【初めての派遣】派遣の登録から実際に仕事を開始するまでの流れ|登録・応募・契約・出勤

採用

1. まずは派遣会社に登録

派遣の仕事をするために、一番始めなければならないことは派遣会社に登録することです。

派遣会社にも様々な会社があり、特定の業界の紹介が多いなど、特徴があります。

工場での仕事、事務仕事、日雇いのバイトなど自分のやりたい仕事に合った派遣会社を選びましょう。

ただ、ホームページやタウン誌などで自分の希望する業界の仕事が多いと紹介されていても、必ずしも自分の想像通りの環境で働けるとは限りません。
なので、初めて派遣会社に登録しようと思っている方でも、最初から複数の派遣会社に登録しましょう。
派遣会社は基本的にやりたくない仕事しかなければ放っておいても大丈夫なので、あらかじめ自分のやりたい仕事の選択肢を増やしておくと便利です。

電話で登録

派遣会社に登録する際、電話をかけて登録することができます。

ただし、電話をかけただけでは正式な登録にはならないため、紹介される「派遣登録説明会」などに出向かわなくてはなりません。

「登録説明会」については下で明記しますが、東京などの都市近郊だけでなく、地本にも派遣会社の事務所などで開かれるので、参加は可能です。
その際の交通費は自費負担です。

また、「登録説明会」は週に何度か、もしくは毎日行なっている会社もあるので、参加可能な日時を予約します。

基本的に、派遣会社登録前に電話のみで済ませられるのは、「登録説明会」や、それにあたるものの予約のみです。

webで登録

webで派遣会社登録する際も、基本的には電話と同じで、「登録説明会」の予約になります。

ただし、派遣会社によっては、web上でエントリーシートや履歴書、プロフィールなどを登録できることがあります。

「登録説明会」では必ず、エントリーシートや履歴書の記入、もしくはプローフィールの登録を行いますが、webであらかじめ済ませておけば、派遣会社登録の当日に行う作業は減ります。

webで登録できる場合は電話するよりも楽かもしれません。

登録説明会に行って登録

「登録説明会」について話します。

基本的に派遣会社の開催する「登録説明会」は、予約制です。
なので、当日いきなり開催場所に行っても登録まで進められません。
あらかじめ電話やインターネットを使って予約しておきましょう。

「登録説明会」で行われることは主に以下の4つです。
・派遣の仕事や会社についての説明
・プローフィール登録
・スキルチェック
・担当者との面談

それでは詳しく見ていきます。

派遣の仕事、会社についての説明

最初に行われるのは、派遣の仕事の仕組みや会社についての説明です。

詳細は会社よって異なりますが、仕事をする上でやってはいけないことなどの説明も受けます。

派遣会社と派遣を依頼した会社との信頼関係もあり、厳しく指導する会社もあるので、しっかりと聞いておきましょう。

エントリーシートやプロフィール登録

説明を受けた後に行うのは、プロフィールの登録です。

事前に履歴書やエントリーシートを持ってくるように指示する会社もあるので、絶対ではないですが、生年月日や学歴、職歴、希望の職種などについて記載します。

履歴書持参の指示がなくても、学歴や職歴などの記入が楽になるので、持って行った方が負担は少なくなと思います。

スキルチェック

スキルチェックでは、パソコンの操作や簡単な計算問題などをテストします。

テストといっても難しいものではなく、基本的な仕事ができるかどうかを見るものなので、事前に勉強する必要などはありません。

また、日雇い派遣会社などではスキルチェックをしない場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

以下に、一般的に行われるスキルチェックについて記載しておきます。

・PC操作
ワード、エクセル、パワーポイントの使い方
・タイピングテスト
タイピングのスピード、正確性のチェック
・計算問題
・一般常識問題
外国語を使って行う仕事のテスト
・語学テスト
ヒアリングチェック、タイピングチェック

などです。
ただし、これらすべてを行うわけではなく、また時間もあまりかからないものが多いと考えられます。

面談

最後に行うのは面談です。
面談は面接とは異なり、職歴やスキル、希望の職種の確認と行った程度です。

時間もあまりかからず、就活での面接のように緊張感のあるものではありません。

また、ここで質問が可能なので、実際にどうやって仕事に応募すれば良いのか、応募した後どうなるかなど、分からないことがあれば質問しておきましょう。

登録説明会での持ち物や服装

登録説明会での主な持ち物、適切な服装についてです。

基本的に必要なものは筆記用具と身分証明証、印鑑です。

説明会で履歴書などに記入したり、派遣会社との契約を結びます。その際、給料の振込先を決まる場合もありますが、詳細は派遣会社が教えてくれるので、それに従いましょう。
基本的にノートやパソコンなどは不要だと思います。

また、希望する職種にもよりますが、証明写真を撮影する場合もあるので、スーツで奇抜でない髪色、髪型などがいいでしょう。
とくに男性は、髪色や髪の長さ、髭などは気を使った方がいいと言えます。

工場勤務など、スーツを着ないような仕事であれば、服装や髪型をあまり気をつかう必要はないと考えられます。

会社から、どのような格好で来てくださいなど、指示がある場合はそれに従いましょう。

2 . 派遣の仕事に応募・登録する

まずは、派遣の仕事をする上で理解しておくべき注意点について記載しておきます。

・雇用契約は派遣会社と結ばれている。
・3ヶ月・6ヶ月・12か月など雇用期間が決まっている。
・給料は主に時給で支払われる。
・賞与やボーナスは基本的にはない。
などです。

雇用契約が派遣会社と結ばれるということは、実際に自分が働く会社との契約ではない、ということです。給与も、派遣会社経由で支払われることが多いです。

また、時給換算の給与、ボーナスが無いことからわかるように、待遇は正社員よりも悪くなります。

ただし、社会保険や雇用保険は加入する場合もあるので、気になる方は派遣会社に確認しましょう。

仕事の紹介を受け、応募する

紹介された仕事には、主に「電話」「メール」「web」によって応募することができます。

多くの場合は、派遣会社がマイページなどをつくり、希望条件などを設定しておけます。

その条件をもとに会社が仕事を紹介していくということです。

その場合、マイページ上でそのまま応募することもできますし、電話で応募することもできます。

また、メールよって仕事が紹介される場合もあります。その場合もメールや電話で応募可能です。

応募してから決まるまで

紹介された仕事に応募したら、担当の方が電話などで、改めて詳細な条件の確認や仕事内容などについて確認します。
その上で問題がなければ無事に雇用契約を結ぶことができます。

会社によって段取りが異なることもありますが、大まかにはこのような流れで紹介から契約まで進んでいきます。

3 . 派遣先の仕事に行く

実際に仕事に応募し、契約が決まってから働くまでの流れです。

詳細は契約先によって異なりますが、早くても一週間弱はかかります。

働き始める前に、オフィスや工場などを見学し、軽く挨拶することもあるので、契約して明日からすぐに働く、ということは難しいようです。

明日すぐに働きたい場合は、日雇いのアルバイトを募集している派遣会社に登録しましょう。

ただ、働く期間が決められている派遣の仕事と、日雇いの派遣仕事は基本的に別なので、新しく登録説明会に行くところから始めなければなりません。

態度に気をつける

以上、派遣会社の登録から、仕事の紹介、応募・登録から実際に仕事を始めるまでの流れについて見てきました。

都市近郊だけでなく、地方にも派遣会社は沢山あるため、段取りなど少々異なる場合もありますが、大まかには上記した通りです。

また、仕事を紹介してもらう上で大事なのは、信頼関係です。

派遣会社も、優秀な人材を企業に紹介した方がその後の関係を続けられ、また態度の悪い人材ばかり紹介していると、契約が結べなくなってしまいます。
そのため、いい仕事はなるべく態度のいい、優秀な人材に紹介しようとします。

つまり、登録説明会で寝ていたり、話を聞いていない、遅刻する、連絡せずに欠席する、などのことをしてしまうと、信用されなくなり、仕事を紹介してくれないという事態に陥ってしまします。

自分の希望の条件に合った仕事を紹介してもらい、契約してもらうためにも、社会人として最低限のマナーは守りましょう。パソコンのスキルなどに自信がなくても、マナーをわきまえていて、しっかりとした態度が取れていれば、いい人材だと判断され、良い仕事の紹介をしてくれるはずです。

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