名刺の管理はビジネスマンにとって重要なマナーであり、今後のビジネスを円滑に進めるためのスキルでもあります。
しかし、中には「名刺をもらう度に紙がかさばる」「目的の名刺が見つからない」といった悩みを抱える方も少なくありません。
そこで今回は、「iphoneで使える名刺管理アプリ」をご紹介していきます。
iphoneで使える名刺管理アプリとは
より効率的に業務を進めたいと、ビジネスマンなら誰もが思うはず。そんな希望を実現する「iphoneで使える名刺管理アプリ」とは、実際どのような場面で使えるのでしょうか?
iphoneで名刺情報を管理
お客様にもらった紙の名刺は、量が多くなるとなかなか持ち歩くことができません。しかし名刺管理アプリを使えば、名刺の情報をデータ化することができ、iphoneで管理することが可能となります。外出先でも手軽に調べられるので、仕事をスムーズに進めることができます。
iphoneで使える名刺管理アプリおすすめ13選
では実際に、iphoneで使える名刺管理アプリはどのようなものがあるのでしょうか?たくさんある中から、特におすすめしたいものをご紹介します。
1.連絡とれるくん
「連絡とれるくん」は、お客様情報と社員情報を一元管理できるクラウドサービスです。まず、お客様の名刺をスマートフォンで撮影するだけで、情報を共有することができます。端末に情報を登録していなくても、「連絡とれるくん」に登録していれば着信時に会社名や名前が表示されるという便利な機能があります。
また、自社メンバーの連絡先や内線番号を別途登録できる機能もあり、「連絡とれるくん」を導入するだけで全ての連絡先を一つにまとめられることが大きな特徴です。
2.Eight
名刺を撮影して一元管理できる「Eight」。登録した相手とはメッセージ機能を使ってアプリ上で連絡をとることが可能です。
また、相手が転職や昇進などで名刺を変更すると通知が届き、アプリ上ですぐに知ることができるという機能があります。
名刺は名前・会社名・部署・役職で検索をかけることができ、ラベルによるグループ分けをしておけば情報を得たい時にすぐに知ることができます。
3.SANSAN
「SANSAN」は、CMで見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。名刺をスキャナーもしくはアプリでスキャンすることで、データ化することができます。会社・人物単位で自動的に集約されますが、より正確なデータにするためには、手動での入力が必要となります。
便利な機能として挙げられるのが、スキャンした名刺データに紐付けて、メモや議事録を登録・共有することができること。より効率的な情報管理や共有が可能となります。
4.HotProfile
このアプリの特徴は、「名刺管理」「営業支援」「マーケティング」の3つが一気にできること。お客様がメールを開封したり、製品ページや価格ページを閲覧するとアプリ内で情報を得られるようになっています。
また、自社Webサイトに来訪した企業についても知ることができ、ニーズのある企業へ効率的にアプローチすることが可能です。ただ全ての機能を使うとなると、価格も若干高めです。
5.CamCard
スマートフォンで名刺を撮影すれば、アプリ内で管理することができます。16言語を正確に認識する、読み取り精度の高さが特徴です。昇進・転職などによる相手の最新情報や、所属企業のニュースなどもチェックすることができます。
6.Evernote
「Evernote」は文書やサイト、音声、動画をクリップでき、パソコンやスマートフォンからアクセスできるクラウドサービスで、ビジネスシーンでも使用する機会の多いアプリです。
この「Evernote」では、名刺管理もできます。使い方としては、名刺をスマートフォンで撮影、もしくはスキャナでスキャンするだけ。名前・企業名・住所・電話番号・所属の5項目を読み取ることができます。
また、相手が世界最大のビジネスSNS「Linkedln」とリンクしているので、相手が登録していれば、プロフィール画像など他の情報も自動的に反映されるという特徴があります。
7.Wantedly People
求職者と企業を繋げるサービスを展開している「Wantedly」が提供する名刺管理サービスです。同時に10枚を1回の撮影で読み込んで、即時データ化できるので非常に便利です。この名刺管理機能は無料で使うことができるので、気軽に始められることが大きなポイントです。
8.myBridge
LINEが展開している名刺管理アプリです。番号を登録していなくても、このアプリに名刺を登録していれば、スマホ着信時に名前や会社名などの情報が表示されます。無料で使用できるので、手軽に導入できるアプリです。
Googleの連絡帳に保存することや、Excelファイルにして名刺データをダウンロードすることも可能。登録した名刺の情報を、LINEのトークから共有できることも大きな特徴です。
9.WorldCard Mobile
名刺をスキャンすることで、データを登録できるアプリ。ポイントは、連続撮影ができること。大量の名刺をどんどん登録することができるので、名刺の量がたくさんある方にオススメです。
また、言語は25ヶ国語対応。さまざまな国のビジネスマンと関わる方でも、問題なく使用することができます。
10.名刺バンク
名刺を読み込む場合、スキャナーやスマートフォンアプリを使用するアプリがほとんどですが、「名刺バンク」はタプレットカメラ・携帯電話カメラ・デジタルカメラなど、TWAIN規格対応端末がついている機器を使って読み込むことも可能です。読み取り方法が他のアプリよりも豊富ですし、手軽なのが特徴です。
また、自動で「人物相関図」を作ってくれるので、関係性や会社内の立ち位置を一目で知ることができます。
11.名刺作成・交換アプリ-PiQy
無料でダウンロードできる名刺管理アプリです。登録方法は簡単で、FacebookもしくはTwitterのアカウントで登録することができます。
ビジネスマンだけでなく、学生やフリーターなど幅広くターゲットを設定しているため、デザインは充実していますが、ビジネス向け機能は少なめです。
ただ、アカウントを切り替えて、プライベート用とビジネス用の名刺を使い分けられるのは一つのポイントです。
12.連絡帳&名刺のグループ管理
携帯に登録してあるアドレスを、自動的に会社ごとに振り分けてくれるアプリです。連絡先をグループ分けして、スッキリ管理することが可能です。名刺は画像として保存することができ、よくコンタクトをとる人は連絡先へ、そうでない人は画像のまま保存しておくといった使い方ができます。
名刺ベースというよりは、連絡帳ベースで管理するアプリなので、「名刺情報を自分で連絡帳に保存するのが面倒」という方には不向きです。
13.スマート名刺管理
カメラで名刺を撮影して、OCR機能でデータかできるアプリです。社名での分類はもちろん、顧客、発注先、協力会社など、自分でカテゴリーを編集することができます。
このアプリはGoogleマップと連携していて、目的地となる名刺レコードをクリックするだけで、目的地までの路線情報を表示することができます。お客様先に訪問するときなど、非常に便利な機能です。
オプションサービスもある連絡とれるくんがおすすめ
ここまでさまざまな名刺管理アプリを紹介してきました。名刺登録やアプリ内での管理方法といった基本的な機能は、どの名刺管理アプリを選んでも大きな差はありません。あとはそのアプリならではの機能を見ながら、自分の仕事に合っているものを選択することが必要です。
そこでオススメしたいのが、「連絡とれるくん」。実はオプションサービスが充実していて、さまざまな機能と並行して利用することができます。実際にどのようなオプションサービスがあるのかを見ていきましょう。
居場所わかるくん
「居場所わかるくん」はフリーアドレス制を導入している企業向けのサービスです。自分の席が無いと、「今誰がどこにいるか」が不透明になってしまうという問題がありますが、「居場所わかるくん」を使えばすぐに知ることができます。
位置情報ソリューション「Cisco CMX」と「EXBeacon」と連携し、社員の居場所を「連絡とれるくん」のリスト上や、マップ上に表示するので、スムーズな連携が可能となります。
お客様わかるくん
毎日多くの電話がかかってくる企業におすすめしたいのが「お客様わかるくん」です。「連絡とれるくん」に情報を登録していれば、相手が固定電話にかけてきた場合でも、会社名や名前などがパソコンにポップアップ表示されます。
固定電話をとる前に、相手が誰かわかるのでお客様に合った対応をすることができます。また、担当者がすぐに電話をとることができるので、取り次ぎの手間が省けるといったメリットもあります。
iphoneで手軽に名刺管理をしよう
「働き方改革」も進む今、より効率的に業務を進めるために「名刺管理アプリ」を導入する企業が増えています。iphoneで名刺管理ができるサービスを導入し、余計なストレスを減らす働き方を実現させましょう。