sansanはどんな会社か
sansanとは名刺管理のクラウドサービスです。法人向けには、企業活動で日々集まる大量の名刺をクラウド上で共有・管理することで、人脈情報を活かし、営業管理、顧客管理、CRMを最適化するサービスになります。
スマートフォンで名刺の写真を撮るだけで情報がデータ化され、クラウド上で管理できるというサービスです。いつでもどこでもスマートフォンから名刺情報にアクセスできます。
「早く言ってよ〜」のCMでおなじみ
名刺管理サービスで売上げを上げているsansanのCMは、俳優の松重豊さんが眉間にシワを寄せて「それさぁ、早く言ってよ~」と、困った顔をするのが印象的です。
テレビCMでは、ビジネスシーンでよくある出来事への共感を通じて、全社員で名刺を共有することの価値を訴求し、sansanの認知度向上を目指しています。
法人向け名刺管理サービスsansan
sansanは、一般的な名刺管理とは異なり、名刺データを会社・人物単位で自動的に集約することが可能です。 全社の人脈をフル活用し、あらゆるチームでビジネスをもっとスムーズに、そしてスピーディに前進させられるようになります。
sansanは、ビジネスにおけるよりどころになることを志し、国内外に事業を拡げよりよい発展を目指します。
個人向け名刺アプリEight
sansan株式会社は同社が提供する個人向け名刺アプリEightがメジャーアップデートを実施したことを発表しました。Eightは名刺を起点とした国内最大のビジネスネットワークです。
名刺を正確にデータ化して、スマートフォンアプリで管理することができます。登録したユーザー間で情報発信ができビジネスにおけるコミュニケーションツールとして活用されています。
sansan社の特徴
sansan社の特徴は名刺管理だけではなく、マーケティングの機能を備えメールの配信にまでこだわるsansanならではの機能とも言えるでしょう。
売り上げを上げるには、顧客管理と、その顧客にどう寄り添うことができるのかが重要になってきます。配信無制限のメールマガジンで顧客との位置を常に近くに感じられるよう、ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか。
sansan社の強み
sansan社の強みとはなんでしょうか。相手と面識のある出会いの記録が名刺です。売上も向上で企業の資産とすることを目指して法人向け名刺管理サービスを提供しています。
sansanでスキャンされた名刺データは正確にデータベース化されたうえで管理されます。スマホアプリで時間と場所を問わないアクセスを可能とするとともに、全社で共有することができます。
sansan社の売上や業績についての6項目
sansan社の売上は6,000社以上の企業が導入する名刺管理サービスsansanの運営や200万人が使う名刺管理アプリEightを展開しています。
sansan社の売上や業績はどうでしょうか。法人向け名刺管理サービスで業界シェア81%を獲得しています。5月16日、株式会社東京証券取引所より、東京証券取引所マザーズ市場への新規上場が承認されました。sansan社の売上や業績について紹介しましょう。
1:市場環境
名刺が持つ情報をデジタル化し整理するところから始まった名刺管理システムです。現在もシェアをのばしsansanがテレビCMを放映したことにより、名刺管理システムの認知度が急上昇しました。CMの影響をうけ一気に市場が拡大しました。
sansanは急成長後も順調に広がり続け名刺管理市場は拡大しています。現在、導入している企業は20社以上で今後は100億を超える市場規模に成長すると言われています。
2:社員数と規模
sansanは名刺が持つ本来の価値に注目しました。単なる名刺情報のデータ化という枠を越えて名刺を企業の資産に変えることにより組織内での人脈共有したり顧客管理やマーケティング活動への応用をできるように組織活動の可能性を広げています。
従業員数は全体で400人、規模も順調に拡大し売上も大きくなっています。
3:業績と売上高
sansanの業務と売上高はどうでしょうか。84億円も調達しているとなると、かなりの希薄化をしていそうですが以前のラウンドも10%程度の希薄化しかしておりません。
一見するとSansanは、連続で大赤字であり、それも消えゆくであろう名刺の管理サービスというと、厳しそうに見えてしまいます。
入力が手軽なCRMであり、売上総利益率も高く成長率も高いSaaS企業となっています。
4:貸借対照表
sansanに名刺をスキャンしておくだけで、ダイヤモンド社やEightからの人事異動ニュース、ビジネスに役立つ企業関連ニュースを自動で受け取ることができます。
sansan社の貸借対照表を紹介します。
決算期 | 資産合計 | 負債合計 | 株主資本 | 利益剰余金 |
---|---|---|---|---|
2018.05 | 5293 | 3980 | 1312 | △3294 |
2017.05 | 3693 | 3308 | 385 | △667 |
2016.05 | 3257 | 2220 | 1037 | △1366 |
2015.05 | 1756 | 1335 | 420 | △1795 |
2014.05 | 2363 | 849 | 1514 | △701 |
5:資金調達
法人向けクラウド名刺管理サービスsansanは、社内に眠る名刺をデータ化し、人と人のつながりを情報として可視化、共有できる機能が評価されています。大手企業を中心に7000社以上で導入され企業のビジネスインフラとして成長を遂げています。売上を上げるためにも資金調達は大切です。
資金調達により、これまでの累計調達総額は約114億円となります。
6:株主について
IPO案件としては、公開株数がかなり多いことに加え、ベンチャーキャピタルを含む既存株主の利益確定イベントの色が濃くなっています。売上は伸びてきていますが、5期連続赤字はかなり悪い印象を持たれるので、初値にもマイナスの影響を及ぼしそうです。
経営陣の他に、注目すべきは2017年にゴールドマンサックスが株主になっていました。
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名刺が多すぎて管理できない。社員が個人で管理していて有効活用ができていない。そんな悩みは「連絡とれるくん」で解決しましょう。まずはこちらからお気軽に資料請求してみてください。
sansanの社長
sansan株式会社の代表取締役社長寺田親弘は「sansanがあったからこのイノベーションが生まれた、といわれるサービスを創りたい」という思いでsansanを設立しました。
「ビジネスでの出会いを資産に変え、働き方を革新する」をミッションに掲げ、現在も成長を続けています。
社長の年収について
それ、早く言ってよ~と俳優の松重豊さんが切なくつぶやくテレビCMが印象的な名刺ベースのビジネスSNS「Eight」の運営元sansan率いる創業者の寺田親弘社長は現在42歳です。
法人向け名刺管理サービスsansanで法人向け名刺管理市場の有数シェアになりました。社長の年収は、約3000万から5000万だと予測できるでしょう。
sansanの売上について今後も注目しよう
sansanが、どこよりも出会いを大切にしている企業であることがお分かりいただけたでしょう。
名刺のクラウド管理で働き方を変えていくことを使命に新しいミッションの実現に向けて取り組む姿勢から、これからもさらに革新的なプロジェクトが動くのではないでしょうか。