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2019年09月20日

ビジネスにおけるアジリティとは?アジリティが高い組織の特徴4つ

近年注目されている「アジリティ」、実はどんな意味かご存じでしょうか。ビジネスにおける意味やアジリティが高いとはどういう組織を言うのか、アジリティの高い人材育成はどうするのか、どうしてアジリティを高めなければならないのかを見ていきましょう。

ビジネスにおけるアジリティとは?アジリティが高い組織の特徴4つ

アジリティとは?

「アジリティ(Agility)」という言葉は、そもそもは「敏捷性」や「機敏性」などを意味している言葉です。

サッカーでもアジリティという言葉が使われていますが、ここでは選手が緩急をつけた対応をすること、チャンスの時には機敏に動くことなどを示しています。また愛犬と飼い主が一緒に参加する障害物競走アジリティー競技会などもありますように、もともとは機敏さや俊敏さなどを示す言葉です。

ビジネスにおけるアジリティ

ただ、ビジネス語でいうアジリティは本来の意味とは離れたものになっており、企業が周囲の目覚ましい変化に即座に対応する即応力(そくおうりょく)やスピードをもって対応することを意味する言葉となっています。

注目される背景

アジリティがビジネスにおいて注目されるようになった背景には、グローバル化した現代では企業を取り囲む環境の変化がめまぐるしく、不確実性が高くなっているためです。

環境の変化に取り残されることなく、素早く適切に対応する力、アジリティがより求められるようになってきました。ただ早く対応するだけでは、アジリティとは言いません。素早く、しかも柔軟に変化した環境に合わせて対応することを、アジリティと言います。

アジリティが高い組織の特徴4つ

企業においてアジリティが高い組織とはどんな組織なのか、いくつか共通する特徴があるのですが、主な特徴を4つほど紹介します。

アジリティが高い組織の特徴は、組織のビジョンが明確であること、状況判断能力が高いこと、発想力と応用力に柔軟性があること、またリーダーシップのある社員が多いことがあります。

アジリティが高い組織の特徴1:組織のビジョンが明確

アジリティが高い組織に共通する特徴、1つ目は組織として将来のビジョンを明確に持っていることがあります。目的、目標をきっちり定めることをしている企業はたくさんあるでしょう、しかしアジリティが高い組織の場合はさらに変化に対しても臨機応変に対応することができる企業です。

同じチーム内でも組織のビジョンをしっかり共有していること、そのビジョンに基づいた対応を組織のメンバーがきちんととれることが特徴になっています。

アジリティが高い組織の特徴2:状況判断能力が高い

アジリティが高い組織では、チームとしてメンバーの状況判断能力、現在自分たちが置かれている状況を把握する力が優れているという特徴があります。

企業が置かれている環境の変化について、適切に素早く対応するためには現在どんな状況に置かれているのか、これからどのような変化が起こる可能性があるのかを知っていなければなりません。また1人が知っているだけでなく、チーム間でも共有している必要があります。

アジリティが高い組織の特徴3:発想力と応用力の柔軟性

正しく自分たちの置かれている状況判断能力があった上で、柔軟性のある発想力や応用力で対応していくことが、アジリティが高い組織の特徴です。

いくら自分たちが置かれている状況を判断する能力に優れていても、発想力や応用力が硬直化していればアジリティが高いとは言えません。これまでに前例がないような状況が起こったとしても、柔軟な発想や応用力で対応していける、そんな組織がアジリティが高い組織でしょう。

アジリティが高い組織の特徴4:リーダーシップが高い社員が多い

アジリティが高いと言われている組織では、チーム内の1人1人の社員が状況に応じて決定を下したり、状況を判断することがあるため、総じてリーダーシップが高い社員が多いという特徴があります。

誰かに指示されなければ動けないような人は、迅速な対応や決定にはあまり向いていません。そのため、アジリティが高いとされる組織では自分で考え、行動することのできるリーダーシップが高い社員が多いでしょう。

組織がアジリティを向上させる方法4つ

それでは、組織としてどうアジリティを向上させていけばいいのでしょうか、ここではアジリティ向上のために効果のある方法を4つほど見ていきましょう。

まずは業務のプロセスの見直しを行い新たな体制に作り直すこと、企業の経営理念やビジョンを明確にして浸透させること、そしてアジリティが高い組織であるために裁量権を与えること、組織として情報を共有できるツールを導入することの4つです。

組織がアジリティを向上させる方法1:業務プロセスの見直し

組織のアジリティを向上させるためにまず取り組むべきなのは、これまでの業務プロセスの見直しを行い、アジリティを高めるよう体制を変えていくことです。

アジリティを高めようとしても、業務プロセスがそのままではあまり意味がないでしょう。長年続けてきた業務プロセスを見直し、体制を変えるのは簡単なことではありませんが、企業を取り巻く環境の変化により早く対応できるようにプロセスの見直しを行っていきましょう。

組織がアジリティを向上させる方法2:経営理念の浸透

組織がアジリティを向上させるためにもアジリティに対応できる社員を育てるのは大事ですが、それらの社員に対して企業のビジョンを明確に示して経営理念を浸透させることが重要です。

アジリティの高い社員がいたとしても、経営理念を理解していなければ誤った判断をしてしまうこともあるでしょう。組織としてアジリティを高めていくためには、企業がどうなろうとしているのかを全員に理解、浸透させる必要があるでしょう。

組織がアジリティを向上させる方法3:裁量を与える

アジリティが高い組織では個人がある程度の裁量権を与えることで、たいていのことを自分の判断で行えるようにするとよいでしょう。常に有数の判断がなければ動けないようでは、即応性がある、アジリティが高いとは言えないでしょう。

個人に裁量を与えることで、企業の理念に沿った判断を個人で行えるようにしていくことが、組織のアジリティを高めることにつながります。

組織がアジリティを向上させる方法4:情報共有ツールの導入

個人に裁量権を与えることはアジリティの高い組織とするためには必要なことですが、お互いがお互いに何をしているのかを知っていること、情報を共有するためにツールの導入を検討してみましょう。

お互いの情報共有が上手くいっていなかった場合、無駄な行動をしてしまったりすることがあります。チャットツールやSNSなど適切な情報共有ツールを導入して、連絡を密にしていきましょう。

アジリティを重視した人材育成の方法3つ

アジリティの高い組織を作り上げるためには、アジリティを重視した人材育成をして、アジリティの高い人材を集めることが必要になってきます。

そのため、アジリティを重視した人材育成の方法は主に3つ、現状と能力を見極めることや定期的なフィードバックを行うこと、またそういった人材に対するサポート体制を充実させることなどがあります。

アジリティを重視した人材育成の方法1:現状と能力を見極める

まずは自分のことを客観的に判断し、現状と能力を正しく見極め、それに沿った計画を立てます。

アジリティを高めるための人材は、自分自身や企業のことを客観的に把握して判断することができる人となります。まずは現状と能力を見極めて、経営理念に沿った計画を立てていくことが必要です。

アジリティを重視した人材育成の方法2:定期的なフィードバック

アジリティの高い組織では情報共有もスムーズに行っていかなければならないため、相手の状況を判断して必要な時期にコミュニケーションをとり、定期的にフィードバックを行っていきましょう。

定期的なフィードバックを行いながら人材育成をしていくことで、情報共有をスムーズに行っていけるようになるでしょう。

アジリティを重視した人材育成の方法3:サポート体制つくる

アジリティを重視した人材育成では、育成の対象者にある程度の裁量権を与えて育てていくことになりますので、それを支えるためのサポート体制を整えておきましょう。

アジリティの高い人材を育てるのだということを共有し、社内でサポート体制を作って人材育成を行っていくことが大切です。

アジリティを向上させよりよい組織づくりをしよう

今回はビジネスにおけるアジリティについて、特徴や向上させていく方法を紹介してきました。グローバル化により不確実性の増した現在において、企業には常に臨機応変な対応が求められています。

さまざまな状況に迅速に対応していけるアジリティの高い組織、アジリティの高い人材を育てていきましょう。

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