新しい働き方の1つ「副業」をするメリットを知ろう
近年、「働き方改革」という言葉をよく見聞きするようになりました。政府は働き方改革の一環として、会社員の副業を積極的に推進しています。
最近では副業をテーマにした書籍や雑誌記事も多く登場しているため、副業に興味のあるビジネスパーソンの方も多いのではないでしょうか。
この記事では副業に興味のある方のために、副業をすることのメリットとデメリットについて徹底解説しているので、ぜひご参考ください。
まずは副業について知ろう
副業を始める前に、まずは副業とは何かを簡単に確認しておきましょう。主に生計を立てている手段・仕事のことを本業と呼ぶのに対して、サブで収入を得ている手段・仕事のことを副業と呼びます。
例えば、正社員として働いているならば、勤め先の会社での仕事が本業となります。そして、会社の仕事以外で、プラスアルファとして自分の意志で行っている仕事が副業と呼べるでしょう。
副業をすることのメリット・デメリット7つ
近年、副業をはじめるビジネスパーソンが増加傾向にあると言われています。たとえば、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングを利用して、仕事の合間や休日に仕事を受注してお小遣いを稼いでいる人も少なくありません。
ここからは、副業をすることのメリットとデメリットの両方を詳しく解説していきます。
副業をはじめる前に、ぜひ最後までチェックしてみてください。
副業をすることのメリット1:収入を増やせる
副業をすることのメリットとしてまず挙げられるのが、収入が増えるということです。本業のみならば会社から決まった額の給料しか受け取ることができませんが、頑張って副業をこなしていけば、収入が確実にアップします。
そうなれば生活にゆとりが出ますし、毎月の貯金額も増やすことができるでしょう。また、好きなものを買うこともできますし、将来設計も安心になるはずです。
副業をすることのメリット2:短時間でできる仕事が多い
短時間でできる仕事が多いというのも、副業をすることのメリットのひとつとして挙げられるでしょう。
たとえばクラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングを経由してWebライターやイラストデザインの仕事を受注した場合、多くは数時間以内でこなすことができるでしょう。
もちろん副業の内容によっては時間が取られることもありますが、多くは短時間で済むので、本業とかけもちできます。
副業をすることのメリット3:リスクが少ない
副業をすることのメリットのひとつとして、リスクが少ないということも含まれるでしょう。収入アップを目指して転職をしたとしても、そもそも転職先が見つかる保証はありませんし、転職前の方が給与や待遇がよかったということもありえます。
しかし、副業にはこのようなリスクはありません。あくまで本業のプラスアルファとしての活動なので、副業がうまくいかなくても食いっぱぐれることはないでしょう。
副業をすることのメリット4:スキルアップを目指せる
スキルアップを目指せるというのも、副業をすることのメリットのひとつとして挙げられます。
副業をこなすことで特定の分野のスキルを身に着けたり、それをさらに向上させることができるため、本業でよりよい業績を上げることにもつながるでしょう。
また、副業で培ったスキルや経験をもとにフリーランスとして独立し、以前より稼げるようになったというケースもあります。
副業をすることのデメリット1:休日で身体を休める時間が減る
以上では副業をすることのメリットについてご紹介してきましたが、残念ながらこのようなよい面ばかりではありません。
副業をすることのデメリットとしてまず考えられるのが、休みが減って体を休める時間も減るということです。
本業に加えて副業にも取り組めば労働時間が増えるため、体力的にも精神的にもきつくなりますし、十分に休みが取れずに辛い思いをしてしまうでしょう。
副業をすることのデメリット2:本業と副業の切り分けが大変
本業と副業の切り替えがなかなか大変であるというのも、副業をすることのデメリットのひとつとして挙げられます。
休日の決まった時間にだけ副業に取り組むと決めているならば問題はありませんが、本業と同時並行しながら副業を行っていると、両者の切り分けが難しくなり、両立することができなくなります。
中には、副業をはじめたせいで本業に支障がでるということもありえるでしょう。
副業をすることのデメリット3:所得税の負担が増える
副業をすることのデメリットのひとつとして、所得税の負担が増えるということも数えられます。
副業をして収入が増えるのはとても嬉しいことですが、収入が増えればその分納めなければならない所得税の額も増えます。
また、収入に応じて市民税などの額も変わってくるため、副業であまり稼ぎすぎると、翌年の納税額が増えて大変な思いをしてしまいかねません。
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メリットだけではない・副業をする際の注意点4つ
以上で見たように、副業をすることには多くのメリットがある半面、デメリットも存在するということがお分かりいただけたことでしょう。
副業をする際には、いくつか知っておくべき注意点があります。ここからは、副業をはじめて後悔しないために、事前に知っておきたい4つのポイントをご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。
副業をする際の注意点1:本業の就業規則を確認しておこう
副業をする際の注意点としてまず重要なのが、本業の就業規則を確認しておくということです。
企業によっては社員の副業を禁止しているところもあるため、就業規則を事前に確認し、副業しても問題ないかどうかをよくチェックしておきましょう。
就業規則に違反して副業を行い、それが会社にばれた場合、場合によっては懲戒処分をくらうこともありえます。
副業をする際の注意点2:年末調整の処理は1か所に
年末調整の処理は1か所にするというのも、副業をする際に注意したいポイントのひとつです。
年末調整を行うのは会社員として得ている給与のみであり、副業で得たお金に関しては確定申告を行うことになっていますが、年末調整に関しては本業である会社のみで行わねばなりません。
副業をする際の注意点3:身体を休めるスケジュールにしよう
副業をする際には、体を休められるスケジュールにすることも大切です。お金を稼ぐことに重点を置きすぎると、本業と副業とでろくに休む時間もなくなってしまい、結果として体を壊してしまいかねません。
体を壊してしまうと本末転倒で、本業も副業もできなくなってしまうので、健康面には十分に配慮したいところです。
副業をする際の注意点4:年間で20万円を超えたら確定申告を
副業で得たお金が年間で20万円を超えたならば、確定申告をしなければならないというのも副業をする際の注意点です。
副業で得た収入が20万円以下の場合は確定申告の義務が生じますので、必ず忘れずに期間内に自分で確定申告を作成し、提出するようにしましょう。
副業をするメリット・デメリットを知ってチャレンジしよう
今回は副業をするメリット・デメリットについて特集してきましたが、いかがでしたでしょうか。
副業をすることで年収アップを実現することができますが、本業との兼ね合いをうまく行わなければ、本業に支障が出たり、忙しさから健康を損ねてしまうこともありえます。
このようなメリット・デメリットの両方をよく理解した上で、副業を計画的に始めるようにしましょう。