会社の顔である社名を決める時のルール5つ|有名な会社の社名の由来!5選

組織・人材

起業して最初に決めるのが社名(商号)です。会社のイメージを左右し社内外で何度も使うため拘りが必要です。とはいえ好き勝手に決められるわけではなくいくつかのルールが存在します。今回は商号の決め方として覚えておきたい基礎知識をご紹介します。

企業の顔!会社名

~企業の顔はあなたの顔~

会社のイメージを左右するとも言える社名(商号)の決め方は重要なスタートです。

会社の「顔」=あなたの顔として社内外に飛び出して行きます。拘り、願い、が最も表れる社名の付けかたについてご紹介します。

いかんせ好き嫌いで勝手に決められるわけではなく、いくつかのきちんとしたルールが存在します。今回は商号の決め方として頭に入れておきたい基礎知識やトレンド、事例なども含めて参考になる情報をお届けします。

覚えてもらえれば御の字です。

成功を祈ります。

社名を決める時のルール5つ

~守るべき基本ルール とは~

社名を考えるとき守るべき基本ルールがあります。ここでは1つづつ詳しくご紹介していきます。

1、使える記号・文字がある
2、近隣に同じ名称の企業が無い
3、必要な文字がある
4、有名企業名は使わない
5、禁止されている文字がある

ルールを守り、魂に響く社名になる事を願います。

社名を決める時のルール1:使用できる記号・文字

~使用できる文字や記号がある~

会社の商号として使用できる文字や記号は限られています。

「★」や「♬」など、特殊な表記は認められていないので注意しましょう。

■「文字」
漢字
ひらがな
カタカナ
アラビア数字(0, 1, 2, 3, 4, 5….)
ローマ字(大文字・小文字)

■「符号」
・(中点)
-(ハイフン)
&(アンパサンド)
‘(アポストロフィ)
,(コンマ)
.(ピリオド)

※符号の使用は商号の先頭あるいは末尾に使用することは原則できません。字句を区切る際に限り使用してください。

社名を決める時のルール2:同一商号かつ同一所在地の企業がないこと

~同一住所で同一商号にご注意~

同一住所で同一商号における別会社は存在できません。調べておく必要があるのは、レンタルオフィスやバーチャルオフィスなど、住所を登録している場合があります。

レンタルオフィスやバーチャルオフィスで登録が無いか確認しておきましょう。

今はパソコン1台あれば、どこにいても仕事ができる時代です。月額500円程度から借りられるオフィスも選択肢に入るでしょう。事務所の経費を削減することは誰もが考えていることです。今後は同一住所に同じ商号が存在してしまう事が大いに起こりえます。

もしも利用するつもりであれば、提供会社に同一の商号がないか問い合わせておきましょう。

社名を決める時のルール3:「株式会社」や「合同会社」と言う文字を入れる

~入れるべき文字がある~

株式会社であるならば、必ず「株式会社」という文字を名前の前後どちらかに入れなければなりません(合同会社の場合は「合同会社」)。

発音したときの語感でしっくりくるほうを選ぶ事でしょう。いわゆる「前株」や「後株」と呼ばれるもので。また、海外、グローバル的な展開を視野に入れている会社ですと、英語表記の「Co., Ltd」などで登記したいところですが、現行の会社法では、株式会社を付けずに英語表記の「Co., Ltd」などで登記することはできません。

ただし、定款のほうには英語表記で記載可能です。海外に向けての展開を考えている会社では、英語表記で記載するのが一般的、必要になりつつあります。

社名を決める時のルール4:有名企業と同じ社名は避ける

~複写ではないか確認しよう~

同じ社名が無いか、あるいは類似した商号は無いか、そのまま使用すれば不正競争防止法により損害賠償を求められるリスクも発生します。

有名企業名はもちろん、インターネットなどで検索してから同様の商号がないか確認のうえで決めましょう。

また、商号は異なれど、似たような商品名やサービスなどが存在する場合は、商標権の侵害で訴えられるケースもあるので合わせて注意が必要です。 模倣やコピーなどに当たらないよう、十二分に注意しながら進めましょう。

社名を決める時のルール5:法令で禁止されている言葉は使えない

~事実が大事~

法律に違反しない作成の基本は、「事実と反する内容や、盛りすぎた内容は使えない」と言う事になるでしょう。

法令で禁止されている言葉に当たっていないかを調べましょう。

日本国内はもちろんですが、ITやWEBの進歩に伴い、海外展開も以前より進んでいます。今後もしも進出したい国が決まっているなど、スラングや発音なども含めて現地の言葉でマイナスイメージになっていないかも事前に確認しておくことが必要です。

社名を決める時に気を付けること4つ

~肝は4つ~

1、何をしたい会社なのか、コンセプトを明確に
サービス名や商品名をそのまま使うと明確ですが、一貫して続くかも考慮しましょう。

2、ドメインを取得できるか
現代はホームページが当然のように存在します。ドメインと会社名がチグハグになっていないか、ドメインを取得できるのか調べておくとよいでしょう。

3、社名に由来をもたせる
相手に興味や関心を持ってもらい、社名の意味を知りたい。そうなれば大成功です。

・ダイソー「大きく創る」
・セコム「セキュリティ・コミュニケーション(Security Communication)」(人と科学の協力による新しいセキュリティ)の構築という新しいコンセプト。

4. 外国語での意味や発音も念頭に
海外への進出、取引など、進出したい国が決まっているのであれば、発音や現地でのマイナスイメージになっていないかなども調べておきましょう。

社名を決める時に気を付けること1:覚えにくい社名は避ける

~メリットは覚えてもらうこと~

社名は覚えてもらうことでメリットとなります。なるべく覚えてもらいやすい社名をつけることをおすすめします。

英語の場合はカタカナで表記や、長くなる場合は略称にしてみたり、覚えてもらいやすいように社名を工夫する必要があります。短くて発音のしやすい社名だと覚えてもらいやすいです。

覚えにくい:メドトロソファモアダネック(機器のメーカー)
覚えやすい:カルピス株式会社

社名を決める時に気を付けること2:ドメインが取得出来るか

~ホームページを活かそう~

会社の窓口ホームページを活かす事が必要不可欠です。

ドメインと会社名がバラバラでは意味がありません。事前にドメインを取得できるのか調べておくとよいでしょう。

例).com、.net、.jp、.biz、.info、.xyz、.co.jp、.top、.shop、など。

コラムなど、希望の単語をまとめて検索する事があります。特に英語を使った社名の場合は希望の単語だけでは取得できないこともあります。その際は会社の意味をもつ「inc」や「corp」をいれてみましょう。あるいは、意味のつながる単語を組み合わせてみるとよいでしょう。

Namechkやonamae.comなどのサイトを活用すれば、まとめて検索できるので便利です。

社名を決める時に気を付けること3:社名に由来をもたせる

~会話のきっかけづくり~

起業したばかりの若い会社であれば、会話のキッカケとして社名の由来を聞かれる場面も多くなります。

すでに知名度のある会社ならまだしも、その際に相手を感心させられる理念や想いを語ることができる、そんな会話がはずめば良いです。

例)任天堂株式会社
社名を付けた時の社長で山内溥氏が「人生一寸先が闇、運は天に任せ、与えられた仕事に全力で取り組む」と社名の由来を定義したとされています。

社名を決める時に気を付けること4:外国語での意味や発音も念頭に

~ITやWEBの進歩が著しい現代の対応~

海外展開も以前より活発です。今後もしも進出したい国が決まっているならば、スラングや発音なども含めて現地の言葉でマイナスイメージになっていないかなど、事前に確認しておくことが必要です。

例)Amazon.com, inc.
アメリカの大手通販ポータルサイト、Amazon(アマゾン)。最初「Cadabra.com」という名前にしたが、英語で死体を意味するCadaverと聞き間違えられることが多かったので変更されました。

発起人の想いが込められた満足のいく社名をつけよう

~個性を活かそう~

ここまで挙げたポイントを全て押さえていても、個性がない会社名・商号では覚えてもらえません。

業種によっては王道パターンで突き進むほうが良い場合もありますが、よりインパクトを与えたい場合など、ユニークな会社名・商号をつける方法も効果的です。では、実際に存在する個性のある会社名・商号とは、一体どのようなものでしょうか、以下でいくつか挙げてみました。

例)Microsoft社
「マイクロコンピューター」と「ソフトウェア」の組み合わせ
例)カルビー株式会社
「カルシウム」と「ビタミンB」の組み合わせ

いかがでしたでしょうか、社名の付け方の参考になれば幸いです。

有名な会社の社名の由来!5選

~やりたい事を明確に~

やりたい事が明確な会社名ほど強力な物はありません。サービス名や商品名をそのまま明記すれば、会社のやりたいことや方向性が明確になります。ただし、それ以外の事業を将来的に行う予定がある場合は要注意。一貫性が失われて何がやりたい会社なのかわかりにくくなる可能性もあります。

生涯、一貫して由来が通じる社名を考えてみましょう。

有名な会社の社名の由来1:アマゾンジャパン株式会社

~アマゾン川の名称を採用したAmazon.com~

私たちは「アマゾン」と呼ぶことが多いですが、米国本社の正式名称は「アマゾン・ドットコム・インク」となります。日本法人は「アマゾンジャパン株式会社」です。

1994年、ジェフ・ベゾス氏が「地球最大のオンライン書店」を設立しました。できてまだ15年ほどです。

当初は、Cadabra(カタブラ)と命名したみたいですが、ベンチャー計画を弁護士に電話で相談した際 「cadaver(「死体」の意)」 と聞き返されたため、のちに世界で最大規模の流域面積を持つ南アメリカのアマゾン川を採用しAmazon.comと改名された。

もしかしたら今もCadabraが世界最大のオンラインショップだったのでしょうか。

有名な会社の社名の由来2:ヤフー株式会社

~マイナスイメージを採用した「Yahoo」~

検索エンジン、ポータルサイト、オークション、と何かと利用する機会が多いYahoo!の社名の由来は、「Yet Another Hierarchical Officious Oracle」の略といわれています。

しかし、創立者のファイロとヤンは、自分たちは「ならずもの」。だから、ガリヴァー旅行記に登場する「ならずもの」の野獣の名前「yahoo」という言葉を採用したんだと言っているそうです。

あえて、マイナスイメージもインパクトがあるのでしょう。

有名な会社の社名の由来3:楽天株式会社

~政策名を採用した「楽天株式会社」~

楽天という会社名の由来は「楽市楽座」と「楽天的」を掛け合わせもの。
商品のやり取りを自由に行えるショップになるように「楽市楽座」を採用し、商売繁盛、前向きで明るいイメージを持つ「楽天的」とかけ合わせたそう。

※楽市楽座は戦国時代から近世初期にかけ、商売の解禁、城下町を繁栄・繁盛させるために戦国大名が行った商業の政策。特権廃止・市場税廃止・座の廃止、解放したことで誰でも商売が自由に行えるよう許可し、経済の活性化をはかった政策と言われている。

有名な会社の社名の由来4:キヤノン株式会社

~キャノンの由来はなんと「観音さま」~

「Canon」には、英語で「聖典」「規範」「標準」という意味があり、これは正確・精緻を旨とする精密機器としての商標にふさわしく、そして世界の標準、業界の規範を目指す私たちの志を表すものでした。

ちなみに正式名称は「キヤノン」でヤの字は大きいそうです。なんだかスローモーションで読んでいる時のような違和感です。

また「キヤノン」の発音が「観音=カンノン」と似ているため、名称の交替は違和感なく行なわれました。観音様からKWANONこれがCANON。

有名な会社の社名の由来5:コナミホールディングス株式会社

~創業メンバーの頭文字から取った「コナミ」~

正式には不明ですが、説としては、創業メンバーの「上月景正 氏」「仲真良信 氏」「宮迫龍雄 氏」の3人の頭文字【KOuzuki NAkama MIyasako】から由来したのが最も有力ですが、危機が訪れた時も大波から小波(コナミ)に変えてしまう力。と言う説もあります。

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