天下人・豊臣秀吉は誰もが知る“人たらし”だった
低い身分で育った秀吉が最後には天下人になる程大出世した裏には、彼の人の心を掴むスキルがあったからだと言われています。人を虜にする人たらし。嫌われるよりずっと得する事間違いなしですよね。そして人に好かれる人はビジネスの上でも大きな得をしているようです。元々生まれ持った才能である場合も多いのですが、今からでも好かれる人になる事はできるのでしょうか?
好かれる人の特徴
人に好かれる人の特徴を調べてみました。
●いつも笑顔
●聞き上手・褒め上手
●嫌な雰囲気を和ます一言が言える
●ミスがあっても怒らない
●基本的に誘いを断らない
上記のような特徴があるようです。では、それぞれをさらに詳しく説明しましょう。
人に好かれる人はいつも笑顔
挨拶をする時、話しかけた時など相手が自然な笑顔を向けてくれれば、まず嫌な気持ちになる人はいません。むしろ好意的な態度で話をすることができますよね。性別に関係なく、いつも笑顔でいる人は心許せる人だと認識しやすいのです。人に好かれる人は挨拶一つでも笑顔でできるようです。何気ない朝の挨拶、退社時の挨拶、声をかけた時の笑顔。どれ一つ取っても気持ちがいいはずです。こうした習慣が周りの人に安心感を与え、自然と頼れる存在だと認識させているのです。
人に好かれる人は聞き上手・褒め上手
聞き上手だとまず、上司に可愛がられます。他愛ない会話でも興味を持って聞いてくれれば話し手としては気持ちよく話ができます。また、ちょっとした愚痴などこぼしても否定せずに聞いてくれると、それだけで気持ちが和みますよね。聞き上手な人は人に壁を感じさせないのです。更に、褒め上手だとモチベーションが上がります。わざとらしい褒め方ではなく、良い所・褒めるポイントを見つけるのが上手なのです。
人に好かれる人は嫌な雰囲気を和ます一言が言える
思わぬトラブルでその場の雰囲気が嫌な感じになってしまう事ってありますよね。そんな時も、人に好かれる人は場を和ます存在です。存在自体がそうなのではなく、その雰囲気を和やかにしてくれる一言を言えるのです。例えば、冗談を言って皆の心をほぐしたり、空気をガラッと変える何かをさり気なく発言できます。
人に好かれる人はミスをしても怒らない
怒らない。と言ってしまうと誤解を生みそうですが、戦国武将である豊臣秀吉は戦でミスを犯し、九死に一生を得て戻った家来にそのミスを咎めるどころか逆に『あの場で生きて戻った事が大きな成果である。よくやった』という風に称賛したというのです。
仕事でミスをしてしまった時、故意にミスをした訳ではないにせよ頭ごなしに叱りつける上司より、逆に優しく『どんまい。この失敗で得た成果もあるはずだから次に活かそう!』と声を掛けられる上司だと断然、後者の方が好かれます。
人に好かれる人は基本的に誘いを断らない
飲み会の誘いや、ちょっとしたランチの誘い。社会には色んな誘いがあります。誘いを断らないという事はフットワークが軽いだけではなく、人と出会う機会を逃さないとも言えます。人に好かれる人は出会う機会に積極的に出向ける社交性も兼ね備えています。逆に誘いを断り続けていれば、そのうち誘われる事すら無くなるでしょう。
人に好かれようとすると“媚びている”と受け取られがちですが、そうではなく、トータルバランスの取れる視野の広い人なのかもしれません。全体の士気を下げてしまうのではなく、和ます事で士気を上げ、全体を盛り上げれるスキルなのだと言えます。
人に嫌われる人の特徴
そんなつもりじゃないのに、人に嫌われる人っていませんか?そんな人にもある特徴があるようです。
●自己中心的
●愚痴っぽい・ネガティブな発言が多い
●自慢話が多い
●人を見下している・プライドが高い
●素直じゃない
上記の特徴を思い浮かべただけで、うんざりしてしまいますね。一日のほとんどの時間を共有する職場にいると思うと疲れてしまいます。では詳しく説明したいと思います。
人に嫌われる人は自己中心的
人に嫌われる人は、人が話している時も話を聞いていません。それどころか、すぐに自分の話題に変えてしまいます。聞いてもいない話をダラダラとしてしてしまうのです。また、人の話を否定して自分の考えを押し付けてしまう事もあります。そんな人だと知っていたら、わざわざ寄っていくでしょうか?
人に嫌われる人は愚痴っぽい・ネガティブな発言が多い
会話がいつも何かしらの愚痴だとうんざりします。家族の愚痴、仕事の愚痴、自分の人生に対する愚痴‥誰かれ構わず愚痴ばかりこぼしていると、段々と周りが離れて行ってしまいます。また、ネガティブに『私なんてさ‥』『やっぱりダメだよね〜どうせ私なんて』と言われると励ます側も疲れて行ってしまいます。気持ちの切り替えが上手にできず周りを巻き込んでしまうのです。
人に嫌われる人は自慢話が多い
これ見よがしに自慢話。こちら側の興味があるかないかは完全に無視して自分が気持ちよくなりたいが為だけに自慢話をします。自分の自慢だけに留まらず家族の自慢など、全く関係ない所からも自慢話を持ってきてしまうようです。とても上司に可愛がられる存在とは言えませんよね。
人に嫌われる人は、人を見下している・プライドが高い
人に嫌われる人は、無駄にプライドが高く、その高すぎるプライドのせいで無意識に人を見下した発言をしてしまいます。自分が持っていないブランド物を持っていようものなら『〇〇ちゃんでも買えたんだね。セール?』など、言わなくていい事をわざわざ言ってしまったりします。その一言で相手がどれだけ嫌な思いをするかを想像する事ができないのです。人の気持ちがわからないのですから、共感ができず、自然と人の輪から離れてしまいます。
人に嫌われる人は素直じゃない
自分本位の考え方をしてしまうので、人の事を認められず共感する事ができません。皆が『いいね!』と言っている事も、素直にいいと言えず孤立してしまいます。私の方がもっといい。私の方がもっと凄い。など、人を認める素直さを持ち合わせていないのです。
嫌われる人は、基本的に自己中心的な考え方をしているようです。しかし、一番困るのは自分が嫌われている事に気付いていない事。と言う声があり、悲しい気持ちになりました。自分の事は自分が一番分かっている、と良く言いますが自分の事ほどよく分かっていないものです。それも自分の短所ともなると目を瞑りたくなるのも頷けます。
嫌われようと思って、そういった言動をしている人なんているはずがありません。無意識に嫌われる言動を取ってしまうと言うことは悲しい事です。
上司に好かれるタイプの人
仕事をする上で絶対に関わる上に、自分を評価する立場の上司に好かれれば仕事はしやすくなりますし、評価も良くなるわけですからメリットが多いですよね。
上司に好かれるタイプの人には意外な特徴がありました。
納得!好かれるには理由がある。
上司に好かれる人の特徴は
●上司のピンチの時こそ、仕事で成果を上げサポートできる
普段の仕事ぶりからもそうですが、上司がピンチの時こそ頼られる時です。上司の様子を注意深く見ていれば、今自分が何をするべきかがわかるはずです。痒いところに手が届く部下は自然と頼りにされますし、可愛がってもらえます。
●言い訳をしない・仕事を嫌がらない
ミスをした時に言い訳をしない部下は反省しているのかわかりません。それどころか人に責任を押し付けてしまっては論外です。また、上司に振られた仕事をあからさまに嫌な顔をして引き受けたり、イライラして周りに八つ当たりしていたりしたら、次から仕事を頼むことはしなくなるでしょう。普段から頼まれた仕事にもやるべき仕事にも丁寧に取り組んでいれば上司はそれを見ているはずです。毎度手抜きをしているのを感じていると自然と嫌われる方に向かってしまって、小さなミスをしても感情的に怒られる恐れがあります。
●空気を読む事ができる・気配りができる
コピーが欲しい時や、上司が忙しい時に気配りができる人は可愛がられるようです。逆に空気が読めず、上司が忙しい時に飲み会の提案をしたり場違いな対応をすると怒られてしまいます。疲れた顔をしていたら、お疲れ様ですと言ってお茶を入れるなどの気配りが好印象を与えます。
●挨拶ができる・礼儀正しい・愛嬌がある
人としてのマナーでもある挨拶がしっかりできる人や、上司の大切なお客様に対しても礼儀正しく対応できる人、また自分を敬ってくれる部下は可愛がられます。単純に気持ちがいいからです。自分を持ち上げてくれる部下は側に置いておきたくなるものです。
同僚や先輩、後輩、友人に好かれるのも当然ですが、会社の上司に好かれるのは自分にとって大きなプラスになります。“調子がいいやつ”“八方美人”“媚びている”と言われるような事も中にはあるかもしれません。しかし、好かれれば自分の将来のステージアップの近道にもなりうる可能性があります。多少のゴマすりも必要なのだと割り切りましょう。
今からでも間に合う!人に好かれる性格・好かれる人になる為の本
人に好かれる人になるには、どのような方法を取ればいいのでしょうか。参考になる本がないか調べてみると、思っていたより多くの本が販売されていました。実に多くの方が人に好かれる人になり、社会生活をより円滑にしようと努力されているようですね。また、人に好かれる人になればその近道になると考えているようです。
人に好かれる人になる:まとめ
いかがでしたか?
人に好かれる人になれば自然と生活が充実し、幸せがやってくるような、そんな気分になりますね。なれるなら、なりたい!と思うのは当然です。人は無意識に人に嫌われないように振る舞う習性があります。ただ、その嫌われないように‥が変に表に出てしまうと逆に周りに不快に写ってしまう悪循環を生みます。いかに自然に振る舞えるかも忘れてはいけないポイントのようです。身近にいる人に好かれる人を見習って、少しずつ自分の生活に取り入れ、習慣化させていきたいものです。