行きたくない飲み会の断り方・断る理由の作り方と例

ビジネススキル

「行きたくない」時の断る理由

「飲み会に行きたくない、でも、どうやって断ろう、、」と悩むということは、「行きたくない理由に正当性がない」ということだと思います。
例えば、

・なんとなく気分が乗らない
・ダイエットをしている
・テンションについていけない
・次の日に支障が出てしまう(から行きたくない)

とこんな感じでしょう。例えばもし「親戚の不幸があって、、」や「明日から出張で、、」などの正当な理由があれば、誰もが納得しますよね。しかし、上記のような理由で行きたくない、という場合、とても仲のいい同僚でもない限りストレートには言えないものです。人によっては、「自分たちとうまくやる気がないのか」と捉える人もいるかもしれません。

ではどのように飲み会を上手く断ればいいのでしょうか?これから「行きたくない飲み会の断り方」の例を紹介していきたいと思います。

電車やバスの時間

住んでいる場所・地域によっては、「バスの時間・電車の時間が早いので」と言って断ることもできます。特にバスの場合は、最終の時間が電車のように周りに知れ渡っていることも少ないので、相手にも疑われにくいです。

病院の検査が控えている

たとえば健康診断を控えているという場合、お酒の摂取を控えるのは当たり前です。もしお酒を飲めば、アルコールを分解するために肝臓が活発に動き、肝機能の数値が上がってしまいます。そうなれば再検査の可能性さえ考えられます。

このような具体的な事まで挙げれば、誘った方も「しょうがないか」と納得してくれるかもしれません。

先約がある

急に決まった飲み会・その場のノリで決まった飲み会だったら、「先約がある」は正当な理由です。

「なかなか会えない地元の友達と約束をしてて、、」
「彼女(彼氏)との記念日で、、」

と言えば「地元の友達」「彼氏(彼女)」は誰か特定することは難しいので、疑われにくく、断ることができます。

宅急便が来るから

これは、もしあなたが、「宅急便が来るから帰らなければいけない」とそのまま言えば、飲み会大好きな同僚は、「そんなの再配達してもらえればいいじゃん~!」と返してくるかもしれません。しかしここでもう一言付け足します。

「実家から生ものが送られてくるので、なるべく早く受け取りたい」

「生もの」は腐らないように、受け取るときは送り手の方から電話などをし、受け取りの時間を確保してもらったりするものです。そのようなことを言われれば、相手も仕方ない、と納得してくれるはずです。

妻(夫)・家族がいるから

もし配偶者がいる場合、断る理由を相手にしてもいいかもしれません。誰でも家庭はありますし、特に新婚の場合は飲み会に行って帰りが遅くなれば相手も寂しがります。この理由をより強力にするために、「以前帰りが遅くなった時に妻に怒られたから、今回は早く帰らなければいけない」と言えば説得力が増します。

また、他の理由として
「親(子供)病気で看病しなくてはいけない」
「遠くから親戚が来るから、、」と言ってもいいかもしれません。

体調不良

これは、よく使える手段です。本人が体調不良という限り、誰もそれを否定することはできません。体調不良の例として「風邪」は一般的ですが、もし風邪の症状が全くない場合、「微熱」や「頭痛」であれば、外からばれることはありません。

「行きたくない飲み会を断る」時のマナー

ここまで、「行きたくない飲み会」をどのような理由で断ったらよいのかについて紹介してきましたが、やはり断った後は後味の悪くなるものです。ここからは、「飲み会に断りつつも良好な人間関係を保つ」ためにどのようなことに気を付ければよいのかについて、お話ししていきたいと思います。

極端な嘘はつかない

飲み会を断るとき、まさか「飲み会好行きたくないから、、」なんて言えませんよね。なので上記のような理由を使っての、多少の嘘は仕方がないかもしれません。
しかし、あまりにもあからさまな嘘や、毎回同じ理由など、相手に勘付かれそうな「嘘」は控えるべきです。

例えば、先ほど紹介した、
「地元の友達と約束があって、、」という理由を使う時、もしもその会社に自分と同じ地域の出身の人がいる場合は気を付けなければいけません。相手に「地元の子ってだれ?」と聞かれてしまったら面倒なことになってしまいます。

また、「妻が怒るから早く帰らなければいけない、、」という理由を使う時も、もし誘ってくれた相手が、自分の妻と会ったことがある・話をしたことがある、など何かしらの情報を持っていたら「奥さんそんな人だったっけ?」と疑われる可能性があります。

「残念、、」という思いを表現する

行きたくないとは思いつつ、せっかく誘ってくれた相手に少しでも敬意を払い、今後も気持ちよく付き合いを続けるために、断り方には気を付けなければいけません。そこで断った後、後味を少しでもよくするために絶対にしなければいけないことが、「行きたかったけれど、参加できなくて残念」という気持ちを伝えることです。

例えば、なにか理由を付けて断った後に
「(子供は)なんで飲み会のある日に限って熱なんか出すんだろう、、」
「(親は)生ものまでわざわざ送ってこなくてもいいのに、、」

と表面上だけでも、「そんなことで帰らなければいけないなんて残念、、」という思いを表現しましょう。また、「もともと飲み会が嫌い」という人ではなく「今回だけちょっと行きたくない、、」という人であれば、
「次は必ず行くから!」
「今度私から誘う!」
と飲み会に対して積極的な態度を示せば、相手は「今回は仕方がなかったんだな」と素直に納得してくれるでしょう。

飲み会に行かないキャラを確立する

もしもあなたが「もともと飲み会は行きたくない」という人であればもとから「飲み会に行かないキャラ」を確立してしまうのも一つの手です。

もちろんこれをするには、周りの空気・メンツ・社内での自分のキャラもあり、「難しい」という人もいるかもしれません。ただ、もしも誘ってくれる相手が仲の良く・理解のある同僚などであれば、この手を使うのもアリです。

「○○さんは飲み会行く人じゃないから」という理解があれば、誘う方も、「たぶんこの人行かないだろうな」と思いながら案の定断られる、ということもなし。断る方も、「どうやって断る口実を見つけよう、、」という考え込む必要もなし。

このキャラを確立してしまえば、誘う側も、誘われる側も、変に気を使う必要がなく、お互いに気持ちよく付き合いを続けることができます。

意外といる、飲み会へ「行きたくない人」

ここまで、「行きたくない飲み会をいかに断るか」についてご紹介してきました。「みんなでパーッと楽しもう」としている空気の中、自分だけちょっと行きたくない、、というのはとても気まずいものです。しかし、あなた以外のみんなが飲み会に積極的かというと、、そうでもないかもしれません。実際参加者の本音を聞いてみると、

「実はお財布がそろそろやばい、、」
「出欠連絡の時に出席にしちゃったから行かなきゃ、、」
「あそこの居酒屋あんまり好きじゃないんだよね、、」

など、実はあまり乗り気ではない人も結構いたりします。また参加した人に後日、「どうだった?」と聞くと「まあまあって感じ、、」とイマイチな反応をする人もいれば、「つまらなかった。金をどぶに捨てた気分、、。」とさえ言う人もいます。このようにあなたと同じく、飲み会に乗り気ではない人は実は意外といます。また、
「今日はお金がなくて」
「乗り気ではない」
という不純な理由も、誰でも一度は思ったことがあるはずです。

せっかくの飲み会を断るのはとても気が重いですが、誘った相手も周りも、あなたが思っているより「暗黙の了解」であなたの「行きたくない」気持ちを分かってくれているかもしれません。気が乗らない時に3000~5000円も払って無理やり行くより、あなたが「行きたい」と思う時に思いっきり楽しんだほうが、時間・お金の使い方ともにスマートだと思いませんか??

あまり気にしすぎないようにしよう

いかかでしたでしょうか??

「誘う」・「断る」というやり取りは飲み会に限ったことではありませんが、断られた相手もあなたが思うほど気にしていません。また、「参加しなかったから、私以外で話が盛り上がってついていけなくなるかな、、」と心配する人がいますが、これも、大体みんな酔っぱらって次の日には何を話していたかさえ忘れている人が多いです。

「行きたくないな、、」と思たときは、あまり考えすぎずに、「さらりと断ろう」というくらいの心意気で、会社の人とうまく付き合っていきましょう。

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