ITエンジニア向け!英語教材の選び方
英語に関する教材は星の数程存在しているので、自分にぴったりのものを見つけるのは難しいかもしれませんね。まずは、教材選びの際のチェックポイントについて、ご説明していきます。
教材選びにおける最も重要なポイントは、内容です。誰をターゲットにしているのか、どのくらいのレベルを対象にしているのか、何を学べるのかなどを確認してから購入・活用することで、「やってみたけど、思っていたのと違った」という失敗を未然に防ぐことができます。
また、英語と言っても、職種や分野によって、習得すべき内容が異なります。ITエンジニアの場合は、ITに関する英単語などを習得必要があるので、教材を探す場合はITやエンジニア職に特化したものかどうか、確認することをおすすめします。
最後に、ボリュームや価格もチェックしておくと良いでしょう。価格に見合った内容か、自分が学びたいことがしっかり学べそうなボリュームかなど。また、あまりにもボリュームが多いと、挫折の原因になる可能性もあるので、自分が最後まで目を通すことができそうな量かどうかも、考えてから活用しましょう。
ITエンジニアにおすすめの英語教材5選
それでは、ITエンジニア向けのおすすめ英語教材をご紹介していきますね!
エンジニアのための英会話超克服テキスト―実戦!テクニカル・ミーティング
「ITエンジニアの為の英語」をコンセプトにした教材です。前半・後半で教材の方向性が異なり、前半はITエンジニアがよく使う単語やフレーズがまとめられています。また、20年以上も、エンジニアとして輸出や技術面の指導をしてきた筆者による、トピックなどが掲載されているので、楽しく読み進められるでしょう。後半は、エンジニアとして遭遇しやすい状況やシチュエーションがまとめられていて、より実践的な内容となっています。
・出版社:オーム社
・著者:平井通宏 (著), フランシス・J. クディラ (著), Francis J. Kurdyla (原著)
・価格:2592円(2016年3月3日現在)
・ページ数:204ページ
プレゼンを100%成功させる!! ITエンジニアの英語
IT業界をターゲットにした、英語の教材です。この本は、実践を重視しており、IT業界で使う英語のフレーズを実例などと一緒にまとめています。プレゼンやメールなどで使えそうなフレーズばかりなので、「すぐにでも英語を使ってプレゼンなどをしなければならない!」という方にもおすすめです。
・出版社:秀和システム
・著者:板垣 政樹(著), 小坂 貴志 (著)
・価格:2160円(2016年3月3日現在)
・ページ数:271ページ
スティーブ・ジョブズに学ぶ英語プレゼン
誰でも1度は名前を聞いたことがあるであろう、スティーブ・ジョブズ氏のプレゼンをベースに、英語圏へのプレゼンで使えるフレーズや、ポイントを学んでいく教材です。ステーィブ・ジョブズ氏が実際にプレゼンの際に使った表現だけでなく、応用例なども掲載されているので、英語でIT関連のプレゼンをする力が身につくでしょう。ただし、ある程度英語に慣れている方向けの内容です。また、日常会話に関する内容はあまり含まれていないので、その点は注意した方が良いでしょう。
・出版社:日経BP社
・著者:上野陽子
・価格:1728円(2016年3月3日現在)
・ページ数:200ページ
ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法
著者自身も、かつては「英会話に疎いITエンジニア」だったそうです。そんな著者ですが、約8カ月で、海外で講演を行えるようになったのだとか。約8カ月で英語を習得した際の勉強法に基づいて英語を学習できる教材です。「音から学ぶ英語」をテーマにした内容なので、プレゼンや英語圏のクライアントと会話をすることが多いエンジニアに、特におすすめです。
・出版社:日経BP社
・著者:牛尾剛
・価格:1512円(2016年3月3日現在)
・ページ数:224ページ
エンジニアのための英文メールライティング入門
「技術的な情報を英語でどのように表現するか」悩んだことがあるITエンジニアもいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時におすすめなのが、この教材です。「技術情報を英文でメールする」ことをコンセプトした書籍で、さまざまなシチュエーションに対応した例文が豊富に掲載されています。また、同義語などの絶妙なニュアンスの違いについても丁寧に説明されているので、「書く為の英語」を学びたい方におすすめの1冊です。
・出版社:朝日出版社
・著者:上田秀樹
・価格:1836円(2016年3月3日現在)
・ページ数:184ページ
目的や状況に合わせて教材を使い分ける
いかがでしたでしょうか?今回、5冊のITエンジニア向けの英語教材をご紹介しましたが、それぞれに特徴がありましたね。同じ英語教材でも、日常会話をテーマにしたものや、プレゼン・スピーチの為のもの、ライティングに特化したものなど、コンセプトはさまざまです。その時の目的や状況に応じて、何冊かの本を使い分けながら英語を学んでいくと、より効率的に学べそうですね。