速達の正しい書き方ってどうするの?
社会人になってさまざまな郵便を送る機会が増えてきます。郵便の基本的な料金の仕組みを知っておく事はビジネスマンには必要な事になります。文具などの基本的な使い方やメールの作成方法や挨拶の仕方などは心得ておくことが必要です。
速達で送る際は基本料金280円を定形内もしくは定形外の郵便の料金に足すだけです。料金不足だと郵便が返ってきてしまうだけでなく、相手にも迷惑がかかるので料金不足は出来るだけ避けましょう。
速達の書き方は普通のハガキや封書の郵便と同じ書き方をします。郵便番号を書く欄の上に朱色で速達と書いておきましょう。赤い文字で速達と書いておけば郵便職員が郵便の計算をして、速達の処理をします。
手書きで書く場合の書き方
手書きで書く際も朱色のボールペンもしくはペンで速達と書きましょう。張ってある切手の料金で速達かどうかを郵便職員は速達かどうかを判断しますが、できるだけ速達の文字を書いておくようにしましょう。
速達の印鑑も売っています。ゴム印でも構いませんし、手書きでも構いません。綺麗に仕上げたいのならば、速達の文字が入っているゴム印を買っても良いでしょう。
文字はゴム印でも手書きでも構いませんが、料金不足はできるだけ避けましょう。郵便の重さを量って料金分の切手を貼るようにしましょう。もし心配な場合は郵便局の窓口で郵便を計ってもらい正確な料金を出してもらってもよいです。
速達の封筒の作成方法とは
速達の文字が書かれていて、料金分の切手が貼られていたら、その郵便は速達扱いになります。速達の封筒は特別な封筒を作らなくてもよいです。速達の文字さえあればよいです。またポストへ投函する時は速達やエアメールを入れる投函口に入れましょう。
ポストへの投函を通常の郵便の投函口に入れるか、速達専用の投函口に入れるかで郵便職員が郵便を集めた際、処理がしやすいです。間違いも減り、速達としてすぐに処理されるので、速達専用の投函口に入れましょう。
速達の特有の書き方はありません。速達の文字を赤い文字で表示しておけば、速達として扱われます。
どの部分を朱書きにするのか
速達の文字を朱書きにしましょう。書き方は漢字で書きましょう。速達の文字はゴム印でも構いませんが、住所や氏名や郵便番号の書き方は黒い文字で書くのが通常です。赤い文字で書く書き方は普通はしません。
速達の封筒の書き方は特に難しい事はありません。黒い文字で書く部分と赤い文字で書く部分を間違わなければ、相手に届いた時にも不愉快な思いはさせないで済むでしょう。
封筒の書き方を考える以前に料金不足はぜひとも避けておきたいポイントです。履歴書などを送る場合は大きめの封筒で履歴書を折り曲げないように送りましょう。大きな郵便でも定形内と書き方は一緒です。
返信用の封筒を速達郵便で出す場合
返信用の封筒が届いた郵便に入っていて、その封筒を利用して速達で送る場合はほとんど、別納か後納で速達の文字がある封筒が多いです。その場合はそのまま封筒に郵便を入れて、送りましょう。
もし、封筒に速達の文字がなかった場合はじぶんで速達の文字を入れましょう。ゴム印でも朱色のペンでも構いません。別納や後納の文字がなかった場合はご自身で料金分の切手を貼りましょう。
別納、後納は会社などが月払いで払う料金システムで1通ごとにかかる料金が抑えられるので、大きな企業などは後納や別納を使うことが多くなっています。
速達の簡易書留の郵便の書き方はどうするのか?
簡易書留の速達の場合は簡易書留という文字を朱色のペンもしくは、ゴム印で封筒の左下に縦に書く書き方をしましょう。速達の基本的な書き方と変わりませんが、簡易書留の場合は速達と書く書き方をせずに、簡易書留の文字を朱色で書き、郵便職員に渡す際に簡易書留の速達ですと一言添えておきましょう。
簡易書留は郵便の中身を保障する郵便です。免許証や手形、小切手などを送る際に簡易書留で送ります。速達で送りたい時も速達と書く書き方をせずに、簡易書留で職員に渡す際に速達ですといえばどのような郵便なのか相手は理解できます。
簡易書留で特別な書き方はありませんが、中身の郵便を保護するために丈夫な封筒を利用しましょう。
速達のエアメールの書き方はどうするのか
エアメールの速達というのは存在しません。国によって速達が存在しない郵政省もあるからです。元々郵便法は海外から明治時代に日本に来ましたが、世界中の郵便を一定にする決まりはありません。エアメールで送る際は早めに送るしかないです。
EMSなどの国際郵便で小包を送る際は空輸で送るので、早めに届ける事が可能です。空輸で郵便を送った際も到着後、真っ先に処理されるのがEMSなのでエアメール自体の速達はないですが、早く送りたい時の小包はEMSで早く送る事ができます。
エアメールの速達は原則ありません。日にち指定もないです。日本の郵便法で速達はあっても海外に届けば、その国の郵便法があるのでエアメールの速達として送る事はできません。
海外便の場合は
海外便そのものが速達というものが存在しません。海外便として送る際はエアメールとして早めに送るしかないです。海外で速達のようなシステムがあっても日本ではエアメールとして、海外に送る分の料金しか払っていないので海外の速達のようなシステムを使う事は不可能です。
国際郵便の場合の書き方は
国際郵便の速達の書き方はエアメール自体に速達が存在しないので、書き方自体がないです。急いで送る際はEMSなどを利用して送りましょう。レターパックサイズのEMSも存在します。書類などをEMS便で送ることで早く相手に届ける事ができます。速達を利用したい場合はEMSの書類サイズの専用封筒を利用しましょう。
EMSでの主な書き方は決まっています。氏名はローマ字で書く書き方をしましょう。住所などは英語表記で書く書き方をしましょう。
郵便局でのEMSの送り方のしおりなどを受け取り、書き方を郵便職員に教えてもらうことができます。分からなければ聞いてから記載しましょう。
企業別メール便の速達の書き方とは?
配送会社が運営しているメール便はほとんどなくなっている状態です。採算が取れないのでクロネコヤマトのメール便自体がなくなっています。また存在していた時も速達という扱いはありませんでした。
速達というサービスは郵便のみの扱いになり、郵便番号を利用して業務をしている会社でも、速達をメール便で使う事はしていません。数年前にクロネコヤマトのメール便がなくなり、社会問題にもなりました。
クロネコヤマトのメール便の場合は
3年前の平成27年にクロネコヤマトのメール便がなくなりました。信書(手紙)などが元々送れないメール便でした。ヤマト便の仕事もamazonがほとんどでビジネスシーンではレターパックなどが使われていました。
通販サイトの急成長などと並行して、国で運営していない輸送会社の場合はメール便での収益が得にくくなっている背景があるので縮小され、なくなりました。
ヤマトのメール便の場合は
クロネコヤマトメール便とヤマトメール便とは同じ商品です。クロネコヤマトのメール便がなくなる前から、クロネコヤマトのメール便の速達というサービスは存在しません。
これからは郵政民営化されて、ある程度郵便事業が自由化されれば大きな企業が参入しやすくなり、新しい配送会社がメール便を始めることがあるでしょう。カートレックという新しい配送会社が出て来ていますが、問題が多いのでなかなか新しいメール便を生み出す事は難しいでしょう。
速達を利用するならばレターパックを利用しよう!
速達は朱色で速達と書けば速達として処理されます。簡易書留の場合は朱色で簡易書留と左下に書き、郵便職員に渡す際に速達でと、お願いしましょう。速達は料金不足がないように送るようにしましょう。相手に迷惑がかかっては早く郵便がついても良いイメージを与えられません。
レターパックならば重さと大きさをオーバーしなければ、レターパックの封筒にそのまま入れればよいだけの話しなので、速達より便利です。速達より安く済む場合もあり、確実に届くので状況に合わせた郵便の使い方をしましょう。