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2019年10月09日

契約社員と企業側のメリットとデメリット・面接での確認事項

会社に勤める働き方には、正社員やパート以外に『契約社員』という働き方があります。正社員になれなかったから契約社員として働いている人もいれば、自ら契約社員という働き方を選択している人もいます。メリット・デメリットを知って契約社員の働き方を考えてみましょう。

契約社員と企業側のメリットとデメリット・面接での確認事項

契約社員とは?

いろいろな働き方がありますが、契約社員とはどのような働き方なのでしょうか?わかりやすく正社員・パート・アルバイトと比較してみます。

契約社員と正社員の違い

契約社員と正社員の働き方の違いは主に3つあります。
① 働く期間が違います。

正社員の場合は、入社すると退職や解雇などがなければ定年まで勤めることになります。つまり定年まで働けます。
契約社員の場合は、会社と雇用契約で『1年契約』『6ヶ月契約』など働く期間を定めます。会社との雇用契約が満了になった時、契約が継続・延長されなければ契約満了により解雇となります。
定年まで働けるのが『正社員』。働く期間が決まっていて短期間なのが『契約社員』です。
② 給与が違います。

正社員の給与は会社が定めている給与体系に基づき、ほとんどの場合「昇給」「ボーナス」「退職金」があります。
契約社員の場合は、会社と雇用契約を結んだ契約内容による給与体系となります。時間給か年棒制。契約で給与が決められるため「昇給」はありません。「ボーナス」「退職金」もない場合がほとんどです。
毎月の給与以外に報酬や昇給があるのが、『正社員』。雇用契約にかかれている報酬のみなのが『契約社員』です。
③ 福利厚生が違います。

会社に勤めていると福利厚生が充実していて嬉しいことがあります。しかし、この福利厚生は同じ会社に勤めていても契約社員では受けられない場合があります。
正社員の場合は、会社で定めている福利厚生はすべて受けられます。しかし、契約社員の場合社会保険制度はありますが、住宅手当などの各種手当や交通費などは受けられない場合がほとんどです。
福利厚生が手厚いのが『正社員』です。

契約社員とパート・アルバイトの違い

契約社員とパート・アルバイトにはあまり違いはありません。違う点は一つだけです。それは雇用期間が決まっているかどうかです。パート・アルバイトの場合はいつでも解雇できます。しかし、契約社員の場合、雇用期間中は契約を解除することはできません。

契約社員とパート・アルバイトの違いで社会保険料があるか・ないか、フルタイムで働けるかどうかなども考えられますが、最近はフルタイムで働くパート・アルバイトの方もいます。長時間働けば社会保険料も発生します。契約社員とパート・アルバイトの違いは契約で雇用期間が決まっているか、否かです。

契約社員のメリットとデメリット

契約社員は雇用契約で、契約期間・仕事内容・勤務時間・給与(時給・年棒)などの待遇が決められています。契約社員で働くことのメリットとデメリットにはどんなことがあるのでしょうか?

契約社員で働くメリット

雇用期間や仕事内容など、どのようなメリットがありどんな人に向いているかをまとめました。
① 契約で雇用期間が決まっているため、一定の期間だけ働きたい場合、契約終了時に辞めやすい。

「半年後に専門学校に行きたい」
「2年後には海外で働きたい。そのために語学の勉強をしたい」
「子供が小学校にあがるころ、旦那の実家がある県にUターン予定」
など短中期に会社を辞めなければならないような計画や予定がある人には、雇用期間が決まっている契約社員という働き方はメリットがあります。
② 勤務時間が契約で決められているため、残業が少なく、時間の管理がしやすい。

「副業をしている」
「就業後に趣味の時間を取りたい」
「休日に資格試験の勉強で学校に通いたい」
などプライベードを重視する人には時間管理がしやすい契約社員の働き方はメリットがあります。
③ 仕事内容が変わらないため、スキルや経験を発揮しやすい

契約社員は、雇用契約で仕事内容も決められている場合がほとんどです。自分の持っているスキルや経験を発揮しやすく、正社員のように転属や転勤はありませんので落ち着いて高い技術で仕事ができます。また、目的意識を持って仕事に取り組めればスキルアップもしやすいです。
④ 契約期間が終了すると、失業保険がすぐにもらえる

正社員の場合、自己都合退職の場合3ヶ月たたないと失業保険がもらえません。しかし、契約社員の場合は失業保険がすぐにもらえます。これは、次の就職先をさがすにあたりとても助かります。
⑤ 正社員と比較すると、過度のストレスがない

契約社員は期限が限られた社員であるため、正社員と比較すると社内での責任は正社員ほど重くなく、残業や休日出勤も少ないため、仕事のストレスが少ない。

契約社員で働くデメリット

契約社員で働いている人のデメリットは、『できれば正社員で働きたい』と思っている人が契約社員で働く場合にあると考えられます。
① 契約期間が終わると、また仕事をさがさないとならない

ずっと安定して働きたい場合は、だれしも正社員で働きたいものです。しかし、同じ会社に勤める会社員でも契約社員の場合は最長の契約期間でも3年です。3年たったら次の仕事先を探すことになります。今働いている会社の給与・仕事内容・人間関係がうまくいっていても契約が終了すれば退職しなければなりません。同じ会社で長く働きたい人には契約期間はデメリットです。
② 会社の人員整理の対象になりやすい

会社の業績が悪化し人員整理の必要がおきた場合、人員整理の対象になりやすいのがアルバイト・パート・契約社員です。契約社員ですから、契約満了までは働けますが延長や再雇用はなくなります。
③ 収入面では、昇給もなければボーナスもなく、継続性がない。

契約社員の契約延長は最長でも3年までです。また昇給もボーナスもない場合がほとんどです。なので、同じ会社の同じ社員でも正社員より総収入は低くなります。また、経済的に正社員より不安定なため社会的信用が正社員より低く、結婚や住宅ローンの時にデメリットになる場合があります。

契約社員の面接できいておくべきこと

契約社員で働く場合は契約を交わす『雇用条件』がすべてです。なんとなく契約することないように内容をよく確認することが面接で必要です。
また、契約社員で働く場合でも『会社とのミスマッチをなくして、快適に働きたい』『会社の良い評価も得たい』ものです。そのためには、自分が思っている契約条件と働き方と会社側が思っていることに違いがないことが大事です。面接で聞いておきたいことをまとめました。

面接で聞いておきたいこと

・契約期間
・仕事内容
・休日・就業時間・残業時間
・給与・交通費
・福利厚生制度
・正社員登用制度

知っておくべき企業側のメリットとデメリット

契約社員で雇用することは、企業側にもメリット、デメリットの両方があります。

契約社員とした雇う~企業側のメリット~

契約社員で社員を雇用することの会社側のメリットは2つあります。

一つ目は、会社の業績に合わせて社員数をコントロールできる。
忙しい時期で人手でがほしい時もあれば、業績悪化で雇用調整(リストラ)をしなければならないこともあります。契約社員として雇用していれば、会社の経営状態により雇用調整をしやすくなります。

二つ目は、正社員よりも人件費を安く抑えられることです。
やはり、給与(昇給やボーナス・退職金)・福利厚生などトータルに考えると正社員より契約社員の方が相対的な人件費が安くなります。やはり、企業にとっては同じ仕事成果をより安い人件費で得ることができるのは大きなメリットです。

契約社員を雇う~企業側のデメリット~

企業側も契約社員で雇うことのデメリットは欲しい人材確保と仕事の成果・責任負担のバランスにあります。
・必要な人材(技術の高い)を確保できない
・契約社員に責任のある仕事をまかせられない場合がある
・契約社員の割合が増えると正社員の負担が大きくなる
・契約を延長してほしくても契約満了で社員側の都合で契約終了してしまう

契約社員は社員自身で雇用契約の延長と満了を選択できるため、企業側の望むようにならない場合もあるのです。
契約社員はこれからも増えていく働き方と考えられます。契約社員として働こう・契約社員での雇用を打診された時は、契約社員のメリットとデメリットをよく考え、自分や家族の生活とマッチするのか、契約満了時のことも想定しながら、契約社員のメリットを享受できる働き方をしましょう。

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