雑談ってしなきゃだめ?
あんまり面白くなく、興味もなく、何を話せばいいかわからない人との雑談って必要なのか??と疑問に思う人もいると思います。しかし日本では沈黙は関係を気まづくさせてしまうものの一つなのです。わざわざ雑談しなくてもいいじゃんと思っているあなた、実はそれ雑談が苦手だということを隠してるんですよ。雑談があるだけで、その場の空気が良くなるのは間違いないですが、周りの人から「この人、話しやすいな」と思われて思いもしない事を聞き出せるかもしれないのです。
雑談の苦手を頑張って克服しましょう。
雑談力をつけると上司に気に入られる!
部下とあなたが喫煙所で三人だけになったとしましょう。片方はずっと無言でタバコを吸い続けています、もう片方の部下はあなたに話しかけてきました「〇〇さん夏休みどっか行くんですか〜?」その一言だけで会話が始まります。人はコミュニケーションを取らない限りいい関係を築けないのです。そして適当な会話をしているだけで暇な休憩時間も楽しいものとなるのです。こうした場合、あなたは無言の部下より話しかけてくれた部下の方が楽しい人だなと思い、気に入るでしょう。
このように少しの雑談でいい関係を築くことができるのです。
雑談力をつけると人生が楽しくなる
「雑談で人生が変わるなんて大げさな」と感じた方もいるでしょう。しかし雑談力の高い人は人に好かれ、様々な人のことを知ることになるのです。仕事以外で人と人が話すことの半分以上が雑談と言ってもいいでしょう。雑談が得意か苦手かで、人生で知り得る情報の量が全く違うのです。
仕事のスキルとしての雑談力
仕事で初対面の人にあった時にいきなりビジネスの話をしてみるのはどうでしょう。初対面でいきなりビジネスの話する人と仲良くなれるとは思いませんよね。安倍首相もトランプ大統領にあった時に「お孫さんのPPAPの動画とても可愛いかったですね」と話しかけたそうです。そんな意味のないこの雑談で始まった会話で二人は仲良くなったそうです。いきなりTPPの話などをしだしたら、関係はギクシャクしてしまうでしょう。このように雑談は初対面の人との距離を縮めたり、相手の人間性を知ることができ、それにより仕事が円滑になるでしょう。たわいのない会話で相手と打ち解けられて、次会った時も気軽に話ができるでしょう。こうしたスキルが今の社会には求められています。
雑談が苦手であんまり話が続かない人のための克服方法
雑談が苦手なのは簡単に克服できます!
会話は苦手だし、この人とは話続かないだろうし、雑談しようとして会話が止まり、より気まづくなってしまうのではないか??と思って雑談しなくていいか。と思ってしまうことはあると思います。しかし簡単な方法で雑談の苦手は克服できるのです。それは日常的に「面白いことを探す」のです。
日常的に面白いことを探していると、人は変わるのです。面白いことを探しておけば雑談も弾むでしょう。そして自己開示も大事なのです。面白いなと思ったことを雑談で話してみると、共感されたり、「それは違くないー??」と否定されたりします。しかし自分の意見を言ってみるということは、心をオープンにしている証拠なのです。自分が心をオープンにしたら、いつの間にか相手も心をオープンにしてくれてることでしょう。面白いことを探して、それも相手に言ってみるだけで会話が弾み、深い話に踏み込んでいくことができ、相手との親密度が上がるでしょう。
そして、「私は雑談が苦手だ」と思い込むのは良くないでしょう。苦手だと思っているから話そうとしなくなるのです。「別に雑談は苦手じゃない!」という姿勢で人に話しかけてみましょう。
相手の話を聞きまくる達人になるには
面白いことを探すようになると、人の面白い話や深い話などがきになるようになります。雑談力をあげるにあたり人に興味を持つことはとても大事なことなのです。人の話を聞きたくなると人は自ずと聞き上手になるものです。
yesかnoで答えられる質問は避けるべきではありますが、人に興味を持つとそのような質問でもいろいろ聞いてしまいます。それでもいいのです。「こいついろいろ聞いてくるなあ」と思われても、それと同時に「俺にそんなに興味を持ってくれてるのか」とも思うのです。
yesかnoで答えられない開かれた質問をすると、深い話に踏み込むことができます。
人を好きになることの重要さ
「人を好きになる」ことが人に興味を持つための一番の近道でしょう。人を好きになるって、そんな必要ないだろと思う方もいるかもしれませんが、人を好きになると人生が楽しくなるのです。
人を好きになると、自ずと人を楽しませてあげるようになります。「人を楽しませてあげよう」というのを心掛けることが重要なのです。楽しませようとするだけで他人から好かれるようになるのです。人から好かれるようになれば、人と話すのが楽しくなり、気軽に人に話せるようになります。そうなると初対面でどんな人かわからない時でも、話してみたらすぐ仲良くなれます。
人と話すことに対する苦手が減っていき、楽に人間関係を築くことができると人生はより楽しく面白いものに変わります。
雑談に使えるネタってどんなのがあるだろうか
職場において雑談が苦手な人でも簡単に使えるネタ
職場ではいろいろな場所で雑談が必要な時がくると思います。そこで雑談が苦手な人でも簡単に使えるネタはどんなのがあるかを考えてみました。職場というのはいつものメンバーがいる場所なので最初は「どんな音楽聴くの?」や「どんな映画観るの?」と言った個人のことを聞いてみるのが良いでしょう。好きなアイドルが一緒だったりしたらその瞬間に仲が深まって、一緒にコンサートに行くようにもなるでしょう。また、好きな映画のジャンルが一緒だなって思ったら「今度〇〇観に行こうよ」と誘ってみてもいいでしょう。
このように個人の趣味などを聞いてみると、その後もいい関係が築けるでしょう。また、上司と雑談をする時もきます。その時は「ここら辺で美味しいラーメン屋とか知ってます〜?」と聞いてみたりすると上司は「自分に頼ってくれてるな」と思い、頑張って考えて答えてくれるでしょう。答えに対しての反応も重要です「えーそんなのあるんですか!すぐにでも行きたいですわ!!」などど、テンション高めに言えば連れてってくれることでしょう。これで上司との関係はとても良いものとなります。
そして男性の場合、話しにくい女性との雑談の時はあんまり「きもいな」と思われないことを聞かないとダメですね。「シャンプー変えた?」とかはさすがにきもいと思われますので「髪切ったんだーいいじゃーん」ぐらいのことと言うとちょうど良いでしょう。
女性の場合の話しにくい男性との雑談の時は「〇〇さんって面白いですよねー!」などと適当に褒めれば良いでしょう。その時の返事で「なんか面白い漫画とかないですかー?」といったことを聞いてみるのもいいでしょう。新人との雑談もやはり「どんな音楽聴くの?」などどいったことを聞くと話しは弾むでしょう。そういった身のない会話こそが一番職場で関係を築きやすい会話です。
営業先での雑談において使えるネタ
営業先では初対面の方が多いので、いきなりあまり個人的な質問をするのは良くないのです。雑談が苦手な人は初対面の人との会話が一番苦手だと思っている人が多いでしょう。
知らない人にいきなり「どんな音楽聴くんですか?」などと聞かれたら驚いてしまうでしょう。
営業先では信頼関係を勝ち取ることが重要なので、変な人だなと思われて煙たがられないようにするには、「この人と話すのは楽しいな」と思わせることが大切です。例えば行く途中に起きた自分にとって不都合なこととかを「〇〇があったんですよ〜」といった感じでエピソードトーク風に話すといいでしょう。自分にとっての不都合なことは他人にとっての面白いことなのです。
営業先では聞き上手になることも大切になってきます。良い相づちの仕方を考えてみるといいでしょう。例えば「あぁ〜そうなのですか!知らなかったです!」など「それは凄い…」などと言った相づちで相手はもっと話をしたくなるでしょう。
面白いことを探し、人を好きになり、相手のことを少し考えるだけで雑談力は付いてきますよ。苦手な雑談を克服し、もっと社会で人に好かれる人材になりましょう!