Search

検索したいワードを入力してください

2019年06月24日

キャリアラダーとキャリアパスの違い2つ|それぞれの特徴や導入事例とは?

本記事では、キャリアラダーとキャリアパスの違いを取り上げていきます。キャリアラダーとキャリアパスは、どちらもキャリア向上のステップを明示するものです。キャリアラダーとキャリアパスの違いを知ることで、人材育成の目的によって2つを適切に使い分けることができます。

キャリアラダーとキャリアパスの違い2つ|それぞれの特徴や導入事例とは?

キャリアラダーとは

キャリアラダーとキャリアパスの違い2つ|それぞれの特徴や導入事例とは?
キャリアは「経歴」、ラダーは「はしご」という意味です。キャリアラダーは一つの職種内ではしごを登っていくようにスキルを高めていくためのキャリアアップ制度です。

キャリアラダーでは、一つ一つの専門的スキルを細かく階層化します。キャリアアップを目指す個人が、どれだけそのスキルに習熟できているかが、キャリアラダーの評価基準になります。キャリアラダーは似ている概念であるキャリアパスとの違いがよく取り上げられます。

キャリアパスとは

キャリアラダーとキャリアパスの違い2つ|それぞれの特徴や導入事例とは?
キャリアパスのパスとは「道」という意味です。キャリアラダーと違い、異なる職種へのキャリアの移動も伴うのがキャリアパスによるステップアップです。多くの職種を経験した企業全体のリーダーを育成するために使われる制度になっています。

キャリアの明示化を目的とする点ではキャリアラダーとの共通点もあります。キャリアパスは主に役職の向上、昇進までの道のりを示しているという点がキャリアラダーとの違いです。

キャリアラダーの特徴4つ

キャリアラダーの目的はキャリアを段階的に明示化すること、キャリアアップの機会の公平性を高めること、従業員のモチベーションを高めること、従業員の専門性を高めることの4つです。

キャリアラダー制度を導入することで計画的な人材育成をおこなうことや、従業員が自己のスキルを客観的に認識することに役立ちます。キャリアラダーの導入は企業・従業員双方にとってメリットがあります。

キャリアラダーの特徴1:明確なキャリアステップの提示

キャリアラダーとキャリアパスの違い2つ|それぞれの特徴や導入事例とは?
キャリアラダーでは、各スキルの明確なキャリアアップの基準が示されるので、スキルアップを目指していく方向がわかりやすいです。働いている人が今どのくらいのステップにいるかを自分で確認することができるので業務目標の管理にも役立ちます。

非正規雇用から正社員への登用や、同一労働同一賃金制度導入の際、登用や賃金の評価基準としてもキャリアラダーが活用できます。

キャリアラダーの特徴2:公平性が高い

キャリアラダーによってスキルに段階別の具体的な到達基準を設けることによって、キャリアアップの透明性を高めることができます。

「正社員登用あり」とされる求人では、実際には具体的な条件が明示されていないことが多いです。キャリアラダーを正社員登用までの具体的道筋として活用することで、非正規雇用から意欲のある人を正社員として登用しやすくなり、人材獲得の幅が広がります。

キャリアラダーの特徴3:意欲の向上を促す

キャリアラダーを導入することで、従業員本人も自分が現在どのくらいのスキルを持っているかを常に確認することができます。キャリアアップするためにどんなスキルを伸ばせば良いのかがはっきりしていることは意欲向上を促すうえで重要です。

キャリアラダーでは評価基準に達しているかどうかでキャリアが決まるので、不明瞭な基準で評価がおこなわれることへの不満を解消することができます。

キャリアラダーの特徴4:専門性を磨くことができる

キャリアラダーとキャリアパスの違い2つ|それぞれの特徴や導入事例とは?
キャリアラダーは一つの職種内での専門性を高めることが目的となっています。そのため、キャリアパスと違い、その職種に必要とされる専門的な力を身に付けることに集中することができます。

キャリアパスではキャリアアップとともに職種が変わってしまうこともあり、一つの職種をマスターすることが難しいことも多いです。キャリアラダーは現状でも専門職において採用されているのが一般的です。

キャリアパスの特徴3つ

キャリアラダーとキャリアパスの違い2つ|それぞれの特徴や導入事例とは?
キャリアパスはビジネスにおいて幅広い知識を身に付けることを目的とした人材育成で活用されることが多いのが特徴です。ジェネラリストとして活躍する人材を育てるのに最適な制度がキャリアパス制度となります。

キャリアパスには目標を明確化できること、モチベーションの向上に繋がること、人材確保と人材配置を適切におこないやすいこと、という3つの特徴があります。キャリアラダーとの共通点と違いに注目してみてください。

キャリアパスの特徴1:目標が明確になる

キャリアパスが明示されることで、目指したい役職に求められる能力を知ることができます。キャリアパスは会社内での役職を高めることが目的とされているので、キャリアラダーと違い多くの職種を取りまとめる力が求められます。

全体を見る力を養うにはさまざまな役割を経験することが必要です。そのため、キャリア形成の計画にキャリアパスを採用している場合は、昇進のために多くの異なる職種を経験することになります。

キャリアパスの特徴2:モチベーションの向上

キャリアラダーとキャリアパスの違い2つ|それぞれの特徴や導入事例とは?
キャリアパスは目指している役職までの昇進ルートが示されているので、特定の役職を志している人にとって、役職に就くまでに積む必要がある知識と経験を理解しやすいです。

キャリアパスによって目指すべき目標がはっきりしていると、従事している業務と将来のキャリアの結びつきを意識しやすくなるので、業務のモチベーションアップに繋がります。

キャリアパスの特徴3:適切な人材の確保と人材配置がしやすい

キャリアパスを採用することで、働いている人の個々のスキルや適性、今までの経験を把握しやすくなります。人事異動の際に将来的な人材配置も視野に入れ、計画的な人材確保をおこなうことができるのもメリットです。

総合職・一般職では個々の従業員がさまざまな職種を経験することになります。一人ひとりの職務経験を適切に管理し考慮することが重要です。

キャリアラダーとキャリアパスの違い2つ

キャリアラダーとキャリアパスの違い2つ|それぞれの特徴や導入事例とは?
ここまで、キャリアラダーとキャリアパスそれぞれの特徴を確認してきました。キャリアラダーとキャリアパスには共通点も見受けられます。では、キャリアラダーとキャリアパスの違いはどのようなことでしょうか。

キャリアパスとキャリアラダーの2つの大きな違いは導入職種と昇進ルートです。違いを知ることでキャリアラダーとキャリアパス両制度の適切な活用ができるといえます。

キャリアラダーとキャリアパスの違い1:導入職種

キャリアラダーは専門職で導入されやすい傾向があります。スペシャリストの人材を育成していくためのキャリアプランがキャリアラダーです。スペシャリストとして、その職種に精通したリーダーを育てることができます。

一方キャリアパスは、さまざまな職種の知識を持った総括的なリーダーを育成するためのキャリアプランだという違いがあります。企業内でジェネラリストを養成していく時に活用される制度です。

キャリアラダーとキャリアパスの違い2:昇進ルート

キャリアラダーとキャリアパスの違い2つ|それぞれの特徴や導入事例とは?
キャリアパスの場合は、キャリアが次のステージに進むということは昇進するこということです。キャリアパスに示された基準を満たすことで昇進のチャンスを得ることができます。

キャリアラダーの場合は、昇進とは別に技能をステージ別に分けているという違いがあります。キャリアラダーにおけるキャリアアップは昇進と直結していないのもキャリアパスとの違いいえるでしょう。

あなたの会社に仕事の生産性をあげる「働き方改革」を起こしませんか?

名刺が多すぎて管理できない…社員が個人で管理していて有効活用ができていない…そんな悩みは「連絡とれるくん」で解決しましょう!まずはこちらからお気軽に資料請求してみてください。

キャリアラダーの導入事例

キャリアラダーとキャリアパスの違い2つ|それぞれの特徴や導入事例とは?
キャリアラダーは主に看護系の業界で導入されてきました。看護系の職種では全員が職種の有資格者であるという中で、リーダーとして活躍できる人材が必要です。他業種の知識よりも、専門とする業種に関わるすべてのことに精通したリーダーが求められます。

キャリアラダーはキャリアパスと違い、昇進だけを目的としたキャリアプランではないので、ワークライフバランスを重視したい人の能力開発にも適用することができるでしょう。

キャリアパスの導入事例

キャリアラダーとキャリアパスの違い2つ|それぞれの特徴や導入事例とは?
キャリアパスは、ある程度の組織規模がある数多くの業界で、導入されています。企業のキャリアパスは企業がおこなう研修やサポートと、個人で取得する資格やスキルなど、昇進のために必要な各要素を図解することが必要です。

キャリアパスのモデルが図解されることで、キャリアアップまでの道のりの全体像を把握でき、具体的なキャリアアップのイメージが描きやすくなります。

キャリアラダーとキャリアパスの違いを知ろう

キャリアラダーとキャリアパスの違い2つ|それぞれの特徴や導入事例とは?
キャリアラダーとキャリアパスの違いを知ることで、人材育成の目的によって使い分けることができるようになります。適切なキャリアプランの選定によって働く人の能力を最大限に活かした職場環境を整えることができます。

キャリアラダーとキャリアパスはどちらが優れているというわけではなく、違いを知って使い分けることが大切です。

Related