御意という言葉の意味は?|御意という言葉が使えるシーン3選もご紹介!

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「御意」の意味とは?

「御意」は目上の人を敬い、意向や考えを指す言葉です。

本や漫画、時代劇などで「御意」という言葉を聞いたことはあっても、実際には使ったことはないという方が多いでしょう。意味としては目上や貴人を敬う意味で、相手の考えを言う言葉になります。

また、「御意のとおり」という言葉があることから、「おっしゃるとおり」といった意味で目上の人に対して同意する意味で使用されることもあります。

「意見」の「意」に接頭語の「御」

「御」は名詞に付くことで相手への尊敬を表します。

「御意」という言葉は「意見」の「意」が用いられていることから、相手の意見を意味することがわかります。また、「御」ということばは通常名詞や動詞の連用形などにつき、多くの場合尊敬の意味を表します。

つまり、「御意」という言葉は、敬い、尊敬すべき相手の意見に対して尊敬の意を表す言葉であるということがわかります。

上司や目上の方の意見や意向も示す

「御意」は上司や目上の方の意見や意向を表します。

「御意」という言葉は、通常使われる場合は尊敬すべき相手の意見に対して同意する意味で使用されますが、意味としては相手の意見や意向そのものを示すこともあります。

その場合、「御意」が「相手の意見」ということになるため、使用する場合は「御意にかなう」といった言い方になります。

英訳すると「All right」という言葉に

「All right」は訳すと「大丈夫」「申し分ない」といった意味になります。

「御意」という言葉は相手の意見に同意する意味の言葉になるため、英語では「All right」が適切でしょう。意味としては、「大丈夫」、「構わない」といった意味になります。

ただし尊敬の意味を多く含む日本語の御意とはニュアンスが異なります。

「御意」に近い意味の言葉

「御意」に近い意味を持つ言葉には「かしこまりました」といった言葉が挙げられます。

「御意」は尊敬する相手の意見や意向に対して同意を示す言葉のため、言い換える場合は「かしこまりました」や「了解しました」といった言葉を用いることができます。日常生活で上司や目上の人、取引先の人などに使う場合はこちらの言葉を使用することになるでしょう。

「かしこまりました」

「かしこまりました」はビジネスシーンにおいて、お客様や第三者に対して使用する言葉です。

「かしこまりました」は謙譲語の意味となるため、自分の立場をへりくだって表現する必要がある場合に使用します。そのため、同じ社内の上司や目上の方に使うというよりも、お客様や取引先の相手など第三者に対して使用するケースが多い言葉です。

相手に対して敬意を示す必要がある場合に使用する言葉であるととらえておくと良いでしょう。

「了解しました」

「了解しました」はビジネスシーンにおいて、同僚や部下に対して使用する言葉です。

「了解しました」は尊敬語や謙譲語とは異なり、単なる敬語になるため、同じ社内にいる同僚や部下などに対して理解したことを示す場合に使う言葉です。

また、フランクな職場であれば目上の人や上司などに対しても使用することができますが、基本的には目上の人に対しては「承知しました」を使用する方が良いでしょう。

御意の意味がわかれば使えるシーンもわかる

「御意」はどういったシーンで使えばよいのでしょうか。

「御意」という言葉の意味はわかりましたが、日常生活やビジネスシーンで使われることはほぼありません。それではどういったシーンで使うことができる言葉なのでしょうか。

「御意」が使えるシーン3選

「御意」は友人関係やSNSなどで使用できます。

「御意」という言葉は「おっしゃるとおり」や「承知しました」といった意味の言葉ですが、普段使いするような言葉ではないため、使えるシーンは限られています。

ここでは「御意」が使えるシーンを3選をご紹介します。

「御意」が使えるシーン1:友達関係の間で

「御意」は友達関係の間で使用することができます。

「御意」は普段使用されない言葉ですが、時代劇や古い小説などで使用されているため、どこかクセのある、場を和ませるような力のある言葉です。そのため、冗談を言い合えるような親しい間柄であれば、至って普通に使用することができるでしょう。

「御意」が使えるシーン2:SNS上で

「御意」はSNS上で使用することができます。

SNS上のやりとりでは、日常的にインターネットスラングなど独特の言葉が使用されています。そのため、「御意」といった言葉も普段使用するのは違和感がありますが、SNSで使用する分にはまったく問題ないでしょう。

「御意」が使えるシーン3:場を落ち着かせたい時に

「御意」は場を落ち着かせたいときに使用することができます。

「御意」という言葉は普段聞きなれない言葉であるとともに、どこか場の雰囲気を和ませる言葉でもあります。そのため、フォーマルな場でなければ、場の空気を落ち着かせたいときに使用するのも良いでしょう。

御意が使えないシーン

「御意」はビジネスシーンなどでは使用することはできません。

「御意」はフランクな間柄であったりSNSなどで使用することはできる言葉ですが、逆にビジネスなどのフォーマルな場では使用するのに相応しくありません。

ここでは「御意」が使えないシーンをご紹介します。

職場などの真面目な場面

「御意」は職場など真面目な場面では使用することはできません。

ビジネスにおいて敬語などのマナーは大切です。そういった意味で、「御意」という言葉は相手への尊敬語に当たるため使えそうに思いますが、普段耳にしない言葉なのですぐに意味を推し量ることができません。

さらに相手から変わった人だと思われたり、ふざけているのかと悪い意味でとらえられてしまう場合もあるため、ビジネスシーンでは使わないようにしましょう。

相手のことをあまり知らない場面

「御意」は相手のことを知らない場面では使用することはできません。

親しい相手に対してなら「御意」という言葉は使うことができますが、初対面など相手のことをよく知らない場合は使用してはいけません。ビジネスの場合と同じで意味が伝わりにくかったり、さらに雰囲気を悪くしてしまう可能性があります。

そのため、初対面の場合は「わかりました」など普通の敬語を使用するようにしましょう。

御意が含まれる言葉3選

「御意」はどういった言葉で使用されるのでしょうか。

「御意」という言葉はそれ単体で尊敬する相手への同意を示す場合に使用されますが、熟語として使用されることもあります。ここでは「御意」が含まれる言葉3選をご紹介します。

「御意に入る」

「御意に入る」とは、「おぼしめしにかなう」という意味の言葉です。

「御意に入る」は貴人や主君などに気に入ってもらえたことを意味する言葉で、「おぼしめしにかなう」、「寵愛を受ける」という意味で使用されます。「おぼしめしにかなう」も難しい言い方になりますが、簡単に言うと「お気に召す」という意味になります。

また、同じ意味で「御意に召す」といった言い方もします。

「御意に召す」

「御意に召す」とは、御意に入ると同じく「おぼしめしにかなう」という意味の言葉です。

「御意に召す」もさきほどの「御意に入る」と同じ意味で、貴人や主君などのお気に召したことを意味する言葉です。

「御意を得る」

「御意を得る」とは、「お考えを伺う」という意味の言葉です。

「御意を得る」という言葉には主に2つの意味があり、一つ目は貴人や主君などの考えや意見を伺うという意味で、「お考えを伺う」という意味になります。

二つ目は「お目にかかる」という意味になるため、例えば貴人に敬うべき相手に面会する場合の挨拶として、「はじめて御意を得ます」、「御意を得まして光栄に存じます」というような使い方をします。

「御意」には場を和ませる不思議な力がある

「御意」は適切なシーンで使うようにしましょう。

「御意」という言葉は普段は耳慣れない言葉ですが、意味が分かると友人間やSNSなど使えるシーンはたくさんあります。また、緊張している場面などを和ます不思議な力を持った言葉でもあります。

ただしビジネスなど真面目な場面では使えないため、その点には注意をして、ぜひ使えるシーンで「御意」という言葉を使ってみましょう。

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