ハロー効果とは|ハロー効果のメリット3つとハロー効果デメリット3つ

マネジメント

ハロー効果とは

ハロー効果とは、対象の目立った特徴から勝手に評価をしてしまう現象のことです。

意識してアピールをすることで、もともとの能力よりも高く評価してもらえる場合があります。それによってどのようなポジティブな効果が見込められるのか、また、ネガティブな効果が出る恐れはあるのかご紹介していきます。

ポジティブハロー効果

ポジティブハロー効果とは一般的に発生しやすいハロー効果で、実際の能力より高く評価される現象を表します。

意識して明るい、元気な自分をアピールするために笑顔や大きい声で会話をすることによって相手に与えるイメージがポジティブなものに変わっていきます。

それに加えて身なりや清潔感のある髪型をしていることで、仕事ができる人であるというアピールにつながります。

ネガティブハロー効果

ポジティブハロー効果に対してネガティブハロー効果があり、マイナス評価と感じたときに他のものまで低く評価されてしまう現象を表します。

それまで一定の評価がされていても、一度でもマイナスのイメージを与えてしまうことが起こったら他の面にも波及する恐れがでてきます。

まさに「メッキが剥がれる」や「ボロが出る」などという言葉があるように、これまでの先入観を含めた高評価がすっかり逆転してしまうこともあります。

ハロー効果のメリット3つ

ハロー効果には自分を高く評価してもらうために必要な要素が詰まっています。

ハロー効果にはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここではハロー効果のメリットを3つご紹介してきます。

ハロー効果のメリット1:自分の才能や経歴をアピールして高評価

説得力のある経歴をアピールすることで、高評価を得やすくなります。

ハロー効果において他の人には無い才能や能力をアピールすることは、高い評価を得ることができる一つの方法と言えます。

せっかくの経歴や経験もアピールできなければ意味がありませんから、アピールはシンプルなものではなくなるべく説得力があるものが好ましいです。注意したいのは、結果だけではなく結果を出すためにどのような努力をしたのか伝えることも大切です。

ハロー効果のメリット2:信頼感や安心感を抱き打ち解けやすくなる

親しみやすい人柄を印象づけられれば、打ち解けやすくなります。

職場の人間関係は仕事の効率にもつながるために、円滑なやり取りができるに越したことはありません、そのためにも良い雰囲気づくりは大切です。

能力をアピールする前に親しみのある人柄であることや清潔感のあるところが伝われば、ハロー効果によってコミュニケーション能力の高さや育ちの良さを同時にアピールすることができるでしょう。

ハロー効果のメリット3:今まで悪印象をひとつの善行により払拭できる

これまでの悪行が、たった一度の善行によって覆ることがあります。

ドラマなどでよくある展開ですが、不良がいじめっ子を助けたりトラックに轢かれそうになっている犬をギリギリで助けたりすると印象が180度変わることがあります。

これまで厳しく怒られるばかりだったのが、たまに褒められると急に良い人に思えてしまうのが、まさにハロー効果の典型的な例の一つです。これまでの悪行が払拭されてしまう特徴もあります。

ハロー効果のデメリット3つ

ハロー効果にはポジティブな印象を与えるだけでなく、自身の負担になってしまう場合もあります。

ハロー効果にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。ここではハロー効果のデメリットを3つご紹介してきます。

ハロー効果のデメリット1:キャラが固定

ハロー効果を得るためのキャラクターを演じなければなりません。

ハロー効果によって親しみやすく明るいキャラクターの印象を与えるために、ノリのいいキャラやいじられキャラを演じなければならないので心に負担がかかります。

実際の人間関係だけではなくネット上のSNSや動画サイトでも自分と違うキャラクターを演じるためにリスクを冒してしまう場合があるので、あまりにも自分とかけ離れたキャラクターは注意が必要です。

ハロー効果のデメリット2:自惚れや慢心を生む

過剰に評価された自分の評判に慢心してしまうことがあります。

ハロー効果によって本来の実力以上に評価されてしまった場合に、自分自身が気づかずにできたつもりになる危険があります。結果として今までの評価がひっくり返る恐れがあります。

そうならないためにも、高く評価された自分の実力に追いつく努力を続けることが大切です。本来持っている能力を高めていくことで、周囲から過剰に評価されていた分を取り戻しましょう。

ハロー効果のデメリット3:身勝手な期待を押し付ける

多岐にわたって優れた才能があると思われてしまいます。

ハロー効果によってもともとの能力より高く評価されるまではプラスに効果が働いていますが、その一面から他の能力までも優れていると判断されてしまう場合があります。

万能に何でもこなせる人だという評価をされてしまうことによって、専門外の仕事まで任されるなど弊害が出てきます。そうなると元の仕事にも支障が出てくるので、過度な期待をされて苦しむ場合もあります。

人事評価のハロー効果

人事評価に影響を与えるハロー効果もいくつかあります。

ハロー効果にはポジティブなものとネガティブなものがありますが、それらの特徴を知っておくことで人事評価にも利用することができます。

拡大評価

アピールした能力を拡大評価されてしまう。

例として、「英語が得意」とアピールしたところ「グローバルに活動できる」と評価されて海外で活躍できると解釈されてしまうといったことです。

「英語が得意」ということが必ずしも、「世界を飛び回って活躍できる」ということではありません。企業側が勝手にイメージしてしまっただけなのですが、アピールする場合はもっと具体的にする必要があります。

過去の経歴で判断する

過去の失敗が現在の実力と思われてしまう。

過去の職歴で携わった仕事から能力をある程度評価するのは当然ですが、当時うまくいかなかったからといって現在もそうであるとは限りません。

しかし、人事担当をする人によっては過去の評価をそのまま現在のものとして判断してしまう場合があるのでアピールには注意が必要です。

外見から判断

評価ポイントを上げるためには身だしなみも大切です。

見た目は取引先との交渉をする上で重要なポイントです。身だしなみが整っているだけで人間性やコミュニケーション能力が高く評価される場合があり、さらに言葉遣いや仕草によって高く評価されます。

ハロー効果の意味をよく知ろう

ハロー効果のメリットとデメリットを理解してうまく活用しましょう。

ハロー効果には職場の雰囲気を良くしたり、信頼や信用を厚くする効果が期待できます。しかし、扱い方を間違うと過剰に評価されてしまい自分を追い込んでしまう場合もあります。

ハロー効果をうまく活用するためには自分をよく知っておくことが大切です。また、高く評価されていても毎日の努力で評価に並ぶだけのスキルを身につけることも忘れてはいけません。

タイトルとURLをコピーしました