東上線の人身事故のツイッターでの探し方・過去の事故・多いのか

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東上線とは?東上線の基礎知識

池袋から埼玉県西部である寄居までの75kmを結ぶ東武鉄道の鉄道路線です。「東上本線」が正式名称ですが、一般的に「東武東上線」、または「東上線」と呼ばれています。東上本線とは越生線を含む東上グループの本線という意味で、開業時は東上鉄道という東武鉄道とは別の会社であり、線路もつながっていない会社同士が合併してできました。

独立色が強く、スカイツリーライン系統の東武路線とは線路が繋がっていません。駅売店で売られている東武の時刻表についてもスカイツリーライン系統と東上線系統の2種類に分かれています。

名前の由来は?

東上線の由来は二つ説があり、一つは東京上京線「東京」と、現在の群馬県である「上野国」の頭文字を取ったものとされるもので、これは当初の計画では終点が群馬県渋川に想定されていたことによります。もう一つの説では、「東京」と現在の新潟県である「上越」の頭文字を取ったものであるとも言われています。

東上線の人身事故のツイッターでの探し方は?

リアルタイムで人身事故の情報を知りたい場合、ツイッターはとても役に立つツールです。公式のサイトよりもリアルタイムで現地の人や情報を入手した人が発信するので、より早く情報を手に入れることができるからです。ツイッターで東上線に関するつぶやきを探す場合、東上線の前にハッシュタグ(#)をつけることで最新のつぶやきを絞り込めます。

しかし#東上線では、人身事故以外のあらゆる東上線に関するつぶやきが出てきてしまうので、まずは検索で「東上線」と入力すると、その下に「東上線 人身」といったキーワードが出てきますので、そちらを選択します。「最新」の欄をチェックすると東上線の人身事故に関するつぶやきがリアルタイムから表示されるので確認しましょう。

東上線の名前を使ったアカウントでつぶやきなどをチェックし、人身事故に関して積極的に発信しているようであればアカウントをフォローしておくのも一つの手です。

駅別:東上線の過去の人身事故

次に東上線の人身事故についてみていきます。首都圏に勤務している人であれば首都圏の鉄道網について知っておきたいところですし、どのような人身事故があったか知っておくことで万が一の時も状況を把握しやすいでしょう。過去にどの駅でどのような事故が起きていたのか、駅別にみていきます。

上板橋

2017年12月26日、上板橋駅で人と電車が接触する人身事故が発生しました。この人身事故の影響で、東武東上線は池袋駅~小川町駅間で上下線ともに二時間弱運転を見合わせる事態となりました。人との接触により東武東上線の電車はフロントガラスが大破し、車両内にガラスの破片が散乱する事態となりました。

自殺を図った人身事故であったのか、誤って線路に進入した事故なのかどうかなどについての詳しい情報はわかっておりませんが、Twitter上では「向かいのホームで人身事故起こった」「東上線で人身とか勘弁して」「上板橋駅で人身事故、自殺かな?」などの声が上がり、大きさな騒ぎとなりました。

城北中学の生徒が巻き込まれた?

また翌日2017年12月27日、上板橋駅でホームで行く袋発森林公園行きの準急電車に中学生がはねられるという事件が発生しました。自殺であったとされており、ツイッター上では私立中学である城北中学の生徒ではと話題になりましたが、個人情報や遺族の方のこともあるため事実や詳細は警察からも開示されていません。

鶴瀬

2017年9月11日、東武東上線鶴瀬駅構内でおきた人身事故です。茨城県守谷市の男性会社員が小川町発池袋行きの上り快速急行列車にはねられ、全身を強く打って死亡したという事件です。運転士は男性がホームに飛び降りるのをみて急ブレーキをかけたものの間に合わず、自殺の可能性が高かったとされています。

また2018年には年明け早々、鶴瀬駅からふじみ野間で3日間の中で4回人身事故が起こっており、原因は踏切内立ち入りや自殺とされています。

朝霞

2017年6月5日、東武東上線朝霞駅構内で起きた人身事故についてです。男性が小川町発池袋行き上り快速列車にはねられ、全身を強く打って死亡しました。朝霞署によると、男性は所持品はなく、40代から50代ぐらいで、チェック柄の長袖シャツに黒っぽいズボンを履いていました。

列車がホームに進入した際、男性がホームの端から倒れこむように線路上に転落するのを別の乗客が目撃していたということで、自殺の可能性が高いとされています。

ふじみ野

2017年11月13日午前9時40分ごろ、東武東上線ふじみ野駅構内で、ふじみ野市のアルバイト女性が小川町発池袋行き上り快速急行列車にはねられ、全身を強く打ち死亡しました。列車が同駅を通過する際、女性がホーム上から線路に飛び込むのを運転士が見つけたため急ブレーキをかけたものの、間に合わなかったとされています。

現場の状況から飛び込み自殺の可能性が高いとされ、この事故の影響で同線は志木―川越市間の運転を見合わせをした影響で上下56本が運休、最大1時間50分遅れ、乗客約1万2千人に影響が出たということです。

東上線の人身事故は多いのか?

結論から言うと東上線での人身事故は非常に多いと言えます。鉄道人身事故データベースによると2010年以降250件以上の人身事故が発生しており、全国で4番位という順位を記録している他、私鉄の中では有数を走っている状況です。高架下や地下区間がなく、踏切が多いためにお年寄りや急ぐ人々酔っ払い、自転車やバイクのトラブルが多いのが原因であると言えます。

身投げによる人身事故が多いことでも東上線は有名ですが、準急や快速で止まらない駅が多いこと、ホームドアがないことも理由の一つとなるでしょう。

ホームドア設置で人身事故は減るのか?

駅別の人身事故でもふれましたが、東上線での人身事故は駅間や踏切でのトラブルだけではなく、駅構内での事故も多くあり、自殺も多く見受けられるという現状です。ホームドアがないことも人身事故が多い原因になるとも考えられており2018年、4月から池袋駅でホームドアの使用が開始されています。

ホームの安全性とバリアフリー化のための導入とされており、2020年末をめどに順次各駅にホームドアが設置される予定です。これにより東上線の各駅構内での人身事故が減少が期待されますが、踏切の多さなどの改善がされない場合、構内外での事故の抑止は別の対策が必要となるでしょう。

東上線以外で人身事故が多いのは?

東上線以外に人身事故が多い鉄道については、山陽本線、中央線、東北本線が東上線よりも人身事故が多い路線です。路線の長さなどはまちまちなため、長さの問題ではなく、利用客数や踏切の多さ、利用者や住民の高齢化、スマホ利用の普及によるものなどが原因となっています。

都道府県別では東京、神奈川、大阪の順になっており、通勤などによる人の密集地に事故が多く東京は中でも圧倒的です。東京の中でも中央線の人身事故が群を抜いて多く、続いて京浜東北線、高崎線も人身事故の多い路線となっています。首都圏を通過する電車で、かつ長いのがこれらの路線の特徴です。

人身事故とはどの様な定義なのか?

電車の人身事故の場合、正確には鉄道人身障害事故という名称です。鉄道事故等報告規則で定める列車、または鉄道車両の運転によって人の死傷を生じた事故のことと定められていて、実際は細かく細分化されています。例えば、明らかに自殺とわかる場合は人身事故と分類されません。

またを踏切を無理に横断しようとして起きた事故も人身事故ではなく「踏切障害事故」に分類されます。しかし自殺であるか、無理に踏切に入ったのかなどの判断をするのは警察であるため、実際はそれら線路内に立ち入ったことで電車と接触したり、または線路内に立ち入ったのみの行為であっても包括して人身事故と称されています。

実際には細かく定義されているものの、警察の現場検証後、その情報が開示されなければ、実際は人身事故ではなくとも我々は「人身事故」という他ないという現状です。

ホームからの転落による怪我およびそれによる列車との接触、酒に酔った旅客や線路に立ち入った人と列車との接触、また車両のドアに挟まれたり引きずられたり、車両が破損したり事故や急ブレーキなどで車両が揺れるなどして乗客に怪我を負わせたなどのケースがほとんどである。ただし、自殺かどうかは警察の判断に任されるが原因をすぐに断定するのは難しい側面もあり、自殺であっても鉄道人身障害事故に分類されることは珍しくない[要出典]。また、部品脱落など車両障害の事由により乗客が死傷する事故もあり、これも鉄道人身障害事故に分類される。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E9%81%93%E4%BA%BA…

人身事故の原因はどのようなものがある?

主な原因は線路内に身を投げる自殺が他の要因より最も多く、その次に落下、踏切内立ち入りになっています。前述のように、利用者や近隣住民の高齢化のよるトラブル、バイクや自転車の線路内立ち入り、スマホ普及による不注意なども大きな原因です。日本では自殺についての報道が自粛されているため自殺が原因であるという報道が少なく、実感しにくいでしょう。

人身事故を起こすと賠償はどうなるの?

電車を止めてしまった場合、急病人などはもちろん除外されますが、人身事故であれば電車を止めた人に対し賠償請求がかかります。金額は路線・時間・鉄道会社・止めた理由などによって異なるため一概には言えませんが、区画料金×影響人数と考えておきましょう。自殺などで賠償請求者が死亡している場合、賠償責任は家族に負債相続という形で移行します。

遺族はこのように賠償責任を負うことになりますが、司法書士や弁護士に相談して相続放棄をすることで法的に相続を拒否し、賠償責任を免れることができます。乗車していたり、電車を待っていた際に人身事故に遭遇してしまった場合、会社やその他用事への遅延に対する賠償責任も事故を起こした人にあり、鉄道会社に賠償請求することはできません。

東上線に安心して乗るためにできること

東上線は短い路線ながらも人身事故が多く、その数も全国の中で有数の領域です。ツイッターなどで確認すると、常に人身事故が発生していると感じるくらい、東上線でも人身事故の割合は多いと言えます。日々の生活で利用する人や、特別に用事があって利用する人は、遅れることを見越して早めの時間帯のものに乗車するようにするのが一番の対策です。

事故が多い路線であるという予備知識があることで、用事に遅れないための対策はできます。しかし、実際に事故に巻き込まれてしまう可能性がないわけではありません。ホームドアの設置も進む昨今、自分自身が危険な行為をしないように意識すること、そして周囲への気配りを持つことが、安心して東上線に乗るためにできる対策といえるでしょう。

急がば回れで、焦らず安全に、電車を使用していきましょう。

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