社員旅行におすすめの場所・服装・幹事の役割・しおりの作り方

ビジネスマナー

社員旅行とは

社員旅行とは、社員の研修目的で行われる研修旅行とは異なり、社員の娯楽や慰安をメインとした旅行です。毎年恒例にしている企業や、永年勤続の表彰として旅行、ノルマ達成時の旅行など、企業によって社員旅行の形態は様々です。すべての会社で行われる行事ではありませんが、福利厚生の一部として、取り入れている企業も多いのが現状です。

社員旅行の目的

社員旅行が恒例になっている企業では、社員の日頃の疲れを癒し、今後のモチベーションにつなげたり、社員同士のコミュニケーション不足を補い、仕事効率を上げることが目的とされています。社員旅行をきっかけに、普段は関わらない部署の人同士がコミュニケーションを取ることで、より円滑に仕事を進めることができます。

永年勤続の表彰としての旅行は、長い間会社に貢献してくれている社員に対して、会社からの感謝の気持ちを表すのが目的です。若い社員に、辛い時期があったとしても、くじけずに勤め続ける先輩社員を見習ってもらう目的も含んでいます。

ノルマ達成時の旅行は、日々の努力が結果として現れた際に、尽力した社員を評価し、ねぎらうのが目的の旅行です。逆境や困難にも負けず結果を出せた社員や部署に対して、「今後も期待している」と表すためのご褒美旅行でもあります。

社員旅行が盛んな時期

一般的に団体旅行の多い行楽シーズンは 5~6月、9~11月とされていますが、旅行の目的や業務の都合などで決まる場合が多いです。新入社員の歓迎会も兼ねて、4月5月に社員旅行を行うケースや、業務の繁忙期を避けて旅行に行くケース、社内アンケートなどで目的地が先に決まっている場合は目的地のシーズンに合わて行くケースもあります。

社員旅行おすすめの場所:国内編

第3位「 絶景スポット 」

・鳴沢氷穴(山梨県)

青木ヶ原樹海の東側にあり、夏でも平均気温約3℃のヒンヤリとした竪穴型洞窟です。大きな氷柱がとても幻想的で、人気なスポットです。

・所在地
山梨県南都留郡鳴沢村8533

第2位「 テーマパーク 」

・富士急ハイランド(山梨県)

世界でも有数な絶叫マシンの宝庫である富士急ハイランド。若い方が多い会社であるならば、刺激を求めて絶叫マシンを制覇してみてはいかがでしょうか。

・所在地
〒403-0017
山梨県富士吉田市新西原5-6-1
0555-23-2111

第1位「 温泉 」

・草津温泉(群馬県)
 
ここ数年連続で、「好きな温泉名所ランキング」で堂々たる1位を獲得し続けている草津温泉。草津温泉の特徴は、源泉の温度が他所の温泉名地と比べて高く、源泉100%かけ流しの宿泊施設が多いです。仕事で疲れた身体を、会社の皆様で癒す絶好の場所です。

・所在地
群馬県草津市

社員旅行おすすめの場所:海外編

第3位「オーストラリア」

 毎年「行きたい国」ランキングで有数クラスの顔を並べるオーストラリアが第3位にランクインです。オーストラリアの面積は想像以上に広大で、なんと日本の面積の約22倍もあるそうです。気候が年中温暖で、いつ行っても快適に過ごせるでしょう。
 そんな広大大陸オーストラリアでオススメな観光スポットを紹介していきます。
 一つ目のオススメスポットは「エアーズロック」です。エアーズロックは、世界第2位の大きさを誇る一枚岩であり、なんと登ることもできるんです。オーストラリアといえばまずこの名が出てくるほどオススメな観光スポットです。
 二つ目のオススメスポットは「ゴールドコースト」です。ゴールドコーストとは世界屈指のビーチリゾートで、海岸線の長さは70kmと圧巻です。

第2位「ハワイ」

社員旅行に問わず、家族旅行、新婚旅行でも毎年上位に抜擢される南国の楽園ハワイが堂々第2位に選ばせていただきました。
 ハワイでのオススメスポットは多数あり、その中でも厳選して二つのスポットを紹介していきます。
 一つ目のオススメスポットは、オアフ島のワイキキ周辺です。ハワイと言ったらワイキキを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ワイキキ周辺には、ワイキキビーチ・カラカウア大通り・アラモアナショッピングセンターがあります。特にアラモアナショッピングセンターは一押しで、世界最大のオープンエアのショッピングモールです。入居している店舗は様々で、現在では290店以上が入居しています。
 二つ目のオススメスポットは、ハワイ島にあるキラウエア火山です。キラウエア火山は、今も立ち上る噴煙を展望台から見ることが出来ます。実際に噴火している火山を近くで見ることが出来る、ハワイ島で大人気のスポットです。

第1位「台湾」

 堂々たる第1位は、日本にとって「最もなじみが深い」台湾です。距離も近く、現地では日本語を話せる方も多い為、気軽に行けることも魅力的です。
 台湾でのオススメスポットを紹介していきます。
 一つ目のオススメスポットは、九份です。九份は、ジブリアニメ「千と千尋の神隠し」のモデルとなったことで有名になり、海を一望できる山の斜面に石段や石畳の小道、古い家屋が続き、情緒豊かでレトロチックな風景が広がっています。
 二つ目のオススメスポットは、台北です。台北は台湾で最も栄えている都市で、高層ビルが立ち並んでいます。お昼は台北101でショッピングを楽しみ、夜は士林夜市で食べ歩きというコースはいかがでしょうか?食事の際も、日本人のお口に合う味の料理が多いため、安心できますよ。

社員旅行に適した服装

 社内イベントのお楽しみ行事である社員旅行、どんな服装で出かけたら良いのか、気になるところかと思われます。まずはじめに伝えておきたいことが、「仕事じゃない社員旅行だから、どんな格好でもいいんじゃないの?」という考えは大間違いだということです。社員旅行と言っても、普段仕事をしている上司や先輩、同僚、後輩といったいつもと同じメンバーが行動をあなたと一緒にします。場合によって、もしかしたら会社の重役や取締役が来るなんてこともあります。もちろんスーツを着ることはありませんが、派手な服装、装飾品は避けて、現地の気候に合わせて節度ある服装で社員旅行を楽しみましょう。

社員旅行の幹事になったらすべきこと

 幹事に選ばれたなら、きっちり社員旅行についてまとめあげなければいけません。幹事にとっての仕事は、社員旅行場所の「情報収集」「予算決定」「社員への参加アンケート」「日程」「社員旅行当日のスケジュール設定」などがあります。特に「情報収集」と「社員へのアンケート」は重要で、情報収集では、現地にどんな楽しめる場所があるのか、といった楽しさへつながる情報を集めることが大切になってきます。「社員へのアンケート」では、候補に上がった社員旅行の場所に、皆が行きたいのかどうかを聞くためのものです。否定派が多かったなら、場所を変えなければいけません。

しおりの作り方

幹事の役割の一つである”しおり作り”を例に挙げていきたいと思います。

目次・テンプレート

1.表紙
2.目次
3.日程表
4.幹事からの挨拶文
5.持ち物リスト
6.現地の観光マップや観光情報
7.現地のルール(海外の場合)
8.緊急連絡先(メールアドレス・電話番号両方)

持ち物リストの例

社員旅行の持ち物リスト
    
私物(充電器や化粧品、タバコなど。海外の場合搭乗検査で引っかからないよう注意するよう記載する。)
身分証明書(現地で必要となる可能性もあるため、必ず記載する)
お金(緊急の場合必要となるため、必要な金額を記載する)
着替え(宿泊先に浴衣やパジャマがない場合はその旨を必ず記載する)
洗面用具(宿泊先にアメニティが用意されていない場合その旨を必ず記載する)

【注意事項】

・各自時間は厳守でお願い致します。
・財布などの貴重品は各自でしっかり管理するようにしてください。
・単独行動、団体行動共に節度ある行動を心がけてください。
・万が一、トラブルに見舞われた際には、しおり○○ページに記載されている「○○旅行会
 社」の添乗員、もしくは○○(幹事)までご連絡ください。

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