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2019年10月07日

ジャスラック作品データベース検索項目|ジャスラックの管理状況11個

ジャスラック(JASRAC)とは、日本音楽著作権協会の略称で、一般的に商業販売されている日本の音楽著作権を管理する団体です。管理されている作品データベースがあり検索項目が充実しています。またジャスラックの管理状況に関する11個の項目についてご紹介します。

ジャスラック作品データベース検索項目|ジャスラックの管理状況11個

ジャスラックとは

ジャスラック(JASRAC)とは、一般財団法人日本音楽著作権協会の略称であり、その業務内容を簡単に言えば、音楽に関する作詞家や作曲家などからの楽曲の著作権を預かって、それを利用してさらに金利へと還元させるための団体のことを言います。

日本と海外で販売されている音楽の権利を一手に管理している老舗団体として知られています。今回はそんなジャスラックについて、管理状況を中心にしながらご紹介します。また検索用のデータベースの項目などにも触れていきます。

膨大な数の管理楽曲をデータベース化

日本では毎日数々の音楽が世の中に登場し実演されたり販売されています。ある一定量以上の商業販売を試みる時には、その音楽に関わる各権利を管理保護するためにジャスラックへ登録するのが常とされてきました。

ジャスラックに登録された音楽は、J - WID(ジェイ・ウィッド)呼ばれる検索データベースにて検索ができます。著作者などからの届出、外国音楽著作権管理団体による資料、利用実績などを基にして作品データが管理されて検索データベース化されています。

演奏・放送・録音・ネット配信などで利用出来る音楽

ジャスラックに登録する音楽とは、商業的に演奏や放送事業などで使用、もしくはネット配信などでも利用すると判断されたものを取り扱い、それらに派生する著作権についての管理と保護をします。

世の中に広く紹介される商業音楽のほとんどはジャスラックが実質的に管理している現状です。ただし法改正で、NexTone(イーライセンスとJRC)という別な管理団体でも著作権保護が認めらています。ジャスラック管理の楽曲は検索データベースにて検索が可能です。

簡単な手続きと適正な料金で著作権の手続きができる窓口

作詞家や作曲家を代表とする音楽制作クリエイターとって、自分たちが送り出した楽曲がどのような形で聞かれ利用されているのかは不透明です。

それについての印税がどう支払われるかが分からないと、すべて自分で管理できる範疇でしか把握できません。

そこでジャスラックへ登録すれば、検索データベース化はもちろんのこと楽曲権利の管理代行をしてもらえます。作家にとって適正な料金や公平な見解で著作権管理をしてもらえます。

ジャスラックの管理状況11個

音楽を作って社会に紹介するということは、その製作に関わったアーティストや作家などへ、楽曲の印税という形で還元されなければフェアではありません。利用者側からすれば無料配信などは確かにお得ですが、そればかりが横行しては音楽業界が成立しません。

では、実際にジャスラックに手音楽著作権とはどのように管理されているのか、簡単に触れてまいります。現在、ジャスラックにて管理されているのは、以下の音楽に関する権利です。

ジャスラックの管理状況1:演奏権

演奏権とは、著作権法22条にて「公衆に直接聞かせることを目的に演奏する権利」として定められています。入場料を取るコンサートなどでは演奏する側への権利として保障されています。

ジャスラック上での演奏権使用料については、国際ルールに則って1曲の使用料の少なくとも1/2が作詞者や作曲者の取分となることが掲載されています。

ジャスラックの管理状況2:録音権

録音権とは、著作権法上定められ、実演で音を物に固定する「録音」という複製が発生する際に関わってきます。また、画像や動画でも「録画権」があります。著作権法第 91条にて「実演家は、その実演を録音し、又は録画する権利を専有する」とあります。

ジャスラックでの録音権使用料については、多くの場合は海外と国内で扱い方が変わります。現地における取分の100%を現地の音楽出版社所有しています。

そこで外国団体は使用料を現地にて分配し、外国団体から受け取った分配使用料を、直接日本の音楽出版社に送金する仕組みです。海外の楽曲の場合は、先に現地にて分配されるということです。

ジャスラックの管理状況3:出版権

出版権とは、著作権法上での権能の一つで、ある著作物を印刷・刊行できる独占的・排他的権利のことを指します。つまり書籍などを出版や発行する場合に生じる権利です。

ジャスラックが管理する出版権については、著作権管理する音楽作品(JASRAC管理作品)などを、広告に利用する目的で録音物・映像ソフト・出版物などに複製した場合、それらの出版物に関しての容認が必要となってきます。

ジャスラックの管理状況4:貸与権

貸与権とは、一般的にレンタルCD、ビデオレンタルなどを行っている各事業に対する著作権法上での権利や取り決めについて述べています。

ジャスラックの場合、CDを中心とした商業用レコードを貸与する場合、その使用料について一施設を単位として算出し、年間の包括的利用許諾契約を締結していくことになります。

ジャスラックの管理状況5:ビデオグラムへの録音

ビデオグラムとは、一般的なビデオソフトやBlu-rayなどを含めた映像ソフトの総称です。日本では、通称的にビデオと略されて親しまれています。ジャスラックでは、ビデオグラムに関する規定を、宣伝や広報などの広告目的での上映、配布などする制作物への録音をする場合に設けています。

例えば店頭、イベント会場、デジタルサイネージ用の宣伝映像として利用するには許諾が必要です。よって、個人が趣味や娯楽の上でビデオ録画してやり取りすることには言及されていません。

ジャスラックの管理状況6:映画への録音

映画録音とは、文字どおり映画として製作す場合のことを指します。また、既存の映画上映の会場で無断で録音や録画をすると違法になることなども含めています。

ジャスラックでは、日本国内にて製作(録音)・上映する映画に関しては、「映画録音」「映画上映」の2つの利用許諾の申し込みをする必要があります。

ジャスラックの管理状況7:広告目的で行う複製

広告目的で行う複製と呼ばれるものは、一般的にはテレビCMなどでの送信用録音などを指します。

ジャスラックでは、宣伝、広報などの広告目的で制作する録音物・映像ソフト・出版物などに音楽作品の複製を利用したい時には、その著作権処理として、制作にあたっての複製と、制作物を提供する段階(上映・演奏)それぞれに手続きをする必要性があると謳っています。

ジャスラックの管理状況8:ゲームに供する目的で行う複製

動画を含む映像を伴うゲーム、またはゲームセンターなどで利用を目的とした業務用ゲームで、ジャスラックにて著作管理している作品を利用する場合は、国内外作品に関わらず楽曲ごとに委託者(著作者または音楽者など)に連絡が必要です。

利用の可否を確認し、著作物使用料の額を取り決めておく必要があります。その上でジャスラックへの申請をしていくという流れです。

ジャスラックの管理状況9:放送・有線放送

ジャスラックでは、有線放送を含めた放送事業に対する著作利用についての取り決めもあります。NHK(BS放送・国際放送を含む)、民間放送(地上波)各社、衛星放送(CS・BS放送各社)、放送大学学園、有線ラジオ放送の行う放送については、各社との年間包括契約を提携しています。

これは放送事業者の行う放送、放送を目的とする番組に録音する放送用録音の許諾をする業務です。

ジャスラックの管理状況10:インタラクティブ配信

インタラクティブ配信によるジャスラック管理の楽曲を利用する際も使用料を支払うことになります。使用料は、包括的利用許諾契約を締結する場合と、包括契約しない場合の二つがあります。

法人や団体で契約する場合は、包括契約が主になるでしょうけど、個人でのインタラクティブ配信などの場合は、個々の手続きによる楽曲ごとの使用料支払い基準に則って行われます。

ジャスラックの管理状況11:業務用通信カラオケ

現在、一般的に飲食店などに設置されているカラオケ機器については、ほとんどがジャスラックの管理の下で行われています。業務用通信カラオケでの使用料およびカラオケ使用料については、店舗で楽曲がリクエストされている利用状況に応じながら、楽曲の権利者へと分配される仕組みになっています。

また、通信カラオケ事業の場合は公衆送信権、カラオケ機器を設置しているスナックやバーといった店舗の場合は演奏権の範疇で権利が発生しています。

ジャスラック作品データベース検索項目

現在世の中に広く知られているポピュラー音楽などの原作や諸々の権利者などを調べる際に、検索データベースを利用すると分かりやすいとされています。例えばある曲のオリジナルはもとよりアレンジ版なのかどうかも確認することもできます。

ジャスラックにて一般公開しているJ-WIDという楽曲検索データベースを利用して調べることができます。曲名や作詞者・作曲者で検索すれば、原曲の権利状況、アレンジ版がある場合はその情報まで検索できます。

ジャスラック作品データベース検索項目1:作曲

ジャスラックの作品データベース検索J-WIDにおいては、検索項目の中に「作曲」と書かれている場合、その該当者が作曲者であることを示しています。また国内作品において音楽出版者が作曲者のみと契約している場合では「曲」と表示されています。

ジャスラック作品データベース検索項目2:作詞

ジャスラックの作品データベース検索J-WIDにおいては、検索項目の中に「作詞」と書かれている場合、その該当者が作詞者であることを示しています。また国内作品において音楽出版者が作詞者のみと契約している場合では「詞」と表示されています。もし作曲者・作詞者の両者と契約のある場合は空欄となっています。

ジャスラック作品データベース検索項目3:補曲

ジャスラックの作品データベース検索J-WIDにおいては、検索項目の中に「補曲」と書かれている場合、その該当者が補作曲者であることを示しています。

補作曲とは、原曲を作った作家とは別に、その曲の補助として共同に作曲していることを指し、それを行った人物が補作曲者と呼ばれます。例えば、子供が自分の鼻歌をオリジナルで作れば作曲ですが、その鼻歌をさらに音楽的な改良をした親がいれば、その親は補作曲したことになります。

ジャスラック作品データベース検索項目4:補詞

ジャスラックの作品データベース検索J-WIDにおいては、検索項目の中に「補詞」と書かれている場合、その該当者が補作詞者であることを示しています。

補作詞とは、原曲を作った作家とは別に、その曲の歌詞の補助として共同に作詞していることを指し、それを行った人物が補作詞者と呼ばれます。例えば、子供が自分でオリジナルな歌詞を作れば作詞ですが、その詞をさらに親が改良していれば、その親は補作詞したことになります。

ジャスラックデータベースを活用しよう

以上、ジャスラックの検索データベース項目、およびジャスラックの主な権利の管理状況などについてご紹介しました。いま世の中で聴くことができるメジャーな楽曲のほとんどはジャスラック管理下が大半です。

他にも著作権管理団単は登場していますが、まだまだ力不足でジャスラックと台頭するとまでは整ってない状況です。検索データベースを利用すれば、どの曲が誰によって作られているのかなど調べたい時に便利でおすすめです。

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