中途採用の合否を決めるポイント10個|面接官が注意すべきポイント3つ

採用
  1. 中途採用の現状とは?
  2. 中途採用の合否を決めるポイント10個
    1. 中途採用の合否を決めるポイント1:即戦力になり得るかどうか
    2. 中途採用の合否を決めるポイント2:自社に対する熱意が伴っているか
    3. 中途採用の合否を決めるポイント3:良好な人間関係が築けるか
    4. 中途採用の合否を決めるポイント4:今までの仕事で成果があったか
    5. 中途採用の合否を決めるポイント5:退職理由が納得できるか
    6. 中途採用の合否を決めるポイント6:志望動機がしっかりしているか
    7. 中途採用の合否を決めるポイント7:自分の長所・短所を理解しているか
    8. 中途採用の合否を決めるポイント8:仕事の新しい知識や方法をもっているか
    9. 中途採用の合否を決めるポイント9:仕事観がしっかりしているか
    10. 中途採用の合否を決めるポイント10:イレギュラーな質問に対応できるか
    11. あなたの会社に仕事の生産性をあげる「働き方改革」を起こしませんか?
  3. 中途採用の面接官が注意すべきポイント3つ
    1. 中途採用の面接官が注意すべきポイント1:話しやすい雰囲気を作る
    2. 中途採用の面接官が注意すべきポイント2:求める能力との整合性を見極める
    3. 中途採用の面接官が注意すべきポイント3:実際に働いた時のことをイメージする
  4. 中途採用の合否を決めるポイントを押さえておきましょう

中途採用の現状とは?

転職市場においては、IT業界の持続的好況やサービス・営業分野などの人手不足を受けて、過去に1社以上の就業経験のある中途採用人員を雇用する会社が増えています。

会社への現状の不満やスキルアップ・キャリアアップを目的とした転職希望者も増加傾向にありますが、生産年齢人口の減少の加速化などから求職数より求人数が多い基調的傾向は今後とも変わらず、中途採用する側にとって厳しい現況は当面続きます

中途採用の合否を決めるポイント10個

会社にとり、競合他社との競争優位を確保するための人材確保は至上命題と言えます。中途採用担当者にとって、中途採用のメリットである即戦力・即採用を活かしながら、有能な中途採用者を確保することが大切です。

そのため、どのような理由で中途採用するかという目標を明らかにし、それに合った合否判定のポイント(即戦力、仕事に対する熱意、専門技術、免許・資格、など)を踏まえて採用業務にあたる必要があります。

中途採用の合否を決めるポイント1:即戦力になり得るかどうか

中途採用の最大のメリットは「即戦力」です。このポイントでは、会社の喫緊の課題(業務量増加、欠員補充など)に即対応できるかを判断します。新卒採用者では対応が難しい営業現場や管理職欠員の補充などのケースで一番重視されます。

職種別の中途採用では、その職種に必要な経験・資格・免許・スキルなどが合否の判断基準のポイントになるため、面接では詳細な関連説明や関係資料の確認が大切です。

中途採用の合否を決めるポイント2:自社に対する熱意が伴っているか

このポイントでは、中途採用者の会社帰属意識の有無を問います。会社の企業理念・企業文化の理解度合いや企業のミッションへの貢献意識の程度など入社動機のインテンシティを見極めます。

採用面接時に、上記のポイントをベースにして相手の考え方を知り、働き方についての会社としての将来的な方針の摺り合わせも大切です。会社の社風・企業文化などと中途採用者の価値観が適合すれば、入社後の定着や仕事の成果に繋がります。

中途採用の合否を決めるポイント3:良好な人間関係が築けるか

このポイントでは、中途採用者の「コミュニケーション能力」や「協調性」の有無を問います。「コミュニケーション能力」や「協調性」は、会社組織における良好な人間関係を築く上で必要不可欠な能力です。

どのような職場環境の下でも組織人として適切な人間関係を構築できるか、その能力を見極めるのも採用担当者としての重要な責務となります。

中途採用の合否を決めるポイント4:今までの仕事で成果があったか

このポイントは、職務経歴の質問の関連ポイントとして活用します。中途採用では、入社後の即戦力としての仕事の成果が期待されます。職務経歴書に過去の華やかな職歴が記載されていても、実績が伴わなければいけません。

職務経歴の質問では、どのような業務に従事し、どのような成果を挙げたかを確認します。関連して、成果を挙げるための目標管理や創意工夫したことなどもあわせて確認していきます。

中途採用の合否を決めるポイント5:退職理由が納得できるか

このポイントでは、退職が合理的に説明できたかが問われます。中途採用しても、入社後に同様理由で退職する可能性や退職に伴うトラブルなどが再燃しないか見極める必要があります。

面接では本音が出にくい場面もあり、相手も退職理由の質問を予想して事前に回答を用意しています。その回答からさらに掘り下げた質問で本当の理由に迫りましょう。退職理由で前職の会社・社員の批判や非難に終始する場合は気をつけましょう。

中途採用の合否を決めるポイント6:志望動機がしっかりしているか

このポイントでは、会社への志望動機がスキルアップ・キャリアアップを目的とした上昇志向・成長志向のポジティブな動機か「でも・しか」的なネガティヴな動機かをチェックします。

チェックにあわせて他社への採用応募の有無も確認します。他社へも応募している場合、どうしても我が社に入社したいという熱意が希薄であり、入社後のミスマッチで早期退職する可能性が高くなります。

中途採用の合否を決めるポイント7:自分の長所・短所を理解しているか

このポイントでは、中途採用者の自己分析の内容をチェックします。1つ目は、本人が自分の性格をどう理解しているか、2つ目は、会社組織の中でその性格をどのように反映して会社に貢献しようとしているのかを把握します。

即戦力としてのスキルを持ち合わせていても、性格上問題があると判断される場合は要注意です。

中途採用の合否を決めるポイント8:仕事の新しい知識や方法をもっているか

このポイントでは、中途採用者が自社にない仕事の知識・情報やノウハウをもっているかをチェックします。

中途採用者が以前の職場で培った仕事の知識・ノウハウなどを取り込み会社業績の向上に資することができるなど、中途採用のメリットとしても大なるものがあります。

中途採用の合否を決めるポイント9:仕事観がしっかりしているか

このポイントでは、中途採用者が入社後にどのようなセクションで働きたいのか、そこで何を期待し将来的にどのようなキャリアを積み上げたいのかなど、確固とした仕事観があるかチェックします。

このチェックにより、中途採用者の仕事に対する熱意、将来に向けた中長期的ビジョン、会社への帰属意識の芽生えなどが確認できます。

中途採用の合否を決めるポイント10:イレギュラーな質問に対応できるか

このポイントでは、中途採用者のとっさの場面における機転や平常心をチェックします。イレギュラーな質問に全く対応できなかったり、論理的破綻をきたした応答をする場合は、資質的に再チェックする必要があります。

会社業務の中での突発事案に対し、平静を保ちながら、機転を利かしてその場を処理することも、ビジネスマンにとって欠かすことのできないスキルです。

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中途採用の面接官が注意すべきポイント3つ

中途採用担当の面接官は限られた面接時間内に、中途採用のメリットであるスキルや仕事に取り組む姿勢、意気込みなどを中途採用者とのやりとりのなかで汲み取らなければいけません。

中途採用者の実像をより正確に、より効率的に把握するために注意すべきポイントとして「話しやすい雰囲気を作る」「求める能力との整合性を見極める」「実際に働いた時のことをイメージする」の3点を考えてみましょう。

中途採用の面接官が注意すべきポイント1:話しやすい雰囲気を作る

面接の目的は、中途採用の合否の判定に必要な情報を引き出すことにあります。そのためにも、面接を受ける人がリラックスして話しやすい雰囲気をつくる必要があります。このような場づくりは面接官が第一に考えるべきポイントとなります。

面接の場では、応募者が疑問に思うことや確認したいことがあってもなかなか切り出せません。このため、面接担当者は、逆質問や最後のアピール機会を設けてやるなど配意します。

中途採用の面接官が注意すべきポイント2:求める能力との整合性を見極める

中途採用にあたっては、即戦力・即採用のメリットを活かしながら、能力のある中途採用者を確保することが大切です。

そのため、どのような理由で中途採用するかという基準を明らかにし、それに合った合否のポイント(即戦力、仕事に対する熱意、専門技術、免許・資格など)を踏まえて採用業務にあたる必要があります。

中途採用の面接官が注意すべきポイント3:実際に働いた時のことをイメージする

中途採用面接時に、希望職種・セクションなどについての相手の希望を把握し、その働き方について会社としての考え方・処遇や将来的な方針について、お互い摺り合わせをすることも大切なポイントになります。

このような摺り合わせで抽出された疑問点や矛盾点などは、採用担当者と応募者の相互認識を土台として、調整・変更・保留などの措置をとります。

中途採用の合否を決めるポイントを押さえておきましょう

中途採用担当者は限られた面接時間内に、応募者のスキル、仕事に取り組む姿勢などを正確に効率的に把握する必要があります。

そのために、面接担当者として知っておくべき、合否を決めるポイントをよく理解し、面接現場で活用しましょう。

合否ポイントを活用して採用面接にあたることにより、ヒアリングの中味が質的に向上し、応募者の実像や本質に迫真することができます。

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