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2019年06月22日

システム構築の品質評価のポイント10|システム開発の成功の指標QCD

システム構築における品質評価は納品先のみでされるものではなく、自分たちでも行うべきものとなっています。具体的にシステム構築における品質評価のポイントを10個ほど紹介し、システム開発の成功の指標であるQCDとはいったい何なのかも解説します。

システム構築の品質評価のポイント10|システム開発の成功の指標QCD

システム開発の成功の指標QCD

システム構築の品質評価のポイント10|システム開発の成功の指標QCD
システム開発における成功の指標として取り上げられることが多いのがQCDです。このQCDとは簡単に説明すると「品質(Quality)を維持しつつ費用(Cost)をきちんと予算内に抑えて、納期(Delivery)以内に依頼を完遂する」という考え方となります。

言葉で言うには非常に簡単ですが、実際にこの言葉を100%守ってシステム開発をすることは困難であり、永遠の課題でもあります。

システム開発の成功の指標QCD:Quality(クオリティ)

システム構築の品質評価のポイント10|システム開発の成功の指標QCD
システム開発を成功に導くには常に高品質のソフトウェアを提供し続ける必要があります。

どのような機能があるのか、信頼性が高い商品に仕上がっているのか、作業性は高い物に仕上がっているのかもソフトウェア的には品質に該当します。もちろん、納品されたソフトウェアで何かトラブルがあったときの保守性やアップグレードのしやすさも重要です。

システム開発の成功の指標QCD:Cost(コスト)

システム構築の品質評価のポイント10|システム開発の成功の指標QCD
システム開発の成功の指標におけるコストは受注が終わった後に安くなることは基本的にはありませんので、きちんと予算内に抑えることが重要です。

仮にオーバーしてしまった場合は、何らかの理由で人件費が余計にかかってしまったケースでしょう。たとえば次々と機能が欲しいと命令が飛んできたり、運用面でのコストがどれだけかかるか把握していなかったケースなどが該当します。

システム開発の成功の指標QCD:Delivery(デリバリー)

システム構築の品質評価のポイント10|システム開発の成功の指標QCD
システム開発以外のどの仕事においても納期を守ることは非常に重要で、どれだけ詰められるのかが勝負となってきます。

これがシステム開発といった仕事の場合はプログラミングに入る前の要求定義でユーザーの要望を理解した上で、どのように実現するのかをはっきりさせるところが最も重要になります。ここがあやふやだと品質も落ちます。

システム構築の品質評価のポイント10

システム構築の品質評価のポイント10|システム開発の成功の指標QCD
システム構築における品質はある程度評価するポイントが決まっています。以下に要求定義や要件定義の段階で明確化された仕様をシステム化できるかどうかです。

それをより細かく一つ一つ解説して参ります。保守性や試験制以外に理解可能性や完全性といった項目も重要です。

システム構築の品質評価のポイント1:理解可能性(Understandability)

プログラムを構築する前の段階で行う要求定義や外部設計、内部設計の段階は非常に重要ですが、そこで決めた項目がプログラムを構築する人たちに全く伝わらなかったら元の木阿弥となってしまいます。

つまり、システム構築を評価するためのポイントとして設計をした人間がそのシステムを構築するために必要なことは何か、わかりにくくなっている部分はないのかを理解しているのかが重要となってきます。

システム構築の品質評価のポイント2:完全性(Completeness)

システム構築の評価に繋がる完全性とは課題点や問題点として取り上げられている物を矛盾することなく設計できているかどうかです。

専門性を必要とせずに仕事の効率を向上させるシステムが求められることがシステム開発では多いのですが、大概のケースでこれは矛盾をもたらしてしまうので、この矛盾をどのように昇華するのかどうかがポイントとなります。

システム構築の品質評価のポイント3:簡潔性(Conciseness)

システム構築の品質評価のポイント10|システム開発の成功の指標QCD
システム構築の品質評価に繋がる大きなポイントが、以下に簡単に使いこなすことができるシステムになっているかどうかです。

高性能なソフトは簡潔性から遠のいていることが多いので、ユーザーの使いやすさを開発者側がどれだけ理解して実現しているのかが重要になります。熟練したエンジニアほどその技量は一般ユーザー離れするので、落とし穴にもなりやすい部分です。

システム構築の品質評価のポイント4:移植性(Portability)

パソコンなどの電子機器はサイクルが非常に早く、かなりのサイクルで買い換えを行う必要すらあります。そのため、システム構築の評価ポイントには移植性も入ってきます。

特定の機械でしか動かすことができないようなシステムでは今の時代は評価されないことが多く、性能がどれだけ高くても敬遠されがちになってしまうでしょう。

システム構築の品質評価のポイント5:一貫性(Consistency)と構造化の度合い(Structuredness)

品質アップには多くの人たちの協力が必要ですが、そこに一貫性がないとコストも非常にあがりトラブルにもなりやすくなります。

システム構築において高評価を得るためにはある程度のルールを開発集団に認知させてから開発させないとソースコードが読めないと言った単純な問題が多発してしまうでしょう。この解消にはかなりの時間がかかるのでそれだけでロスも増えます。

システム構築の品質評価のポイント6:保守性(Maintainability)

システム構築の品質評価のポイント10|システム開発の成功の指標QCD
システム構築での品質評価に繋がる保守性とはいわゆるメンテナンスがしやすいかどうかです。

しょっちゅうメンテナンスが必要なシステムは品質評価の時点でマイナスになってしまいますが、壊れにくいが非常にメンテナンスがしにくい商品も品質評価としてはマイナスになってしまうでしょう。

システム構築の品質評価のポイント7:試験性(Testability)

システム構築の品質評価ポイントとなっている試験性とは、不具合があるかどうかを確認するための各種テスト項目が簡単に実施できるかどうかです。

不具合があった際にその不具合が階層まで調査する必要があり、見つけるまで非常に時間がかかるのは問題です。この試験性は先ほど記載した保守性と非常に関連性があり、試験性の高さは保守性の高さに繋がります。逆に低いと保守性の品質評価も下がります。

システム構築の品質評価のポイント8:ユーザビリティ(Usability)

ユーザビリティとは操作性を含めた使いやすさです。つまり、システム構築の品質評価におけるユーザビリティもユーザーにとってどれだけ使い勝手が良いのかどうかとなります。

マニュアルが簡単に参照できる仕組みがあるのか、直感的に操作できるようになっているのか、何か問題が発生してもエラー内容がわかりやすく表示されるようになっているのかなど、多くの要素を抱えています。

システム構築の品質評価のポイント9:効率性(Efficiency)

システム構築の品質評価における効率性とは、システムが動いているときにリソースがどれだけ無駄になっていないかです。

業務システム全体の効率性はこちらの効率性ではなく一貫性や理解可能性に含まれているでしょう。こちらのポイントは与えられたリソースで適切な能力を発揮できているかどうかとなります。

システム構築の品質評価のポイント10:セキュリティ(Security)

システム構築の品質評価に繋がるセキュリティとは文字のごとく、悪意のある操作や不正アクセスからデータをどれだけ守れるかどうかです。

これらのセキュリティはある程度開発してから導入するのでは遅いので、要件定義や設計の段階で診断して実施する必要があります。暗号化はどうするのか、アクセス制御はどうするのか、認証機構はどのような物が良いのかなど、先に決めておきましょう。

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プログラミング工程での品質評価のポイント

システム構築の品質評価のポイント10|システム開発の成功の指標QCD
プログラミング工程で品質評価をすることは少ないのですが、品質の低いコードはそれだけでトラブルに繋がりやすくなるので、確認は重要でしょう。

特に嫌われがちなのがぐちゃぐちゃになってしまっているスパゲッティコードというものです。スパゲッティコードは作っている本人も何を伝えたいのかわからない代物ことが多いですが、できる限り単純にしましょう。

設計指針があやふやだとスパゲッティコードになりやすいので要注意です。

テスト工程での品質評価のポイント

システム構築の品質評価のポイント10|システム開発の成功の指標QCD
プログラミングが終わったら単体テストや結合テストによってまともに動くかどうかを必ず確認します。そこをクリアしたら最終的に動かす環境で行う受け入れテストを行いますが、そこでの評価が納品物の品質評価に直結します。

最後の運用テストは自社ではできないことがほとんどですので、テストを行ってくれるシステム会社選びがどれだけ納品する環境にマッチしているのかは徹底的に確認してください。

システム構築の品質評価のポイントについて理解を深めよう!

システム構築の品質評価のポイント10|システム開発の成功の指標QCD
品質評価という言葉を聞くとどうしてもお客様からの声のみを意識してしまいますが、それはあくまでも最終的な評価なので発注者側でも必ず品質評価をする必要があります。

特に複雑なシステムになればなるほど品質評価の難易度も上昇してしまい、見えない部分も多くなってしまいますので、できる限り簡易化することを常に意識してください。

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