成果主義のデメリット4つ|成果主義と能力主義との違いとは?

働き方改革

成果主義とは?

日本の企業では年功序列型が一般的でした。しかし、近年では成果主義を導入する企業も増えてきています。

成果主義では、人事評価で仕事の成果が大きな判断材料となり、給与や待遇に大きな影響を与えるようになります。

なので、年齢や勤続年数などに関わらず、誰でも仕事で結果を出すことで会社から評価を得ることができるようになるというメリットがあります。ですが、成果主義にはメリットだけでなく、デメリットもあります。

能力主義との違い

年功序列や成果主義の他にも、能力主義という人事評価の方法もあります。能力が高いと評価も高くなるという点では成果主義とにています。

しかし、能力主義の場合は能力が高ければ評価が高くなるため、成果をあげていなくても高い評価を得ることができます。これは高い能力を持った人が一定期間内にたまたま成果をあげることができないこともある場合に備えての制度でもあります。

成果主義のメリット3つ

今まで日本の企業では年功序列が一般的とされてきました。しかし、成果主義を導入する人も増えてきています。成果主義を導入する企業が増えてきているということは、企業にとって成果主義を導入することにメリットがあるということになります。

成果主義を導入した際のメリットはいくつかあります。導入した成果主義を正しく活用するためには、それらのメリットを把握しておく必要があります。

成果主義のメリット1:労働意欲の向上になる

成果主義では年齢や勤続年数などに関わらず、仕事で成果を出すことができさえすれば、評価を上げることができます。そのため、仕事で努力した結果が評価に直接繋がったり、若い世代にも評価を上げる機会が常にあるなどのメリットがあります。

また、仕事で結果を出せば評価が上がるというシンプルな人事評価制度のため、会社にとっても成果主義を導入することで、成果を上げるために社員の労働意欲が上がるとメリットもあります。

成果主義のメリット2:年功序列ではなくなる

成果主義を導入することで、仕事で成果を出しさえすれば若い世代でも会社から高い評価を得ることができます。しかし、年功序列では、仕事でどれだけ成果をあげても、年齢や勤続年数などによって、自分よりも成果を出していない人が、自分よりも高い評価を受けてしまうこともあります。

仕事で成果をあげても評価されない環境に不満を持ってしまう社員は多くいるため、年功序列の廃止することで、その不満を解消することができます。

成果主義のメリット3:人件費の削減になる

上記で述べた通り、年功序列の場合は仕事で成果をあげていない人でも、年齢や勤続年数を積み重ねることで、給与が上がっていきます。仕事で成果をあげない人に対して、給与を上げるということは、企業にとっては人件費を多く支払ってしまっている状況となります。

しかし、成果主義を導入すれば、成果に対して評価を決められるため、無駄のない人件費の配分を決めることができるようになります。

成果主義のデメリット4つ

成果主義を導入することで社員の労働意欲を上げたり、人件費を削減できたりなど、社員にとっても、企業にとっても、いろいろなメリットがあります。

しかし、成果主義の導入にはメリットだけではなく、デメリットもあります。なので、成果主義の導入を検討する際には、メリットとデメリットの両方を事前に把握しておく必要があります。

成果主義のデメリット1:評価の基準が難しい

成果主義では仕事で成果をあげることで評価を高めることができます。そのため、営業や製造などのように数字や品質など、仕事の結果が明確に目に見えるのであれば評価の基準は定めやすいです。

しかし、仕事の中には法務や事務などのように、仕事の結果が明確に目に見えないものもあります。このような仕事をしている人たちの評価基準を成果主義で設定することが難しいと言うデメリットがあります。

成果主義のデメリット2:個人主義に走る可能性がある

成果主義では仕事で成果をあげた人が高い評価を得ることができます。そのため、仕事で早く成果をあげて、高い評価をもらおうとして、周囲との連携などを考えずに、個人主義で仕事をしてしまうようになる可能性が高まるというデメリットがあります。

会社は組織のため、個人主義で仕事をしてしまう社員が増えてしまうと、仕事のミスやトラブルの原因となってしまいます。

成果主義のデメリット3:中期的な目標がおろそかになりがち

上記で述べた通り、成果主義は導入することで、早く仕事で成果をあげようと個人主義になってしまう社員が増えてしまう可能性が高まるというデメリットがあります。

このような社員は早く仕事で成果をあげようとするあまりに、最終目標も早く達成しようとして仕事を急いでしまいます。そのため、仕事の中間段階を省いたり、おろそかにしてしまったりなどして、結局は良い成果をあげられずに終わるということも多いです。

成果主義のデメリット4:定着率が悪化することもある

成果主義を導入して、個人主義で仕事をする社員が増えすぎてしまうと、自分の仕事ばかりを優先してしまい、後輩の指導や育成をおろそかにされてしまう可能性も高まります。

そのため、人間関係や職場の居心地の悪さなどから離職してしまう人が増えてしまう可能性が高まるというデメリットも発生します。

また、仕事で結果が出せない人は、年功序列や自分の能力を活かせる会社を求めるなどで離職してしまう可能性もあります。

あなたの会社に仕事の生産性をあげる「働き方改革」を起こしませんか?

名刺が多すぎて管理できない…社員が個人で管理していて有効活用ができていない…そんな悩みは「連絡とれるくん」で解決しましょう!まずはこちらからお気軽に資料請求してみてください。

成果主義を導入するポイント3つ

成果主義にはメリットもありますが、デメリットもあります。なので、成果主義を導入する場合にはメリットとデメリットの両方を把握しておく必要があります。

メリットとデメリットの両方を把握することで、、成果主義のメリット部分を伸ばし、デメリット部分に対して対策を立てることができるなど、成果主義を導入する際のポイントがわかり、うまく活用することができるようになります。

成果主義を導入するポイント1:ルールに基づいた評価

成果主義は仕事で成果をあげた人に高い評価を与えることになります。そのため、早く成果をあげようとして、個人主義に走って仕事をしようとしてしまう社員が増えてしまう可能性が高まるというデメリットがあります。

なので、成果だけで評価をするのではなく、どのような仕事の仕方をしているか、社内のルールに従うことができているかなども評価の判断材料としましょう。

成果主義を導入するポイント2:完全な成果主義にはしない

成果主義は仕事で成果をあげることで、評価を上げることができます。しかし、仕事では他人に配慮をして行動を制限したり、後の利益のために長期的な活動が必要であったりなど、有能な人でも常に成果をあげ続けることが難しいことがあります。

また、日本の企業文化として、人物評価を重視してきたこともあり、完全な成果主義は定着しにくいということもあります。なので、成果主義と年功序列を組み合わせる企業も多くあります。

成果主義を導入するポイント3:評価基準を明示する

成果主義は仕事で成果をあげた人に高い評価を与えることになります。そのため、どのようなことが仕事として成果となるのかを明確な基準を用意しておく必要があります。

もし、評価の基準が不明瞭であれば、成果をあげている社員の自己評価と会社の評価に大きな差が生じてしまい、結局は評価を行う人の主観が入っていて、年功序列とあまり変わりないと思われてしまう可能性があります。

成果主義のメリットデメリットをしっかり把握しよう

成果主義を導入する企業は増えてきています。しかし、成果主義にはメリットとデメリットがあります。なので、成果主義を導入する前には、そのメリットとデメリットの両方を把握して、うまく活用できるようにしましょう。

タイトルとURLをコピーしました