SEがWeb系企業への転職を検討したら。検討期間に行ってほしい5つのこと。

採用

1.現状を知る

まずは求人サイト、紹介サービスなどを見てみましょう。その中に紹介されている案件、求人は自分の給料と比較してどれくらいの水準でしょうか?

また、自分の技術、スキルなどが転職をしたときに通用するのか、職場を変えてもやる仕事は同じではないのか?そういう悩みを抱えているSEの方は少なくありません。しかし、勤務時間、残業、家庭との兼ね合いなどを考えて転職という選択肢が濃厚になっている方は、まずは自分の能力値を客観的に評価してくれる方に相談をしてみましょう。

SI系の会社の方は、実力が高いのにもかかわらず、他の会社で通用しないのでは?という漠然とした不安を感じている方が少なくありません。しかし、実際は長年のキャリアを積んできたことで、言語を変え、業務を変えても活躍される方が多数います。

まずは自分の現状のレベルを客観的に把握するため、エージェントや媒体などで水準を確かめてはいかがでしょうか。

2.業界のトレンドを知る

この業界で生き残って行くために、いま求められている人材とはどういうものか知ることは転職において重要なことです。
業界のトレンドを知り、今求められているスキルを知ることで、より幅のある転職をすることができるようになるでしょう。

そのためにも、以下のような方法をとってみてはいかがでしょうか

情報を集める、体験する 

今、新しい技術が登場したタイミングで、エンジニア個人がその技術を体験することができる時代になっています。
その一例として、日本マイクロソフトでは次代を担う人材のために、技術情報Webサイト『MSDNオンライン』や『TechNetオンライン』からの技術情報、「コードレシピ」と呼ぶサンプルコードの提供、テクノロジーイベント『Tech・Ed』の開催を通じて支援を積極化しています。
今の自分の仕事に捉われず、新しい技術に対し積極的にふれていくことが重要ですね。

RSS、グーグルアラート、ニュースメディアでこまめに情報をチェックする

ニュースサイトをこまめにチェックをして、情報をキャッチしましょう。基本はグーグルアラート、各ニュースメディア、RSSといったところでしょうか。グーグルアラートらへんが気になる情報に特化して調べるにはいいツールかもしれませんね。

3.気になる領域の方と出会う

また、手始めに気になる領域のエンジニア、人事担当などとつながりを持つことも必要です。つながり、内情を知ることで、転職の情報もよりリアルな情報になり失敗の確率を減らすことができます。

エンジニアの方はご存知の方が多いと思いますが、ITエンジニア、技術者界隈では毎日多くのイベントが開催されています。技術が体験できるイベントから、キャリアを知れるイベントまで幅広く開催されています。それらのイベントで気になる領域の方と出会い、実情や雰囲気を聞いてみましょう。

イベントに参加されるという方はぜひこちらを参考に:

4.転職の軸を考える

転職をする際には、とても大事なことがあります。
皆さんは自分の希望条件、実力を鑑みたうえで、やりたいことのできる職場を選びたいと考えているはずです。しかし、全てを求めているとき、その理想の職場は見つからないかもしれません。

例えば、スタートアップ企業に関心がある、しかし給料は落としたくない。そう考えていても、おそらく現実は厳しいでしょう。スタートアップ企業では、優秀な人材を雇う、もしくは根性、気持ちがある人を雇うケースが多いと思います。そこに求められるのは給料は少なく、しかし思いや未来の成果に期待をして事業にコミットする力です。
そのようなスタートアップに入りたいけど、給料はあげたい、という転職は不可能でしょう。給料は維持、もしくは下がってもいい、長時間コミットはする、ただ、できるだけ裁量を持って働ける会社、など、ある程度妥協ライン、求めるラインを定めることが必要になります。

主に、4つの軸を中心に、転職の希望を考えておきましょう。

・給料の軸(上げたい・維持でもいい・下げてもいい)
・技術の軸(どういう言語を扱いたい・どういう開発をしたい)
・環境の軸(どういう規模・福利厚生の有無・成長性の有無)
・働き方の軸(地方で働く・スタートアップで働く・安定して働く)

自分の実力、希望企業の実情を踏まえて転職の軸を設定しましょう。

5.将来の道を考える

先ほども述べましたが、エンジニア・SEの方の中でも、SIer勤務の方は特に自分の給料と能力にギャップがあるということに気づいていないという方が多くいます。私たちのサービスは5月ころより相談を開始しましたが、それから来た方の中でも既に、SIerからWebエンジニアへの転職を成功させ、給料が20万円から50万円になったという方もいました。

とはいえ、一概にそういうケースではないということも事実です。基本的にSIer勤務からWeb業界の事業会社にいきなり転職するのは困難だと言われています。転職する前に常駐型案件や、受託会社などで勤務をする必要があるケースも多いのが現実。そのようなケースを挟んでも転職するメリットは大きいかもしれません。

また、年齢に応じて転職の方法なども変わってきます。早いうちにSEとして生きるか、Web系に移るか、などの判断をして、キャリアを積んでいくことが重要でしょう。

いかがでしたでしょうか?
自分の実力、トレンドなどを把握していないかたはぜひ、上記の点を意識してみてはいかがでしょうか?
逆に、トレンドを追っていると自分の能力がレガシーで、需要がなくなるのではないかと不安になる方もいるようですが、
それでも世の中の多くの企業は安定した能力を求めていますし、経験の厚いかたは似た言語を習得することの出来る速度も速いので、そこまで不安になりすぎる必要はないでしょう。

それでは、皆さんの転職の成功を祈っています!

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