用途別印鑑の種類
認印
ここでいう「認印」は、大抵の場合、後でも触れる三文判などのような、一般的な申し込みあるいは受取などで用いられる証明用のもの、あるいは承認印などとして使用される印鑑全般の事を指すのが通常といえます。もう少し簡単に言うならば、個人の誰もが所持をしている、シャチハタものを除いた個人用の印鑑全般を指します。
①オーダーを依頼する際の注意点
大抵の方の場合、自分が所持をしている銀行口座などを多く所持したりする事は無い限り、認印である印鑑本体やその種類のオーダーの注文依頼をしたりする事はありません。しかしながら、事業上での取り引きをしたりする際には、それ専用の角形の認印などの形式が法的に決められたりしていますので、そうした場合にはオーダーによる製作依頼は必須です。
また、認印自体も、後で触れるように個人用のものは大抵の場合、三文判タイプのものが売られたりしているのが通常です。そして、先程話した角形のものでは無く、丸印あるいは縦向きである楕円形タイプのものの何れかの形のもので、直径が15㎜前後であり、個人用の認印として使用するものを指定をしている店舗や事業者などが多い傾向があります。
もちろん、15㎜以上あるいは以下の直径サイズのものの個人用の認印のオーダーを受け付けているところなどもありますので、そうしたところは種類やバリエーションなども豊富であり、ネット通販などでは格安で受け付けてくれるところもあります。
②どのような認印がお得か
やはり、お得な認印として、樫やツゲの木などを原材として使用をしているタイプのものが、ネット通販では格安で購入が可能である上に湿気にも大変強く、耐久性も優れているところから挙げられます。また、オーダーでの製作依頼だけではなく、購入先などによっては低料金での補修に応じてくれたりするサービスをやっているところもあります。
ただ、その認印の印鑑本体の印型や材質、書体の種類などにもより、修理が出来ないものと可能なものとがありますので、それらの点に注意をしておく事が大切です。そして、購入後の保証期間の設定なども、製作したメーカーや印鑑の型・種類などにもより異なりますので、この点も注意が必要です。
如何に実用性が高く耐久性にも優れ、そのうえで低コストでオーダーなどが可能で得あり購入や注文が出来る印鑑本体や種類である認印を、効率よく確保をしていけるかが、入手の際でのベストな条件といえます。
三文判
①三文判とは
大抵の場合には、「三文判」という名前の印鑑は、その辺に売られている安価であるハンコ全般の事を、包括して指す事が普通です。認印、シャチハタ版問わず、そこの店舗やネット通販などにおいて、何百円程度の安価な値段の相場で購入が可能なもの全般をいいます。
それでは、実印と三文判との違いについての説明などがあるのは何故か、といった質問などもありますが、これなどはただ、その印鑑の押し印表記の届け出を、単にしているか否かに関しての違いにしか過ぎません。
役所や銀行、事業契約などの取引先などへの届け出をした場合には、その三文判本体は認印としての、印鑑本体の効力を法律上発揮する事になります。そして、その種類や型などの如何に関わらず、その効力は公に認められたものとなり、あらゆる場での証明力を及ぼします。
以上のように、三文判とは一般的に売られている安価であり、認印として認められる以前の状態である印鑑本体全般の事を言う事がわかります。
②効率的な三文判の選び方
これは間違いなく、実用性などがありさえすれば、格安なものである方がコスト的にも無難かつベストである事は、言うまでもありません。最近は100円ショップにあるものでも、種類によっては中々な出来であり、耐久性の面で優れているものなどもありますので、大いにお勧めといえます。
大抵の三文判の場合、100円ショップの店内の売り場などの様子を見たりしても、個人用である認印タイプとシャチハタタイプのものからなるケースコーナーが、2つあるいは3つずつあるような感じになっています。このため、品質管理面での保管環境も中々良く、ベストな状態での購入が可能な点がありがたいです。
また、100円ショップなどの店舗ではあっても、200円台から500円程度の範囲で大変良質な印鑑本体や種類のものなども売られていたりする場合もあります。それらの商品などもとてもお買い得ですので、朱肉や印鑑ケースなどとの同時購入なども、大変お勧めです。
③お勧めである三文判
ここでお勧めである三文判のタイプについて触れてみます。
やはり、通常の店舗や100円ショップのケースコーナーなどで多く見られるような傾向といえますが、大抵の場合、先程も話した直径が15㎜前後からなるものを扱っているのが通常です。この方がちょうど、老若男女問わず誰もが扱えるような大きさですので、この直径サイズを基準としてメーカーや種類を問わず、商品が置かれているような傾向があります。
それまでは見た目や印鑑本体の柄やデザイン、押し印表記などの外観が重視をされてきていたせいもあり、高額なのが従来の相場のあり方でした。しかし、やはり最近は社会的に我が国でもバリアフリーやウェルフェアなどの社会福祉の概念が定着をし始めてきたせいなどもあり、誰もが購入が出来使える印鑑の仕様が意識をされ始めてきました。
このため、100円ショップなどでも今から約20年前辺りから販売をなされるようになり、現在までに至るような今日までのあり方です。
実印
①実印の種類
ここでいう「実印」とは、基本的な正しい意味としては、市区町村長などへの届け出を行い、そのうえで必要に応じて、印鑑証明などを得るための印鑑の事を指します。個人届出印・法人銀行印・チタン印鑑銀行印その他、実に様々な種類のものがありますが、そうした用途面での種類だけではなくて、形状面での種類の区別などもやはりあります。
押し印による法的効果などの面では大して変わりはありませんが、やはり、形状面での使い勝手、材質面でのあらゆる面においての耐久性、等々においては違いがあります。また、そうした印鑑類本体の購入をしていく上において、どのようなそれらの特徴を優先していくかについても、検討のポイントです。
しかしながら、素人である一般消費者である方本人には、そうした自分(達)に合う印鑑類の種類や形状、材質などについての知識が無い方が多いのが通常です。そうした面を考えてみるとやはり、オーダーなどで製作をしてもらう際に、作成に従事する専門家である方との相談をしたりする事もベストです。
②わかりやすい書体のものを選ぶ
現在などでは、やはりなるだけ自分以外の誰にでも分かりやすい書体である、いわゆる楷書体のものが、購入者本人に選ばれて使用されたりするケースやパターンが多い傾向があります。本人である、あるいは本人の意思であるといった確証の表記を行う事が目的です。
そうした、確実性のある、周囲への意思表示といった意味での用いられ方が、現在の実印においての押し印による表記の特徴といえます。老若男女問わず、その押し印の表記を見られた方にわかりやすい字体の様子、これがとくに今、重要視をされている傾向が間違いなくあります。
そして今、やはり安価である先程述べた三文印の場合には、こうした楷書体のものが多く最近は見られる傾向があり、低所得である購入者にあたる方も大変、日常的に助けられているようなところもあります。このような面でも、楷書体の印鑑の存在は大きいといえます。
ただ、それでも持ち運びなどの面から、以前にも話した直径が15㎜前後のものが、とくに個人用として好まれる傾向があります。
③お勧めの実印の型
やはりこれも、種類や材質などにもよりますが、お勧めの実印の型と言えば、先程も話した直径15㎜前後で長さが7、8㎝程度のものが、持ち運びや振動、耐久性の高い樫やツゲの木製のものです。それで、丸形や縦向きの楕円形状のものが、やはりその実用性の高さから、人気が間違いなくあります。
これらのタイプも、100円ショップなどにおいて多く置かれたりしていますので、まとめて購入をしたりするのも、種類を問わず行えるところがありがたい存在です。本当に格安の100円台といった低価格である相場での購入が可能な点が、ベストなところといえます。
あるいは樫やツゲの木製のものだけではなく、チタン製での楷書体によるオーダーも中々お勧めです。値段はメーカーや種類、型毎により異なりますが、それでも6、7千円台で製作依頼のオーダーが出せる点が、大変ありがたいところです。
また、チタン製の場合には、水や湿気、年数維持面、それらの条件下での耐久性に木製のものなどよりも大変優れていますので、そうした面でもお勧めの実印の種類といえます。
シャチハタは印鑑ではない?
①印鑑として認められにくい現状
シャチハタ製のものは、印鑑本体と朱肉若しくはインク容器(あるいはインクカートリッジ)が内蔵をされている仕様であるところから、印鑑としては認められにくいといった現状があります。これは我が国内でのあり方といえますが、どうも単にこれだけが理由ではありません。
大抵の、よく店頭などに売られているシャチハタの印鑑類などは、種類の有無に関わらず字型が楷書体である事が多い傾向があります。ただ、三文判の楷書体などに比べるとやはり、現代的な印鑑ならではの特徴がある楷書の書体であり、これがために認印としては社会的に認定をされない現状です。
これからは、こうしたシャチハタと実印との中間的な印鑑類の種類なども多く開発をされたりしていく可能性は考えられます。しかし、それでもやはり、シャチハタならではの現代的な楷書体の字体や字型そのものが、我が国の社会で受け入れられていけるかどうかについては、全く未知な未来です。
②用いる場のケースについて
シャチハタタイプの印鑑の種類が用いられたりする場のケースとしては、運送業者や郵便局などによる、私的な目的物の運搬の到着時においての、伝票への署名などの際に使用される場面がその典型です。これは大抵の方が体験をされている場面でもあります。
また、仮の場所などにセロハンテープ越しにシャチハタ印を押し印をした名前表記を、その本人が着席をする机の上や椅子の背あて部分に貼付したりするなど、そうした使用方法などもあったりします。使いようによっては、用いる場合が多い職業柄上でのケースも、意外と多い現状もあります。
ただ、それでも大抵のシャチハタ印の種類の場合には、やはり、その使用自体の場を制限されたりするような事が実際には多いという現状が間違いなくあります。そのため、社会的に実印としての認知をされていくには、もう少し時間が掛かる傾向といえます。
そうした現在ではあっても、これからは大いに、実印として認められるような印も開発をされていく事は十分に考えられますので、種類の違いなどはあれど、まだまだ希望は大いにあります。
履歴書
さて、ここで気になる履歴書への押し印の事例に関しての話になります。この場合、そこの求人や学生募集などをしている、事業者や学校毎などにより、印鑑の指定の設定基準が異なる傾向があります。
また、種類によっては、楷書体のみ、あるいは丸型・縦向きの楕円形型、などといったような、種類や押し印の際での字型などによる指定もあったりします。このような感じで、その就職・入学などの試験や面接などへの出願仕様上での押し印の指定などがある場合もあります。
ただ、シャチハタ仕様の印鑑やその系統の種類のものを押し印として使用をしたりしてはならないといったような指示があったりする場合もある点については、入学試験・就職試験及び面接などにおいて共通があります。これらの出願時においての履歴書仕様では、実印しか認めない場合も少なくはありません。
これから将来的には、履歴書上で印鑑類などの押し印とかが必要ではなくなるような時代が来る可能性も考えられます。しかし、現在を含めてしばらくは、履歴書作成においては印鑑は種類を問わず、必須のアイテムです。
請求書
いわゆる、日常的な光熱費から事業上での業務面でのものまでをも含む、各種請求書に関しての内容になります。大体のところ、労働者などの被用者として働いている方と、個人事業主や経営者のような就労形態で事業運営に従事をしている方それぞれにより、使用する印鑑やその種類が異なります。
被用者である方の場合、日常的にも事務職などでは無い限り、自分が所属をしている組織印(社印や店印等)などを使用したりするような事はありません。光熱費支払いや着払い、銀行での大金の貯金や引き下ろしなどの際にしか、三文判からなる実印を使用しない場面しかありません。
一方、各種事業主の場合には、日常生活面で使用する自らの個人用の印鑑類と、事業でのやり取りの際に用いる事業者名(屋号・社号等)からなる屋号印(社印・店印等)を使用する、2つの種類からなるケースがあります。このように、被用者である方の場合とは大きく異なります。
口座開設など
銀行口座や投資口座などの開設の場合に関してですが、この場合、個人用の三文判からなるものと、個人事業主や法人などをはじめとするいわゆる事業者名からなるもの、それぞれのパターンで実印による開設を行うケースがあります。
お金をやはり、銀行などでやり取りを行う場での証明となる印鑑類ですので、種類の如何に関わらず、認印である事が我が国では慣習法上での面でも必須になっています。このせいもあり、シャチハタタイプの種類は使用できませんので注意が必要です。
また、その口座開設を事業者名で行う場合には、そこの銀行や信用金庫、組合などによっては、印鑑本体の字体や印型などが指定をされたりしているような場合や、代表者である証明書類の提出とかも条件にしているようなところもあります。
何れにしろ、事業者名での口座開設の場合には、ある程度の印鑑やその種類に関しての指定などがあったりする事も多いので、情報の事前確認は必須といえます。
100均の印鑑の種類とは
100円ショップや100円コーナーなどの、いわゆる100均売り場での印鑑の種類に関しての内容になります。大抵の100円ショップなどにあるケースコーナーとかでは、いわゆる三文判タイプとシャチハタタイプのものが、それぞれ多く見られます。
100均には変わりがありませんので、大抵の方は安物であり長持ちなどはきっとしないものばかりだと思われる方もいるでしょう。しかし、近年においては、一般店頭で売られたりしているものに匹敵する程の技術革新などもされているせいもあり、中々な品質であるものも少なくはありません。
また、印鑑本体が格安で手に入る事はもちろん、同時に朱肉や印鑑ケース、押し印用のゴム下敷きなどの、各種専用グッズなども格安で購入出来たりしますので、大変お得です。こうした100均ならではの経済的メリットが一押しといえます。
ただ、やはり直径が15㎜程度の三文判のタイプしかない場合がほとんどですので、種類の選択面での課題があります。
選べる印鑑の素材の種類と違い
同じような選ぶ事が可能な印の種類ではあっても、今度はその素材の種類による違いで値段の相場や耐久性が異なります。この事については少しだけ以前の段落でも幾らか触れたりしましたが、ここではさらにもう少し深く掘り下げてみます。
樫やツゲなどの木製、チタンやステンレスなどの金属製、それぞれの具合に2つの種類に大きく分けられるような傾向です。樹木と加工金属といった違いはありますが、いずれも耐用年数と耐水性の面において、とても優れている素材です。
オーダー及び購入何れの面においても、金属製のものの方が割高になる傾向がありますが、それでも修理などが木製の種類のものよりもしやすい、保証内容のニーズの質が高い、などといったメリットがあります。1本あたり購入をしてみる価値は、大いにある商品です。
ただ、押し具合や印の字体表記の鮮明さなどは、木製の方がやはり分があります。
印鑑のサイズの種類
三文判のような、円形で直径が15㎜前後のものに関しては、全長が2寸丈(約6㎝程度)のサイズのものが主流になっています。それ以下の円形で直径13.5㎜などのものの場合や、同じく円形で直径が18㎝・21㎝・24㎝のものの場合には、全長が4.5㎝のものがあります。
全体としては、円形のものの直径サイズとしては、13.5㎜・15㎜・16.5㎜・18㎜・21㎜・24㎜、という具合に設定がなされているのが一般的です。そして、それらの直径の種類の中でも、13.5㎜から18㎜は女性向き、15㎜から24㎜は男性向きといえるサイズです。
こうした直径サイズの基本設定のうえで、種類や全長、材質などに関してのオーダー面においての、ハンコ専門業者による見積もりがなされていく流れとなります。また、専門業者によっては、銀行印や認印、仕事印、などといったような用途別での種類の設定をしているところもあります。
印鑑の書体の種類
印鑑は7つからなる書体の種類があります。
(1)篆書体:法人が使用する認印の書体ですが、個人のものとしても使用される場合もあります。
(2)隷書体:その可読性の高さから、意味や用途、、使用目的を問わず使用される印類です。
(3)楷書体 :これも可読性が高く、認印だけではなくインキ浸透印その他の印類としても使用をされたりします。
(4)行書体 :こちらは可読性が低めであり、柔らかい書体です。多く認印に使用される傾向があります。
(5)草書体 :可読性が低いため、個人用の認印として使用される事が多く、法人ものとして使用される事は少なめな印です。
(6)古印体:日本独自で作られた書体のものであり、他のアジア地域その他の諸外国の場所では見られない、独自のラインの強弱や途切れ振りなどが特徴です。可読性がある程度高く、意味や用途・目的の如何なく広く使用されています。
(7)印相体:篆書体の書式をベースにしており、意味や用途、目的問わず、広く使用されています。
個人事業主が持つべき印鑑の種類
①なるだけ個人商業登記簿に基付いた書体である事
個人事業主の場合、先の段落でも話したように、事業者としての屋号名からなるものと、個人名のものからなる各々のタイプのものを所持しておく事が原則です。この点が、被用者として働いているサラリーマンの方とは大きく異なるところです。
基本的に我が国の場合では、個人・法人を問わず、商業登記法の規定などにもあるように、商業登記簿に届け出をしている屋号(社号・店名等)の表記通りの事業者印を製作しておく事が原則といえます。個人の場合には、個人商業登記簿にある屋号がそれにあたります。
そうした種類の事業主としての、事業者印の製作や押し印表記となりますが、ネット上でのやり取りの際でも、この押し印表記を撮影をしてUPした写真も、証明印の種類として用いる事が可能です。表記上の公示の効力は、ネット上でも大いにあります。
ただ、現在はマイナンバーカード制度などが2016年から発足をしたといったせいもあり、電子署名リーダーでの表記が押し印の種類としての法的効力などもあります。そのため、同署名リーダーでの署名を、ネット上での押し印として使用出来るケースも存在します。
②事業上での契約事でない限り、事業者印は使わない現状
しかしながら、個人事業主の場合には、相手方が紙面での契約のやり取りを行うような条件にしている法人などで無ければ、事業者印の印鑑本体を使わないという現状があります。インターネット環境での契約ならば、先程の段落で話した電子署名リーダーなどもありますので、出番が少ない傾向です。
それでも決して、いくら個人事業主とはいえど、事業者印自体は不要であるとはいえませんので、最低でもお手元に1つは所持をしておく事は無難です。そして、縦4㎝・横3㎝の角形、直径3㎝前後である丸形、という具合に種類の印型に関しての指定も法律上ありますので、この点を留意しておく事が大切です。
事業場の契約事は請負の形態の有無に関わらず、相手方による書式の仕様自体にもよりますので、実物の印鑑本体の所持といった点は、決して無視は出来ません。そのうえ、ネット上での押し印の環境仕様や印鑑本体の種類の指定なども、相手方からある場合もあります。
結論として言える事
今回は、印鑑全般に関してのご紹介させて頂きました。
印鑑そのものには多くの種類をはじめ、様々なものがありますが、今日のコンピューター社会によるOS技術の著しい進歩などにより、実物での印鑑仕様そのものが無くなりつつある可能性は、十分考えられます。
確かにネット上でも、画像環境上での印字表記なども可能になったりしてはいますが、それでもやはり、印鑑本体に関しての使用する種類の指示などが相手方からあったりする事もあり、決して生やさしい仕様環境ではありません。
こうした現状などからも、現物としての印鑑そのものの使用の場といったものは、これからはさらなるコンピューター社会や技術の進展により、無くなっていく可能性は大いに考えられます。また、現物の形である印鑑本体の新たな形状やデザインの発案なども、種類とともに今後は減っていく可能性なども十分にあり得ます。
ただそうではあっても、非常時などにおいての押し印の機会などがある場合、どうしても現物である印鑑やその種類が必要になってくる事態は必ずあります。そうしたイザという時の事態を想定しながら、印鑑所持や幾つかの種類の確保を日頃からしておく事は、非常に重要です。