出勤が終わってから、休む日を決めることを指します。

この時は休日出勤時に休む時を定めていないために35%以上の割増賃金が必要になります。

給与体系は、どのようになっているかにもよりますが、基本的に休日出勤時に割増賃金を支払う必要はありますが、代休の時は仕事をしていないために、この日の給与は支払わなくても済むということになります。

休日出勤時の振替休日と代休との違い4:有給休暇

有給休暇は、特に代休の代わりにする必要はなく、社員の方であれば理由を問わず使う権利がある休暇のことを指します。

代休制度などについてあまりよく知らない方だと、代休に有給休暇を使ってしまうケースがありますが、代休は振替休日などの制度が認められていますので、代替出勤後は有給休暇をとって休む必要はありません。

しかも有給休暇はある程度日数が定められていますので、代休の代わりとして使うのはおすすめしません。

代替え出勤の考え方ポイント7つ

代替出勤の考え方として主に7個ありますので、その考え方をもとに休日出勤のことを考えていくことが大切です。

では、代替出勤の考え方の7個をあげていきましょう。

代替え出勤の考え方ポイント1:出勤日の数え方

世の中には半休とか1時間だけ出勤するということもありますが、基本的には出勤日は1日として計上することが望ましいです。

なぜなら1日で計算をしないと、年休の付与に関して不利益が生じる可能性があるからです。だからこそたとえ2時間であっても、半日であっても出勤日の考え方としては1日として計上した方が望ましいとされています。

代替え出勤の考え方ポイント2:割増賃金の考え方

代替出勤の際に外せないのは割増賃金についてですが、事前に振替休日が決まっていたら、割増賃金は不要で代休で後日休みを取る時は、割増賃金が必要です。

このように代替え出勤の考え方のポイントとしては、割増賃金が必要かどうかということが休日の取り方で決まるところがありますので、その考え方を押さえておく必要があります。基本給の中に休日出勤手当が既に含まれている場合は、割増賃金が発生しないケースが多いです。

代替え出勤の考え方ポイント3:会社都合による出勤

多くのケースでは、会社の都合による出勤であるケースが多いですが、就労規則などによって定められていますので確認が必要です。

具体例を挙げると企業側が休日を他の日に振り返ることができると定められている場合は、会社都合の代替え出勤に従わなくてはなりません。

昨今は週休2日制のところも多いですが、仕事の内容によっては土日こそがかきいれ時であるケースもあり、土日に休めるとは限らない企業も多いです。

代替え出勤の考え方ポイント4:振替休日の休日出勤

振替休日の休日出勤の場合は、基本的に割増賃金が発生しない一面があります。

普通の出勤日と同じような扱いを受ける一面があります。割増賃金のことなどについてご存じの方であれば、少々不条理に感じられる一面がありますが、このように休日出勤の前にあらかじめ休みを振り替えられていたら、割増賃金の対象になりませんのでその点は注意しましょう。

代替え出勤の考え方ポイント5:月をまたいだ代替え

企業などの事情により、月をまたがないと休日を設けることができないケースもありますが、この場合はたとえ振替休日であっても代休と同じ扱いとなります。

つまり、振替休日として割り当てられていても、割増賃金を支払い代休の時は給与は支払わない仕組みになります。なぜなら1ヶ月の間に清算することを基本としていますので、月の中で休日出勤と振替休日は確保できない場合は割増賃金を支払う必要があるからです。

代替え出勤の考え方ポイント6:代休申請と時効

代休申請には特に事項はありませんが、早く取得することは必要です。

なぜ代休申請が進まない可能性を考えなくてはならないのかと言うと、代休にすると給与の支払いは免れられますが、有給休暇であれば給与の支払いがあります。だからこそ社員の方は有給休暇を使いたがる傾向になることもあるでしょう。

しかし労働基準法の施行規則第19条の2第1項第3号の通りに、次回の給与計算の期間のうちに申請した方が良いです。

代替え出勤の考え方ポイント7:就業規則

明らかに違法な就業規則であってはなりませんが、基本的に就業規則に則って代替出勤を決めていく必要があります。

基本的に法的な休日などもありますが1週間に1度の休みが難しい仕事であれば、4週間のうちに4日以上の休日を設けるという就業規則にすれば、それは違法ではなくなる一面があります。

このような観点から考えると休日出勤という観点が変わる可能性もありますので、就業規則については確認をしておくことが大切です。

代替え出勤の注意点3つ

代替出勤のある企業については、注意点が主に3つあります。

このような事実を重視することによって、社員側の「こんなはずではなかった」というミスマッチを防ぐことができます。さらには企業側についても知らず知らずのうちに違法なことをしているケースもありますので、知っておくことで正しく代替え出勤や休日を見定めることができます。

では代替え出勤の注意点を3つ見ていきましょう。

代替え出勤の注意点1:会社規定や就業規則を周知させる

明らかに違法ではない限りは、会社規定や就業規則が優先されますので、周知させることが必要です。

雇用契約を結ぶ際に確認するケースも多いと推測されますが、やはり一度に説明されるとふとした時に勘違いなどが生まれる可能性があります。

だからこそ会社規定、就業規則を周知させたり、職場で就業規則を誰にでも見れるところに置くようにするなどで周知させることが必要となります。

代替え出勤の注意点2:ルールをきちんと細分化する

さまざまなケースがありますので、その都度ルールを設定するのは大変かと推測されますが、きちんとルールを細分化して、さまざまなルールをしっかりと設定することが大切です。

そうではないと、ある人の時は良かったけれど、次の時はよくないということがあると、どちらが正しいかが分からない一面があります。それが不平等感になる一面がありますので、ルールを細分化し、誰が代替出勤や休みを取っても、同じにするべきです。

代替え出勤の注意点3:システム導入・管理する

代替え休暇などについては、ついつい本人でさえ取ることを忘れてしまうケースもありますが、うやむやにしないシステム導入や管理が必要です。

パソコンなどで管理をするということも一つの手でしょう。また休日出勤時に休みをどうするかをあらかじめ決めておくことによって、代休を取りそびれるということはありません。

代替え出勤についてしっかりと理解しておくこと

代替え出勤は、企業側はもちろんですが、社員側もしっかりと理解しておくことが大切です。

知らず知らずのうちに代休を取らずに有給休暇をとって、有給の日時を減らしてしまっていたというケースもあります。確かに給与の支払いはない一面はあるけれど、有給休暇はある程度日にちが決まっています。

ご自身の急病や子供の急病などで取っておきたい人もいるでしょう。代替出勤時の代休制度などについては知っておくと大変便利です。

Related