女性管理職を理解するポイント9つ|おすすめの本5冊

組織・人材
  1. 女性が管理職になることの意味
    1. 女性管理職比率とは
    2. 海外の女性管理職比率
  2. 女性管理職を理解するポイント9つ
    1. 女性管理職を理解するポイント1:女性は管理職になりたいと望んでいない場合も多い
    2. 女性管理職を理解するポイント2:男性と女性のライフイベントの違い
    3. 女性管理職を理解するポイント3:男性管理職と同じように仕事をすればいいのか?
    4. 女性管理職を理解するポイント4:女性管理職に対して男性社員が納得できるか
    5. 女性管理職を理解するポイント5:管理職では女性はマイノリティであること
    6. 女性管理職を理解するポイント6:女性の長所を活かして管理職業務を遂行する
    7. 女性管理職を理解するポイント7:男性にはない強みがある
    8. 女性管理職を理解するポイント8:女性管理職に合わせて仕組みを変えるべきところも
    9. 女性管理職を理解するポイント9:女性管理職は企業イメージの向上につながる
    10. あなたの会社に仕事の生産性をあげる「働き方改革」を起こしませんか?
  3. 女性管理職について知るためのおすすめ本5冊
    1. おすすめ本1:女性が管理職になったら読む本
    2. おすすめ本2:なぜ、あの会社は女性管理職が順調に増えているのか
    3. おすすめ本3:LEAN IN 女性、仕事、リーダーへの意欲
    4. おすすめ本4:仕事にも人生にも自信がもてる! 女性管理職の教科書
    5. おすすめ本5:「女性活躍」に翻弄される人びと
  4. 女性管理職について理解しよう

女性が管理職になることの意味

女性の社会進出が進むなかで、女性管理職になることの意味が問われています。

実は女性管理職になりたいと希望する女性は減っています。女性は出産や子育て家事と、私生活の負担が男性以上にあるからです。

今回はこれらの問題に焦点を当てて、女性管理職になることの意味とはなんなのかをご紹介していきます。

女性管理職比率とは

女性管理職比率とは、女性がその企業で管理職を務めていることの比率です。

安倍政権が、2020年までに女性管理職比率を30パーセント以上にまで引き上げることを目標にしています。上昇はしていますが、女性管理職比率は我が国ではいまだ全国の平均が10パーセント前後という状態です。

海外の女性管理職比率

海外の女性管理職比率は2019年現在、27パーセントです。

我が国はG7の主要7か国の中で12パーセントともっとも低く、ヨーロッパや北欧諸国の40パーセント前後という数字には程遠い状態です。

女性管理職を理解するポイント9つ

女性管理職を理解するポイント9つをご紹介していきます。

女性管理職が日本ではまだまだ根付いていないことが比率からよくわかったところで、彼女たちの現状を詳しく見ながら、女性の社会進出の難しさについて詳しく調べていきましょう。

女性管理職を理解するポイント1:女性は管理職になりたいと望んでいない場合も多い

女性は管理職になりたいと望んでいない場合も多いことが現状です。

この問題が女性管理職が育たないことの大きな原因となっています。女性管理職になることでさまざまなハンデを背負い、自由な時間が無くなることを女性たちは恐れています。

女性管理職を理解するポイント2:男性と女性のライフイベントの違い

男性と女性のライフイベントの違いが女性管理職に大きく立ちふさがります。

女性には出産、子育てという大きなイベントがあります。女性管理職がどうやってそこを乗り越えていくかが、人生の大きな山場になります。周囲のサポートが絶対的に必要となってきます。

女性管理職を理解するポイント3:男性管理職と同じように仕事をすればいいのか?

男性管理職と同じように仕事をすればいいのかという問題が、女性管理職にはあります。

女性には出産や子育て、家事労働という仕事が職場以外の場所であります。そのため、男性管理職と同じだけの量の仕事がこなせるのかどうかという問題が出てきます。

公私ともに、周囲のバックアップが必要です。

女性管理職を理解するポイント4:女性管理職に対して男性社員が納得できるか

女性管理職に対して男性社員が納得できるかどうかが、女性の社会進出の大きなカギとなっています。

結局は男性主導の世の中です。体力ひとつとってみても、男性がの方が確実に上回ります。男性社員に対してどう納得して折り合いをつけていくかが、女性管理職の大きな問題のひとつになっています。

女性管理職を理解するポイント5:管理職では女性はマイノリティであること

管理職では女性はマイノリティです。

女性管理職は海外でも少数派です。当然、奇異の目で見られるところがあります。職場の特殊な存在として女性管理職を遂行するには、強い意志と信念が絶対条件です。

マイノリティである女性管理職ならではのアイデアで、働き方改革をすることも可能です。少数派であるからこそ、管理職として意見が通る可能性があります。後続する女性管理職のためにも、マイノリティだからこその発想が大切です。

女性管理職を理解するポイント6:女性の長所を活かして管理職業務を遂行する

女性管理職は女性の長所を活かして管理職業務を遂行することができます。

女性管理職には女性ならではの柔らかな対応や気配り、理解力という長所があります。女性ならではの仕事ができる点が、女性管理職の強みです。

女性管理職を理解するポイント7:男性にはない強みがある

女性管理職には男性にはない強みがあります。

たとえば女性社員には、女性管理職の方が相談しやすい内容の話があります。女性同士だからわかってもらえるなどの気持ちが、仕事の向上に繋がる可能性があります。

女性管理職ならではの強みを使って、部下と上手に付き合っていくことができます。

女性管理職を理解するポイント8:女性管理職に合わせて仕組みを変えるべきところも

女性管理職に合わせて仕事の仕組みを変えるべきところもあります。

女性管理職には子育てや出産の可能性があります。女性が働きやすい環境作りが整っていないと、女性管理職は育ちません。

女性管理職を理解するポイント9:女性管理職は企業イメージの向上につながる

女性管理職は企業イメージの向上につながるといえます。

安倍政権が女性管理職を推進しているように、世界規模で考えても、女性管理職がいる企業はグローバル化が進んだ働きやすい良い職場だという印象を社会に与えることができます。

女性管理職を増やして社会イメージの強い企業に変化していけば、業績にアップに繋げていくことができるはずです。

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女性管理職について知るためのおすすめ本5冊

女性管理職について知るためのおすすめ本5冊をご紹介していきます。

女性管理職についての本はたくさん販売されています。どれも女性管理職についてとても参考になる良書ばかりです。女性管理職の本音や生の声が聞ける素晴しい本の数々をご覧ください。

おすすめ本1:女性が管理職になったら読む本

ギンカ・トーゲルの「女性が管理職になったら読む本」は、女性の方が管理職に向いていると説く、女性管理職の応援本です。

女性が管理職になることは海外でもたいへんなことです。なぜ女性が管理職になると風当たりが強くなるのでしょう。本当は女性の方が管理職に向いているはずなのにと、本書が告げています。

管理職の女性がくじけそうになったら、ぜひ読んで欲しい1冊です。管理職初心者の女性にもおすすめの良書です。

この手のリーダーシップ論は数多に存在するし、私自身も会社を経営する身として触れる機会も多かったが、この本はなぜ女性が「私なんて」と思うか、女性リーダーがなぜ”嫌われる”のか、といったことを多くのデータや事例をもとに左脳で理解することが出来る内容だった。データオリエンテッドなので、読み進めることも負担が無かった。女性が「管理職になった」タイミングのみならず、キャリアを歩み始めたタイミング、中堅社員のタイミング、リーダーになるタイミング、など節目節目に読んでほしい。もっというと、「私がリーダーなんて」と思っている女性ビジネスパーソンや男性ビジネスパーソンにこそ読んでほしい。

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おすすめ本2:なぜ、あの会社は女性管理職が順調に増えているのか

日経ウーマンの創刊メンバーだった著者による「なぜ、あの会社は女性管理職が順調に増えているのか」は、女性管理職におすすめしたい1冊です。

「女性活躍推進法」により有力企業の女性管理職の勤務形態が変わりました。女性管理職が働きやすい環境とは何か、そのために秘策はあるのかなど、具体的な企業の取り組みがわかる良書です。

女性管理職の方だけではなく、男性管理職の方にもぜひ読んでいただきたい1冊です。

大きな期待をせずに購入したのですが、役員向けの説明などで使える文章が多くて重宝しています。

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おすすめ本3:LEAN IN 女性、仕事、リーダーへの意欲

「LEAN IN 女性、仕事、リーダーへの意欲」は、女性管理職におすすめしたい1冊です。

ベストセラーで映画化もされた、フェイスブックの最高責任者である女性管理職の方が書かれた良書です。アメリカの女性管理職の方もこんなに悩んでいるんだとわかる1冊です。

アメリカが日本以上に女性管理職が生き辛い場所だとわかる本です。女性管理職の方には絶対に読んで頂きたい、働く女性に希望を与えるおすすめ本です。

とても有名な本ですが、読んでみてなるほどと思いました。確かに女性が経験してきた葛藤とそれを乗り越える姿にちょうど葛藤を抱えている私も頑張ろうと思うと共に、一般的に言われるような決められた幸せはなくて、それぞれの人にそれぞれに合った幸せがあるのだろうなと思いました。また、本の途中で述べられている葛藤はときに言いたいのに気が引けて言えない人の心理状態や考え方を理解することができ、私も自分自身を理解すると共に、少し背中を押すことで一歩踏み出せそうな人の手助けになればと思う本でした。

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おすすめ本4:仕事にも人生にも自信がもてる! 女性管理職の教科書

小川由佳著の「仕事にも人生にも自信がもてる! 女性管理職の教科書」は、女性管理職におすすめしたい1冊です。

女性管理職はまだまだわが国では希少なため、どうしても男性以上にがんばりすぎる傾向があります。完璧を求め過ぎた結果、自分自身も行き詰まり、周囲にも良い影響を与えないことになる可能性があります。

本書はそんな女性管理職の方に、働き過ぎてつぶれないようにと手を差し伸べるおすすめの指南書です。

きれい事やどこかから借りてきたような内容では無く、この著者のリアルな経験のストーリーと共に、女性管理職のお悩みや不安に対するアドバイスが多く書かれています。企業の女性管理職という立場だけでなく、社内プロジェクトのリーダーに任命されたり、地域の活動で役割を担うようになった女性にも、とても役立つでしょう。そして、初めてリーダーシップを取らなければならない彼女たちの想いを汲み、コミュニケーションを円滑にするためにも、女性管理職・リーダーを部下に持つ上司の方にオススメです!

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おすすめ本5:「女性活躍」に翻弄される人びと

ジャーナリストで社会学教授、元新聞記者の奥田祥子著「「女性活躍」に翻弄される人びと」は、女性管理職におすすめしたい1冊です。

実際に女性管理職の方々にルポして、生の声から本書はできあがりました。女性管理職の本音は働く女性全員の心の叫びです。女性管理職ならずとも共感できる内容が心を打つ良書です。

女性管理職にはさまざまな私生活のカセがあります。どのようにクリアすべきか、本書とともに実践していきましょう。

自分(女性)の生き方や働き方についてちゃんと考えたことなかったですが、この本読んで、これまでつらかったこと、誰にもぶつけられなかった怒りストレスの原因がわかったようで、気持ちが楽になった。私は「活躍」には全然あてはまらないけど、自分は自分でいいんじゃないか。と思えてほっとした、本当に読んでよかった本です!

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女性管理職について理解しよう

女性管理職はさまざまな過酷なストレスと闘っています。

女性管理職に対する社会の風当たりはまだまだ強い向きがありますが、自分を信じてまっすぐに突き進んでいくことが、女性の地位向上に繋がる道です。

今回の記事を参考に周囲の方々が女性管理職に対する理解を深めて、管理職の良質な働き方改革を性別を超えて実現していきましょう。

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