内定式や内定者懇親会でグループワークをする2つの意味|入社後に活かせるコツ

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グループワーク

内定式でよく行われるグループワークとは、テーマを与えられてディスカッションしたり、物をみんなで作り上げて発表したりする集団選考のことです。

内定式のグループワークで皆と協調しながら作業できているかどうか、グループをまとめるためのリーダーシップがあるかなど、組織の中であなたがどのような行動を取るのかが見られています。

役割分担や正しい答えが見いだせるか、それを効果的にプレゼンできるかなどがポイントです。

内定式

一般的に10月1日あたりに内定式が行われています。

内定式とは懇談会や懇親会のようなもので、新入社員の顔合わせやグループワークが行われます。内定式の具体的な内容は各企業によって違いますが、食事会なども行われます。食事は立食パーティの場合もあるため、ある程度のマナーは覚えておくとよいでしょう。

スーツでの参加が一般的ですが、ラフな格好でと通達があった場合はビジネスカジュアルなファッションがよいでしょう。

グループワークとは集団で課題解決する仕組み

グループワークとはグループ活動を通してひとつのテーマを皆で力を合わせて解決する方法を模索していくことです。

グループワークは組織における専門的な技法のひとつです。メンバーが相互に影響を与え合うことで、お互いに変化成長していく仕組みになっています。ひとりでは解けない問題も集団のパワーが合わされば解決できることを身をもって体験していきます。

グループワークで与えられる問題はあらゆる事象が対象になります。

グループディスカッションもそのひとつ

グループディスカッション(GD)もグループワークのひとつです。

ただし内定式などで行われる自由形式のグループワークと違って、グループディスカッションは対話や討論を通して問題を解決しようとする試みです。グループワークのなかのひとつとして対話だけを主体としたグループディスカッションが存在しています。

内定式は、道具を使わずに対話だけを主体に実行できるグループディスカッションが圧倒的に多いことが特徴です。

内定式や内定者懇親会でグループワークをする意味は?

内定式でグループワークをする目的は、新入社員同士の仲間意識を高めるために懇親を深める狙いが大きいです。

グループワークとは、仕事上の課題を見つけて主体的に解決するための思考力を見極めるツールです。またグループワークを行うことで対人スキルもわかります。仲間と協力して課題を解決することができるかどうかが見られています。

グループワークはその人の本質を見極めることができる場です。気をつけましょう。

グループワークをする意味1:内定者同士仲良くなってもらう狙いがある

内定式で行われるグループワークは皆で協力して共通の課題に取り組み短時間で解決するゲームなので、内定者同士が仲良くなれるチャンスです。

内定式で初めて会う人と短時間で親交を深めるためにはグループワークが最適です。共通の話題に皆と一丸になって立ち向かっていく中で、見知らぬ同士が自然と絆を深めることができるからです。

グループディスカッションをすることで仕事のシュミレーションにもなります。

グループワークをする意味2:内定者に対してのフォローの意味もある

内定者辞退が増加している売り手市場の現状で、内定者フォローの一環として内定会の場でグループワークを実施する企業が増えています。

グループワークというクイズのようなたのしいディスカッションの場を設けることで、自分の意見を述べることもできますし、仲間意識も培ってもらいこの企業で働きたいという意欲を持ってもらうことが狙いです。

内定式や内定者懇親会で行われること6つ

内定式や内定者懇親会で行われること6つをご紹介していきます。

内定式とは内定を正式に通知するための式典です。新入社員が採用内定書を受け取り承諾書を提出して労働契約を成立させます。企業によっては内定式で配属先を発表することもあります。

内定式のあとに内定者懇親会が設けられ、グループワークや自己紹介・食事会などを通して同期や先輩社員との交流が図られます。

これらのイベントについて詳しく見ていきましょう。

内定式や内定者懇親会で行われること1:食事会

内定者や内定者懇親会で行われる食事会とは、初めて会った新入社員の知らない人同士が、ランチやディナーなどで一緒に飲んだり食べたりして親交を深めるイベントです。

内定式の食事会は立食パーティ形式の企業もあります。会社の先輩や現役の社員の人たちと、食事というリラックスの場でコミュニケーションを深めることが目的です。

内定式や内定者懇親会で行われること2:内定者同士の自己紹介

内定式や内定者懇親会ではたいてい内定者同士の自己紹介が行われます。

内定式で自己紹介をすることが一般的になってきていますので、スピーチの内容などを用意しておくとよいでしょう。新入社員の自己紹介は一生に一度の経験ですし、そこで会社の人たちの自分に対するイメージが固定されてしまいます。失礼や不備がないように慎重に行ってください。

自己紹介は短すぎても長すぎてもよくないので、1・2分を目安にまとめましょう。

内定式や内定者懇親会で行われること3:先輩社員との交流

内定式や内定者懇親会で先輩社員との交流が行われる場合があります。

内定式の食事会などで先輩社員に紹介されるシステムは企業からの配慮です。現役社員と交流することで入社後のイメージがしやすくなるからです。

内定式の食事会で先輩社員と新入社員が同席することで、不安や疑問点を気軽に質問できる場を作り上げて、入社後も働きやすい職場を提供することが狙いです。

内定式や内定者懇親会で行われること4:グループワーク

内定式や内定者懇親会で、同期の絆を深めるためにグループワークを行うケースが増えています。企業によっては内定式の前から課題が出されていて、事前に準備をしてからグループワークを迎えなくてはいけない場合もあります。

グループワークの内容は自社製品の売り出し方など、業務に関するグループディスカッションが中心です。仲間と話し合いをした結果を皆の前で発表することで、経営について学び親交を深めることが狙いです。

内定式や内定者懇親会で行われること5:職場見学

内定者を集めて、職場や自社工場の見学へ行くグループワークもあります。

自分たちがこれから働く職場や自社製品が作られる様子を観察することで、仕事に対する理解とやる気を深めることができます。

内定式や内定者懇親会で行われること6:事務連絡

内定式や内定者懇親会の主な内容に、事務的な書類記入などの手続きがあります。

内定式は強制ではないので欠席しても大丈夫ですが、制服がある場合は採寸をしたり健康診断や面談、適性テストを実施するところもあります。重要な事務連絡などもありますので、内定式は可能な限り出席しましょう。

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入社後に活かせるグループワークのコツ

入社後に活かせるグループワークのコツについてご紹介します。

グループワークはこれから働く職場の上司にも見られています。どんな発言をするのか、どんなチームワークが発揮されるのか、グループワークに参加することで個々の資質が試されています。

入社後に再度グループワークをさせられることもあります。内定式・内定者懇親会でグループワークへの取り組みを工夫して、入社後にその経験をいかしましょう。

マーケティングの視点で考える

内定式で行われるグループワークはマーケティング要素が含まれた課題を出されることが多いので、的確な答えが出せるように準備をしてから参加しましょう。

業績を伸ばして利益を増やしていくことが企業の目的です。内定式のグループワークでは、売れない商品を売る方法などの課題が出される場合があります。ネットツールや宣伝効果、顧客状況などを交えながら、具体的なマーケティング視点でグループワークを考えることが重要です。

内定式のグループワークについて理解を深めよう!

内定式で行われるグループワークには意味がありますので、漫然と受けるのではなくグループディスカッションへの理解を深めてから積極的に参加できるように心掛けていきましょう。

内定を迷っている場合でも、内定式や内定者懇談会には出席しておきましょう。新入社員同士の懇親を深めることができますし、グループワークや職場見学・食事会などで知らない人々とディスカッションすることで会社への愛着が持てるようになります。

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