代表的なコールセンター会社4つ|コールセンター業界について

働き方改革

コールセンターとは

求人サイトで多く見かけるコールセンターの仕事がどのような内容か知らない人も多いでしょう。コールセンターの仕事は大きく分けて2種類あります。問い合わせや申し込みなどに対応する「インバウンド業務」と、自社製品を売り込む「アウトバウンド」です。

どちらの仕事もコールセンター業務として求人が掲載されているので、仕事内容をよく確認して決定しましょう。次項からコールセンター業界について詳細に触れていきます。

コールセンター業界

コールセンターの仕事は、8割以上がインバウンドの仕事です。テレフォンオペレーターやカスタマーサポートなど、比較的身近な仕事です。何か商品やサービスを利用して困った事があると、サポートセンター電話をすることがあります。

そこで対応しているのがコールセンターで働く人達です。残り2割程度がアウトバンドの仕事になります。テレアポの営業電話の仕事です。コールセンター業界で働く時は、自分に合った業務を選ぶと長く働けます。

代表的なコールセンター会社4つ

コールセンターの業界でも実績があり、安定した業績がある企業が存在します。コールセンターで働くなら安定した企業で働きたいでしょう。数あるコールセンターの中で代表的な企業を4社見ていきましょう。

1:トランスコスモス株式会社

トランス・コスモス株式会社は、コールセンターのサービスを行っています。顧客からの問い合わせやクレーム対応、商品の案内や営業セールスなど幅広いサービスを展開しています。

国内で最も大きいコールセンター会社で、最新のテクノロジーを使用した顧客の声を分析するシステムやLINEを活用したサービスも行っています。

国内で30拠点、中国や韓国でもコールセンターサービスを提供しています。大手企業も利用している会社です。

2:株式会社ベルシステム24

株式会社ベルシステム24は、国内に33拠点持つコールセンター会社です。コールセンターとして30年以上の歴史があり、経験豊かなノウハウを活かして多くのサービスを提供しています。

コールセンターでは独自に開発したオペレーションマネジメントシステム「OPM」を導入して質の高いサービスを届けています。大手企業もコスト削減や事業拡大を意識して株式会社ベルシステム24を選んでいます。

3:りらいあコミュニケーションズ株式会社

りらいあコミュニケーションズ株式会社(旧社名もしもしホットライン)は、1987年に創業したテレマーケティング会社です。国内外に40ヶ所のオペレーションセンターを配置してサービスを提供しています。

アルバイトスタッフから正社員登用も行っており、意欲の高い人は多くのポジションで活躍できます。また、社内教育にも力を入れていて、未経験でも働きやすい環境づくりをしています。

4:株式会社KDDIエボルバ

株式会社KDDIエボルバは、全国34拠点で365日24時間体制で稼働してる会社です。auで学んだ実績を活かしてコールセンターサービスを提供しています。コールセンターでは、日本語以外の対応も行っており、外国語を得意としている人が活躍できる企業です。

社会から信頼される企業を目指し、社員一人ひとりが倫理観を持って働ける企業です。大手の企業ですからネームバリューもあるでしょう。

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トランスコスモスについての口コミなどをご紹介

トランス・コスモスは1966年創業、ITアウトソーシングサービス会社です。渋谷区に本社があり、コールセンターサービスやデジタルマーケティングサービスなどを展開しています。全国各地にオペレーションセンターがあり、海外を含めた112拠点に持っています。

コールセンター会社の中では長い歴史がある会社でグループ企業もたくさん持っています。

1:給与

給料面は配属される部署によって異なりますが、エンジニアとして働く人は給料が低く、入社時からほとんど昇給しない口コミがあります。また、役職と給与のバランスが悪いとの指摘もあります。同業の会社と比較をすると安く感じる人が目立ちます。

残業は部署によって差があり、残業をしたら会社の規定どおり支給はされています。

2:離職率

仕事を通じた成長ができる会社であり、自分がやりたいと挙手できる社員は成長も実感できます。不慣れな仕事だったとしてもサポート体制が充実しているため、不安を覚えることもないのではないでしょうか。必要な資格は随所取得させてくれるのでスキルアップすることもできます。

会社的に、女性の進出に理解がある企業で、産休や育休・結婚休暇などライフイベントのためのまとまった休暇を取る人も多くいらっしゃいます。等級や昇給、評価制度も整っているので業界全体から見た離職率は低いのではないでしょうか。

3:社内環境は配属される部署によって異なる

トランスコスモスの働く環境は部署によって差があります。残業が多い部署もありますが、残業を押さえる事を課題にしている部署もあります。仕事が多い部署になるとひとりで抱えきれない程の仕事量を与えられ、毎日3~4時間の残業になるといった口コミもあります。

社内環境は担当上司の対応によって、部署ごとに違ってきます。

こんな求人には気を付けて!ブラックコールセンターの見分け方

高い時給で自分の都合にあわせて働ける企業が多いことから、主婦やフリーターに人気の仕事です。しかし、実際に働いてみると条件が違ったり、精神面でハードな事から離職率も高めの職業です。

コールセンターの中には悪質な業者もあります。求人広告に書かれている気をつけたい待遇を調べてみましょう。

1:高時給

コールセンターの時給は他の職業と比較して見ると高いことがわかります。特別な技術や資格が無くても高い時給を受け取れます。コールセンターの平均時給は1280円です。エリアによって多少の差はありますが、比較的高い時給を受け取れます。

しかし、平均時給よりもさらに高い金額で求人をしている企業があります。土日や深夜の時間帯は平均時給より高額になりますが、他者と比較して同じ条件で驚くほど高額な場合は注意が必要です。

2:高待遇

悪質なコールセンターは待遇を良くして人を集めます。未経験でも簡単に始められて残業もほとんどありません。空調の効いたオフィスで快適に仕事ができ、電話を使った仕事なので服装に規則がありません。

コールセンターの仕事は他の職業と比較すると好待遇ですが、ブラック企業は、面接時により良い待遇をアピールしてきます。夢のようなおいしい話をする企業には注意が必要です。

3:ノルマなし

はじめてテレアポの仕事をする時は、ノルマがあるととても難しく感じます。ブラックな会社は、ハードルを下げるためにノルマなしの条件で求人をします。

多くの人は安心して働ける会社だと思い入社しますが、実際に業務をスタートすると「目標」を設定して目標達成するように言われます。

言い方を変えたノルマが決められており、聞いていた話と違うと後悔します。ただし、ノルマなしと書かれている会社が全部ブラックというわけではありません。

4:完全報酬型

コールセンターの求人には、「固定報酬」と「成果報酬」の2タイプがあります。固定報酬はテレアポなどで営業先に繋がらなくても1コールごとに料金が発生します。成果報酬はアポイントがとれて初めて報酬が発生する料金形態です。

ここで気を付けたいのが、完全成果報酬型です。この条件で給料が支給される場合、成約した時のみ給料が受け取れます。成約は最も成果が出しにくい業務です。この条件で入社すると手取りが上がらず苦労するでしょう。

豊富な実績を持つコールセンター会社はたくさんある

コールセンターの仕事は大きく分けて2種類ありました。業務内容を詳しく知ることで自分に合った求人を探せます。安心して働ける業界ですが、中には悪質な企業も含まれているので注意が必要です。豊富な実績をもったコールセンターで気持ちよく働きましょう。

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