親・友達への妊娠報告の仕方|会社や職場の人への妊娠報告の仕方

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親・友達への妊娠報告の仕方

待望の妊娠がわかったら、どのように報告をすればいいでしょうか。
親や友人、お世話になった人には?
会社、職場の人にはいつ、どのようにしたらいい?
初めての妊娠の場合は特に、わからないことだらけですよね。
ここでは、妊娠が発覚した後の理想的な妊娠報告の仕方について紹介させていただきます。

親への報告の場合

基本的に、親への報告は誰がしないといけないというわけではありませんが、やはりここは自分の母親、父親への報告は妊婦の方がご自身で報告するのが通例です。
逆に、旦那様の母親、父親への報告は、旦那様にお願いするのが自然な流れです。
一家の主として旦那様が報告するというご家庭もあるようで地域がらもありますが、特に全国的な常識の範囲としては、自分の母親、父親にそれぞれが報告するという方法で失敗はないでしょう。

友達への報告の場合

友達への報告は、基本的には会って報告するのが一番いいでしょう。
言われたお友達も、おめでたい話を直接言ってもらえるととてもうれしいことと思います。
もし遠方だったり忙しかったりでなかなか直接いう機会がない場合は、もちろん電話やメールなどでも構いません。
ただし、最近では妊娠の報告にも慎重になってきている方が増えているのが現実です。
昔は妊娠3ヶ月からは安定期といわれていましたが、昨今では妊娠4ヶ月からとされていますし、働く女性が増えたことや高齢出産が増えたことなど様々な要因から切迫流産、切迫早産などの可能性も考え、「聞かれたり、会ったときにお腹を見られて気づかれたので報告した」という人の割合がとても多くなっています。
また、お友達が不妊治療をしている最中であるといった場合には特に配慮をしてあげるべきでしょう。
不妊治療は人に言って回るものでもありませんから自分が知らないうちに仲の良い友達が不妊治療でなかなか授かれず、つらい思いをしていたという可能性もなくはありません。
そのため、「特段、妊娠したという報告をあえてはしない」という選択が増えてきているのが昨今の特徴です。

会社や職場の人への妊娠報告の仕方

まずは直属の上司にだけ伝える

妊娠報告を会社や職場の人には、まずは直属の上司に伝えるようにしましょう。
必ずしも、職場のメンバーみんなの前で伝える必要はありません。
自分の信頼している直属の上司に妊娠報告をし、その後どのタイミングでみんなに周知するのかということは上司と相談するのがいいでしょう。

あまり広め過ぎないのがベスト

紹介した通り、妊娠報告はあまり広め過ぎないように直属の上司だけにとどめておくことが無難です。
妊娠中というのは、生まれるまでは母子ともに何があるかわかりません。
万が一流産してしまった場合など、あまりに妊娠報告を広めすぎてしまうと悲しい流産の報告をして回らないといけないことにもなりかねません。

妊娠報告はいつするもの?

原則的には安定期に入ってから

妊娠報告をするのは、原則的には安定期と呼ばれる妊娠4ヶ月に入ってからにしましょう。
妊娠初期では、陽性反応を見て母子手帳をもらってうれしいことがたくさんあり、報告したくなる気持ちはわかりますが、生活を共にするご主人やご両親など以外の方に報告することはあまりお勧めできません。
なぜなら、陽性反応が出て胎嚢を確信した後の初期流産なども決して珍しくはありませんし、初期流産は防ぎようがありません。
母体がどんなに安静にしていても、栄養を摂っていても、染色体異常などの原因から流産してしまうことになります。
そのため、妊娠初期の段階で伝えるのは、ご主人や実母実父くらいにとどめておくのがベストでしょう。

例外的に妊娠初期に報告したほうがいい場合

原則的には、安定期に入ってからがおすすめですが、例外的に妊娠初期に報告をしたほうがいい場合もあります。
それは、妊娠初期の段階でひどいつわりにより、仕事がままならないというような状態の時です。
つわりは人によっても妊娠によっても程度は異なるため、1人目を産む際につわりがなかったからといって、2人目につわりがないとも限りません。
また、ひどいときには水さえ飲めず、重傷妊娠悪阻という病気として判断され入院する場合もあります。
一般的には、妊娠4週ごろから10週から12週くらいには収まるといわれていますが、これも本当に個人差があります。
また吐きつわりで家からどころか、トイレから出られないような人もいれば、つわりは重いけれど食べつわりで、食べていたらまだ何とか仕事は出来るというような人までさまざまです。
さらに、時期によってつわりは症状を変えることもあります。
吐きつわりで苦しんでいたら、次は食べつわりになったという話も少なくありません。
こういった1日でコロッと変わってしまう可能性がある妊娠中の体質を考えると、変わりがいない仕事や、交代制、夜勤性などの仕事についている方に限っては、妊娠初期から報告しておくことをおすすめします。
周りの理解を得るという意味で、「まだ初期の段階ですが、つわりがあるため…」と正直に話すことが一番です。
中には「妊娠は病気じゃない、つわりは気合で乗り切れる」と心ない言葉も聞きますが、決して無理をせず、上司に相談するようにしてください。

旦那様としっかり報告のタイミングを相談すること

意外と男性は「妊娠=10か月ほどすれば出産」と思ってしまう方が多いのが現状です。
ですが、実際は初期流産や切迫などで母子ともに健康に出産を終えられるかどうかなんて、生まれるまで分かりません。
女性は妊娠前にそういったことを調べて知識として身に着けていることが多いですが、男性は意外と知りません。
そのため、妊娠初期の段階で旦那様が浮かれてお友達や会社の人に言いまわっていた、なんて話もよくあることなのです。
旦那様に報告をした際には、周りにはい伝えるのかということもしっかりと相談するようにしましょう。

妊娠報告のサプライズで伝えたい!

妊娠報告をサプライズで伝える相手は?

サプライズで妊娠報告を伝えるのは、やはり第一位は旦那様に、でしょう。
妊活をしているご夫婦や「自然体でできたらいいね」というスタンスで居たご夫婦でも、やはり奥様の妊娠は旦那様にとってはとてもうれしいものです。
次に多いのが、ご両親へサプライズで伝えるという方です。
お互いのご両親にとっても、かけがえのない孫の誕生はとてもうれしいものです。
突然サプライズで伝えられたら、喜びは倍増すること間違いないでしょう。

おすすめ方法1:メールでエコー写真を添付

旦那様やご両親とメールをしながら、そのメールにエコー写真を添付するという方法です。
突然すぎて相手もとっても驚いて喜んで電話してきてくれることもあるのではないでしょうか。
エコー写真をぱっと見て、お母さんはわかっても旦那様やお父さんはちょっと気が付かない場合もありますのでその時は一言加えてみましょう。
「これから10か月は、お酒のお供ができないけどごめんね」「たばこは外で吸ってね?」などと一言添えればよほど鈍感な人でない限り、ぴんと来てくれるはずです。

おすすめ方法2:ビデオレター風

今時は携帯で動画を撮影し、遠く離れた人へちょっと重いデータでも送れる時代ですから、動画で伝えるというのもおすすめです。
例えばご両親へのサプライズであれば、夫婦二人でしっかりとメッセージを事前に考えて、「これから子育てを頑張るから見守っていてね。」というニュアンスで伝えるのがおすすめです。

おすすめ方法3:プレゼント

何かしらの理由をつけて、ご両親へプレゼントを渡します。
そのプレゼントの中に「こんにちは、おばあちゃん」などといったメッセージを付けて渡すのもとても素敵でおすすめです。
海外の妊娠報告サプライズで、「こんにちは、おばあちゃん」「こんにちは、おじいちゃん」と書かれたシャツをプレゼントし、ご両親が大喜びで涙している動画が大人気となっていて、この方法をチョイスする方も少なくありませんよ。

妊娠報告は体調と相談しながら夫婦で決めましょう

いかがでしょうか。
いつ、だれに妊娠報告をするかというのは、意外と妊娠してから悩むものです。
妊婦さんの体調や妊娠経過をしっかりと確認しながら、ご夫婦が納得できるタイミングで妊娠報告をするようにしてくださいね。

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