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2019年09月20日

イノベーションを生み出す組織|組織のイノベーションに必要な8つの条件

組織でイノベーションを起こすには8つの条件があると言われています。また、イノベーションには5つの役割があります。イノベーションとは何なのかから始めて、どうしたら組織でイノベーション起こせるのかポイントと注意点を学んでいきましょう。

イノベーションを生み出す組織|組織のイノベーションに必要な8つの条件

イノベーションとは?

イノベーションとはなにかご存じでしょうか。

日本ではイノベーションとは「技術革新」と訳され、新しい技術を使った今までにない画期的なものが生まれることであると認識している方が多くいます。

物ができること以外にも、新しい生産方法や新しいサービス、新しい供給方法など、新しく確立された技術や方法が生まれることをイノベーションと言います。

イノベーションとは広い意味があるので覚えておきましょう。

組織のイノベーションの意味

イノベーションとは新しく何かが生まれることや今までなかった組み合わせで新しいものが誕生することです。

組織のイノベーションとは新しい組織の実現を意味しています。今まで交わることのなかった分野の人同士が力を合わせて新しいアイディアを出し合ったり、商品を生み出すことで新たな価値を生み出していきます。

時代は常に変化し、その変化に伴ってイノベーションを起こすことは社会を継続していく上でとても大切なことです。

イノベーションを生み出す組織に必要な8つの条件

時代変化に対応するために重要なイノベーションですが、どのように実現していけばよいのでしょうか。

イノベーションを起こすには、人材、方向性の決定、柔軟性、チャレンジ精神、遊び心、情報の密度・共有力、自主性の8つの条件が必要だと言われています。

イノベーションを生み出せる組織になるために必要とされている8つの条件をそれぞれ詳しく紹介します。

イノベーションを生み出す組織に必要な条件1:人材の多様性

イノベーションを起こす組織になるために必要な条件1つ目は人材の多様性です。

イノベーションを起こすには新しいアイディアを生み出しやすい環境にすることが大切です。同じような能力や考え方を持った人ばかりで話し合いをしても、意見がまとまりやすいという利点はあるけれどもアイディアが偏りやすくなってしまいます。

さまざまな経歴、能力、考え方の人を組織に組み込むことで新しいものの見方の共有ができるようになり、イノベーションが起こりやすくなります。

イノベーションを生み出す組織に必要な条件2:明確な方向感・ビジョン共有

イノベーションを生み出すために必要な条件2つ目は明確な方向感とビジョン共有です。

単純にただ新しいものをつくろうと思えばだれでも何かしらはできます。しかし、社会に需要が無ければ何の影響力もないので必要とされません。

イノベーションを起こしたいと考えるとき、「誰のための、どんな問題を解決するものなのか」を明確にして活動していく必要があります。

そうすれば社会全体で支援してもらえる組織にもなります。

イノベーションを生み出す組織に必要な条件3:風通しのよさ

風通しのよい組織とは、なにか問題が起きても、問題は起こるものだという認識で柔軟に対応できる組織のことです。

風通しの良い組織は問題が起こったとき積極的に解決していこうという姿勢で臨むことができるため、助け合うことが当たり前になっており人間関係も良好です。

相談、話し合い、解決という流れがスムーズなので難しい問題につまずいて作業が滞る時間が最小限で済みます。

イノベーションを生み出す組織に必要な条件4:失敗に寛容な文化

イノベーションを生み出すには失敗がつきものです。新しいことを始めて、なにも問題が起きないというのは非常に稀なことです。

そこで必要なのが失敗に寛容な組織であることです。

失敗をしたら後ろ指をさされるような風潮があると、皆失敗を隠すようになります。すると、同じ失敗を組織内で繰り返すようになります。進歩の度合いが遅くなり、次第に組織が崩れていきます。

失敗したらまた新しく考え直せばいいという雰囲気が大切です。

イノベーションを生み出す組織に必要な条件5:真剣に遊ばせる

イノベーションを生み出すには真剣に遊ぶことが大事です。

楽しくて楽しくて、いつの間にか時間が過ぎている、暇さえあればやっていたような趣味があった・あるという人は心当たりがあると思いますが、人が夢中になって何かをしているとき、すばらしい能力を発揮することがあります。

好きなことや面白いことは四六時中考えられます。それを仕事に取り入れることで考え方に柔軟性が生まれ素晴らしいアイディアが浮かびやすくなります。

イノベーションを生み出す組織に必要な条件6:ネットワーク密度の高さ

イノベーションを生み出す組織になるための条件6つめはネットワーク密度の高さです。

ここでいうネットワーク密度は組織内で異なる部門や社外でも、情報交換が積極的に行われているかどうかの度合いを示します。

ネットワーク密度が高いとなぜ良いのかというと、さまざまな人々に評価してもらえる機会が増えるからです。多くの人の目に触れることで、部門内で見つからなかった問題点や可能性にいち早く気づいて着手する助けになります。

イノベーションを生み出す組織に必要な条件7:自主性

イノベーションを生み出す組織に必要7つめは自主性です。

組織のメンバー一人一人が自主的に考え、行動できる人物である必要があります。自主性がないと、どう思うかという意見を求めても首をひねられたり、何か思いついたときに自分なんかが意見を言ってもなとせっかくのアイディアを出し惜しみしてしてしまい、もったいないことになります。

ぶつかることを恐れない自我を持ち、かつほかの意見にも耳を傾けられる人を組み込むと良いでしょう。

イノベーションを生み出す組織に必要な条件8:情報の共有

イノベーションを生み出すのに必要な条件8つめは情報の共有です。

新しいことを生み出す場で、利益がなるべく自分に来るように公開する情報を絞りすぎるとより良いアイディアが生まれる可能性を一部つぶすことになります。

新しいことを生み出すことが最優先事項ならば情報を公開したほうがイノベーションは起こりやすくなります。利益を考えるのも大切ですが、技術革新のためには情報を共有することは重要です。公開する情報量、範囲は慎重に選びましょう。

組織のイノベーションの障害になるもの

イノベーションを起こすのに必要な条件を知っていただいたところで、次はイノベーションを起こすのに障害になってしまうことを紹介します。

意外と無意識にやってしまいがちなことも含まれているので、自分の組織はどうであるか考えてみてください。

障害1:失敗しない意識

イノベーションを起こすうえで失敗に敏感になりすぎるのは障壁になります。

新しいこと、つまり、今までに例がないものを生み出すので問題が起こったり、失敗することもあるのは当然です。失敗を恐れると実行するのに時間がかかり、ライバル社に先を越されてしまったということも起こりえます。

どんなに準備を万全にして注意していても、失敗しない保証はどこにもありません。イノベーションを起こすには勢いも大切です。

障害2:ケンカしないムード

イノベーションを起こしたいなら上司も部下も関係なくぶつかり合うことが大切です。

組織の中には保守的な考え方をする人もチャレンジ精神が旺盛な人もいます。考えが食い違うのは当たり前のことです。万人に受け入れられるものを作るのは難しいことですが、せめて組織内の人間が納得するものを生み出せるようにするだけでも成功確率は上がります。

不満に思うことや改善するとよくなりそうなことを言い合える雰囲気を作ることを意識してみましょう。

遊びがない環境

遊び心がない環境で良いアイディアは生まれません。

アイディアはふとした瞬間にひらめくことが多いとされています。実は何か作業をしているときは人は脳のごく一部しか使っていませんが、リラックスしているとき脳はあらゆる部位を活性化させています。

遊びを取り入れることで脳が活性化してストレスも軽減、仕事効率も上がります。遊びを取り入れることは利点しかありません。取り入れない組織は従業員の会社に対する満足度まで下がります。

イノベーションの5つの役割

イノベーションは新しい画期的なものを作ることだけではないことを初めに紹介しました。

では、イノベーションの役割はどんなものがあるのが見ていきましょう。役割を5つ紹介します。

イノベーションの役割1:新製品の開発

イノベーションと言えばまず挙げられるのが新製品の開発です。

過去に生まれて大ヒットを生み出し、今もなおベストセラーとなっている商品も数年前までは誰も想像できないようなものでした。

新製品は常に生まれ続けています。未来数十年と受け継がれていく商品を作るのは時代や経済状況に合っていなければ続いていきません。

人々にとって必ず役に立つものを作る必要があります。ものづくりは消費者がいて成り立つことです。

イノベーションの役割2:新たな生産方式の導入

2つめに生産方式が挙げられます。

ものづくりにおいて、コストに対する生産量は重要です。どんなに良いものでも作るのに時間がかったり、原料が高いと量産には向かず、大きな利益をあげるのが難しくなります。

そこで、新しい生産方式を生み出すことでイノベーションを起こすことになります。低コストで量産が可能になると市場に出回るようになり、良いものであれば社会で必要不可欠なものになります。

生産方式は社会の発展にも、会社の利益においても重要です。

イノベーションの役割3:新たな市場の開拓

イノベーションの種類3つめは市場の開拓です。

市場の開拓は今までになかった価値を生み出すことです。例えば旅館で出される料理に添えられる花や葉はもともとは価値がゼロのものでした。「料理の仕上げに添えると見栄えがいい」と旅館やホテル、料理店の人に受け入れられることで価値が付加されます。

もともと全てのものに価値はありません。人が価値を見出し値段をつけています。その価値を見出してもらうための活動もイノベーションの内です。

イノベーションの役割4:新たな資源の獲得

イノベーションの種類4つ目は新たな資源の獲得です。

新たな資源の獲得は、特定の資源が値上がりしたときや枯渇したときに代替資源として発見されることが多いです。衣服も遠い昔は植物や動物由来のものから作られていましたが今では石油をもとにした合成繊維が主な素材として用いられています。

代替した原料で新たな素材の開発やリサイクルが可能になるなど、新たな資源獲得により利点が生まれる場合があります。利点があると長年用いられることになります。

イノベーションの役割5:組織改革

イノベーションの種類5つめは組織改革です。

組織改革とは、周囲の組織の環境の変化を見たうえで自己の組織環境も柔軟に変化させていくことです。ここでの環境変化は組織内部の構造や運営の仕方のことです。環境を柔軟に変化させることで継続的に成長していくように促すことができます。

環境を変化させていくときに考えるべきなのは組織が目指しているものとは何なのかを見失わずに、従業員ともよく話し合いをして組織全体で納得できる環境に変化させることです。

組織のイノベーションを成功させよう

イノベーションを起こす組織になるにはどんな条件が必要とされているのか、イノベーションの役割とは何なのかを知っていただけたでしょうか。

上記で紹介したことに注意して組織を運営していくことでイノベーションを起こして成功する可能性が高まります。イノベーションを起こすことは決して簡単なことではありませんが、やってみないことには何も始まりません。

あなたが動くことで日本に、世界に少しでも影響や変化を与えられる可能性は等しく与えられています。挑戦あるのみです。

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