異動をした時の年賀状の挨拶6つ|年賀状の役割や年賀状を出すべき人とは

ビジネスマナー

異動をした時の年賀状の挨拶に悩んでいる

年賀状というと友達以外にも仕事関係者に出すという方も多いでしょう。仕事関係者の場合は、自分よりも目上である上司や社長、また同僚、部下というように立場が違う方向けに一言挨拶を考えるのは一苦労です。

特に異動をした場合など、これら立場の違う人向けにどのように年賀状の挨拶文を書けば良いかについて悩む方は多いでしょう。ここでは、お悩みの方も多い異動した時の年賀状の挨拶についてみていきます。

年賀状の役割とは?

年賀状というと「あけましておめでとうございます」という挨拶とともに、その人宛のメッセージを書くというのが定番です。

また、宛名書きやイラストやレイアウトは印刷で簡単にできるようになった昨今でもその人宛の一言挨拶を考えるのが悩みの一つです。年賀状は手間もかかりますが、いくつかの役割があります。ここでは、年賀状の持ついくつかの役割についてみていきます。

年賀状の役割1:親睦を深める

年賀状の役割としてまず挙げられることに、親睦を深めるということがあります。ビジネスにおいては目上の人や同僚や部下とさまざまな立場の人たちと接します。

その中で、年賀状によって年始の挨拶を行うことで、マナーを重んじるとともに、丁寧な言葉遣いや相手を思いやった内容の一言を入れることにより、より親睦を深めることができます。

年賀状の役割2:思い出してもらう

年賀状の役割としては、思い出してもらうということがあります。年賀状の場合は、それまでにお世話になった方やいま一緒に働いている人に送ることになります。

もしかしたら、かつてお世話になった方でも長い間会うことなく年賀だけの取引になっている方も多いでしょう。そのような場合でも、毎年年賀状を送ることで自分のことを思い出してもらうことができます。相手に忘れられないようにするためにも年賀状を送ってみましょう。

年賀状の役割3:社会的慣例としての側面

年賀状の役割として社会的慣例としての側面も強いです。年賀状は書状で年始の挨拶を行う日本の正月の風物詩であり、社会的慣例の一つです。

年賀状を送る側も、また年賀状を受け取る側も、年賀状によって昨年までのお礼とこれからの新たな年を頑張ろうという気持ちの切り替えを行います。さらに、貰う側は相手からのメッセージをもらい、その気遣いに温かな気持ちになる効果もあります。

異動した時の年賀状挨拶6パターン

ここまで年賀状の役割をみてきましたが、年賀状は仕事で異動があった場合にどのように書けば良いのでしょうか。ビジネスにおける年賀状は友人や知人に書く年賀状とは違い、書く内容にも気配りが必要です。

年賀状を受け取った人にちょっとした気遣いができるかで、ビジネスにも影響が出る可能性があるからです。ここでは異動した時の年賀状挨拶を6パターンご紹介します。これから年賀状を書く際の参考にしていただければ幸いです。

年賀状挨拶パターン1:異動前の同僚や部下

異動前の同僚や部下に対して送る年賀状の挨拶としては、まずは定番の年始の挨拶と、これからの1年の抱負を入れます。たとえば「昨年は大変お世話になりました。○○さんとご家族皆様にとって良い一年となるように。」という文章をいれましょう。

また、自分がこれから異動するということが周知の事実であるのであれば「〇月〇日より○○支店に異動となります。今後ともどうぞよろしくお願いします」と一言添えましょう。

年賀状挨拶パターン2:異動前の上司

異動前の上司への年賀状挨拶には、日ごろの感謝と新年も変わらぬご指導をお願いすることを盛りこみます。さらに異動が周知の事実であれば、いつから異動となるかと、その後もかわらずご指導お願いしますという内容を書きます。以下例文です。

「新年のお喜びを申し上げます。旧年中は公私に渡り大変お世話になりました。来る〇月〇日○○部署に異動となりました。今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いします。」

年賀状挨拶パターン3:異動前の取引先

異動前の取引先への年賀状挨拶としては、基本的な年始の挨拶と旧年中のお礼を書きます。また異動前でも異動が周知の事実の場合は挨拶を入れても良いでしょう。たとえば以下になります。

「謹賀新年 旧年中に賜りましたご愛顧に対し厚く御礼申し上げます。本年も貴社ますますのご発展をお祈り申し上げます。私事でありますが、〇月〇日に○○部署に異動となりました。今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。」

年賀状挨拶パターン4:異動後の同僚や部下

異動後の同僚や部下への年賀状挨拶としては、新年の挨拶と旧年中お世話になったことへの感謝のほかに、異動後のことも盛り込むと良いでしょう。たとえば同僚への年賀状としては以下になります。

「あけましておめでとうございます。昨年は同じチームで力になってくれてとても心強かったです。新天地ではまだ馴染めていませんが、○○さんに負けないように頑張ります。これからもよろしくお願いします。」

年賀状挨拶パターン5:異動後の上司

異動後の上司への年賀状挨拶では、日ごろの感謝の言葉と異動後も変わらぬご指導をお願いするということを盛りこみます。以下例文になります。

「昨年は大変お世話になりました。毎年新年のご挨拶にお伺いさせていただきましたが、部署異動による転勤で失礼させていただきました。今後とも変わらぬご指導お願い申し上げます。」

年賀状挨拶パターン6:異動後の取引先

異動後の取引先への年賀状では、通常の年賀状と変わらず昨年お世話になったことへのお礼と、取引先の今後の発展を願う内容を盛り込みます。たとえば以下になります。

「謹賀新年 昨年は大変お世話になりました。私事ではございますが、○○支店へ異動いたしました。今後とも変わらぬお引き立てをどうぞよろしくお願い申し上げます。貴社ますますのご発展をお祈り申し上げます」

異動した場合誰まで挨拶を出すべきか

ここまで年賀状の役割とは何か、また異動前後に書くべき年賀状の挨拶についてみてきました。年賀状はビジネス関係上は同僚や部下、上司、取引先と送る先が多いですが、実際にどの程度の相手まで送るべきなのでしょうか。

ここでは異動した場合に誰まで挨拶を出すべきかをみていきます。

同僚の場合

同僚に年賀状を出す場合は、どの程度親交があるかによります。特に毎日顔を合わせるような関係であれば年賀状を出しても良いですが、異動により離れてしまった場合にはその人との親交具合によります。

また、会社の同僚の場合には同じ会社ですので年賀状の取り扱いとして送らないという取り決めがあるときはその取り決めに従うようにしましょう。

部下の場合

異動した場合に部下へ年賀状を送るべきか悩む方も多いでしょう。それまでは部下でしたので、部下から年賀状をもらうこともあって年賀状を送っていた方も、異動した場合にはそれを機に出さないという方もいらっしゃいます。

基本的にはその部下との関係性になりますが、もし相手から年賀状が届くという場合には返信の意味で返しても良いでしょう。また、異動後も初めてのときのみ挨拶として送るということでも良いでしょう。

上司の場合

異動した場合に上司へ年賀状を送る際には、旧年中の異動前にお世話になったことなどを盛りこみ年賀状を書くでしょう。そのため、異動後も年賀状を書く上司とは、ある程度の親交が深い、または仕事上同じチームだったり、深く関わった場合になります。

それほど親交のない上司であれば、異動を機に年賀状を送らないという選択も良いでしょう。ただし、異動後直後にはそれまでのお礼という意味で最後に年賀状を出しても良いです。

取引先の場合

異動後の取引先へ年賀状を出すか否かは、自分がその取引先とどのような関係があったかによります。その取引先を何年も担当しており、その取引先の担当者とも親しい関係だったり、または仕事上とてもお世話になったという場合には挨拶を兼ねて年賀状を出しても良いです。

しかし、ほとんど親交がなく自身も思い入れもない、関係性が薄い場合には、異動を機に年賀状をやめても良いでしょう。

年賀状の送り先ごとの要点を押さえよう

いかがでしたか。年賀状の役割として、親睦を深めたり社会的な慣例の意味があることや異動した場合の年賀状挨拶6パターンなどをみてきました。異動した場合、年賀状を誰まで書くべきかなど悩みますが、自分との関係性などをよく考えた上で年賀状を送るようにしましょう。

また、年賀状の送り先ごとの要点をしっかりと押さえておくようにしましょう。

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