お金持ちとは
お金持ちとは何でしょうか?どれだけのお金を持っていたらお金持ちになれるのでしょうか。
お金持ちとはなにか?
お金持ちになりたくない人はほとんどいないのではないでしょうか?普通に生活している人のうちほとんどの人が「お金持ちになりたい」と思っていると思います。さて、お金持ちとは、お金持ちの定義とはなんなのでしょうか?
年収1000万円を超える人は、日本において上位4%に入ります。この点では年収1000万円を超える所得のある人は高所得者といえるでしょう。しかし、年収が高い人は本当にお金持ちといえるのでしょうか?
たとえば、年収1000万円でも、負債が900万円あれば、それはお金持ちと言えないでしょう。一方、年収は0でも、資産が100億円あれば、それはかなりお金持ちといえるでしょう。かなり極端な例となってしまいましたが、お金持ちの定義にフロー(年収や所得)とストック(資産や負債)の概念を持ち込まなければ、お金持ちを定義することは難しいでしょう。
また、人によってお金持ちの感覚は違うでしょう。例えば、年収が800万円でもお金持ちを思う人はいるでしょう。一方で年収はが1億円なければ、お金持ちではないと思う人もいるでしょう。年収だけでなく、大きな家があれば、また別荘を持っていれば、お金持ちという人もいれば、高級車を持っていればお金持ちという人もいるでしょう。
お金持ちの定義はひとそれぞれです。お金持ちになりたい人はどんなお金持ちになりたいのかを明確にする必要がありそうです。
お金持ちの基準は?
「お金持ちとはなにか」でも書いたように、お金持ちの基準は人それぞれでしょう。
一般的には年収1000万円あれば、高所得者、すなわちお金持ちと言えるでしょう。しかし、先ほども述べたようにフローとストックの概念で考える必要がありそうです。
お金持ちになりたい人向けの職業
投資銀行家
投資銀行家はお金持ちになりたい人に持ってこいの職業でしょう。dodaが調べた2016年の職種別平均年収ランキングにおいて一位に輝いています。平均年収は777万円となっています。投資銀行家は投資銀行業務を行っている人のことです。日本においては主に外資系が主流です。また、リクルートは主に中途採用がメインで、大手銀行、大手証券、他外資系金融機関で優秀な者のみが投資銀行家として活躍することができます。
例えば、ゴールドマン・サックスや、メリルリンチ、クレディ・スイスなどが日本における外資系投資銀行として有名です。以上の企業以外にも多くあります。
個人投資家
お金に直接関わり、お金からお金を生み出す投資家もお金持ちになりたい人にちょうど良い職業でしょう。個人投資家は、株式や債券、不動産、通貨、商品などに投資する個人のことを指します。投資家になるには、あらかじめそれなりの資産がなければ、難しいかもしれません。しかし、FXなどの少額から投資できる投資財もあるので、そういったものから始めるのも可能です。
医師
医師といえば、お金持ちのイメージがとても強い職業のうちの一つでしょう。医師の平均年収は1000万円以上となっています。医学部卒業後、国家試験を合格した研修医の年収は300万円から400万円です。その後大学病院に進んだ場合、若手医師だと年収300万円から600万円、講師で700万円以上、助教授で800万円、教授で1000万円となっています。市中病院に進んだ場合、スタート時600万円から800万円、キャリアを積むと1000万円、部科長クラスで1500万円、院長で2000万円以上となっています。また開業医はうまくいくと2000万円以上の収入を得られますが、初期投資に莫大な金額がかかることから、ある意味ハイリスクハイリターンになっています。総じて医師は年収が高い職業といえるでしょう。
パイロット
パイロットは平均年収が高い職業として有名です。大手航空会社において、パイロットの平均年収は約1800万円で、かなり高い水準となっています。副操縦士まで5年、機長まで15年かかると言われているパイロットですが、副操縦士は平均1500万円、機長は2300万円程度の年収となっています。パイロットになるのはかなり難しいです。そのため、年収が高くなっているのも納得できます。
起業家
Facebookのマーク・ザッカーバーグ、Microsoftのビル・ゲイツ、日本人では楽天の三木谷浩史氏。この三人は一から会社を立ち上げ、大金持ちになりました。ビル・ゲイツは世界1のお金持ちで、あと20年位すると世界初のtrillionaire(1兆)になると言われています。起業家として成功する人もいれば、失敗する人もいます。そのリスクを取れた人だけがお金持ちになれるという世界です。自信とアイディアがあるなら、起業家になるのは良い選択でしょう。
お金持ちになりたい人におすすめの本
金持ち父さん貧乏父さん
「金持ち父さん貧乏父さん」は世界中でベストセラーになった本の一つです。この本の作者であるロバート・キヨサキはハワイ出身の日系四世のアメリカ人です。彼はハワイでも名高い教育一家で生まれました。(本によると実の父は多くの大学の学位を持っているハワイの教育長)この本では、なぜ貧乏人や中流家庭の人はお金持ちになれず、請求書に追われる人生を送らなければならないのかを説いています。また、お金持ちはなぜお金持ちであり続けるのか、どうすれな資産を増やせるのかを説明しています。お金持ちになりたい人なら、絶対に読んでおいて損はない本です。
ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣
この本の筆者である本田健氏は経営コンサルティング会社、ベンチャーキャピタル会社などの複数の会社を経営する人でありまた、これまでに、数多くの本を執筆してきた執筆家でもあります。著者が学生時代にアメリカで出会ったユダヤ人大富豪であるゲラー氏の教えを対話形式でまとめたのが、『ユダヤ人大富豪の教え』です。この本では、お金持ちになりたい人むけに、お金持ちになるための心構えや、セールス、スピーチの極意、人脈つくりなどなど、成功するための秘訣が書かれています。また、対話形式なので、読みながら自分がまるでゲラー氏と話しているかのように読めることもポイントの一つです。お金持ちになりたいなら、この本も読んでおいて良いでしょう。
思考は現実化する
思考は現実化するは、世界中で大ヒットしベストセラーになった本です。英語では「Think and grow rich」といいます。ある意味この本は成功者のバイブルのような本でしょう。この本の筆者であり、ウッドロー・ウィルソン大統領の補佐官や、フランクリン・ルーズベルト大統領の顧問官を務めたナポレオン・ヒルは、あの鉄鋼王カーネギーに頼まれ、成功者の研究を無給ですることになりました。彼が研究していくなかで、成功者に共通したものを見つけます。その成功のエッセンスをまとめた本がこの「思考は現実化する」です。お金持ちになりたい人必読の一冊です。
成功哲学
「成功哲学」は「思考は現実化する」のナポレオン・ヒルが著者となっている本です。「思考は現実化する」と合わせて読みたい本となっています。内容は「思考は現実化する」とやや重なっている部分はありますが、この本の方が自己啓発的な側面が強いです。
お金持ちになりたい人にむけて
お金持ちになりたい人にむけて、お金持ちになりたい人にオススメの職業、お金持ちになりたい人にオススメの本を紹介してきました。お金持ちになりたいからと言って、やりたくない職業に就く必要はないと思います。自分の仕事の中で、お金持ちになる方法を考えるというのも手でしょう。この記事にあげた、お金持ちになりたい人におすすめの本などを参考に、お金持ちを目指して、日々精進していきましょう。