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2019年08月07日

日本型雇用形態のメリット・デメリット4つ|日本型雇用形態による変化4つ

終身雇用制や年功序列といった日本型雇用形態の特徴についてや、メリットとデメリット、日本型雇用形態によってもたらされた変化などについてまとめてあります。これを読めば、日本型雇用形態の現状についての理解を深めることができます。

日本型雇用形態のメリット・デメリット4つ|日本型雇用形態による変化4つ

日本の雇用形態の特徴

日本型雇用形態のメリット・デメリット4つ|日本型雇用形態による変化4つ
この記事では、日本の雇用形態の現状について紹介します。そのメリットやデメリット、最近の日本の雇用形態による変化などもまとめています。

これを読んで、日本の雇用形態の特徴について理解しましょう。

終身雇用

まず、日本の雇用形態は終身雇用制をとっています。基本的には、新卒で入社してから、定年退職を迎えるまで1つの企業で雇い続けるという雇用形態です。

入社してから研修などを通じて人材を育てていくという方針からこのような形態がとられます。

年功序列

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次に、日本の雇用形態は年功序列制をとっています。年功序列とは、組織に入ったのが早い人や年齢の高い人から順に昇進や昇給をしていくことをいいます。

勤続年数や年齢を重ねる事で経験が積まれるという考え方からこの制度がとられています。

日本型雇用形態のメリット4つ

日本型雇用形態のメリット・デメリット4つ|日本型雇用形態による変化4つ
ここからは、日本の雇用形態のメリットを4つ紹介していきます。戦後の日本社会の発展に貢献し、企業で働く人を守ってきた日本型の雇用形態の良い面は、次のような点にあります。

日本型雇用形態のメリット1:失業率が低い

日本型雇用形態のメリット1つ目は、失業率が低いことです。終身雇用制度により、基本的には新卒採用から定年まで1つの企業で働き続けることを想定されているため、余程のことでない限り失業する可能性は低い雇用形態です。

いつ解雇されるか不安になりながら働かなくても良いという点で安心して働くことができます。

日本型雇用形態のメリット2:チームワークが強い

日本型雇用形態のメリット・デメリット4つ|日本型雇用形態による変化4つ
日本型雇用形態のメリット2つ目は、チームワークが強いことです。終身雇用制度により、社員同士が家族のような強い絆で結ばれることにより、チームワークが強くなります。

社員の入れ替わりが激しくないため、同じ職場で毎日顔を合わせる仲間とは自然と絆が強くなります。

また、日本型雇用形態はひとりひとりの業務の範囲を決めないため、皆で協力して仕事をするという風土があり、そこからもチームワークが生まれます。

日本型雇用形態のメリット3:モチベーションが上がる

日本型雇用形態のメリット3つ目は、モチベーションが上がることです。年功序列により、会社に属していることで昇給や昇進が見込めるため、自分の能力に関わらず、会社にいることへのモチベーションを上げることができます。

また、業務の範囲が決められていないことが多く、1つの企業の中でいろいろな仕事に挑戦できるという点でもモチベーションアップにつながります。

日本型雇用形態のメリット4:長期的な目線で社員を育成できる

日本型雇用形態のメリット4つ目は、長期的な目線で社員を育成できることです。終身雇用制度により、新卒で入社した社員をじっくりと長期的な目線で育成することができます。

社員に向けた研修を充実させる企業も多く、入社時だけでなく、年次ごとにその年次に合う研修を受けることでスキルアップを目指すことができます。社員からしても、手厚い研修を受けることで成長につながるというメリットがあります。

日本型雇用形態のデメリット4つ

日本型雇用形態のメリット・デメリット4つ|日本型雇用形態による変化4つ
これまでは、日本型雇用形態のメリットを紹介してきました。次に、日本型雇用形態のデメリットを4つ紹介します。

良い面と悪い面どちらも知ることで、より理解を深めることができます。

日本型雇用形態のデメリット1:社員の仕事の質が下がる

日本型雇用形態のデメリット1つ目は、社員の仕事の質が下がることです。

終身雇用制のため、解雇される心配がないのでやる気が落ちてしまい、仕事の質が結果的に下がってしまうという面があります。

仕事の質が下がったとしても昇給や昇進は年齢や勤続年数によって決まるため、質を気にしなくなってしまいます。年功序列で評価されることからもくるデメリットといえます。

日本型雇用形態のデメリット2:若年層の意欲が下がる

日本型雇用形態のメリット・デメリット4つ|日本型雇用形態による変化4つ
日本型雇用形態のデメリット2つ目は、若年層の意欲が下がることです。年功序列制をとっているため、若い社員がなかなか昇進できないことから意欲が下がってしまうという面があります。

優秀な若手社員よりも、年次を重ねた先輩社員の方が上の役職についてしまうため、思うように仕事が回らない、と感じる若手も多いです。また細かな雑用などが若手に押し付けられることも多く、そのことからやる気が落ちてしまうこともあります。

日本型雇用形態のデメリット3:格差が生じる

日本型雇用形態のメリット・デメリット4つ|日本型雇用形態による変化4つ
日本型雇用形態のデメリット3つ目は、正規社員と非正規社員の間に格差が生じることです。主に昇進や給与の面での格差が生まれてしまいます。

日本型雇用形態は正社員にメリットのある雇用形態なので、非正規労働者にとっては能力が高くても昇進しにくく、給与も上がらないといったことが多く、不満につながります。

最近は格差是正が叫ばれていますが、なかなか変わらないのが現状といえます。

日本型雇用形態のデメリット4:高齢者の継続雇用による人件費上昇

日本型雇用形態のデメリット4つ目は、高齢者の継続雇用による人件費上昇です。日本型雇用形態は終身雇用制と年功序列制をとっているので、年齢が高くなるにつれて人件費が高くなります。

そのため高齢になる社員を継続的に雇用していくと、若く能力のある意欲的な社員にはあまり人件費を割けず、高齢者に人件費を割くということになります。

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日本型雇用形態による変化4つ

日本型雇用形態のメリット・デメリット4つ|日本型雇用形態による変化4つ
これまでは日本型雇用形態のメリットとデメリットについて紹介しました。ここからは、日本型雇用形態によってもたらされた変化を4つ紹介していきます。

戦後の日本社会の発展を支えてきたきた日本型雇用形態ですが、現在の日本社会にはそぐわなくなった部分も多くあります。その変化について見ていきましょう。

日本型雇用形態による変化1:非正規労働者が増えている

日本型雇用形態による変化1つ目は、パートやアルバイト、派遣社員といった非正規労働者が増えていることです。現代の日本では働き方が多様化し、必ずしも正社員として入社する人ばかりではなくなってきています。

そのため非正規労働者の割合も増え、正社員が会社を支えるような日本型雇用形態が合わなくなっています。非正規労働者は会社への帰属意識も正社員と比べると低く、モチベーションが上がりにくいことも問題です。

日本型雇用形態による変化2:ブラック企業が出現した

日本型雇用形態による変化2つ目は、ブラック企業が出現したことです。労働時間やパワハラなどの問題を抱える企業のことを言います。

日本型雇用形態は入社するとその企業でずっと働くことが前提とされているため、なかなか辞められません。ブラック企業では正社員が安い賃金で働かされたり、長時間の労働を強いられたり、ワンマンな経営でパワハラが蔓延していたりします。

日本型雇用形態による変化3:労働供給の減少で生産性が低下

日本型雇用形態による変化3つ目は、労働供給の減少で生産性が低下したことです。生産年齢人口の減少や、若い労働者の海外流出、若い労働者が日本型雇用形態をとる企業に選ばなくなることによって、労働供給が減少し、生産性が低下しています。

年功序列制で若い労働者の評価が低い企業よりも、能力や成果次第で昇進や昇給できる人事制度を採用する企業やベンチャー企業、外資系企業や海外の企業への就職を選ぶ若者も増えています。

日本型雇用形態による変化4:欧米のジョブ化を意識した考えが広がる

日本型雇用形態による変化4つ目は、欧米のジョブ化を意識した考えが広がったことです。現在の日本では、欧米の仕事に対して人を採用し雇用するというジョブ化を意識した考えが徐々に広まっています。

日本型雇用形態の特徴である年功序列制や終身雇用制は、先に新卒で人材を採用し、育成しながら適正を見て仕事を割り振る、いわゆるメンバーシップ型の考え方で、その逆での仕事に対して雇用するのが欧米のジョブ型の考え方です。

日本の雇用形態の現状を知ろう

日本型雇用形態のメリット・デメリット4つ|日本型雇用形態による変化4つ
これからの社会で、情報を持っていないことで損をしないためには、日本の雇用形態の現状を知ることが大切です。現状を知り、あなたの労働環境について考えるきっかけができれば、より良い環境で働くことが可能になるでしょう。

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