結婚式席次表の決め方とは?
結婚式の準備を進めていく中で、一番頭を悩ますポイントと言っても良いのが席次表です。結婚式の席次表を結婚式場に依頼をするのか、手作りキットを用いて製作するのか悩みます。
検討する際には、結婚式に参列しているゲストの方々に楽しんでいただけるような席次表を考えると良いです。手作りキットを用いて作成される場合は、席次表には細かいルールがいくつかあるで注意が必要です。そこで、基本的な結婚式の席次表の配置と席次表の作り方をご紹介します。
結婚式の席次表とは?
結婚式に参列されたゲストに対して、受付の際に配られる配席表の事です。ゲストの方が席次表をみて自分の席を確認する事ができます。また、最近の席次表はおふたりのプロフィールやゲストの紹介文を添えるなど多種多彩になってきています。
尚、結婚式の席次表のアイデアはたくさんありゲスト同士のコミュニケーションツールとしても使用されます。
席次表は有った方がよいのか?
親族中心のお食事会であれば席次表はなくても良いです。しかし、友人や会社関係者をお招きする結婚式であれば席次表は必要不可欠となります。ゲストの待ち時間に席次表に書かれている紹介文やおふたりのプロフィールを読んでいただいて楽しむ事も出来ます。また、事前にゲスト自身のお席の場所の確認ができるので披露宴会場へ入場してから悩むことなくお席にお進みいただけます。
席次表の価格とは?
席次表は結婚式会場に委託をする場合と手作りをする場合の2パータンとなります。結婚式会場への委託となると、事前に結婚式場の担当者から渡された配席表にゲストの名前を記入しデザインを選択すればOKとなります。価格は、デザインや席次表のページ数によって異なり1部800~1,500円前後となります。
手作りで作られる場合、ほとんどの方が手作りキットで作成をされます。手作りキットの場合、配席表を作り席次表のテンプレートへの打ち込み、席次表の中のテーブル配置などを自身で行い、最後に印刷をしなければなりません。手間はかかりますが、その分オリジナリティがありコストも抑えることが可能です。価格は、1部200~300円となります。
結婚式の席配置の仕方とは?
結婚式での席次とは席の配置を意味します。席次は、披露宴の形やテーブルの配置によってルールが多少異なります。基本的な席次は、「くし形」と言って、新郎新婦に向かって縦に長いテーブルを配置する形となります。しかし、この「くし形」には、ゲスト同士が話しづらいといった難点があります。
もう一つは、「ちらし型」で「くし型」よりも華やかな印象となります。「ちらし型」は、新郎新婦の前に丸テーブルを配置するというものです。ゲスト同士の距離が近く、ゆっくりと会話を楽しんでいただくことができる配置となります。
くし型の席次表見本例とは?
新郎新婦が座るメインテーブルに近いほど上座となります。メインテーブルから離れるほど下座となり、メインテーブルから一番遠い席が新郎新婦のご両親の席となります。
新しい席次スタイルとして最近では、この「くし型」の変化形「オーパル型」があります。これは、少人数の披露宴にオススメなスタイルです。通常の上座下座のルールとは異なり新郎新婦の前に両親や友人を配置するものとなります。
ちらし型の席次表見本例とは?
「くし型」と同様にメインテーブルに近いほど、上座となり遠いほど下座となります。また、丸テーブルの中にも上座と下座があるので注意が必要です。丸テーブルの中で、新郎新婦に一番近いのが上座となります。
その為、主賓席が新郎と新婦が着席するメイン席の目の前となります。両家の席は末席となる為、新郎側の両親は新郎が座るメイン席側の一番遠い箇所となり、同様に新婦側の両親は新婦が座るメイン席側の一番遠い箇所となります。
結婚式の席次表表記のマナーやルールとは?
・新郎新婦の座るメイン席に一番近い席が上座、一番遠い席が下座となります。
・上座に主賓のゲスト、上司、恩師といった順番に席の配置を行います。下座に行くほど、先輩、友人、ご親族、ご両親と配置を行っていきます。
・知り合い同士のゲストや同年代のゲストをお近くに配置すると良いです。
・小さいお子様や年配のゲストは、出入り口から近い席に配置します。
・名前の漢字間違いは大変失礼に当たります。その為、事前に必ずご両親に確認しておく必要があります。
席次表の敬称について
主賓の方は、企業名を約さずに記載し役職を表記します。通常のゲストには、【様】と表記をします。恩師や医師などの通常先生と呼ばれる職業のゲストは【先生】と表記します。
また、新郎新婦のご両親や家族には敬称の表記は行いません。お子様には、「くん」「ちゃん」といった表記になります。海外のゲストには、「Mr,」「Miss,」「Ms,」「Esp,」と表記をします。
両家のゲストの人数が合わない場合は?
こういったケースは結婚式ではよくあることです。人数が合わない場合は、新郎新婦の友人同士を同じテーブルにかけていただきます。ご友人であれば、年齢も近く楽しく話をすることが可能です。できれば、同じ年齢や趣味や性別を考慮して配置すると良いです。尚、両家のご両親は同じテーブルに配置するのはNGとなります。
結婚式席次表の肩書き例とは?
肩書は地域や風習によっても異なります。まれではありますが、結婚式会場の方針によっても異なるので、担当者に確認をしながら席次表の肩書を表記しましょう。
親族
叔父と伯父、叔母と伯母の表記には注意が必要となります。叔父と叔母は両親の兄や姉を表しており、伯父と伯母は両親の弟や妹を表しています。新郎新婦の両親が再婚しているケースは、実の両親には「新郎父」や「新郎母」としますが、家庭の事情によって難しい場合は、「新郎来賓」「新婦来賓」と表記します。表記をする間にご家族に相談しましょう。
友人
新郎新婦と合わせて肩書の表記をします。表記方法としては、「新郎友人」「新郎知人」「新郎先輩」「新郎大学先輩」「新郎中学友人」といった表記となります。
元職場
同期が退職している場合は「新郎会社元同期」と表記をします。新郎新婦が退職している場合は、「新郎元会社同期」と表記をします。会社の同期のゲストの場合は、「新郎同期」、もしくは、「新婦同期」と表記します。
結婚式席次表の役目とは?
披露宴で盛り上がるためのアイテムでもあり、ゲスト同士が仲良くなるきっかけとなるのが席次表です。参列されているゲストの名前や肩書、それ以外にもゲストの個性を紹介する一文を記載するとより、他のゲストにどんな人か知ってもらう事ができます。
席次表にあるのプロフィールとは?
席次表の一ページに、新郎新婦の写真や血液型趣味などのプロフィールを載せるものです。席次表は基本的に、披露宴が始まる前にゲストに配られ、席の案内をする際に使用されるものです。受付で配るのが一般的なので、席次表にプロフィールを記載しておけば、多くのゲストの方が披露宴の前に目を通します。
ゲストの多くは、お相手の(新郎新婦)についてほとんど知らない状態で参列をされます。披露宴で司会者から新郎新婦の紹介やプロフィールムービーの演出がある場合もありますが、披露宴が開宴する前に主役のふたりを知っていただけるアイテムでもあります。
プロフィールの項目とは?
おふたりの名前や生年月日などの基本的なものを記載します。他にも星座 / 血液型、職業、趣味、子供の頃の夢、好きな食べ物、自分の性格(自己申告)、尊敬する人などを盛り込んでも良いです。
また、お互いの印象、お互いの好きな所、思い出のプレゼントと言った二人の仲の良さをアピールするのも良いです。お互いの質問欄を設けて将来の結婚生活を想像できるような項目を盛り込むのもお勧めです。例えば、子供は何人欲しいか、お互いへの一言といった内容です。
プロフィール付席次表の文例とは?
・趣味を紹介
ゲストの趣味を一言紹介しましょう。特に少しマニアックな趣味をご紹介されると、会場が盛り上がります。ゲスト同士の親近感が増すのでお勧めです。
・新郎新婦との思い出を紹介
新郎新婦とゲストとの思い出を紹介します。新郎新婦との思い出を紹介することによって、親近感が沸き、ゲスト同士が話すきっかけともなります。なるべく具体的な話を盛り込む良いです。また、手書きにすることでより新郎新婦の気持ちが伝わる味わい深い席次表となります。
結婚式の席次表の挨拶文例とは?
席次表の挨拶文には以下の意味合いが込められています。
・披露宴に出席していただいた感謝の言葉
・これからのゲストとのお付き合いについてのお願い
・新郎新婦の今後の生活に対する意気込み
・ゲストに楽しんでいっていただきたいという気持ち
となります。
席次表の挨拶文の文例紹介
・一般的なものここにお集まりいただいた皆様は 私たち二人にとって 大切な方たちばかりそんな皆様に見守られて“人生で一番素敵な約束” を交わせる事に心から感激していますこの特別な一日の思いを いつまでも忘れることなく新しい人生を歩いていきますまだまだ未熟なふたりですが力を合わせて 笑顔溢れる家庭を築いていきたいと思いますこれからも私たちをよろしくお願いいたします・フォーマルな挨拶文本日は ご多用のところお越しくださいまして誠にありがとうございますこの日を迎えることができますのもひとえに皆様のお力添えのおかげと 厚く御礼申し上げます未熟なふたりですが 今後とも末永いご指導とお付き合いのほど何卒宜しくお願い致します
ゲストに気持ちが伝わる文面とは?
席次表の挨拶文の冒頭は、結婚式に参列していただいたゲストへの感謝の気持ちを伝えるものです。あまり砕けた言い回しではなく、丁寧な文面を心がけると良いです。新生活に向けてのふたりの意気込みやどんな家庭を築いていきたいのか、といった具体的な内容を挨拶文に盛り込むと一層ゲストへ気持ちが伝わります。
結婚式席次表の作り方とは?
席次表は、招待状を発送してからゲストの返信ハガキが揃う結婚式の約一か月前から作成が始まります。結婚式場で紹介されるペーパーアイテムもありますが、ふたりらしさを出すために手作りで招待状や席札、席次表といったペーパーアイテムを手作りされる方が増えています。
結婚式に関する招待状や席札、席次表といったペーパーアイテムを全て手作りすることは、時間的に難しいかもしれません。でも席次表だけはオリジナルで手作りする!といったおふたりの為に手作りキット使っての席次表の作成をお勧めします。
手作りキットを使用しての席次表作成は、ふたりらしさ出すことができます。席次表の中身を変更したり表紙にキャラクター入れたりとアレンジが可能です。
席次表手作りキット
一番簡単に席次表を手作りする方法として「手作りキット」が便利です。手作りキットなら席次表に必要な台紙や中紙が一緒になっており、席次表作成で必要な席次表のテンプレートやテーブル配置を披露宴会場の配置にアレンジして、ゲストの肩書やお名前を入力すれば完成です。
台紙のデザインは印刷済みのものが多いので、印刷は中紙だけでOKです。手作りキットのメリットとしては、予算や手作りにかける時間によって選ぶ事ができることです。席次表の手作りをする前に、おふたりとゲストの間柄ごとにグループ分けをしておくと席の配置がしやすくなり、手作りもスムーズに行うことができます。
席次表を手作りする際のポイント
事前に何種類かの席次表を見ておきましょう。ネットや雑誌などでの情報収集は必須です。かわいいものやお洒落なデザインからシンプルなデザインまでたくさんあります。その中からおふたりの結婚式のイメージを合うものを何種類かピックアップしておくと良いです。
イメージが決まったら席次表の中に入れる項目を決めます。席の配置以外におふたりのプロフィールをどうするのか、ゲストの方の紹介文、おふたりの挨拶文、他にはクイズを席次表に入れるケースもあるのでどうするのか決めておきます。
その後に実際の席次表選びとなりますが、おふたりの予算やデザイン見ながら選ぶと良いです。また、席次表は人数分必要となるので思っているよりもコストがかかる項目となる為注意が必要です。
テンプレートを使って席次表を作成する方法
まずは、テンプレートのダウンロードを行います。ダウンロードができたらテーブルの数に合わせてテンプレート上のテーブルの数を増やしたり減らしたりします。たかが席次表だと思っていると痛い目に合います。思っている以上に席次表は複雑でとても大変な作業となります。
結婚式の直前に席次表の作成に取り掛かると、間に合わないことが多々あり、結局結婚式場に急遽依頼することの無いように、余裕をもって準備をしておきましょう。
席次表の印刷方法
席次表を印刷をする前に、必ず下記のチェックをしておきましょう。席次表のテンプレートをPC上で確認してOKだと思っても、実際に印刷をしてチェックすると、修正が必要な事が多々あります。試し刷りを一度行い、席次表を確認して微調整をしながら刷り直しがないようにしましょう。
チェックポイント
・誤字脱字がないか
・ゲストの名前と肩書の間にスペースを空け、表記が統一されているかどうか
・敬称の間違いや抜けはないか
・印刷範囲内に収まるように左右天地5ミリの余白を設けているか
・フォントは統一されているか
席次表は第三者にも必ず確認してもらう
席次表を自身で何度も念入りなチェックをし終えて一安心、でもこれでは最後の確認が終わっているとは言えません。席次表はそもそも結婚式に参列されるゲストをもてなす為のものです。結婚式に参列されるゲストに見ていただくことを目的としているので、客観的に見て読みづらい部分はないか、表現がおかしい部分はないか、確認をする必要があります。
最終チェックをしていただくのに最もお勧めなのが結婚式場の担当プランナーです。やはり結婚式のプロの方に確認をしていただくと安心です。もしくは、ご両親でも良いです。第三者に確認をしていただいたのちに印刷を行い、当日の結婚式に備えましょう。
結婚式の席次表デザインとは?
結婚式の席次表のデザインは多種多彩ありますが、おふたりの結婚式をする会場をイメージし、おふたりの結婚式のテーマに沿ったものを選ぶと良いです。また、招待状や席札などの席次表以外のペーパーアイテムとの兼ね合いもあります。可能であればデザインを統一することをお勧めいたします。
席次表などのペーパーアイテムは洋式なものばかりだけでなく、神前式などの和装結婚式でも使用できるデザインが豊富にあります。神前結婚式のペーパーアイテムのデザインであれば、赤と白をメインとした席次表がお勧めです。
ロールタイプの席次表
通常の席次表ではなく欧米のタイムテーブル等でよく使用されているロールタイプがお勧めです。よくある定番の結婚式の席次表とは異なるデザインでゲストの目を楽しませることができます。ロールタイプの席次表は、とても素敵なペーパーアイテムでおしゃれです。席次表の作成方法も通常の席次表に比べると簡単で、コストも抑えることが可能です。予算を抑えたい人にお勧めなロールタイプの席次表です。
三つ折りタイプ
挨拶文やプロフィール表などを盛り込んだおふたり好みの席次表です。三つ折りタイプの席次表は一番結婚式で用いられています。他の席次表に比べてアレンジ方法がたくさんありページ数を変更できるデザインも多々あります。三つ折りタイプは、個性を出したいおふたりにお勧めな席次表です。自身で印刷をする為、席次表の至るところに個性を出すことが可能です。
ブックレートタイプ
個性的なパンフレット型の席次表は、おしゃれでキュートな席次表です。二つ折りの席次表となっており、プロフィール表やメニュー表などと一緒に席次表をまとめて表記することが可能です。
ディズニーデザインの席次表とは?
結婚式の席次表デザインを決める際にいろいろと悩まれると思います。そこで、小さい子供からご年配の方に喜ばれるデザインとしてお勧めなのが、ディズニーデザインの席次表です。万人受けするデザインとなるのでデザインで悩まれている方にもお勧めな席次表デザインとなります。
それでは、お勧めなディズニーデザインの席次表を紹介したいと思います。招待状や席札といったペーパーアイテムでデザインを統一されるとより一層結婚式が素敵になります。
大人ディズニーの席次表
ミッキーマウスのシルエットがポイントの席次表です。世代を問わず愛されるミッキーマウスとミニーマウスのデザインならゲストも楽しくなります。席次表の下には小さな小窓が付いておりお好きな画像やメッセージを載せることが可能です。大人ディズニーのデザインになっており、おふたりらしい結婚式にお勧めの席次表です。
高級感あるディズニーの席次表
高級感あふれる銀箔押し加工されたミッキーマウスとミニーマウスがデザインされ 輝きのあるピンクの花や蝶がパール印刷されています。シンプルな中にも高級感のあるかわいらしいデザインになっています。
王道ディズニーの席次表
ロマティックなミッキーデザインの席次表です。ピンクゴールドの箔押しが高級を演出しています。席次表の中にはおふたりのイニシャルを入れる事ができ、おふたりのオリジナルの席次表を作ることが可能です。披露宴会場を問わずお選びいただけるかわいらしいデザインの席次表です。
サプライズディズニーの席次表
ディズニーデザインにしたいけど、キュートで可愛らしいデザインはちょっと苦手といったおふたりにピッタリな席次表となります。表紙はディズニーの席次表とはわからないようなデザインとなっており、ページをめくると中にミッキーとミニーが隠れています。実は、表紙に隠れた、大きなミッキーと小さなミッキーがたくさんデザインされており、遊び心たっぷりです。
結婚式の席次表に写真は必要?
席次表のプロフィール写真に、おふたりの写真を載せるケースが増えています。おふたりの写真が席次表にあるとより親近感が沸き、結婚式に参列したゲストの方にも喜んでいただけます。
この際に使用される写真ですが、プロフィールムービーの演出を予定されている場合は、小さい頃の写真や前撮りの写真をお勧めします。なぜかというと、プロフィールムービーに使用される写真はスナップ写真が中心となるため、プロフィールムービーと写真がかぶらないように席次表の写真を選ぶと良いでしょう。
席次表のサイズは?
席次表のサイズは、結婚式に参列されるゲストの人数や席次表のレイアウトによって決めます。あまりに小さいと肝心な文字小さくて読みづらく、本来席の案内として使用されるはずの席次表なのに、自分の席が全く分からないといった、不便な席次表となってしまいます。その為、結婚式に参列されるゲストとテーブルの数によって用紙のサイズを選びましょう。
・人数で用紙サイズを選ぶ 場合
約40名~70名まではA4サイズがお勧めです。約80名~120名まではB4サイズ
約150名以上はA3サイズ となります。
・ 配席表(配席図)から用紙サイズを選ぶ 場合
丸テーブルが12卓以下の場合はA4サイズとなり、丸テーブルが12卓以上16卓以下はB4サイズ、丸テーブルが12卓以上はA3サイズとなります。
席次表アイデア例のご紹介
おふたりの個性を出すために席次表のアイデアをいくつかごご紹介させていただきます。結婚式の参考にしていただければ幸いです。
席次表に背景をつける
結婚式の一般的な席次表の背景は白黒である事が多く、とてもシンプルです。あまりにシンプルすぎて物足りないと思っている方もいるでしょう。そんなおふたりにお勧めなのが、席次表の背景に写真を入れるといったアイデアです。
結婚式をする季節に合わせて、四季を感じてもらえるような写真をバックにするとよいです。また結婚式のテーマに沿ったお写真を背景にすることで、ゲストにテーマを感じ取っていただき共感を得ることも出来ます。
席次表をボードにする
日本の結婚式では、一人一人に配る席次表が一般的になりつつありますが、海外の結婚式では席次ボードにするケースがあります。ペーパーアイテムの費用を抑えることもでき、ゲストの人数分の席次表を作るよりも簡単に作成ができる席次ボードもお勧めです。
カジュアルな結婚式やガーデン結婚式をされるおふたりにピッタリな席次表ではないでしょうか。また、席次ボードのデザインは通常の席次表より自由度が高いので、おふたりらしいものとなります。
席次表のゲストにキャッチフレーズを添える
結婚式の席次表には通常、ゲストの名前、肩書とテーブル名が記載されています。その中でも肩書についてですが、通常の堅苦しい肩書ではなく、ゲストの方にキャッチフレーズを添えます。
例えば、「新婦の友人」のみの肩書のところを「新婦の友人 斎藤工の大ファン」と言った感じです。ゲストの方の人柄やおふたりとの関係性を伝えることができ、結婚式に参列されたゲスト同士の会話のきっかけにもなります。
席次表に料理やドリンク表も一緒に入れる
通常、結婚式のペーパーアイテムは招待状から始まり席次表、席札、メニューとなります。この席次表とメニュー表を一緒にするというアイデアです。披露宴のテーブルの上には、席次表と席札のみの設置になり、ごちゃごちゃしたテーブルセッテングではなくシンプルなものとなります。
結婚式で使用されるペーパーアイテムのコストが増えることを抑えることもでき、結婚式に参列されたゲストの方にも情報がまとまっていて見やすいといった意見をいただけます。
席次表にゲストの顔写真を入れる
結婚式に参列されたゲスト一人一人の写真を席次表に入れるアイデアです。写真はSNSで簡単に集めることができます。しかし、結婚式に参列されるゲストの写真を使用する際は事前に確認をしなくて大丈夫ですか?と心配する方もいますが、結婚式の演出で使用するプロフィールムービーの際にもゲストの方のお写真は使用します。これと同じ考えとなるので問題はありません。
結婚式に参列されるゲストの顔写真が全員あるので、ご両親の挨拶周りの際に重宝します。また、結婚式に参列されるゲスト同士の会話のきっかけとなりサプライズ的な効果を得ることができます。
席次表に欠席者も載せる
通常、結婚式の席次表には出席者のゲストのみの記載となりますが、ここに結婚式の欠席者も載せるといったアイデアです。何かの事情で結婚式を欠席となったゲストの肩書と理由を載せると良いです。
例えば、「新婦の友人出産中」といった感じです。
席次表に結婚式に携わったスタッフを載せる
結婚式の主役はおふたりです。この素敵な結婚式をサポートしてきた司会者や担当プランナーなど席次表の枠外に感謝の気持ちを込めて名前を記載します。例えば、「総合演出」「司会者」といった感じで名前を載せます。結婚式の司会者や担当プランナーへのサプライズともなりゲストの方にも「お世話になった方々」として紹介をすることができます。
席次表に気持ちのこもったメッセージを載せる
結婚式に参列されるゲストの方へ一言メッセージを書きます。新郎新婦がゲストに対してどう思っているのか、新郎新婦との関係性が他のゲストにも分かります。その為、結婚式に参列されるゲスト同士で話をしやすくなります。こちらも手書きがお勧めです。
結婚式の席次表に名刺大のカードを貼り付ける方法や名前の下に枠を設けてメッセージを載せるといった方法があります。席次表とメッセージを一緒にすることで席次表を結婚式後も残してもらいやすくなります。席次表にメッセージを添えていると捨ててしまうケースが多いです。
おふたりらしい席次表とは?
一生に一回の結婚式のペーパーアイテムはこだわりたい部分だと思います。結婚式の席次表をはじめ、招待状、席礼、メニューなどのペーパーアイテムは、自分で作ると費用をかなり抑えることができます。その分、時間と手間はかかるので取り掛かる場合は余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
おふたりらしい結婚式のペーパーアイテムであれば、やはり手作りがお勧めです。その中でも特に席次表はアレンジが可能なアイテムです。ぜひ、自分たちらしい結婚式の席次表を手作りキットなどうまく活用して作ってみてはいかがでしょうか。おふたりのとって素晴らしい結婚式となりますように。