おしゃれなシャツの腕まくり方法・ビジネスでの腕まくりのマナー

ビジネスマナー

シャツをおしゃれに着こなそう!腕まくりのマナーとやり方

暑い季節になると、シャツを腕まくりする方が多いと思います。また、暑さに関係なく、ファッションや着こなしの一環として、シャツの袖をまくる方も多いですよね。

シャツの腕まくりは、着心地にもファッションにも大きな影響を与える要素です。その為、格好良く腕まくりができると、見た目としてもスタイリッシュになります。そこで今回は、「シャツの腕まくり」をテーマにして、シャツの腕まくりのマナーや、格好良く腕まくりをする為の方法などをご紹介していきたいと思います。

シャツの腕まくりのマナー

外出したり出勤したりしていて、思った以上に暑くなってくると、無意識のうちにシャツを腕まくりする方も多いと思います。プライベートな時間であれば、腕まくりをするのも自由でしょう。

しかし、ビジネスシーンの場合は、シャツを腕まくりするのは、マナーや常識の観点から見て、どのように判断されるのでしょうか?そこで、まず始めにシャツの腕まくりのマナーについて見ていきます。

シャツの腕まくりのマナー【1】:ビジネスシーンでの腕まくりはマナー違反

結論から申し上げると、シャツの腕まくりは、ビジネスシーンや公の場においては、マナー違反と見做されることが多いようです。シャツを腕まくりする場合、まずは袖のカフスボタンを外す方がほとんどだと思いますが、この「カフスボタンを外す」という行為が、着崩しと見做される為です。その為、シャツを腕まくりすることは、服を着崩すという行為に繋がるという見解があります。

ビジネスシーンで目上の人や取引先の相手と顔を合わせる際、着崩した服装で会うのは、失礼な行為と思われる可能性があります。このような観点から、シャツを腕まくりすることは、服を着崩していると見做され、ビジネスシーンなどではマナー違反とされることがあるようです。

シャツの腕まくりのマナー【2】:シャツを腕まくりすることが許されるケースもある

基本的には、ビジネスシーンなどではマナー違反となるシャツを腕まくりする行為ですが、例外もあります。そもそも、腕まくりをしてシャツを着崩す行為がなぜマナー違反になるのかと言うと、相手に対して失礼だからです。反対に言えば、相手が見ていなかったり、見せる相手がいなかったりすれば、マナー違反にはなりません。

上記のような見解から、ビジネスシーンにおけるシャツの腕まくりが許されるケースもあります。例えば、自社での業務中です。機能性を重視して、自社であれば腕まくりをすることを認めている企業などもあります。会社の方針で、腕まくりが禁止されていない場合は、シャツを腕まくりしても特に問題はないでしょう。また、1人で作業をする際など、周囲に誰もいない場合や、腕まくりをしなければ明らかにシャツの袖が汚れる場合などは、腕まくりをしても問題ないと考えられます。

シャツの腕まくりのマナー【3】:朝礼や会議の際も基本的には腕まくりをしない

基本的には、マナー違反となる、ビジネスシーンでのシャツの腕まくりですが、上記では例外もあることをご紹介しました。社内での作業や業務中であれば、腕まくりは多めに見ている企業も少なくないようです。

しかし、朝礼や会議などの際は、できるだけ腕まくりはしないようにすることをおすすめします。朝礼や会議には、上司が出席することも多いと思いますが、腕まくりをしていることによって、上司などが「だらけている」「マナーがない」という印象を覚える可能性もゼロではありません。上司や会社が、腕まくりをしても良いことにしているのであれば別ですが、基本的には、朝礼や会議の際はシャツを腕まくりしないで参加した方が良いでしょう。

シャツの腕まくりのマナー【4】:移動中は腕まくりをしてもOK

営業や外回りなどで、会社の外を歩く方も多いと思います。その際、移動中などは腕まくりをしていても、特に問題ないとする見解もあるようです。勿論、取引先の企業などでは、腕まくりをして訪問することは、失礼な服装と見做されます。

しかし、取引先へ行くまでの移動中の間であれば、腕まくりをしても特に問題はないとされています。移動を終え、訪問先などに到着したら、腕まくりはやめるようにしましょう。

シャツの腕まくりのマナー【5】:就活中の腕まくりはNG

では、就活の場合は、シャツの腕まくりに関するマナーは、どのようになっているのでしょうか?結論から申し上げると、基本的には避けた方が良いでしょう。面接や選考を受ける企業の中では勿論、企業の外でも、担当者などに姿を見られている可能性があります。その際に腕まくりをしていると、「だらしがない」という印象を与えてしまうかもしれません。ですから、基本的には、就活中はシャツを腕まくりせずにスーツを着こなすことをおすすめします。

しかし、最近はクールビズなども浸透してきており、就活生にもラフな服装を許可している企業も増えつつあるようです。企業側から告知があった場合は、腕まくりをしても問題ないでしょう。また、どうしても暑さで具合が悪い時などは、仕方がないと考えられます。その際は、理由を説明して、相手に許可をもらうと、より確実ですよ。

シャツをきれいに腕まくりする方法

シャツの腕まくりに関するマナーや常識をご紹介しましたが、腕まくりが許されている場所や状態であっても、やはり見た目を気にすることは大切です。いくら腕まくりをしても良いと言っても、袖が皺だらけになっていたり、適当にまくっていたりしては、見た目が良いとは言えないでしょう。そこで、続いては、シャツをきれいに腕まくりする方法について考えてみたいと思います。

腕まくりの方法【1】:カフスを外す

シャツを腕まくりする際、まずは袖のカフスを外しましょう。シャツの構造上、カフスを外さないと、上手く腕まくりすることができません。また、カフスを外した状態から折りたたんでいくことで、見栄えの良い腕まくりの状態になるので、カフスを外さずに適当にまくろうとすると、見栄えとしても良いものにはならないでしょう。

腕まくりの方法【2】:ラフに腕まくりしたい場合

腕まくりと言っても、暑さの調整で腕まくりをする場合と、ファッションの観点から腕まくりをしたい場合がありますよね。まずは、ファッションとして腕まくりをする場合の、おしゃれなまくり方をご紹介していきます。上記でも触れましたが、カフスのボタンを外したら、まずは1度、カフスの部分を折りたたみましょう。

しかし、1度折りたたんだだけでは、まだ腕まくりにはなりませんよね。続いて、中央部分だけ(※1)を軽く折りたたみます。感覚としては、1.5回折りたたんだような形になるでしょう。

上記のようにカフスを折りたたんだら、あとは袖の部分を軽く上へと引っ張っていくだけ。軽く着崩したような、ラフな雰囲気がスタイリッシュな印象を演出します。

腕まくりの方法【3】:しっかり腕まくりをしたい場合

ビジネスシーンなどで、どうしても暑かったり、袖が汚れそうな作業をしたりする場合も、シャツを腕まくりすることになりますね。そのような場合は、上記でご紹介したようなラフな腕まくりではなく、しっかり腕まくりをする必要があります。

ファッションではなく、機能性の問題からしっかり腕まくりをしたい場合は、カフスを外した状態からカフスを折り、そのまま何度か袖を折りたたむようにしましょう。袖やカフスが下がってこない状態で、更に窮屈ではない程度に折りたたむことで、しっかり腕まくりすることができるはずですよ!

シャツは臨機応変に腕まくりして、快適でおしゃれに着こなそう!

いかがでしたでしょうか?今回は、「シャツの腕まくり」をテーマにして、腕まくりに関するマナーや常識、またきれいに腕まくりをする方法などをご紹介しました。シャツを腕まくりすることは、時には禁止されていたり、マナー違反と見做されたりします。

しかし、時と場をわきまえて臨機応変に腕まくりすることで、いつものシャツをよりおしゃれに着こなしたり、より快適に着用したりすることが可能になります。シャツの腕まくりに関するマナーと正しい方法を覚えて、臨機応変に腕まくりをしてみてはいかがでしょうか?

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