働き方の変化の歴史
わたしたちの働き方に変化が訪れたのは、デジタルの発達が大きく影響しています。
昭和と平成へと向かうなかでアナログからデジタルへとさまざまな事象に変化が起こり、それに伴い、わたしたちの働き方も大きく変わりました。
書類などの作成も手書きからワープロへ、そしてパソコンからの出力へと変化してきています。同じように電話も固定から携帯、そしてスマホへと大きく切り替わりました。
昭和と平成の働き方の7つの変化
昭和と平成の働き方の7つの変化についてご紹介していきます。
テクノロジーの発達により昭和から平成へ働き方が大きく変化を遂げました。ひとつひとつの業務がラクにスピーディーに効率よく変化しています。その内容を詳しく見ていきましょう。
昭和と平成の働き方の変化1:時短
働き方が大きく変化したのが就業時間の時短です。
だらだらと長く業務を行うのではなく、仕事はなるべく早急に終わらせて次の案件に移るという働き方が推奨されています。そのためのツールやシステムもテクノロジーの発達により大きく変化しています。
昭和と平成の働き方の変化2:週休2日
昭和と平成の仕事場の大きな違いに週休2日制になったという事があります。
昭和の時代には半日でも土曜日出勤がありました。しかし平成に入ると、完全週休2日制になり余暇を楽しもうという風潮ができあがりました。週休2日という働き方が出来上がったことで家庭生活や職場の雰囲気、レジャーに関する考え方が大きく変化を遂げています。
昭和と平成の働き方の変化3:ノー残業デー
昭和の時代は残業が当たり前でしたが、今はノー残業が推奨されています。
ノー残業デーなどは昭和の時代には考えられないことで、皆に合わせて残業をすることが通例でした。現在は残業をすることがまわりの迷惑にもなるほど、残業に対する社会の考え方が変化しています。
昭和と平成の働き方の変化4:プレミアムフライデー
昭和になかった発想がプレミアムフライデーです。
プレミアムフライデーとは金曜日は3時に仕事を切り上げて、外食や買い物・観光などに時間を費やしてもらおうという試みです。これには働く時間を減らしてそのぶん消費に費やし、経済を活性化しようという政府の狙いが根底にあるといえるでしょう。
現在プレミアムフライデーはノー残業デーに押されて停滞気味ですが、一部定着している企業もあります。
昭和と平成の働き方の変化5:仕事とプライベートの優先度
昭和は仕事に重きが置かれた生活をしていた日本人が、テクノロジーなどの影響で余裕が出たため、プライベートも優先しようという考えに移行しつつあります。
いわゆるワークライフバランスという生活思考は平成になって発達したライフスタイルです。ネットなどの影響で生活に多様性を持たせることができるようになりました。余暇を充実させて仕事との上手なバランスを保つ生活が推奨されています。
昭和と平成の働き方の変化6:オフィス分煙化
昭和と平成でいちばん変化したのが禁煙です。
昭和の時代、タバコは世界中で嗜好されていました。平成に入り健康志向に傾いたことでタバコ産業は世界中で衰退していきました。
現在はレストランでも分煙化は常識で、タバコを吸わない人の数が増えている傾向にあります。これは昭和の時代には考えられなかった現象です。テクノロジーの影響で仕事や生活に余裕が出た人々が、健康に対して真摯に取り組んだ結果だといえるでしょう。
昭和と平成の働き方の変化7:飲みにケーション
昭和の時代は仕事終りに職場の人と飲みに行くのは当たり前でした。平成に入り自由な選択肢のもとで飲みにケーションが行われるようになりました。
飲みにケーションは一部の人からパワハラというとらえ方がされています。平成に入りプライベートまで職場の人とは付き合いたくないと考える人が増えているためです。飲みにケーションを行う場合は誘い方や言葉遣いに特に注意が必要です。
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働き方の変化を学ぶ!おすすめの書籍5選!
働き方の変化を学ぶことができるおすすめの書籍5選をご紹介していきます。
昭和から平成への変遷とともに働き方が大きく変化しました。書籍を読むことで少子高齢化や経済の大きな流れを知り、働き方の変化について考察を深めていきましょう。
デービッド・アトキンソン 新・生産性立国論
「デービッド・アトキンソン 新・生産性立国論」は日本人の新しい働き方を提唱したおすすめの1冊です。
著者のデービッド・アトキンソンはオックスフォード大学で日本学を専攻し金融業界でキャリアを積み来日しました。我が国へ警鐘を鳴らし続けている著者が、少子高齢化で人口が激減するこれからの社会の在り方を生産性向上の観点から説いたおすすめ本です。
国会議員の先生はもちろん日本中の社長さんに反論できるものならして見ろという元ゴールドマンサックスのアナリスト、現小西美術工藝社社長の渾身の一冊と言って良い。 経済素人の私にもわかる面白い本です。
日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業(講談社現代新書)
「日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業 (講談社現代新書)」の著者の中原圭介は、サブプライム崩壊とその後の株価暴落を予見した「もっとも予測が当たる経済アナリスト」として評判の人物です。
2020年のオリンピック以降に起こると考えられる日本経済や国民生活の変化についての予測がこの1冊に詰まっています。AIやIT、少子高齢化などの問題も絡めて詳しく説明されているおすすめの1冊です。
必読の書、衝撃的な内容に驚き、文章はわかりやすく良かったです。
2019年 日本はこうなる
「2019年 日本はこうなる」は最新の日本のトレンドがわかる1冊です。
AIや働き方改革、SDGs、グローバル経済の動きなど、現代社会を不安にさせる85のテーマを解説していきます。国際社会や海外ビジネス、企業経営、少子化・高齢化など2019年を理解するためのあらゆるキーワードテーマを扱っています。
普段は大前研一さんの著書を読み知見を得ていますが、こちらも大いに参考になるかと。金融、卸売会社に勤める人は読むべきだと思います。
脱ポピュリズム国家 改革を先送りしない真の経済成長戦略へ
「脱ポピュリズム国家 改革を先送りしない真の経済成長戦略へ」の著者の代尚宏は昭和女子大学特命教授・グローバルビジネス学部長です。
経済財政諮問会議の民間議員も務めた規制問題の第一人者である著者が、少子高齢化が進む現代日本の大衆迎合主義の危機について苦言を呈する1冊です。質の高い労働者を確保するために老齢でも働くことができる令和における労働・社会保障の一体改革を提言しています。
著者は危機的財政状況を直視せず、諸改革を先送りしていく日本市場を活用した諸改革の著者の主張は首尾一貫しており、立場が多少異なっても日本経済の諸制度の現状に危機感を持つ人々は是非本書を一読すべきである。
自分とチームの生産性を最大化する 最新「仕組み」仕事術
「自分とチームの生産性を最大化する 最新「仕組み」仕事術」は累計30万部超の大ベストセラー本です。
IT・クラウドなどの最新システムを活用していかに仕事量と労働時間・残業を減らして生産性を上げるかについて説く1冊です。
カテゴリーごとにとてもわかりやすく説明されています。現在、メール処理に関するルールのいくつかを実行中。業務管理の効率が上がりました。
自分に合った働き方を見つけましょう!
令和の時代を迎えて自分に合った働き方を見つけていきましょう。
昭和から平成へ変わり時代は大きく変わりました。特にテクノロジーの発達の影響は大きく、わたしたちの働き方を大きく変化させてくれました。
紙がなくては仕事ができなかった時代からいまはペーパーレスが当たり前の世の中に変化しています。令和の時代を乗り切るために、昭和から平成の働き方の変化の記事を参考に詳しく勉強しておくことをおすすめします。