年賀状やポストカードの書き方とは?書き方6つと作成する方法3選

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ポストカードと年賀状の違い

メールやLINEといったコミュニケーションツールが発達した昨今では、ポストカードや年賀状を書く人がだんだん少なくなっています。

現に、親しい友人やお世話になった先生・上司などにわざわざポストカードや年賀状を書いている方はそう多くないことでしょう。ですが、そんな時代だからこそポストカードや年賀状を送ることで相手に真心を伝えられます。

ここではまず、年賀状とポストカードの違いについて確認しておきましょう。

ポストカードとは

まずはポストカードについて確認しておきましょう。ポストカードとは一般的にははがきのことですが、郵便局で変えるような質素なはがきとは違い、厳密には美しい風景などの写真や絵柄が一面になっているものをポストカードと呼びます。

旅先から現地で買ったポストカードを送ったり、お祝いを伝えたい相手に送ることもしばしばです。

年賀状とは

年賀状とは、新年の挨拶をしたためた郵便はがきのことです。最近ではLINEやメールで新年のお祝いを伝える人が増えてきましたが、親しい人や昨年お世話になった人に、新年の挨拶をするために送るのが年賀状になります。

ポストカードは季節に関係なく送りたい時に送れるのに対して、年賀状は新年のみに送ることになっており、またその書き方に関してもより多くの決まりがあるという点で両者は違うでしょう。

ポストカードや年賀状の書き方6つ

ここまでは、年賀状とポストカードの基本的な違いについて確認してきました。年賀状にせよポストカードにせよ、相手に送るものですから、正しい書き方を心得ておくことが大切です。

特にお世話になった方や目上の方に間違った書き方で年賀状やポストカードを送ってしまうと、失礼になります。

ここからはポストカードや年賀状の書き方について解説していきますので、「正しい書き方に不安がある」という方はぜひご覧ください。

ポストカードや年賀状の書き方1 : 切手の位置

書き方について詳しく見ていく前に、まずは切手を貼る位置について確認しておきましょう。

年賀はがきの場合はあらかじめ切手が印刷されているので切手を貼る必要はありませんが、ポストカードの場合、縦書きならば左上に、横書きならば右上に切手を貼るのがマナーです。

ポストカードや年賀状の書き方2 : 差出人の住所

ポストカードや年賀状の書き方で2つ目に知っておきたいのが、差出人の住所の書き方についてです。

住所などを書くのがポストカード・年賀状の表面にあたりますが、年賀状の場合は切手のすぐ下の左側に、受取人の住所よりも小さい字で多くとも2行ほどにすっきりとまとめるのが正しい書き方です。

ポストカードの縦書きの場合も年賀状と同じ書き方ですが、横書きのポストカードは表面の右側の一番下に差出人の住所を書きましょう。

ポストカードや年賀状の書き方3 : 受取人の住所

では、受取人の住所の書き方はどうすればよいのでしょうか。年賀状の大半は縦書きですので、表面の一番右側に2行ほどにまとめて住所を記すのが正しい書き方です。

縦書きのポストカードの場合も同様ですが、横書きのポストカードの場合、受取人の住所の正しい書き方は表面の上半分です。切手のすぐ下に受取人の住所を記すようにしましょう。

ポストカードや年賀状の書き方4 : 書き出し

ポストカードや年賀状をしたためる時に迷うのが、どのような書き出しで始めればよいかということでしょう。

年賀状の正しい書き方としては、「謹賀新年」や「新年あけましておめでとうございます」といった賀詞を書き出しにします。

一方で、親しい知人に宛てたフランクなポストカードの場合は書き出しの書き方は特に決まっておらず、「お元気ですか?」「こんにちは」といったフレーズで問題ありません。

ポストカードや年賀状の書き方5 : 絵や写真の位置

ポストカードも年賀状も絵や写真を入れる位置は特に決まってはいませんが、特に年賀状の場合は上半分に絵・写真を入れて、下半分に文章を書くのが一般的です。

親しい知人宛ての年賀状の場合ならば、より自由な形式でもよいでしょう。

ポストカードや年賀状の書き方6 : 書き終わり

では、文末はどのような書き方で締めるのがよいのでしょうか。年賀状の場合は相手によって締めの言葉の書き方が変わってきますが、お世話になっている先生や上司ならば「今年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします」と書くとよいでしょう。

年賀状にせよポストカードにせよ、親しい知人ならば「またお会いする日を楽しみにしています」「お体をご自愛ください」といった文で締めるのが一般的です。

ポストカードや年賀状を作成する方法3選

ここまでは、年賀状やポストカードの基本的な書き方についてご紹介してきました。年賀状にせよポストカードにせよ、市販でさまざまな種類・デザインのものを購入することが可能です。

ですが、自分なりにこだわったものを送りたい場合には自作するのもよいでしょう。ここからは、ポストカードや年賀状を作成する方法について解説していきます。

ポストカードや年賀状を作成する方法1 : 手書き

無地のポストカードやはがきを購入し、絵も文章も全て手書きで作成するというのもひとつの方法でしょう。

ただ、目上の方やお世話になっている上司などに手書きの絵を送るのはややカジュアルになってしまうので、親しい間柄の人向けだと言えます。

ポストカードや年賀状を作成する方法2 : パソコン

最近ではネット上で年賀状やポストカード用のイラストを無料でダウンロードできるため、絵を手書きするのが難しい場合には、パソコンで作成してみてはどうでしょうか。

仕事の関係で大量に年賀状を作成しなければならない場合、パソコンの年賀状ソフトを使用すれば作業がかなり楽になるはずです。

ポストカードや年賀状を作成する方法3 : スマホ

パソコンを持っておらずとも、スマホの専用アプリをダウンロードするだけで簡単に年賀状やポストカードのデザインを自分で作成することもできます。

アプリによっては、スマホで撮影した写真をカスタマイズして年賀状やポストカードに入れるることも可能なので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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ポストカードや年賀状を書くときのマナー

ポストカードや年賀状を書く際には、相手がどんなに親しい間柄であっても最低限のマナーを守った書き方をする必要があります。

ここからは、送る相手別に年賀状やポストカードの書き方のマナーについてご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。

ポストカードや年賀状を送る相手その1 : 知人

親しい知人にポストカードや年賀状を送る場合はそこまで格式張る必要はありませんが、宛名には「○○さん」「○○ちゃん」ではなく必ず「○○様」と書くのは鉄則です。

文体に関しては、敬語や丁寧語を使う必要はありませんが、相手を思いやる言葉を入れるようにしましょう。

ポストカードや年賀状を送る相手その2 : 上司

上司にポストカードや年賀状を送る際にはイラストや写真を多用するのを避け、市販のシンプルなデザインのものを選ぶのがマナーです。

年賀状の場合、賀詞は「賀正」のように2文字だと目上の方に対しては失礼ですので、「謹賀新年」といったように4文字の賀詞を書くようにしましょう。

ポストカードや年賀状を送る相手その3 : 仕事相手

仕事相手にポストカードや年賀状を送る場合にもポップなイラスト入りものや家族写真を印刷したものは避け、無難なデザインのものをチョイスすることをおすすめします。

いつもお世話になっていることの感謝や、今後もお付き合いを続けたい旨を丁寧に記し、文末は「今後とも何卒よろしくお願いいたします」や「お体をご自愛くださいませ」といったフレーズで締めるとよいでしょう。

相手に失礼のないポストカードや年賀状を送りましょう

今回は年賀状やポストカードの書き方やマナーについて特集してきましたが、いかがでしたでしょうか。

LINEやメールが一般的になった昨今だからこそ、わざわざ時間を取って年賀状やポストカードを作成すれば、相手にこちらの真心を伝えられます。

相手に合わせてマナーを守り、失礼のないような形式・文章のものを送りましょう。

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