- 接待とは
- 押さえておきたい接待のマナーやコツ12個
- 押さえておきたい接待のマナーやコツ1:お店選び
- 押さえておきたい接待のマナーやコツ2:身だしなみ
- 押さえておきたい接待のマナーやコツ3:席次
- 押さえておきたい接待のマナーやコツ4:乾杯の挨拶
- 押さえておきたい接待のマナーやコツ5:食事や雰囲気の好みをリサーチしておく
- 押さえておきたい接待のマナーやコツ6:話題を用意
- 押さえておきたい接待のマナーやコツ7:社会情勢について把握しておく
- 押さえておきたい接待のマナーやコツ8:動線の確認
- 押さえておきたい接待のマナーやコツ9:周りのグラスの状況を見ておく
- 押さえておきたい接待のマナーやコツ10:お店のスタッフを味方につける
- 押さえておきたい接待のマナーやコツ11:帰り方をさりげなく聞く
- 押さえておきたい接待のマナーやコツ12:見えないところで会計を済ませる
- あなたの会社に仕事の生産性をあげる「働き方改革」を起こしませんか?
- 接待する際の注意点3つ
- 接待マナーを知って接待を成功させよう!
接待とは
会社の会議室だけがビジネスチャンスではありません。接待はより相手との距離が近く親密にならないとできません。接待もひとつのビジネスチャンスと言えるでしょう。
接待では「コミュニケーション力」「場を盛り上げる力」「ビジネス展開」が望めます。目的はあくまでもビジネスです。友人と親睦も深める目的とは異なることを抑えておきましょう。
接待にマナーは必要か
接待にマナーは必要です。非常識でマナーがなっていない接待だと相手の印象は最悪です。「接待でこれだから業務の方も期待できない」となりかねません。マナーをきちんと整えておくことは必須と言えます。
マナーを守った接待だと、信頼度や信頼感を手に入れることが可能になります。つまり、それは会社の利益にもつながるということ。マナーを磨いて接待を成功させることが重要です。
押さえておきたい接待のマナーやコツ12個
接待のマナーに「お店選び」「食事マナー」「会話力」などが必要になってきます。接待を成功させるには、気を配る点が多く存在します。当日に慌てないようにしっかりと対策を取りましょう。
押さえておきたい接待のマナーやコツ1:お店選び
お店選びは慎重に行いましょう。最近では接待向けのプランなどを用意しているお店があります。うまく取り入れるようにしましょう。
場違いな選びはそれだけで評価を下げてしまいます。接待と聞いて出席したのに大学生が集まるような居酒屋だと「マナーがない」と思われてしまいます。どこでもいいではなくキチンとマナーの一環として選びましょう。
押さえておきたい接待のマナーやコツ2:身だしなみ
身だしなみを整えることはビジネスマナーです。接待はお食事を楽しむ場ですが、スーツ着用を強くおすすめします。清潔を心がけてください。シャツはアイロンをかけているか、ボタンは閉まっているかを確認しましょう。
また女性の場合はアクセサリーにも気を付けましょう。基本的にはなしの方向で考えます。ただアパレル関係だとそうもいかない場合があります。食事中に邪魔にならない程度に留めましょう。
押さえておきたい接待のマナーやコツ3:席次
接待のビジネスマナーで困惑しがちなのが席順です。席順でモタモタしないために学びましょう。席次はどの席に誰が座るかというマナーです。会社の役職、地位、年齢などによって変わることに注意が必要です。
出入り口に近い方が下座、遠い方が上座です。目上の方や上司また取引先の方を上座に案内しましょう。下座は出入り口付近なので、店員とのやりとりや食事の配膳などがスムーズにできる利点があります。
押さえておきたい接待のマナーやコツ4:乾杯の挨拶
接待のマナーとして乾杯があります。乾杯の一言で済まさず、導入、重要、締めの構成に気を配りましょう。
導入は、この場を設けられて光栄なことや感謝の気持ちを示します。次にこれからのビジネス展開や協力していくことについてのメリットなどを踏まえましょう。
最後には締めの言葉です。自分の言葉できちんと伝えるようにしましょう。ポイントは乾杯後に、気持ちが上向きになる言葉を選ぶことです。
押さえておきたい接待のマナーやコツ5:食事や雰囲気の好みをリサーチしておく
食事のマナーとして相手の好みや好き嫌いを熟知する必要があります。相手が「私、魚には目がないんです。」と言ったならしめたも同然です。
また相手が好きな食材に対しても会話の糸口はあります。「○○さんがおっしゃっていた食事、本当に美味しいですね」などチャンスはいくらでもあります。
好みをリサーチすることで相手の好感度が上がります。それだけでなく、会話の糸口をつかむことができるでしょう。
押さえておきたい接待のマナーやコツ6:話題を用意
接待マナーにおいて話題を用意しておくことは大切です。接待と言ってもビジネスの話題だけでなく雑談力も必要になります。堅苦しい話題ではなく気軽な話題も用意しましょう。
注意したいのはゴシップネタです。友人との話題だと違和感がないです。しかし接待マナーとしては適しません。スポーツや相手の趣味や好みをリサーチするのも手です。
押さえておきたい接待のマナーやコツ7:社会情勢について把握しておく
コミュニケーションを高める雑談もあれば、ニュースなどの社会情勢についての高度な話題もあります。社会情勢については、事前に調べなければできません。なので接待前にある程度の知識を備えましょう。
社会情勢の話題から、自社のアピールや相手の会社の展望を聞けるチャンスが転がっている可能性が考えられます。会話からビジネスにつなげることも可能なので、十分に対策をしましょう。
押さえておきたい接待のマナーやコツ8:動線の確認
マナーで気を配りたいのが、おはしの持ち方や食べ方です。これは一日では身につかないので事前に練習する必要があります。食事のシーンでマナー違反な例はいくらか挙げられます。おはしの持ち方や、口に食べ物を含んだ状態で話すなどです。
おはしのマナーについて気にする方が多いので特に注意が必要です。魚の食べ方、食器をおはしで寄せるなどは「マナーがなっていない」と悪印象になります。注意しましょう。
押さえておきたい接待のマナーやコツ9:周りのグラスの状況を見ておく
周りのグラスの空き具合に注意しましょう。グラスが空なら「お飲み物はどうされますか」と尋ねましょう。また飲み物がその場にある場合は、注ぐようにしてください。
おしゃべりに夢中になるあまり、相手のグラスが空なのに気が付かなかったとならないように注意してください。両立が大変ですが押さえておくポイントです。
押さえておきたい接待のマナーやコツ10:お店のスタッフを味方につける
お店のスタッフを味方につけることで接待を成功させる手もあります。料理配膳のタイミング、サプライズの演出、機材の貸し出しなどをスムーズにできるからです。
また食材の解説をしてもらうなどの演出も可能です。お店のサービスとして含まれているか、事前にスタッフに連絡して確認することが成功のカギです。
押さえておきたい接待のマナーやコツ11:帰り方をさりげなく聞く
帰りの方向をさりげなく聞き出すこともマナーです。一緒の方向ならば、移動手段を用意するようにしましょう。接待場所からの帰りのルートを案内することができます。
注意するのは、必ずしも相手があなたと一緒に帰路に就くとは限らない点です。この後の予定がある場合があります。あくまでも、さりげなく探るようにしてください。
押さえておきたい接待のマナーやコツ12:見えないところで会計を済ませる
接待は相手をもてなすことが大前提なので、当然支払いも自分が行う必要があります。お会計は素早く相手に気が付かれないうちに済ませましょう。
早く済ませないと相手側から「こちらが払います」といらぬ心配をかけてしまう恐れがあります。見えないところで素早く支払いを済ませることがマナーです。
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接待する際の注意点3つ
接待する際に気を配る点があります。「香り」「役割分担」「食事マナー」は要注意です。接待の流れや意味を分かっていても当日になって「困ったな」という場面が出てきます。
また、あまり接待になれていない方が陥るパターンです。頭に叩き込むようにしましょう。
接待する際の注意点1:香水や柔軟剤の香りに注意
接待は食事をする場なので香りに気を付けましょう。最近では強すぎる柔軟剤が問題になっています。無香料のものを選ぶなど注意してください。
香水は控えるべきです。せっかくの料理の香りが楽しめないだけでなく、相手の体調を崩してしまいます。
接待する際の注意点2:上手に役割分担をする
接待は相手をもてなすものなので役割が重要になってきます。今後のビジネス展開を新人に任せるわけにはいきません。適材適所を心がけましょう。
会話を盛り上げる係、グラスや食事面を気にする係、帰りのタクシーを呼ぶ係、支払いを済ませる係など細分化して取り組みましょう。
接待する際の注意点3:食事をする際は必ず先方の後
基本的なマナーですが、食事に手をつけるのは必ず先方が先です。慌てて先に手を付けないようにしましょう。
接待を成功させたい気持ちは分かります。しかし、焦らずに周りの状況を見守る余裕を持ちましょう。先方のグラスの空き具合、そして食事のペースなどにも気を配るようにしてください。
接待マナーを知って接待を成功させよう!
接待のマナーは一日では完成しません。急にできるものではないので、しっかりと学ぶ必要があります。これから接待をする方や今は部下だが、いずれ先輩のように幹事を任されるという人も必見です。
接待マナーがきちんとしていると「この人はしっかりしている」と高評価を貰えます。ビジネス展開のためにも参考にしてください。