掛け持ちバイトの注意点・掛け持ちバイトがバレる原因

ビジネスマナー

気をつけよう!掛け持ちバイトで「稼ぎ過ぎ」

アルバイトをかけ持ちするときに注意したいのは「稼ぎ過ぎ」です。時間に余裕ができた、人間関係を広げたい、収入を増やしたい、将来の為に学生のうちに多くの経験を積みたい、各々の理由により掛け持ちをする期間や数が変化してくるでしょう。中には短期で3、4個もしくはそれ以上のアルバイトを掛け持つ方もいますよね。そこで高校生や大学生の学生さんで掛け持ちバイトを考えている方のお耳に入れておきたいことがあります。

意外と身近な年収103万円

年収103万円という数字を見ると一見手が届かないように思えますが、時給1000円のアルバイトを週に4日、夕方5時から夜10時までの5時間働いたとして月収8万円、年収100万円ほどです。

特に一日バイトなどの給料は一度で一万円近く払われますので夏期休暇や年末年始にシフトを増やして、一日バイトをやって、などあくせく楽しく働いているとすぐに103万円に達してしまいます。アルバイトを一店舗でしている場合はお店側も把握していることが多いので下半期にシフトの調整をできますが、複数掛け持ちしている場合は各自での把握、収入の合算が必要になってきます。つまり複数掛け持ちでアルバイトをしている場合はその総計が年収として扱われますから、各自で一日バイトなどの短期バイトであっても給料明細を保存、管理しましょう。そして2店舗以上で働く場合はそのシフトの調整を自分で行うことになります。

年収103万円を越えると親の収入が減る!?

年収103万円以上を稼いでも問題ないように思っている方も多いのではないでしょうか。むしろ、たくさん稼いだ上に取られすぎたお金が戻ってくるなんていい話だと思う方もいるでしょう。ところが学生がアルバイトで年収103万円以上を稼ぐとその学生は親御さんの扶養から外れてしまします。

しかしアルバイトをして年収103万円以上を稼いでしまうとその免除から外れて税金を払わなくてはいけなくなります。この時支払わなければいけない税金は大きな額になります。
そしてこれが一般に年収103万円の壁と言われる所以です。

源泉徴収と掛け持ちバイト

先ほどアルバイトでも月収8万8000円以上であると所得税を月ごとに引かれるという話をしましたがこれを源泉徴収といいます。あらかじめ年収を予想された上でバイト先から月収から天引きされる税なのですがアルバイトを掛け持つ場合には各々で引かれますので注意が必要です。また、確定申告で返ってくるお金の事を還付金と言います。現状では確定申告を利用して還付金をもらう学生はあまりいません。

おすすめ!アルバイトの掛け持ち例

掛け持ちでアルバイトをする際の金銭的な問題は以上です!税金とか難しいっ!って思う方、安心してください!ここからはこれから今すぐ使える知識の話になります。おすすめのアルバイトの掛け持ち例を体力的な問題、精神的な問題、学業との両立など、掛け持ちバイトのメリットとデメリットに注目しながら紹介していきます!

ダブルワークのメリットとデメリット

アルバイトを掛け持ちする際のメリットを挙げてみると…
・収入が増える
・人間関係が広がる
・アルバイトに飽きない
・実力社会の場合はアルバイトなどの経歴がある方が就職に有利  etc…

一方で見落としがちなデメリットはというと…
・体力的・時間的にシビアになり、大学の学業との兼ね合いが難しい
・ファミレスを2つなど、ダブルワークの同職種は飽きる
・一つ一つの覚えが悪く信頼感が得づらい   etc…

このように見てみるとダブルワークはデメリットよりもメリットの方が多いようですね。

下調べは忘れずに!

アルバイトをかけ持ちする際は時期と職種を現実的に考えましょう。忙しいファミレスと塾講師のアルバイトを掛け持ったあまりに留年することに!なんてことにならないようにアルバイトを始める前から大学の単位やサークルとの兼ね合いを考えて職種を決めましょう。大学によっては大学一年生の単位がいくら低くても二年生に進級できる大学もありますから、下調べは大切です。

特に塾講師や家庭教師は…

塾講師、家庭教師などの講師のアルバイトは一つの授業に準備があり、時によってはその場で正答が分からなかった問題を講師が持ち帰ることがあります。塾講師の時給は高いですがその分授業以外の準備の時間がかかります。講師のアルバイトをする場合はダブルワークは避けたほうが賢明でしょう。尚、生徒やその親御さんにダブルワークを知られてしまうと信頼関係の軽薄化に繋がりますので、ダブルワークをする際は生徒さん側に知られないように十分に注意する必要があります。

おすすめ!一日バイト

具体的に掛け持ちバイトをしやすい職種を挙げてみると一日バイトがあります。固定給+インセンティブ等で働くキャンペーンガールなどのバイトですが、給料は一回で一万円近く出る、自由なタイミングで出来るなど利点が多いです。これなら長期バイトをしながら学業やサークルと掛け持ちすることができますね。また、ライターなどの自由な時間、自由な場所でできる仕事も掛け持ちバイトとしてお勧めです。

飲食店と書店などのダブルワークをする際は優先順位をしっかり決めましょう。また飲食店などの多忙な仕事と長期休業中だけできる短期の仕事を掛け持ちする方も多いです。

3つの掛け持ちは大丈夫?

大学生の3、4年生になると卒業に必要な最低所得単位数も満たし、時間的に余裕ができる人が増えます。そこでアルバイトを3つ掛け持ちする人も出てきます。長期休暇などの合間に3つ以上掛け持ちをする人もいるかもしれませんね。もしくはお金が必要で掛け持ちバイトの必要がある方もいるかもしれません。

そこで気になるのが時間、体力的に3つのアルバイトをこなせるかということです。
結論としてアルバイト3つはこなせます。時間的にも一日に各々2時間から3時間で働けば労働基準法も満たせますし、別日にアルバイトを入れることができるのなら殊更こなすことができます。

しかし各々のアルバイトに支障を来さずにこなすのは難しくなってくるでしょう。体力的問題もありますし、覚えることも3倍になりますからそれぞれを同時期に始めるのは難しいでしょう。どこかで記憶が混ざったり、責任の重さに耐え兼ねることもあります。そして長期で3つのアルバイトをこなすのも難しくなってくるでしょう。上記の理由等により3つのアルバイトを掛け持つ場合、一ヶ月~三ヶ月単位で行う方が多いです。

掛け持ちバイトがバレる原因

ダブルワークをする人の中には掛け持ちをしていることをバレたくない人もいるでしょう。アルバイトがバレてしまう原因の多くはもう一つのアルバイトをしている先でたまたまもうひとつのアルバイト先の従業員に会ってしまうことにあります。バレる、バレないは完全に運によりますがダブルワークをする方で掛け持ちをバレたくない方は片方は接客業ではない仕事がお勧めです。

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