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2019年06月25日

資本金を増資をすることのメリットは?増資の種類と3つのデメリット

増資とは何のことを言うのかご存知ですか?ビジネス、特に会社の経営者にとっては重要なものになり得ます。ここでは「増資とは何のことなのか」や「メリット・デメリット」についてをご紹介していきますので、増資を知らない・増資のことを知りたい時の参考にご覧ください!

資本金を増資をすることのメリットは?増資の種類と3つのデメリット

増資とは

資本金を増資をすることのメリットは?増資の種類と3つのデメリット
増資とは、「会社設立時に定めた資本金を増やすこと」です。企業の拡大や、会社の成長を目的として行われる場合が多いとされます。

資本金を増やすことにはそれなりのメリットとデメリットが存在しますが、その前に増資には種類があることをご存知ですか。メリット・デメリットを確認する前に、増資の種類についてを見ていきましょう。

増資の種類

資本金を増資をすることのメリットは?増資の種類と3つのデメリット
増資の種類は、大きく分けて「無償増資」と「有償増資」の2つです。一般的には、無償増資よりも有償増資を行う会社が多いとされます。

しかし、どちらが良いということではなく、その会社に合った方法を選ぶのが適切であると言えます。では、無償増資と有償増資がそれぞれどのようなものなのかを以下にご紹介していきます。

無償増資

増資の種類、1つ目は「無償増資」です。資本準備金や利益準備金など会社が持つ資産の一部を資本金に組み入れて、新株式を発行する方法になります。

投資からの払い込みを要さない方法であり、増資にかかる全ての必要費用を会社として所有している資産で何とかします。「無償」「有償」という名称は、設立する側から見ての話ではなく、あくまで投資家や株主の側から見ての話になります。

有償増資

増資の種類、2つ目は「有償増資」です。発行した新株式を投資家が購入し、それにより入った収益を増資にあてる方法になります。

有償増資における株式購入の募集形態は、公募増資・株主割当増資・第三者割当増資の3つあります。公募増資では不特定多数の一般投資家に向けて募集する方法、株主割当増資では既存株主に持株割合に応じた新株式を割当する方法、第三者割当増資は特定の人に株式割当を引き受けてもらう方法です。

増資するメリットは?

資本金を増資をすることのメリットは?増資の種類と3つのデメリット
資本金を増やすというのは決して簡単なことではありませんが、なぜ会社は増資を行うことがあるのでしょうか。その理由には、増資を行うことで得られるメリットが関係しています。

増資によるメリットは大方3つ、「財務基盤の強化」「会社の信頼性向上」「経営的な支援者の増加」です。これらは会社に有益(メリット)なことですが、増資によってなぜそれらメリットを得られる可能性が出てくるのか。それぞれを見ていきましょう。

1:財務基盤が強化できる

増資のメリット、1つ目は「財務基盤を強化できること」です。資本金の準備をする時には銀行などから借入をすることもありますが、増資では「原資産でまかなう」あるいは「新株式を購入してもらう」形で資金準備をします。

つまり、負債の心配がありません。資本金を増やしても負債があれば結果的に会社の資金が減ってしまう可能性がありますが、増資では資本金が増える上に負債が無いため、財務的な基盤の強化に繋がります。

2:会社の信用が上がる

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増資のメリット、2つ目は「会社の信頼が上がること」です。資本金が増えると「財務的に安定している」「事業的に優れている」という客観的な高評価に繋がるため、会社に対する信用度が高くなります。

こういった信用性が上がることで、銀行などからの融資も受けやすくなります。もちろん、商品提供や取引の面でも利点があるでしょう。事業拡大など会社の成長を計画しているのであれば、とても有益で必要なメリットになり得ます。

3:経営上の支援者を増やすことができる

増資のメリット、3つ目は「経営上の支援者を増やすことができること」です。得意先・仕入先・ベンチャーキャピタル・役職員など、適切な新規株主候補を選ぶことで会社にとって有益なことを得られます。

得意先なら売上利益が伸びる可能性があり、仕入先なら優先的に多くの商品を提供してくれる可能性があります。ベンチャーキャピタルなら有益な経営アドバイスをもらえたり、役職員なら業績のための仕事意欲の向上が期待できます。

増資のデメリットは?

資本金を増資をすることのメリットは?増資の種類と3つのデメリット
増資には会社の向上に繋がるメリットがある一方、良くない事態をもたらすデメリットも存在します。会社の存続に関わることなので、気になる方も多いでしょう。

増資をするにあたり、どのようなデメリット生じるのか・生じる可能性があるのかの把握は必要不可欠です。ちゃんと確認しておきましょう。

1:配当金の支払い義務

増資のデメリット、1つ目は「配当金の支払い義務」です。株主には投資会社から配当金を受け取る権利があるため、増資で新規株主を増やす場合には配当する相手や割合が増えます。

配当金の金額は、会社の利益で決まります。利益が高いほど配当金も高くなるため、増資によって会社や事業に成長・向上・拡大があったとしても、配当金により出て行く分もちゃんと考えないといけません。

2:コストがかかる

増資のデメリット、2つ目は「コストがかかること」です。増資の登記手続きには、増資する基本金額の1000分の7(最低金額3万円)の費用を要します。

司法書士・行政書士・税理士などに手続きについての依頼をした場合は、登記手続き費用にプラスして依頼費用もかかります。増資にはそれなりのコストが必要である、ということも含めて検討を行いましょう。

3:税金の負担が増える

増資のデメリット、3つ目は「税金の負担が増えること」です。基本的に、資本金が高いほど税金負担も増えます。

増資は資本金を増やすことですので、必然的に税金負担も多くなる可能性があります。支出に関するデメリットですので、増資をする前にちゃんと考えるべき点だと言えます。

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増資を行う際の注意点

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増資にはメリットもあれば、デメリットもありました。しかしそれだけではなく、増資の際は他にも気を付けるべき点があります。

増資は手続きがやや面倒なことだと言われているため、注意点の確認も必要です。それでは以下に、増資を行う際の注意点をご紹介していきます。

発行可能株式の総数

増資を行う際の注意点、1つ目は「発行可能株式の総数」です。発行可能株式の総数は会社設立時に設定するもので、基本的にその設定数以上は発行できません。

現にある株式と新たに発行する株式を合わせた総数が発行可能株式の総数を超す場合には、発行可能な株式総数を引き上げる手続きが増資手続きとは別で必要です。定款変更と登記変更を行うため、増資手続きだけの場合よりもさらに手間と時間を要します。

議決権の希薄化

増資を行う際の注意点、2つ目は「議決権の希薄化」です。増資の際に株主を増やすと既存株主の持分割合に変化が生じることがあり、それと同時に経営者自身の持分割合も薄くなることがあります。

経営者自身の持分割合の薄まりが強くなると、経営の支配権を失う恐れが出てきます。そのような事態にならないようにするために、経営者自身は一定水準の出資をする必要があります。

税金

増資を行う際の注意点、3つ目は「税金」です。基本的に、資本金が上がれば税務上のことにもそれなりの影響が出ます。

資本金は1,000万円あるいは1億円を超えると、消費税・法人住民税の均等割金額などに影響します。つまり、資本金が一定額以上になると支払うべき税金も増えるため、資本金を増やす増資の際には税金も増えることになり得るということです。確認を忘れないようにしましょう。

増資のメリットやデメリットを理解しよう

資本金を増資をすることのメリットは?増資の種類と3つのデメリット
資本金を増やす増資には、それなりのメリットとデメリットがあります。メリットはとても有益なものですが、その反面デメリットは会社の損失に繋がり兼ねないものです。

万が一何かあった時には、財務や経営などお金に関することですので「知らなかった」「忘れていた」では済まされないと言えます。今回ご紹介したような増資のメリット・デメリットをちゃんと理解した上で増資の計画を立て、手続きや運営を進めていきましょう。

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