通勤方法はさまざま
現在は、都市部の家賃が高いために少し離れたベットタウンから通勤するという人も少なくありません。また、公共交通機関も多様化しているので、通勤方法もさまざまです。私たちは、数ある通勤方法の中から最良の方法を選ばなくてはいけません。
時間優先なのか、交通費を重視して選ぶのか、何を一番に考えるかによって通勤方法も変わってきます。自分にとって一番良い通勤方法を考えてみてください。
企業によっては指定されている場合も
通勤方法は自分で選べると言っても、駐車場がないような会社は公共交通機関を利用して欲しいなど、企業によっては指定される場合もあります。その場合は、近隣に住むか、駅の近くに引っ越すなどの方法が考えられます。最寄りの駅、バス停は歩いてどのくらいの距離にあるの調べましょう。
通勤は毎日のことなので、最寄駅からあまりに離れていると大変になってきます。許容範囲がどのくらいかを考えて選びましょう。
「通勤手段別」通勤方法の書き方5つ
通勤方法はさまざまありますが、大きく分けて5つになります。ここからは、通勤手段別で通勤方法の書き方を5つ紹介していきます。自分はどれに当てはまるのか考えてください。会社に通勤方法を伝えるときに重要になります。自分にとって一番良い通勤手段を選んでください。
書き方1:電車
JRや市電で通勤する場合は、交通手段は電車になります。毎日通勤するので、定期券を購入すると良いでしょう。交通費を請求する場合は、定期券の金額を支給してもらうことになります。お金を支給するのではなく、定期券そのものを支給してくれる会社もあります。
定期券を使用する場合、休日利用しても交通費がかからないのでお得です。座ることができれば通勤時間で本を読んだり仮眠したりと有効に時間を使うことができます。
書き方2:バス
最寄にバス停がある場合は、通勤手段はバスと書きます。毎日の通勤で利用するので、バスの場合も定期券の購入をおすすめします。定期券そのものを支給してくれる会社は、定期券をもらいましょう。定期券は休日に使用しても交通費がかからないのでお得です。
バスは乗り遅れると次の便まで時間が空いてしまうといったこともあるので、余裕をもってバス停に向かいましょう。バスの場合も座れたら時間を有効に使うことができます。
書き方3:マイカー
マイカーで通勤する場合は、自動車または車と書きます。会社に駐車場がある場合はマイカー通勤で、ガソリン代が支給されることがあります。都市部などでは駐車場がない会社も多いため、駐車場の料金を自分で負担したり維持費のことも考えるとあまりおすすめはしません。
また、渋滞にはまってしまうといつ会社に着くかわからないということもあるので、注意が必要です。事故などにも気を付けてください。
書き方4:自転車
家から会社まで自転車通勤を考えている場合は、自転車と書きましょう。自転車は停めておくのに場所も取りませんし、交通費もかからないのでおすすめです。毎日の運動にもあるので、健康にも良いです。
自転車は天候などにも左右されるので、天気が悪い場合や荷物が多い場合に注意してください。また、良い自転車を購入すると盗難の心配もあるので、防犯登録をしたり開けにくい鍵を使うなどの防犯対策も必要になってきます。
書き方5:徒歩
自宅から会社まで歩いて通える距離であれば、徒歩と書きます。この場合は、お金がかからないので交通費の支給はありません。天気の悪い日には通勤が少し大変になりますが、毎日一定量歩くことになるので健康には良いでしょう。女性は、残業などで帰りが遅くなる場合は注意しましょう。
会社で、タクシーチケットがもらえるという場合は、そちらを活用してください。
申請時の注意点3つ
ここまでは通勤手段について紹介してきましたが、会社にはどのように申請したら良いのでしょうか。通勤方法を申請する時には、注意することが3つあります。
ここからは、申請する時に注意する事柄について詳しく紹介していきます。参考にして申請用紙に記入してみてください。
1:通勤方法を偽らない
マイカー通勤しているにも関わらず、電車で通勤しているなどと通勤方法を偽らないでください。通勤方法を偽って事故に遭ったとしても労災認定されますが、信用を失ってしまいます。最悪の場合は、横領とみなされて訴えられるということも考えられます。
会社で気持ちよく仕事を続けていきたいと考えるならば、通勤方法は正確に申請しましょう。信用は一度失ってしまうと、取り戻すのは大変です。
就業規則を確認
多くの会社は、就業規則で交通費の支給基準が決められているので、就業規則をしっかりと確認しましょう。
交通費が支給基準より多い場合は、はみだした金額は自己負担となります。自己負担額があまりに多い場合は、通勤手段を考え直した方が良いでしょう。逆に手当てが出るにも関わらず、徒歩や自転車などの交通手段にこだわる必要はありません。
自分が無理なく通勤できる、最良の方法を選んでください。
3:通勤方法が変更になったらすぐ申請
通勤方法が変更する場合は、交通費の支給額も変わってくるのですぐに申請してください。ただし、通勤方法の変更は正当な理由がある場合に認められます。
申請した通勤方法が数十分通勤時間が短くなるが、交通費が何千円も上がってしまうような場合は認められないということもあるので、注意してくだいさい。また、何度も通勤手段を変えるというのもおすすめできません。
最初に決める段階で、最良の方法を考えておくと良いでしょう。
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通勤方法を提出する理由3つ
皆さんは、当たり前のように通勤方法を会社に提出していますが、なぜそうしなければいけないのでしょうか。ここからは、通勤方法を提出する理由について3つ紹介していきます。よく理解して、最良の通勤方法を決めて申請書を提出しましょう。
1:通勤労災
通勤労災とは、通勤の時に事故に遭ってケガなどをしてしまった場合に保険金の給付を受けられる保険制度のことをいいます。通勤方法を正しく伝えていれば、通勤労災を受けやすくなります。
通勤の時の事故でのケガや病気と認められると、療養給付や休業給付などを受けることもでき、仕事を休んでいる時の生活の保障もされます。
通勤手当の算出
通勤手段を提出する大きな理由が、通勤手当の算出にあります。会社では通勤にかかる交通費を一部、または全額支給してくれるところがあります。
通勤手当を支給する時に、通勤手段によって金額が変わってくるので申請が必要になります。就業規則によって支給基準が決められているので、そちらも確認してください。
通勤経路が妥当か判断
通勤にかかる時間や交通費によって、通勤経路が妥当かどうかを判断します。通勤時間は短いけれど、交通費が高額になれば通勤手段も考え直さなければいけません。逆に、交通費はかからないけれど通勤に時間がかかり遅刻が多いという人も同様です。通勤は合理的で経済的でなくてはいけません。
通勤方法は正確に提出して手当てを受けよう
通勤方法は、会社で気持ちよく仕事をするためにも正確に提出して、妥当な手当てを受けましょう。交通費がかからないから最寄りの駅まで徒歩にしても、天気が悪い日には最寄り駅までバスに乗ったりすればバスの代金は自分で支払うことになり負担になってきます。この場合は、バスと電車を両方使うと申請しましょう。
支給基準内であれば、手当は支給されます。自分にとって負担にならない通勤手段を選びましょう。