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2019年10月03日

短時間正社員制度導入のメリット6つ|制度の導入手順4つも紹介!

近年の「働き方改革」で働き方が見直されてきていますが、そんな中で広がっているのが「短時間正社員制度」です。短時間勤務でありながら正社員であるこの制度にはどのようなメリットがあるのか、導入するにはどのような手順があるのかチェックしてみましょう。

短時間正社員制度導入のメリット6つ|制度の導入手順4つも紹介!

短時間正社員制度とは何か

現在の日本は少子高齢化で人手不足となっており、そのために生まれた働き方の1つが「短時間正社員制度」です。短時間正社員制度とは何なのか、短時間勤務ということはパートやアルバイトではないのかなど、短時間正社員制度について詳しく見ていきましょう。

雇用形態

短時間正社員制度の短時間正社員とは、名前のとおり雇用形態は「正社員」ということになります。

短時間しか働かないというと、パート・アルバイトなどが思い浮かぶ人は多いでしょう。しかし短時間正社員の場合はパート・アルバイトといった雇用形態ではなく、短時間の決められた時間内しか働かないけれど、雇用形態は正社員となっているのが特徴です。

労働契約

短時間正社員の労働契約はどうなっているのかというと、短時間といえど正社員なので正社員と変わらず「期間を定めていない無期の雇用契約」となります。

このように無期労働契約を結んでいる人が短時間正社員なので、1年間のみなど期限を定めた雇用契約をしている場合は、短時間正社員とはなりません。

労働時間

短時間正社員の労働時間の場合は、フルタイム正社員よりも1週間の所定労働時間を少なく設定することになります。

フルタイム正社員の1週間の所定労働時間は、約40時間(1日8時間×週5日勤務で計算)のように定められています。短時間正社員の場合は、フルタイム正社員よりも短い時間を労働時間として定められていため、短時間正社員と呼ばれています。

賃金などの待遇

賃金などの待遇については、短時間正社員であってもフルタイム正社員と待遇面での違いはありません。

ただ労働時間に違いがありますので、まったく同じ給与という訳ではありません。1時間あたりの賃金や賞与・退職金がフルタイム正社員と同等のものが得られる、という待遇になるでしょう。

社会保険

短時間正社員は基本的にフルタイム正社員と同等の待遇となっていますので、「社会保険も対象」となることがほとんどでしょう。

労働契約や就業規則・給与規定などで短時間正社員の規定があること、無期労働契約を結んでいること、給与規定における時間あたりの基本給などがフルタイム正社員と同等であること、などの条件を満たしていれば社会保険に加入することになります。

短時間正社員制度導入のメリット6つ

フルタイム正社員よりも労働時間の短い短時間正社員、働く社員側はともかく会社側にあまりメリットがないように見えますが、実際にはそんなことはありません。短時間正社員制度などの、社員にとって働きやすい制度を採り入れることは企業にもメリットがあることです。

ここからは、短時間正社員制度を導入することで得られるメリットを6つほど紹介していきます。

短時間正社員制度のメリット1:優秀な人材の確保

短時間正社員制度導入によるメリット、1つ目は「優秀な人材を確保できる」チャンスがあるというメリットです。

フルタイム正社員ばかりで短時間正社員制度がない場合、なんらかの事情でフルタイムで働けなくなった正社員は辞めてしまうことになります。短時間正社員制度があれば、辞めてほしくない優秀な社員を残すことができますし、他社を辞めてきた優秀な社員を採用することもできます。

短時間正社員制度のメリット2:離職防止

短時間正社員制度のメリット2つ目は、ちょうど上でも解説したようにフルタイムで働けなくなった社員の「離職を防ぐ」というメリットです。

日本は少子高齢化であるため、これからは現役の働く世代であっても親の介護などの問題が生じると言われています。フルタイム以外でも働ける制度を作っておくことで、そうした社員の離職を防ぎます。

短時間正社員制度のメリット3:職場マネジメントの改善や業務効率化による生産性の向上

短時間正社員制度を導入した場合、いかに労働時間を短くしても生産性を維持するかという試行錯誤が行われ、「生産性が向上する」というメリットがあるでしょう。

短時間正社員として働く社員も、任せられた仕事を短時間で終えるためにより業務効率化をしていくことになります。職場マネジメントを改善したり、こういった業務効率化によって結果的に企業の生産性が向上していくことになる、というメリットです。

短時間正社員制度のメリット4:高齢者やパートタイムの意欲向上

こちらは現在働いているパートタイムや高齢者にとっても、短時間正社員という働き方は魅力的であるため、「意欲向上やモチベーションアップ」になるというメリットです。

パートタイムや高齢者はそう簡単に労働時間を増やせない事情を抱えていることが多いのですが、短時間正社員制度ならば正社員として働くことができます。短時間正社員という正社員を目指すことによる意欲の向上は、企業にとってもメリットでしょう。

短時間正社員制度のメリット5:心身の健康不全対策

短時間制度を導入することによって、健康に不安がある社員や病気を抱えている社員にとっても働きやすくなる他、勤務時間を短くすることで心身の健康不全対策を行えるというメリットです。

何かしら心身に問題がでたような場合でも、フルタイム勤務以外の働き方があると継続して働きやすいです。短時間正社員制度を導入することで、ストレスや心身の問題で悩んでいる社員に健康重視の働き方を提案することができるでしょう。

短時間正社員制度のメリット6:自己啓発を促す

短時間正社員制度を導入することによるメリット6つ目は、労働時間の短い働き方を取り入れることで、社員が自己啓発をする時間を作ることができるというメリットです。

現在はワークライフバランスに注目が集まっています。短時間正社員制度を導入することで、社員のワークライフバランスを実現させる企業としての評判を得ることができるというメリットもあるでしょう。

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短時間正社員制度の導入手順4つ

それでは、実際に短時間正社員制度を導入するための手順はどうなっているのか確認してみましょう。

短時間正社員制度導入にあたっては、まず導入の目的を明らかにすること、労働条件についてフルタイム正社員とは別に規定すること、短時間正社員の将来設計や導入に関する周知についてなど行っていく必要があります。

短時間正社員制度の導入手順1:導入の目的を明確化する

短時間正社員制度を導入するといっても、各企業によってその目的はそれぞれに違いがあるので、自社の目的はなんなのかを明確化しておきましょう。

短時間正社員の導入で離職を防止するのか、パートの正社員化を目指すのかなど、自社の社員のニーズに合わせた目的を設定するのがよいでしょう。この段階で、目的に合わせた短時間正社員に求めていく役割についても明確化しておきます。

短時間正社員制度の導入手順2:労働条件の規定

短時間正社員制度の導入にあたっては、フルタイム正社員とは別の労働条件を規定する必要があります。

賃金については、フルタイム正社員と1時間あたりの算定方法は同一にする必要があります。その他人事評価方法や研修などの労働条件については、短時間正社員を導入する目的に合わせて規定していくようにしましょう。

短時間正社員制度の導入手順3:将来的なフルタイム正社員への復帰・転換の検討

短時間正社員制度を導入して短時間正社員となった社員が、その後フルタイム正社員へ復帰・転換させるかどうかも決めておきましょう。

介護や育児・身体的な理由で短時間正社員になった場合、将来的に復帰・転換の希望がある可能性が高いです。パートを短時間正社員に転換するというような場合も、短時間正社員制度導入の目的に合うなら検討しておきましょう。

短時間正社員制度の導入手順4:短時間正社員制度の導入・周知

短時間正社員制度については社員でも詳しくない場合が多いため、制度導入にあたってその目的や制度の内容について社内で周知していくことが重要です。

フルタイム正社員との人事評価の違いや、短時間正社員にどの程度の役割を担わせるのかなどは、管理職に対して周知していく必要があるでしょう。正社員の間で不公平感がないように、社員たちにも制度の内容を周知しておきましょう。

短時間正社員制度の導入を検討してみよう

短時間正社員制度は、けっして社員だけにメリットがあるのではなく、企業にもメリットのある制度です。これからは働き方改革やワークライフバランスの実現にも注目が集まっていますので、ぜひ短時間正社員制度の導入を検討してみましょう。

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