名刺を見れば年収がわかる?
名刺はビジネスシーンにおいて重要なアイテムです。初対面の相手に、自分の名前や所属などの「伝えたい情報」を確実に受け取ってもらうことができます。
名刺を見るだけで、その人の年収がある程度わかると言われているのは、みなさんご存知でしょうか。
ここでは名刺の見方やさまざまな特徴について紹介していきますので、よろしければ参考にしてみてください。
肩書の有無
名刺から年収を推測するときに、見るべきポイントは「会社名」と「業種」、そして「肩書き」です。
会社名でインターネット検索をすれば、その会社の規模や業種がわかります。上場企業であれば、IR(株主や投資家に向けての投資情報)などで平均給与を公開しています。
また、会社員の年収は肩書によって大きく変わります。厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」では、役職別の賃金を算出したデータが公表されています。
大企業らしくない名刺の特徴5つ
名刺を受け取った相手に「この方がお勤めの会社は大企業ではないだろう」と感じさせてしまう名刺とはどんなものでしょうか。
大企業らしくない名刺の、5つの特徴についてご説明します。
大企業らしくない名刺の特徴1:メールアドレスが記載されていない名刺
インターネットが発達した現代において、メールアドレスは企業にとって「顧客や情報の入り口」となる重要なものです。
メールアドレスが記載されていない名刺は、それだけで相手に不信感を抱かせる危険性があり、大企業らしくない名刺であると言えるでしょう。
大企業らしくない名刺の特徴2:URLが記載されていない名刺
企業にとってホームページは看板のようなものです。ネット上での情報収集が当たり前に行われるこの時代に、ホームページを公開しないことのメリットはありません。
URLが記載されていないのでは、大企業の名刺だとは考えにくいでしょう。相手に「この会社には、ホームページがないのだろうか」と不審に思われても仕方がありません。
大企業らしくない名刺の特徴3:フリーメールのアドレスが記載されている
フリーメールとは、GoogleやYahoo!が無料で提供する「Gmail」や「Yahoo!メール」などのことです。フリーメールは誰でも簡単に取得できるため、匿名性が高く信頼を得にくいという面があります。そのため、企業が使用するアドレスとして、フリーメールは適していません。
フリーメールのアドレスが記載された名刺は、大企業の名刺のイメージとはほど遠いと言えるでしょう。
大企業らしくない名刺の特徴4:プロバイダーに間借りしているアドレス
プロバイダーメールとは、インターネット接続を契約したプロバイダーから提供されるメールアドレスです。プロバイダーの名前の入ったアドレスからは「企業のイメージ」が浮かびにくい面があります。
また、プロバイダーを変更するとメールアドレスも変わってしまうという問題もあり、大企業のメールアドレスにはふさわしくありません。プロバイダーメールのアドレスが記載された名刺からは、大企業の印象を持ちにくいでしょう。
大企業らしくない名刺の特徴5:代表のアドレスだけしか記載されていない
メールアドレスの欄に代表アドレスのみが記載されている名刺も、大企業の名刺とは考えにくいでしょう。大きな組織であるほど、部門や部署も多くなるものです。そして各部門・部署にそれぞれの窓口として連絡先アドレスがあると考えるのが自然でしょう。
名刺に代表のメールアドレスだけしか記載がなければ、受け取った相手に「この企業は規模の小さい会社だろう」と思われても不思議ではありません。
大企業らしい名刺の特徴3つ
ここまで「大企業らしくない名刺の特徴」についてご説明しました。それでは、受け取った相手が「この会社は大企業だろうな」と感じる名刺には、一体どんなものがあるのでしょうか。
以下では、大企業らしいと感じさせる名刺の3つの特徴をご紹介します。
大企業らしい名刺の特徴1:会社独自のドメインがある
ドメインというのはホームページの住所のようなものです。企業の場合はドメイン名に社名やブランド名が使われることが多いです。
会社独自のドメインを使用するには、サーバーを契約しドメインを取得する必要があります。どちらも有料で、運用には知識や技術が不可欠ですが、その分信頼性があり、企業のブランディングにもなります。
会社独自のドメインが記載された名刺は、「大企業」のイメージを持たれやすいと言えるでしょう。
大企業らしい名刺の特徴2:個々のアドレスと部門のアドレスを記載
名刺を受け取ったとき、そこに会社の独自ドメインの個人メールアドレスが記載されていると、「全社員にメールアドレスを付与している企業だ」という信頼感があります。
また個人のメールアドレスと同時に部門別のメールアドレスも記載されていると、その企業の規模を想像しやすいです。個人のアドレスと部門のアドレスが記載されている名刺は、大企業を連想しやすいと言えるでしょう。
大企業らしい名刺の特徴3:URLではなく検索キーワードを記載
最近は街中の広告でも「○○で検索」といったフレーズが見られます。企業の名刺においても、顧客の利便性を考えURLを打つ手間を省くために、検索キーワードを記載することがあります。
検索キーワードで確実に企業のホームページを上位表示するためには、きちんと資金を投入して対策を打つ必要があります。URLではなく検索キーワードを記載した名刺は、それなりに大きな企業であるという印象を持たれやすいでしょう。
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大企業での名刺管理方法2つ
名刺をきちんと管理し、名刺の情報を最大限に活用することは企業活動においてとても重要です。しかし大企業は取引先も多く、各社員が受け取る名刺の量も膨大なものです。
その全てのデータを個人で管理するのは非効率的ですし、貴重な情報が埋もれてしまい無駄になることも考えられます。
それでは大企業では、どのように名刺管理を行っているのでしょうか。大企業の名刺管理の代表的な例をご紹介します。
大企業での名刺管理方法1:スキャンしてからシュレッダーで破棄
名刺をそのまま保管するのでは、いざという時に情報を活用できません。名刺は「スキャンしてデータ化する」のが基本です。名刺の情報をデータ化しておけば、顧客情報の検索も簡単にできますし、部門間で顧客の情報を共有することができ、とても便利です。
スキャンした後の名刺は、シュレッダーにかけて破棄します。大量の名刺をそのまま保管せずデータ化することで、保管場所を確保する必要もなく、デスクをスッキリと保てます。
大企業での名刺管理方法2:クラウドシステムで自動管理
大企業での名刺管理方法として、クラウドでの名刺管理サービスがあげられます。これは名刺のデータをクラウドに保管するサービスです。インターネット環境さえあれば、外出先からも名刺のデータを有効活用できます。
名刺データを一元化しクラウド管理することで、全社員が顧客の最新の名刺情報を共有することができるため、引継ぎ時にも役立ちます。個々の社員の端末に個人情報が残らず、リスクを減らせるのも大きなメリットです。
名刺データの入力はオペレーターが対応するサービスも
クラウドでの名刺管理サービスでは、名刺をスマートフォンやスキャナーで撮影またはスキャンしアップロードすれば、そのデータはクラウド上で管理されます。アップロードされた名刺の情報を、オペレーターが目視で確認して入力するサービスもあります。
各サービスによって内容が異なりますので、ご自身の会社に合ったサービスを選んでみてください。
パフォーマンスを上げるために、名刺から見直してみませんか?
今回は「大企業の名刺」にまつわるトピックスをご紹介しましたが、いかがでしたか。あなたの職場や仕事に活かせるアイデアが浮かんだでしょうか。
名刺は、あなたやあなたの会社をアピールし、新しいビジネスの入り口となる重要なものです。名刺を活用することができれば、今よりさらに仕事のパフォーマンス上げることができるはずです。この機会にご自身の名刺や、名刺の管理方法をぜひ見直してみてください。